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Koo's Cafe NewsPaper

アボリジニーの生活状況




実際のところ、アボリジニーがどのような生活を送っているのか、あまり私たちは詳しくありませんが、アボリジニーの生活状況を書いたレポートを見つけたので、簡単に訳してみます。

4年前の洪水によって、アボリジニーのコミュニティーの一つである、Beswickでは、たいへんな被害を被りました。ノーザンテリトリーのKatherineから、車で約1時間のところで暮らすこの部族は、洪水により8軒の家を失ったそうです。数だけを見ると少なく聞こえると思いますが、1軒に平均して18人、多いところでは30人に達しようとしているのです。現在においても、状況はあまり好転せず、13軒が新築中であるが、それでも、平均15人が一つの家に住んでいる状況である。

政府の1、200の部族を対象にした調査により、Beswickよりひどい環境で生活をしている部族が多数いることが明らかになりました。495の部族では、子供たちが小学校に行くのに、毎日25kmも行き来し、さらに、136の部族では100kmを越している。約30%の家屋が、早急な改築又は新築が必要となっている。51の部族では、下水道のシステムが無く、500の部族においては、病院から250kmも離れている。

進歩が、ないわけではない。92年の時点では、運搬による水に頼っていた部族が56あったのに対して、現在では、たった1つになっている。たくさんのお金が部族たちの為に使われてきたが、現状はまだまだ足りないということである。

オーストラリアの都心部に住んでいると、なかなか分からないものです。まるで、すべての人がすばらしい環境で暮らしているような錯覚に陥りますが、アボリジニーの数多くの部族には、まだまだ、最低限の環境も備わってないようです。

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