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豪州は、移民の国です。そのため、たくさんの国と地域からたくさんの人種が集まります。その中にには、オーストラリアの国籍を持たない人も多いのです。この話は、外国籍をもつ人と結婚し、子供をもうけて離婚したオーストラリア人の話です。 離婚時の裁判で、子供の親権は、母親が勝ち取り、男の子はオーストラリアに残ることになりました。そして、男の子の父親は、外国籍であったために自分の国に帰っていきました。その後、事件は起こりました。父親が子供を連れて旅行に行く事になりました。母親には、文章で子供は絶対に返す約束をしてです。しかし、その父親は、息子を母親の元に返さずに、自分と一緒に生活しようとしました。もちろんこの行為は、誘拐です。このことは、母親にものすごいショックを与えました。そして、母親は息子を取り返すことを決意します。手段は、問わずに。 母親は、元軍人の助けをかりて息子がいる島に行き、リサーチを行った後に再度の誘拐を決行する。息子が、父親の母と一緒に町を歩いているところを、息子だけを捕まえて、オーストラリアに戻ってきたのである。 実際、母親が起こした誘拐は、子供にも父親の母にも、大きな精神的ダメージを与える事になる。現場は一時騒然とした雰囲気となった。その後、子供の父親は、この時の騒ぎで息子の祖母が負ったダメージの弁償を要求することになる。泥沼の展開である。 法的手段による平和的な解決は、なぜ図られなかったのだろうか。実は、裁判によって父親は、子供を母親に返す義務を負っていた。しかし、その執行力を欠いていたのである。結果として、母親が子供を連れ戻す以外に方法がなくなってしまい、誘拐のような形で息子を連れ帰ることとなった。しかも、母親には、自分が悪い事をしたという気が、まったく見られないのである。このような形になってしまったことは、仕方が無い事で、元をただせば父親が、約束を破ったことにあると主張している。この子供には、自分がどちらで生活をしたいか決める権利もなく、親や家族もこの子供がかわいいのでる。遠く離れているために、頻繁に会う事もできず、国が違っているためにたくさんの問題が起きる。しかしながら、この子供にとって最善を尽くすのが親の務めではないだろうか。これ以上の泥沼にはまり込まないことを願うばかりである。 |