速さを求め、アクセルをあける。

風を切る自分は、誰よりも速い気がした。

テールランプの流れる深夜のHigh wayを、音もなく駆け抜ける。

「俺に追いつける奴はいない」そう思った。

そんな気持ちの中、いくらスピードを出そうとも、

越えられない何かを感じた僕は、

その何かを越えたいと思う。

何かを越えるために命まで賭ける

金属のボディーに体をあずけて。

誰かを守るためでもない、

誰かを超えるためでもない

その何かを知りたいが為に

僕は走りつづける。

すべてを超えた、NAKED SPEEDを求めて




go to the naked speed