☆第7話・おー君自殺未遂?の巻

シマリスを2匹も飼うとさすがに鳥小屋では狭くなってくる。

そこでペットショップに新しい小屋を買いに行った。

ペットショップにはいろいろな物があって面白い。

いろいろな商品を見ていると

(゜ロ゜) オォォ! なんとシマリス専用の首輪と鎖が売っている。

犬の首輪の超ミニチュア版と思っていただければ想像がつくと思う。

いつも部屋の中だけで遊ばせるのも、かわいそうだしなぁ・・・

近くのK公園に連れて行けば注目の的じゃん。(‾ー‾)ニヤリ

シマリスの散歩をしている人なんて見たことないぞぉ。

などと思いついつい衝動買いをしてしまった。

さぁ家に帰っていよいよ小屋のお引越し!

巣箱を移動してエサ入れを移動して水のみを移動して

それからシマリスの移動。なんとまぁ簡単な引越しなのだろう。

わずか数分で引越し完了!

さぁ買ってきた首輪をつけよう。こういう時に犠牲になるのは

いつも人間馴れしているおー君である。

おー君をしっかりと押さえて首輪をつけてみた。

うぅぅ かわいすぎる・・・

これはいいぞと思いつつおー君を小屋に戻す。

茶色い体に赤い首輪いい感じだぁ・・・

しばらく眺めていると重大な欠点に気付いた。||||||(;‾∇‾)

シマリスは頭が小さいので首がわかりにくく首輪が抜けやすいい。

そのためにちょっときつめに首輪をつけなければならないのだけれど

そうすることによって大事な頬袋がまったく使えなくなってしまうのだった。

人間には頬袋が無いので頬袋が使えないとどれほど不便なのかはわからない。

でもきっと頬袋が使えないとものすごく不便な気がする。

仕方なく首輪を外してあげることにした。

さぁこの首輪をどうしよう。せっかく買ってきたのだし・・・

よし小屋に吊り輪みたいにぶら下げてシマリスのおもちゃにしてあげよう。

きっと喜ぶはずだ。

しかし、そう思い通りにはいかないもので

まったく興味を示さない。

まぁいつか興味を示すだろう。そう思ってそのままにしておいた。

しばらくたってリス小屋が異常に静かなことに気付いた。

(⌒ー⌒) 夕方だし、もう寝たのかなぁ・・・

と思ってリス小屋を見てみると

 (  ° ▽ ° ;) エッ

おもちゃのつもりで吊り輪みたいにぶら下げていた首輪に

おー君が首を突っ込んでしまい首吊り状態になってもがいている。

うわぁ大変だぁと思い急いでリス小屋に駆け寄ったが

おー君はどうにか自力で脱出できた。

(≧≦) ゴメンヨーと言いつつ助かった安堵感もあって

さっきのおー君の格好が妙に笑えた。ヾ(_ _。)ハンセイ…

こうして、たった数時間で役目が終わった決して安くはない首輪と

首輪のために自殺未遂してしまったおー君の長い1日でした。。。


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