第6回 扇状地マラソンINにゅうぜん
1998年11月15日
(ハーフマラソン)


 


 テーマは『平坦な田園ってこういう所だよ!』である。
 
 扇状地ってすごいと思った(何が?)。先週の高岡万葉マラソンは平坦にダマされて大変つらかったが、 今回はホントに平坦だった。田園地帯だから吹き抜ける風が強くて気になったけど坂道ほどつらくなかった。
 
 平坦だから調子に乗ってオーバーペースになることだけ気をつけて走った。昨年は10㎞に出場して、 無謀なスタートダッシュの後、800メートルで力尽きて路上に嘔吐、そのままリタイヤという苦い経験がある。
 今年はゆっくりゆっくり、ゴールまでちゃんと走ろうキャンペーンである。
 
 前日受付という便利なシステムを利用したので、会場に到着したのがスタート15分前。
それから着替えをしたりゼッケンをつけたりしているうちにあっという間にスタート5分前。
慌てていたのでいつも持って走っているタバコ(休憩用)と千円札(途中でジュースを買う)を ポケットに入れるのを忘れてしまった。これでは指定の給水所でしか給水できないではないか!(←普通はそういうもんだ。)
 実は、タバコよりも千円札よりも大事なものを忘れて走らなければならなかったのである。時計
時計がないとペースがわからないし、あとどれだけで走ればという目標も決められない。めちゃめちゃピンチである。
 
 ほとんど野生的な走りだった。走れるだけ走って、疲れたら歩いて。親切にも1㎞ごとに距離表示があったので、残りの距離だけは 把握できた。給水所では歩いて水を飲んでしっかり吸収してから走り始めるふてぶてしさ。
 
 1時間58分22秒。ついに2時間の壁突破である。