気がつくともう12月30日。明日で20世紀は終わりですネ。
大掃除も済んだし、HPも更新したし、明日はオールナイトで騒ぐ予定なので、今日中に20世紀にとどめを刺す、ことにしました。

20世紀は、自分にとっては20歳になるまでの踏み台でした(嘘)ええ、成長期とぴったり重なってます。ピタピタ。
まず、私の生まれた年1980年から。思い浮かぶのは、経歴のとこにも書いたけどジョン・レノンがダコタハウスで撃たれた事件ですね。他には・・思い出せることがない・・。生まれたばっかじゃしょうもないか?

抽象的になってしまいますが、社会現象などから。まず、「喫煙」について。


煙草は、コロンブスが新大陸(アメリカ)から15世紀に持ちかえり、ヨーロッパで大流行したのが起源、とされてます。イギリスなんかではパイプ紳士のシンボルとされてたそうです。1880年代、シガレット(紙巻タバコ)が生産されたのをきっかけに今のような喫煙のスタイルが確立されました。
今は喫煙が、非喫煙者に及ぼす影響が問題視され、禁煙の傾向が強まっています。ちなみにうちの大学も後期から禁煙化が進み、大学構内での喫煙が制限されるようになりました。
人類は喫煙の習慣を完全になくすことができるのか?ヨーロッパ諸国でマリファナは合法化される動きがあり、喫煙の習慣はなくなるとは思えない。
誰かに話したことあるけど、またこの話しを。

ロシア、露仏戦争の時代。ある大作家が自分の遺稿とも言える大作を書き上げた。彼の寿命はもう尽きる。
原稿を書き上げた疲労で作家はぐったりしていた。煙草を吸おうと思ったが、肝心の煙草を巻く紙がない・・何せ戦時中。
彼の目に止まったのは、今書き上げたばかりの原稿。
ためらうことなく彼は原稿を破くと、煙草を巻いて吸った・・・。

いいんじゃないですか?

次は・・・「タトゥー」。タトゥー=入れ墨というものは,部族社会の人々が自然の力を自分たちの願望に惹きつけようとして,シンボルを自らの身体に消えないかたちで刻印したことが始まりとされている。入れ墨は,呪術的装身具として,ステイタスや身元の確認として,性的成熟や婚姻などの成人としての通過儀礼(痛みを伴う入れ墨は,成人として社会規範を身体に刻み込むという通過儀礼的性質がある)として,各民族に広範囲にみられるものであった。
入れ墨の風習がない社会で行なわれるそれは,基本的には刑罰と奴隷の印だった。ナチの収容所でのユダヤ人等へ通し番号の入れ墨をしてたのは有名である。
そんな経歴をもつタトゥーではあるが、入れ墨がもつ反体制的な匂いに惹かれたロックミュージシャンがそれをファッションとして取り入れ、若者の間で広まった。
個人的にタトゥーについて。
蝶とかのタトゥー、背中なんかにあったらかっこいいかもしれないとかは正直思いました。でも、うえのようなタトゥーの意味を知りながら自らもタトゥーと入れる気分にはとてもじゃないがなれない。


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