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「福島県っていいところですよねえ」

ドミンゴス温泉ツアー'99 in 浜名湖かんざんじ温泉


◎行きのバスにて・その2



全員がぞろぞろとバスに戻って間もなく、一休さんが乗車。またも大拍手!
バスが動き出してからしばらくして、一休さんがこちらを向いた。そして、あいさつ。ひとことひとことに対して車内に「イェーイ」の声が返ってくる。そして、
「ビデオ観ますか? それとも僕の入院話を聞きますか?」
一休さんがきくと、車内のあちこちから「入院話!」と返ってくる。
「じゃあ、ビデオを観たい人!」
手が挙がらない。ビデオは観たい、しかし入院話はもっと聞きたい、といった様子。
「じゃあ、入院話でもしますか。話してる内容が支離滅裂になるかも知れないですけど(笑)、わからない人は手を上げて質問してくださいね」

そんなわけで一休さんがいくつか入院していたときのエピソードを語る。同室になった人達の面白い話、仲良くなった暴力団の組長さんの話、レコーディングに参加するために外出したときの話、など。

そのあと、ファンからの質問を受けつつ話をする。私もちょっと質問するも、緊張のあまり言葉がまとまらなくてうまくしゃべれず、やや恥ずかしい思いをする。

それからちょっとして、話の中で一休さんが「自分の母親が福島県の喜多方市出身だ」というような話をした。私は思わず「え? 福島県喜多方市!?」と声に出して驚いてしまった。すると、
「福島県から来た人いますか?」
と一休さんが聞いたので、「私の他にも数人はいるだろう」と思い、別にそこまで緊張することもなく手を挙げると、なんと、私だけ。
「福島のどこから来たんですか?」
「本宮町っていって、郡山の一つ北にある町です」
「はああ。福島県っていいところですよねえ」
「いいとこですよー(喜ぶ)。でも、マイナーなんですよねえ・・・」
「そうかなあ? 俺はガキの頃よく喜多方に行ってたからそうは感じないけど」
・・・嬉しかったなあ。一般に福島って福井とか福岡と間違われたりして、東北にあることさえ知られてなかったりするので、一休さんにそう言ってもらえたのはほんとに嬉しかった。あたし、福島に生まれてよかったあ。この時ほんとにそう思った。

なんてことで喜んでいるうち、バスはかんざんじ温泉に到着。パルパルの観覧車も見えてきました。

今回お世話になる遠鉄ホテルエンパイアに到着。荷物をおろし、ロビーに集まって今後の日程を聞き、パルパルの入場券をもらって自分の部屋へ。

部屋に入ると、私と、7月の仙台でのライブで知り合った人と、初対面の人3人の、合わせて5人の部屋。そうか、思えばこの3人はバスで私の後ろに座ってた。そんで、海老名SAでノブさんがいたずらで彼女達が戻ってくる前にその席に隠れてて、ノブさんに驚かされてたっけ。
まずいろいろとドミ談義に花を咲かせて、ひとしきり話してから自己紹介。このとき、今日が初対面の3人は一休さんのファンであることを確認。

その後私は別室の友人とパルパルへ行くため、一人部屋を出る。この時点でゆうに2時間は遊べるつもりでいたんだけど、友人の部屋でいろいろしゃべったりなんだりしたため、この日乗ったのはジェットコースターのみ。でもこれがすごかった。急降下あり、大回転あり、急カーブあり。絶叫マシーン好きの私、かなり楽しかった。




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