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「かいさぁーん!」

ドミンゴスファンの集い in L.A.


◎最終日・帰りの飛行機にて



モーニングコールの鳴る5時45分。私もマミちゃんも既に目覚めていました。マミちゃんは私より早く起きて、先にシャワーを浴びてしまってました。私もそれに続いてシャワーを浴びました。
今日でL.A.での生活は最後、今日でこの旅行は終わりだと思うと、部屋を出る支度をしていてもなかなか気が進みませんでした。でも、気が進まないからとのんびりしている暇もありません。何せツアーデスクへの集合時間は7時。朝食をとる暇もなく、マミちゃんが日本から持参してきたチョコレートをごちそうになるだけでこの日の朝食を済ませてしまいました。そうでなくても、食欲はあんまりなかったし。それは「今日で旅行が終わる」という気の滅入りから来ていたのか、それとも逆にこの旅行の間の気の高揚から来ていたのか、それとも合わない食事をずっとこの旅行中続けていたせいなのか、理由はよくわからなかったけど。

私達の用意もだいたい済んだ頃、エミちゃんが部屋にやってきて、一緒に1階に下りました。まだ渡せていなかったメンバーへのプレゼントを持って。
1階に下りて休憩フロア(みたいなところ。けっこう広い)に行くと、ノブさんと一休さんに会えました。そこでエミちゃんは、「これに血のりでもつけたらかなりブキミですよぉー」と、2日前の昼のフリータイムの時にメルローズアベニューで見つけたという例の(エミちゃん・マミちゃんいわく)ホラーグッズをノブさんに渡しました。
気持ちの悪い触感の手首人形を見て「ありがとーう!」と言ったノブさんでしたが、「このボタン押してみてください」とエミちゃん・マミちゃんに言われ、言われるがままそのボタンを押してみてその動きを見て唖然(笑)。ノブさんもきっと悟ったんでしょう、その動きからしてそれはあきらかにホラーグッズではないということを・・・(爆)。
それを見て何と反応してよいのかわからなくなったのか、ノブさんはしきりに「吉田くんほら見てっ、この人形気持ち悪いよぉ」とその人形をういんういん動かして一休さんに見せていました。それを見た一休さんはとにかく笑ってました・・・。そんな4人の様子を見ていた私も、ただただ笑うばかりでした(笑)。

全員ツアーデスクに集まったところで、バスに乗り込むことに。
バスに乗る前に、エミちゃんとマミちゃんが一休さんに「一緒に写真に写って欲しい」とお願いしました。しかも戦隊モノでお願いします」と・・・(笑)。一休さん、変な注文にもかかわらず(笑)快くOK。エミちゃんに「一緒に写りたい人ー」と誘われ、私とはっちゃんも写る事に。
エミちゃん・マミちゃん・はっちゃん・私、そして一休さんの5人で、「おやじ戦隊おやじマン」(←エミちゃん命名(笑))のポーズ。それぞれ思い思いに「おやじマン」のポーズをとりました。一休さん、そのポーズじゃ宮尾すすむです・・・(笑)。

このあと全員バスに乗り込みロサンゼルス空港へ。
バスの中で、須磨さんが、この5日間を振り返るようにいろいろと話をしてくれました。それを、私はぼーっと聞いていました。初めてアメリカの地に降り立って、バスに乗ってロサンゼルス空港から出てあちこち観に行った事なんかをいろいろと思い出しながら。
あの日は天気のよい日でした。道路の両脇に生えている南国チックな並木がとてもきれいでした。でも、あの日とは逆にロサンゼルス空港へと向かっているこの日は曇り空。少し肌寒さを感じるくらいでした。

ロサンゼルス空港に着き、バスのトランク(?)から大きな荷物が降ろされました。それを、自分のもの人のもの関係なく一生懸命手伝う一休さん。その様子を見た私達も、一緒になって荷物を分けました。今回の主役自らすすんで荷物の上げ下ろしを手伝うなんて、なんて偉い人なんだろう・・・と、尊敬の念を抱いたのを憶えています。
荷物が全部降ろされたところで、それぞれ自分の荷物を持って建物の中へ。チェックインカウンターで須磨さんと佐藤さんが手続きを済ませてくださっている間、私達はロビーでぶらぶらしていました。ここでもまたノブさんの写真を撮らせてもらったり、あと、でっちさんと一緒に写真に写らせてもらいました。去年の温泉旅行では、メンバーとしか一緒に写真撮らなかったからなぁ・・・。今回は、赤坂社長ともでっちさんとも一緒に写真を撮らせてもらい、とてもうれしかった。
そうそう、一休さんとも空港で写真を撮って欲しくて、「一緒に写真お願いしたいんですけどいいですか」と聞くと、「タバコ吸いたいからじゃあ外で」と言われ、外に出ました。
外に出て、私が自分でカメラを持って、その手を遠くに伸ばしつつ自分で撮影しようとしたんですが、レンズと対象物が近すぎるせいか、なかなかシャッターがおりない。「あれ〜?」と、気まずい空気の中思わずカメラを叩くと、「叩くなよ叩くなよ!(笑)」と笑われてしまった。あー、すっごい恥ずかしい・・・。
なんて私が馬鹿をやってるうちに、外に一休さんがいるのに気づいた人達がぞろぞろ外に出てきてしまいました。あぁー・・・私って(泣)。結局、あとから来た人達が先に一休さんに一緒に写真を撮ってもらってました。そんでもって私も、自分でシャッターを押す事をあきらめて、別のファンの人にシャッターを押してもらいました。今度は当然一回でシャッターが下りました。それを見て一休さん、ニコッと笑って「下りたじゃん(笑)」。ああ、そんな笑顔で言われると・・・。そうです、さっき思わず叩いてしまった私が変でした(爆)。
一休さんに写真をお願いしていた人達は、今度は昨日撮った5ショット写真の下の余白部分(ポラロイドなので、写真の下に余白がある)にメッセージを書いてもらっていました。最初、その様子を見ていた私は、気恥ずかしさもあり、「私は書いてもらわなくてもいいや」なんて思っていたんですが、たくさんの人がメッセージを書いてもらってはうれしそうに建物の中に戻っていくのを見ると、私もここで書いてもらわないと後悔するような気がして、他の人達がほとんど建物に入ってしまった後、勇気を出して「私もお願いしていいですか?」とお願いしてみました。すると、一休さんは静かに微笑んでメッセージを書いてくれました。
書き終えたものを受け取って、私が「ありがとうございました」とお礼を言うと、また一休さんはニコッと微笑んでくれました。
書いてくれたメッセージを見て、なんだかすごいうれしくて、なんだかすごく「自分にはもったいない」というような気にさえなりました。他の人にはけっこうおちゃらけたかんじのメッセージを書いていたみたいなんですが、私の写真にはけっこう真面目なことを書いてくれていたので。多分、他の人より私が真面目っぽく見えるんだろうな、一休さんには。だからわざとああいうことを書いてくれたんだと思う。
てれくさいので、ここにはそのメッセージは書きませんが・・・って言っても、私の友達とかはみんなこの写真を見たので内容は知ってると思うんですが(笑)。

しばらくして、チェックインカウンターから須磨さんと佐藤さんが戻ってきて、私達は建物の奥に入りました。とは言っても、搭乗時間まではまだまだ時間があるので、それまではまたフリータイム。免税店で買い物に行く人や、飲み物を買いに行く人などいっぱいいたけど、私や私の友人はまた何をするでもなくチェックインカウンターの先の広場でしゃべっていました。
何人かでそうやってたまっていると、ヒデキさんが近くを通ったので、みんなで「こっちこっち」と呼び寄せました。ヒデキさんもとくに何と言うこともなく歩いていたようだったので、ヒデキさんも交えて何かして遊んで時間をつぶそうということになりました。
「ヒデキさん、何して遊びたいですか?」とこちらが訊くと、ヒデキさんは、
「何しようか? うーん・・・・・・。そうだ、じゃ、しりとりしよう!」
しりとり?(笑) しかも、「食べ物しりとりしよう。食べ物の名前しか言っちゃダメ」。面白すぎっすヒデキさん。
そんなわけで私達は、地べたにぺたっと座り込んで食べ物しりとりをすることに。最初のうちは順調に進んでいたしりとりでしたが、そのうちだんだんとネタ切れに。誰かのところで、「し」で始まる食べ物の名前を言わなくちゃいけなくなって、「えー、『し』で始まる食べ物なんてもう浮かばないよー。だめ、もう『しまうま』しか浮かばないもん」とあきらめかけると、なんとヒデキさん、
「じゃ、『しまうま』でいいよ! 大丈夫、しまうまだって食べられるって!」
なっ、なにーっ?!(笑) しまうま食べるなんて、どっかの先住民族じゃあるまいし(爆)。しかしヒデキさんのその一言で、そのしりとりはそのまま進んでしまいました・・・。さすがだよヒデキさん。あなたはうちらとは一味違うね(笑)。
そしてさらにこの他にも、ヒデキさんの珍解答は続く。ヒデキさんの番になったところで、次は「ぎ」で始まる食べ物。「ぎょうざ」はもう出ちゃったし、あと残っている食べ物と言えば「ぎんなん」くらいしか・・・。そこにいた全員がそう思っていたけど、それを言ってしまっては「ん」でしりとりは終わってしまう。まさに絶体絶命。しかしそこはヒデキさん、こちらが予想もつかないような型破りな答を出してきた。
「『ぎんなん』がだめなら・・・・・・『ぎんなんの入った茶碗蒸し』!」
なんですとぉーっ?!(爆笑) 「そんなんでいいんですか?!」と驚きまくる私達に、ヒデキさんは当然のように「いいんだよいいんだよ(笑)」。恐れ入りましたヒデキさん・・・。この解答で一気に盛り上がった私達がその後、ヒデキさんに続けとばかりに珍解答を飛ばしまくったのは言うまでもありません(笑)。

しりとりが終わった後もヒデキさんは、私達と一緒に写真を撮ってくれたりしました。
前にも書いたように(ディズニーランドレポあたりで書いたと思う)、ヒデキさんはけっこう面白写真好きのようで、私達の要求以上の面白ポーズを自分からすすんでとってくれたりしてました。この日ほどヒデキさんがサービス精神旺盛な人だと思って感謝した日は今までありませんでした・・・。

搭乗フロアに向かう前に、エミちゃんがヒデキさんに「これにサインしてください」と当時かなり物珍しかった二千円札を差し出しました。「えっ、これに? もったいないよ」とヒデキさんが驚くと、エミちゃんは、「いいんです。ヒデキさんがサインしてくれた方が私にとっては価値があるから」と言ってました。いいこというなぁ・・・。
二千円札の裏に源氏物語か何かの絵が書かれているのを見たヒデキさん、「この絵の横に一句」。その詠んだ句は、
空港で しりとりするも いとをかし
名作でございます。
この他にもさらにヒデキさんは、貴重な「ノブコン」の絵を描いてくれました。目の前でヒデキさんがノブコンを描いている事に私達一同感激! そんな私達の感激に応えてか、この日は本邦初公開「真上から見たノブコン」を描いてくれました。爆笑!! 一見ノブコンなのか何なのかわからないところがまたよい(笑)。

ヒデキさんと一緒に搭乗フロアにやってくると、既にフロアにいたミッちゃんに会いました。そこで今度はミッちゃんにもお札にサインをお願い(←誰がお願いしたかはちょっと忘れてしまった)。その際、ヒデキさんが二千円札に一句詠んでくれたという話(とその句の内容)をして、さらにみんなで食べ物しりとりをした話もしたところ、ミッちゃんも一句。
そんなヒデキが いとをかし
ミッちゃん、ナイス!!(笑)

フロアの端のほうでは、DFSギャラリアで買ったものの引き換えが始まりました。DFSギャラリアで買い物をした人が、列になって引き換えをしていました。私も初日にDFSギャラリアでコロンを買ったので、その列に並びました。
ノブさんとでっちさんも何かを買ったらしく列に並んでました。しかも、一回引き換えてもらった後に、また並びなおしてもう一度引き換えをしてました。よほどいっぱい買い物をしたのに違いない(笑)。

一休さんは遠くのほうで、一人座って本を読んでいました。その邪魔をしないようにと思ってか、誰一人そちらに行こうとしない様子でした。私も、行って話し掛けたい気持ちはありつつも、「邪魔をしては申し訳ない」という気持ちと「なんとなく行きづらい」という気持ちで実際に行きはしませんでした。
でもそんな中、一人の人が思い切って(?)一休さんに話し掛けに行きました。一人行くと、もうあっという間にたくさんの人がわっと一休さんを囲みました。ああ、さっき私が一人で悩んでいたのって一体・・・。でも結局私はその輪には加わらず(加われず?)、そのままその場にあった椅子に座りました。

しばらくしてヒデキさんが、「曲、途中まで出来たよ!!」と言って、私のそばで座っていたエミちゃんとマミちゃんを呼びました。どうやら二人はヒデキさんに「おやじ戦隊おやじマン」のテーマ曲の作曲をヒデキさんに依頼していたようで(なんて豪華な依頼!(笑))、その曲が途中まで出来たということらしく、この搭乗フロアで緊急レコーディングが行われることに。今回MDウォークマン(録再機)を持ってきていた私は急遽レコーディングスタッフに加わる事になりました。
フロアのすみっこまで4人で走り、そこでしゃがみこんでのひっそりしたレコーディング。その場でその曲はエミちゃんによって「哀愁のロサンゼルス空港」と名づけられました。
最初の部分をエミちゃんが作詞作曲したのを聴かせてもらったことはあったんですが、その先のヒデキさん作詞作曲部分を聴くのはもちろんみんな初めて。ついでにヒデキさんがおやじマンの曲を歌うのを聴くのも初めて(笑)。はたしてその出来はと言うと・・・かなり笑えます(笑)。ヒデキさん、自分で歌って自分でウケて、「くだらねぇ歌だな(笑)」と言っていました。でも、かなりこの曲がお気に入りの様子。
その後、録音した「哀愁のロサンゼルス空港」を他のメンバー3人にも聴いてもらい、そのコメントも録音させてもらいました。この時録音した「哀愁のロサンゼルス空港」、そして一休さん・ノブさん・ミッちゃんのコメントは、エミちゃん・マミちゃん・はっちゃんの3人で結成したユニット「さんでぃず」が旅行から帰ってきてからあらためてレコーディングした自主制作盤「哀愁のロサンゼルス空港」のサービストラックとして収録されています。マミちゃんが社長を務める「がらくた屋」レーベルからリリースされていますので、マミちゃんの開設しているHP「OH!ナイスデー!!!!?」へ行って問い合わせしてみると、運が良ければ入手できるかも知れません。

間もなく、飛行機へ搭乗する時間になりました。自分の席へ行くと、行きの飛行機では頭の先だけながらかろうじて確認出来たメンバーの姿が、今回はまるっきり確認できません。けっこうさみしい。
席につくと、近くの席のいなじゅんさんやはたのこづえさん、そしてごんぞうちゃん達が昨夜撮ったポラロイドのお披露目会をしていました。そんでもって、そばにいた私も「5ショット見せて!」と声をかけられたので、私も写真を見せることに。一緒に、いなじゅんさん達の写真も見せてもらいました。みんな、面白かったりうらやましかったりのいい写真になってました。ほんと、いい思い出ですね。

今回は、乗客全員が席につくと、行きの飛行機の時のように待たされたりすることはなく、すぐに飛行機は離陸しました。
日本を出発した時にはどきどきして窓の外を見つめたりしていた私ですが、今回は、旅行が終わるさみしさで少し落ち込んでいました。あと10時間したら日本に着いてしまうんだなぁと思うとなんだかブルーでした。

飛行機がある程度の高度まで昇って落ち着いた頃、先ほどのMDを取り出してみんなで聞きました。ヒデキさんが「♪お〜やじ おや〜じぃ〜♪」と歌う声と、それに対するメンバーの多少あきれまじり(笑)のコメントがかなり笑え、離れた席にいる友達にまでウォークマンを回して聴いてました。
自分のところにMDが戻ってくると、しばらくは何度もリピートしておやじマンの歌を聴いていたんですが、そのうち持ってきてあったドミンゴスの曲を聴きながら寝ることにしました。行きの飛行機では、失礼にも別のバンドの曲を聴いていた私でしたが、帰りにはやっぱりドミンゴスの曲が無性に聴きたくてたまらなくなっていました。
その後、機内食が運ばれてきたり飲み物が運ばれてきたりして何度か起こされたんですが、お腹はすいていないし眠いしでそれもめんどくさいばかりで・・・。楽しくて全然今まで気がつかなかったけど、実際かなり疲れてたんだなぁ、私。

ずーっと眠って過ごした10時間はあっという間でした。いつの間にか、あと数十分で成田というところまで飛行機は飛んでいました。「もうそんなところまで来てたのか」と思いつつ、目を覚ましてぼーっと外を見ました。
29日の午前にロサンゼルスを出た飛行機は夜を越えて日付変更線も越えて、30日の午後の日本の上空までやって来ていました。日本の空は、ロサンゼルスを出発した時の曇り空とはうって変わって快晴でした。

それから間もなく飛行機は、成田空港に着陸しました。
飛行機を降りてからターミナルまでは専用のバスで移動。バスの中は日本人ばかりで、バスの中に流れるアナウンスも日本語。5日間英語ばかり囲まれていたところで久しぶりに日本語に囲まれると、なんだか不自然な感じさえしました。たった5日間でもそう感じるもんなんだなぁ。
ターミナルに入ってから、入国審査のゲートでパスポートに入国スタンプをもらった後、荷物受取所で機内預けの荷物の受け取り、とは言っても私は機内に荷物を預けずに手荷物として機内に持ち込んだので、機内に荷物を預けた友達を待っていただけだけど。

それから税関を通って到着ロビーへ。全員が集まるまでロビーで待っていたんですが、その間も友人達はヒデキさんとしゃべってました。しりとりの一件から、ヒデキさんはますますアイドル化したようです(笑)。
全員が集まったところで、最後のあいさつ。代表して一休さんが、「本当に楽しい旅行だった」ということと「気をつけて家まで帰ってください」ということを簡単に言って、最後に「かいさぁーん!」であっさりとしめました。

私はここからどうやって高速バス乗り場のある新宿まで行こうかと、思い切って成田エクスプレスに乗ろうかどうしようかなんて悩んでいたんですが、結局、MA-ちゃんと一緒に途中まで京成線の特急列車に乗って行く事にしました。
他の交通手段で帰る友達と途中で別れて京成線の切符を買っていると、ノブさんが、空港へ迎えに来ていた山本さんと一緒に先に改札を抜けていきました。もしかして日本に帰ってきて早々ピキピカの打ち合わせが入っていたのかな。大変だなぁ。ノブさんは私達を見つけると、「気をつけて帰れよー!」と手を振りながら声をかけていきました。

京成線のホームまで来て、私とMA-ちゃんは発車の時間になるまでホームでしゃべっていました。途中、同じように京成線に乗って帰るファンの人達と会って、「お疲れ様でした!」と声をかけあいました。
発車の時間になって、電車に乗って成田空港を出発しました。途中でMA-ちゃんが電車を降りて、私もそれから何度か電車を乗り換えて新宿に着き、高速バスに乗って福島に帰りました。高速バスの中が冷房のききすぎで、眠ろうにもなかなか眠れず、ちぢこまって寝ながら帰りました。郡山駅にバスが着いてからまた電車に乗り換えて、それでようやく自分の住む町に帰ってきました。そして帰宅。長かった・・・。
家に帰ってから、親に「楽しかった?」と訊かれ「楽しかったよ」と応えはしつつも、さみしさと疲れとでそれ以上あまりたくさん話はしなかったように思います。その日はおとなしく寝て、翌日になっていろいろお土産話をしたんじゃなかったかと思います。

今回の旅行でもまた、旅行が終わってからの反動がつらく感じはしましたが、でも今回は、写真をいっぱい撮ってきたので鮮明に思い出す事が出来て楽しい気分でいられたのと、職場の人にたくさん思い出話をしたのとでだいぶ楽は楽でした。それに今回は、「終わってさみしい」と感じる以上のものをたくさん旅行中に得られたのかも知れません。
今回海外と言う事でかなり痛い出費ではありましたが、それだけの出費をしただけの貴重な体験がいっぱい出来たんじゃないかと私は思いました。本当に、いい旅行でした。


《END》




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