「俺、生まれ故郷を仙台に変えるよ！」

そして彼らは再登場した！ 上半身は、もちろんSUPER LOVERSとのWネームのTシャツでござる。
「ほんと、仙台最高だな！！ あのねぇ、どこの会場ももちろんいいんだけども、でもねぇ、今日は完全燃焼！」
おおっ、ノブさん！！ いつもそうやって仙台をほめてくれるのがうれしいよ！ もう仙台に住んじゃおうよ（笑）。
「それでそれで、どう？ このTシャツ！」
これがまた、レコードプレーヤーをデザインしたプリントで、けっこうドミらしさを出したデザインなんだ。あんまりはじけてなくて、スーラヴァフリークでなくても着やすいよ。
「かっこいいー！！」
「ほんと？ ほんと？（嬉） それでほら、背中も見て！ 俺、背中で語ってない？」
そう言ってノブさん、くるっと後ろを向く。背中には英語で文章が書かれとります。
「語ってるー！！」
もう、ノブさんの一挙手一投足に反応して大喜びの仙台ドミンガー（笑）。その様子を見て、「お前ら何しても喜んでくれるね（笑）」と、うれしそうにしておられましたです。
「今日はほんとにありがとうございます！ ヒデキさんもねぇ、今日は久しぶりの東北だってんですごく喜んでましてねぇ。この身体の半分は東北の血が流れてるわけですから」
「半分じゃないよ、全部だよ！ 東北バンザーイ！」
そうそう、全部だよ（笑）。ヒデキさんは生粋の岩手人、東北人だよ。東北バンザーイ！（笑） 半分東北の血が流れてるのは一休さん、あなたでしょ（笑）。
「っていうかさ、ヒデキの血って紫色ってかんじがすんだよね俺（笑）。指とか切って『うわっ、血ぃ出たっ！』なんて言って紫色の液体がダラ〜ッと・・・」
人間じゃないじゃんそれ！（笑）
「今日はね、ヒデキさんが『もっとギターを弾きたい、俺のテクニックを見せつけてやりたい』って言うんですよ！」
ギャーッ！ と喜ぶファン、そして生まれたての仔鹿のごとく緊張してきたのはヒデキさん（笑）。曲は「欲望追求宴多底面人」へ。
「ほぅら緊張してきたっ！（笑）」と一休さんにひやかされつつも、ヒデキさんはしっかり私達に見せつけてくれましたよ、その素晴らしきギターテクを！ 今日のヒデキさん、かなりマジです。
２回目のサビの後のギターソロで、ヒデキさんは実際よりも長く早弾きを披露！ それだけではありません！ 曲はいつの間にかディープ・パープルの「Highway Star」になっている！ 一休さんもシャウトぎみに歌いだし、「I am Rock'n' Roll!!」とすっかりロケンローラーだ！（笑）

ヒデキさんの素晴らしいギターソロに、うちらすっかりご満悦。しかしさらに私達を興奮させる一休さんの一言が！
ラストで「健全な肉体に健全な魂が宿る 身体を大切にしよう！」というセリフがありますが、そのあと、
「そしたらきっとできるさ！」
そう、続いての曲はなんと「きっとできるさ」！ うわーっ、半月前のインストアでも聴いたけど、まさかツアーで聴けるなんて思わなかったー！ うれしすぎ！！ まわりのお客さんも大興奮！
会場がまたひとつになって、みんなで歌って踊って。この曲、やっぱり楽しいよ！

そしてここで、もう一度メンバー退場。しかし、まだまだ帰ってもらうわけにはいかないと言わんばかりに、今度のアンコールははじめのアンコールよりもっともっとボルテージが上がっている！ 私もカズーを吹きながら「アンコール！ アンコール！」と叫んだ。
そして「アンコール」の声はいつしか「イッキュウ！ イッキュウ！」に変わっていた。うぉーい、早く出て来ーい！

そしてうちらの期待に応えて、一休さん登場！
「はーい、一休でーす！ それじゃ次、ヒデキ！ ヒデキ！ ヒデキ！」
「ヒデキ！ ヒデキ！ ヒデキ！」 そしてヒデキさんも登場！ 同様にしてみっちゃんも、「ミツゴロー！ ミツゴロー！」の声に呼ばれて登場！ そこまではよかったのだが、なんと一休さん、そのまま残る一人（笑）を呼ばずに済ませようとし、ファンからブーイングが！（笑） 一休には任せられんと言うように、みんなで「ノーブ！！ ノーブ！！ ノーブ！！」と残る一人を呼ぶ。そしてようやく、ノブさんも登場。それがよっぽど悔しかったのか一休さん、
「・・・ふーんだ、クソジジイ（笑）」
と暴言を！ しかしノブさんはお構いなし。
「いやぁほんと、君達最高だよ！ そんな君達のハートを・・・」
そう言って私達に指で作ったピストル銃口を向け、エレクトリックドラムで「バキューン！」きゃー！ ノブさん素敵ー！！ ファンはこの一発でメロメロ。そこに追い打ちをかけるようにノブさんは、客席に向かって「バキューン！ バキューン！ バキューン！」と乱射！ もう、うちら倒れんばかりよ。
「ほんと楽しいね！ 最高！ 俺、生まれ故郷を仙台に変えるよ！」
おうっ、東北人になっちゃえー！（笑）
「今日はほんとにありがとー！！ それじゃラストにいくぞー！ 『Love Chu! Chu!』」
来ました、待ってました、ドミンゴス必殺ナンバー！
今日の「Love Chu! Chu!」はまたすごかった。Bメロを弾くとき、ヒデキさんは右手をジャーン♪と高く上げながら弾いてくれるんだけど、今日はそれだけでは飽き足らず、右手を大きくぐるんぐるん回しながら弾きまくる！ この他にもヒデキさんは、他では見せない白熱したギターテクニックを披露。さすが仙台、さすが東北、いやっほーい！ 最高！
そして、曲のラストで恒例のゴム手袋割りも登場！ 力の限りゴム手に息を送り込む一休さんに、ヒデキさんも熱いシャウトで声援を送る。
「イーッキュウ！ イーッキュウ！ イーッキュウ！ ふくらませ！ イーッキュウ！ イーッキュウ！ イーッキュウ！ 仙台で！！」
ゴム手には、大きく書かれた「Ｖ」の文字、そしてその下には「マカナ」と書いてある。ゴム手はまたたく間にふくらんで、今回も見事に大爆発！ お見事！ 「イェーイ、最高！」

そしてラストはやっぱりこれです。
「君達のことがぁっ、大好きでぇぇぇぇっす！！！」
いぇーいっ、仙台大成功！

今回、みっちゃんについてほとんど書いてなかったけど、実はみっちゃんも、この日はかなり気分がよかったらしく、客席に向かってＶサインをしながらしきりに「ぶーーーいっ！」と叫んでおられました。みっちゃん、かわいくって最高っす。

ライブ終了後、遠征組のみんなはかなり満足した様子。一休さんファンのはっちゃんは、「居酒屋ブルース」の時に「ど」さんに握手をしてもらえ、かなりうれしそう。ヒデキさんファンのまりちゃんも、ヒデキさんとばっちり目が合った様子でかなり興奮気味。そしてだっぴーちゃんも、「噂の仙台ライブは本当に最高だった」と、次のツアーでもぜひ来たいと言ってくれた。
私にとっても、今日はめちゃめちゃ楽しかったと心から思えるライブだった。今までで一番よかったんじゃないかと思うくらい。いやー、マジ楽しかった。バンザーイ！

会場の外では、うちのHPの常連のりえさんにお会いした。なんと、最後にノブさんが客席に投げてくれたスティックを見事ゲットしていた。おお、すばらしい！
今回はちょっと話しただけで別れてしまったけど、次のライブでは、お互い顔も憶えたしすぐに声をかけられそうだね。そんでもって、飲みにでも行きましょう。

この日は、ゆっきーと一緒に市内のホテルに宿泊。翌日はまた、ドミンゴスに会いに宇都宮へ行くのです。もちろん、鈍行（爆）。
２日続けてツアー回るなんて初めて！ わくわくしながら眠りにつくのでした。

続きは宇都宮HELP編で！