2月22日 日曜日 ウエディングドレス探し。
午前中に引越しの後始末をした後、婚約者と一緒に結婚披露宴に備えて、ウエディングドレスを探して回る。ウエディングドレスは借りても買っても、値段に大きな差がないので買う人も多いとのこと。その代わり、自前のドレスを式場に持ち込む場合は「持ち込み料」というのを取られるそうだ。また、でっかいので運ぶのも大変だそう。僕の婚約者は、それを考えても自分で気に入るものを探したいと言っているので、今日は彼女に付き合ってきた。街で時折見かけるウェディングドレス屋さんなんて、まったく縁がなかったので、こんな商売儲かるのかなぁなんておもっていたのですが、なんのことはない。どこに行っても大盛況の様相であった。
ウエディングドレスは基本的に白一色だし、そんなにバリエーションがあるなんて考えたこともなかったのだけど、むしろ白一色だからこそデザインの質の違いが顕著に出ることがわかった。自分の仕事でも、カメラマンとか、デザイナーとか、作曲家とか、とんでもない値段を取る人達がいるけれど、結局みんな値段相応の仕事をする。ウエディングドレスのデザイナーにもレベル差があって当然だろう。僕の婚約者はわりとシンプルなドレスを探しているようです。真っ白でシンプルで、それでいて良いデザインなんて、最も難易度の高い部類かもしれませんね。周りを見渡すと、多くの男性陣は試着室の外に準備された椅子に座って退屈そうな顔をしていた。僕はそうならないように、彼女以上にうるさい注文を店の人につけた。我ながらナイス采配で、なかなか良いドレスと装飾が見つかったが、決定には至らなかった。駅でうどんを食べて家に帰った。最近、東京では讃岐うどんが流行っていて、安くてうまいうどんがくれるようになった。うどんファンとしてはありがたい。