8月2日 土曜日 伊豆への道
今週末は伊豆にいってきた。伊豆の最南端に近いところにキャンプ場を予約して、会社の部署の人たちと3名の女の子と総勢9名。伊豆はいいところだと聞いているけど、行くのは今回がはじめてなので結構楽しみである。しかし、行く前からいろんな人に脅かされたのが伊豆半島の交通渋滞。はまると10時間は脱出できないとまで言う人も。関東近郊はどこもそうなのだけど、シーズンにちょっと気の利いた場所に行こうとすると、そこには渋滞が待っている。それもうんざりするほどの大渋滞。
そんな理由から、僕らは早朝4時には集合をして荷物を車に詰め込み、5時前に東京を出発した。伊豆に入って多少の渋滞はあったけれど、結果的には南伊豆に10時ごろの到着できた。到着が昼過ぎになることも覚悟していたから、一安心である。その頃には、伊豆のビーチは満員状態。普通、海岸が朝の9時や10時に人で溢れたりしないと思うけど、それくらい、みんな早めに出て来ているというわけなのです。駐車場に車を止めて外に出るとものすごい日差しと熱気。車内は冷房が効いていたから、この熱気には気づかなかった。相当のいい天気。長かった梅雨がようやく明けた。
さっそくビーチチェアをセットし、パラソルを立て、ビールがたくさん入ったクーラーボックスを運び、水着に着替える。これで万端OKだと思ったら、連れてきた女の子たちはどうやら泳がないらしい。泳がないだけでなく、水着にもならないらしい。それだけでなく、海の家で休んでいるから勝手にやってくれ状態。彼女たち3名は、タレントのようなことをやっていて、月曜日に撮影がある子が肌を焼けないということで、残りの2人もその子に付き合うらしい。まったく盛り下がる話だが、しょうがないので男6名でようやく来た夏を楽しんだ。ここは弓ヶ浜という、伊豆で最も有名なビーチ。なんだけど、僕は特にこのビーチが良いとは思わなかった。水もそんなに奇麗じゃないし、人が多すぎるし、風景も特に良くない。やや不満である。これじゃあ、福岡のビーチのほうがよっぽど良い。
4時前には、荷物をまとめて予約していたキャンプ場に向かう。一休みしてからバーベキュー開始。写真を撮りながら終始なごやかに時は流れる。しかし、食事が終わったところで女性陣は早々と部屋に退散。疲れたから休むとのこと。まったくもって乗り気でないんだな、この子達は。行く直前に、やっぱり女の子を連れて行こうということになり、無理矢理頼んで来てもらったのだけど、いくら何でもそりゃないだろう。こういうのは来たい人を連れてくるべきだという基本をおろそかにしたのが失敗だった。タレントをやっているだけに、かわいいはかわいいのだけどね、これじゃあねぇ。結局、この子達は、次の早朝に帰らなくてはならない早帰りチームに混じって、早々と東京へ帰ってしまう。いやはや。しょうがないので、男たちで余るほどある酒を浴びるように飲む。いつものように、記憶を無くして、いつのまにか眠っていた。まあ、これもひとつの幸せのかたち。おやすみなさい。