12月14日
ゾンビ、がいこつ、悪魔系の巣窟になっている北の島。
不気味な場所ばかりですが、ドルマゲスを追って進むしかないのです。
得意の寄り道で、あちらで1人、こちらで1人とスカウトモンスターをスカウト。
アンテッド系も見慣れると可愛いわね♪なんて戦い慣れると嬉しい気分になってきました。
「ザラキ〜♪」
(どくどくゾンビの息の根をとめた)
「やった!ゾンビだってザラキ効くみたいだぜっ!」
気をよくしたククールはザラキ唱えまくり。アンテッド相手に死神の力でゴリ押しです。
「妖精の矢♪MP回復だぜっ!」
「・・・アンタ最近嬉しそうに戦ってるわね?」
「やっほ〜、メロンちゃん。ザラキと妖精の矢のコンボ最高!これさえあれば俺は不死身・・・グハッ!」
ゼシカのムチの一振りがククールを直撃。
「な、何のまねだい?もう乙女心って複雑・・・グハッ!」
「あのね〜、確かにアンタは最近よくやってるわよ。だけどさ、戦い方がセコイのよっ!もうちょっと男らしくやってよ。ヤンガスのかぶとわりみたいにさぁ。」
「ん?あっしは時々ぬすっと刈りもやってますぜ。あちらはセコすぎでげす。」
「あ〜っ!そこでチャチャ入れない!とにかくアタシはククールにもう少しマッチョらしさを求めたいわけよっ!」
(メロンちゃんってマッチョ好きだったんか?)そう思いながらもククールは押し黙っていました。やがてククールは自らの体を肉体改造することになるのですが、この段階ではまだ決心がつかないでいるのでした。
タラタラ歩いてる一行の前にフラフラユラユラ揺れながら進む悪の化身の姿が。
「ヒ〜ッヒッヒッ・・・。」この笑いが8の大ボスの特徴らしい。その後「悲しいなぁ〜、悲しいなぁ〜。」のセリフも得意にしているようですが、これ聞くたびにどうしてもマンキンのハオの「ちっちぇ〜なぁ〜。」を思い出してしまうのですよ。
このドルマゲスって奴、きっとめちゃ悪い大ボスなんだろう。連続殺人犯なんだし。だけど顔がね・・・イマイチ凶悪な顔してないじゃないですか?鳥山さんの絵で描くなら魔人ブゥ(痩せた後の)みたいな窪んだ黒目の中に邪悪な目が光る顔がよかったなぁ〜。このドルマゲス、どうしても大界王様の家来キビトを無理して悪い顔に仕上げたみたいな?
ドルマゲスの顔よりもっと言いたいのは主人公の顔なんです。可愛すぎる、とぼけ顔で勇者の勇ましさがイマイチなぁ。修行中だからアレでいいのか?
「ジャイロ!奴を追うのじゃ!」トロデ王に命令されて慌てて後を追うジャイロ。
「やだなぁ〜。あの中に入るとダンジョンなのかな?」
「ほらほら、モタモタしないで飛び込むでげすよ!」
ヤンガスに足蹴にされてドルマゲスに続いて内部に入ろうとしたのに・・・見えない力に拒否されて戻されました。
「やった・・・まだ入らないでいいだ・・・ドルマゲスと戦わなくてもいいんだ・・・。」ジャイロは正直言ってホッとしました。
どうやらこの中は結界が張られているようです。この結界を破るためにはサザンビーク城のお宝
魔法の鏡が必要だとか?
「サザンビーグ?そこってアタシたちが迷って1度行った町じゃないの?」
「ああ、ヘタレ王子がいるとか言ってた町でげすね?」
「だったら、さっさとルーラで飛ばしてよ!」
全員ルーラの体制で待機しているところに、ジャイロはきっぱりと言いました。
「だめ〜っ。普通に歩いて行くから。」
「どうしてよ〜?アンタいっつもルーラ大好きじゃないの?」
「新しい道歩いた方が新しい発見があるからさ。」
「はいはい、わかりましたよ・・・トロデ王に代わって私がアドバイスしてあげるわ。
欲張りすぎると大局を見誤るわよ」
「いいの、僕気にしてないから。」
さぁ、それでは普通に歩いてベルガラックからサザンピーグ城を目指しましょうか?
次回へ続きます。
今度こそ正規ルートなのか?
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