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小さな町・・・そこから物語が始まる・・・

「ふにゃ〜お」
ここは、ごく普通の町ではない。猫だけがすんでいる、
<猫の町>と呼ばれている町だ。このお話は、この、
猫の町にすんでいる、りょーたのお話だ。

 今日は、りょーたの、1歳の誕生日。
「お母さん、今日の夕食は?」
「ふふ。今日は、お魚の缶づめですよ!!」
 缶づめは、猫の町では、高級品です。
「やったぁ!缶づめだぁ!!」
「ねぇ、りょーた。」
「なあに、お母さん。」
「ごちそうを食べ終わったら、話があるの。あとで、庭に
来て」
「わかった。」
 お母さんは、さきに、庭に行ってしまった。
(どうしたんだろう。ちょっと、様子がおかしいぞ。)
 りょーたは、夕食をたいらげ、庭に向かった。
「お母さん、はなしって、なあに?」
「・・・りょーた、心の準備はいいかい?」
(ドキン!!)
「う・・・うん」
(どうして!?そんなに大事な話なの!?)
「いいかい、りょーた、おまえはね・・・」
「う・・・うん。」
「本当の私の子ではないんだよ。」
「ええ!?」
(そんな・・・!いったい、どういう事!?)
第一章
続く