深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
122 「旅」
「旅」
旅にでよう
切符一枚ポケットに入れて
長い旅になりそうだから
つまらない期待や不安は持って行かない
スニーカーは穴あきだけど気にしない
ありふれた町のなにげない風景の中
なにげない風を感じ ありふれた時間(とき)を過ごしたい
それだけさ
下手な理由はわずらわしいだけで意味を持たない
へんに意気込んでみても気負いだけで進めない
気楽に行こう
旅はまだはじまったばかり
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