深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
105 ずるいよね
ずるいよね
こんなに悔やんだ事はなかった
こんなに呪った事もなかった
障害を持つ体を・・・・
逃げれるものなら逃出したい
隠せるものなら隠していたい
けれど それもできない
現実だから・・・・
君を愛するほど
君が愛してくれるほど
苦しみから逃れる事は許されない
分かっているつもりだったのに・・・・
いっそさよならしようかなんて何度も考えた
そんな勇気もないのに
ずるいよね
こんな弱気になっていたら駄目だよね
君の方がずっとつらいのにね 苦しいのにね
|