深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
102 雨音
雨音
雨音が耳について眠れないなんて
言い訳にもならないのに
そんな嘘で納得してみる
一つづつ消えていく街の光を
窓からぼんやり見詰めている
ほんとは眠るのが怖いんだ
君にさよならを告げる夢を見るのが・・・・
シーツにくるまって耳を塞いでも
雨音は聞こえてくるよ
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