深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます

088 堪えたいから


堪えたいから

何も言わず
このまま 震えるその肩 抱いていたい
最後の夜だから
泣かないでほしい 僕のために
辛くなるから
こんな気持ちになるなんて おかしいね
さよならを言うのをためらうなんて
もう一度 笑顔を見せてくれないか
いつものように
涙 堪えたいから

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