読みませ、時代小説。
其の壱 : 司馬遼太郎編


 
 その独特の語り口。
 まるで見てきたかのような、躍動感ある人間像。
 「小説」であるにもかかわらず、本当にその歴史上の人物に会ったような、
 本当に知っているかのような、親近感を抱かさせてくれます。
 
 司馬さんの文章を読んだのは大学1年の夏。大学の講義資料でまさしく「出会った」。
 以来、とりこです。炎天下の中、司馬遼太郎展にも行きました。(笑)
 まだまだ読んでいない作品の方が多いけれど、じっくり、味わいながら読みたい。

竜馬がゆく 文春文庫
全6巻
そのまんま、坂本竜馬について。一時期は、どうしようもなくはまり、
勢いあまって土佐(高知)まで行ってしまいました。うはは。
わたくし、最終巻だけ読んでいないのです。恐くて、読めない。f(^-^;
酔って候 文春文庫 土佐の山内容堂・薩摩の島津久光・伊予の伊達宗城・肥前の鍋島閑叟。
幕末の「賢侯」たちを描いた四編。
豊臣家の人々 角川文庫 秀吉の甥の関白秀次、養子金吾中納言、実子秀頼、猶子の宇喜多秀家、
正室寧々、異父弟大和中納言、妹旭姫、家康の子ながら秀吉に育てられた
結城秀康、八条宮、淀君……。そんな中編集。
覇王の家 新潮文庫 徳川家康が、どのように長期政権《覇王の家》を築いていったか。
家康の性格、三河のお国柄・人柄……。覇者の条件とは?!?!
梟の城 新潮文庫 映画化もされましたね。忍者にんにん、な話です。(?)
王城の護衛者 講談社文庫 幕末変革期を背景に活躍した松平容保、玉松操、大村益次郎、
河井継之助、岡田以蔵を描いた中篇5編。
   

まだまだ続く……

 


其の弐:平岩弓枝も見てみる。 HOMEに戻る 読みませ時代小説に戻る。