日常へ捧ぐ03



我慢して捨てた涙のひとつぶが、月に照らされ輝いていた


今もまだ聴けないでいる曲がある BUMPにゆずにCORE OF SOUL

一年も経たずに深く刻まれた、言い表せない絆があるよ

明日には雨がやむって本当に、信じれるはずないんだけれど


団体で行動するのは苦手です 目立たないのが光ってるから

「君なんか別に必要ないんだし」 間に合わなかった電車がしゃべる

人の上、立つのは怖い。手を挙げたあなたがとても羨ましくて


話聞くだけならできます!…私にも、たまには頼ってみてくださいね?

問1の答えを誰か教えてよ 短くしすぎたスカートに聞く

「苦しみに耐え抜いてこそ大人です」 「壊れちゃったらどうすりゃいいの?」


振り切ってきたものを今、確かめて数えてみては噛み砕かれて

友達の些細な手紙が嬉しくて、机の中にあふれています。


思い出を残すことはさびしさと痛みが増えるだけな気がする

友情を確かに示す証とは絆ではなくプリクラ帳だ

切れかけた蛍光灯に触れてみて、いずれは消える愛情を知る


サブリナに教えてもらったこの言葉 「ラ・ビ・アン・ローズ」 今なら言える






*以上、16首*

日常へ捧ぐ03@琉紗

2004.4.2




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