一言、二言

過去の一言、二言
 2006年1月30日  維新クロニクル
 本日の購入本
 「ダーク・タワーⅢ 荒地」 スティーヴン・キング(新潮文庫上下)
 「西尾維新クロニクル」 宝島社

「ダーク・タワー」は見事に積読本としてたまってきている。とはいえ、一応はこの「荒地」まで角川文庫で読んではいる。ただ、感想をHP上で書いていないので、やはり最初から読んでおいたほうがいいかなとは思っている。

「西尾維新」クロニクルは“戯言シリーズ”の登場人物を忘れてしまっていたので、それを思い出すために買ってみた。“戯言シリーズ”をまた読み返す日なんて来るのだろうかと考えつつ。
 あと、この本(雑誌?)には書下ろし短編が付いている。パッと見た感じではノン・シリーズのようである。ただ、どうせいつかは短編集としてまとめられるだろうと思うので読まなくてもいいかなと。

 他には今日、幻冬舎ノベルスから、「さよならの代わりに」貫井徳郎、「螢」麻耶雄嵩、「工学部・水柿助教授の逡巡」森博嗣の三冊が出ていたのを発見。

 2006年1月29日  SIDE-B 感想の更新
「ファウスト Vol.6 SIDE-B」

 何とか、1月中の更新が間に合った。
 12月に刊行された「ファウスト Vol.6 SIDE-B」の感想をUP!
 今日はこれだけ。

 2006年1月28日  憶えてますか? デリカット
 H・R: ケント・デリカット、フゥーーー
 ugnol:何? 突然

 H・R: 今日、購入した本はなんでしたっけ?
 ugnol:先日、買う事のできなかった論創海外ミステリの「つきまとう死」

 H・R: その著者は?
 ugnol:・・・・・・アントニー・ギルバート

 H・R: ギルバートと言えば、ケント・ギルバート
 ugnol:・・・・・・

 H・R: ケント・ギルバートと言えば・・・・・・
 ugnol:・・・・・・

 H・R: ケント・デリカット、フゥーーー
 ugnol:連想ゲームじゃないんだから・・・・・・って、連想にもなってないか

 H・R: 何はともあれ、今月も論創海外ミステリがでましたよぉー


 2006年1月27日  ミステリ・マガジン創刊601号
 本日は、早川書房「ミステリ・マガジン」の創刊601号という記念の本を買ってきた。といっても、実際にはその601号記念というのが目当てなわけではない。今回の購入目的は現在ネットで話題になっている二階堂黎人氏の発言についての原稿が掲載されているからである。
 この号には二階堂氏の発言のきっかけとなったものを文章としてまとめたものと、それに対する笠井潔氏の意見が書かれている。二階堂氏の寄稿文については、これはネットで書かれているものそのままの発言と言ってもよいもので、目新しいものが載っているわけではない。また笠井氏の寄稿文は明らかにページ数が足りなく、「ミステリーズ!」連載で続けると書かれている。
 つまり、今回の「ミステリ・マガジン」誌上では話が進んだものではなく、これからの投稿によって新たな展開をしていくという始まりを示すものとなっている。ゆえに、すでにネットでこの問題に関する発言を追っている人にとってはなんら目新しいものはないと言える。


 この問題に対しての私自身の考えであるが、まず最初に思うのは二階堂氏の発言がとうとう自身のHP上から飛び出してしまったかということ。自身のHP上であるのならば、ある程度何を言っても自身の問題で済まされると思うのだが、それを他の媒体にまで出してしまうのはいかがなものかと思われる。特にそれが、どちらかといえば、賛同よりも批判的な感覚で(内容云々関係なしに)捉えられているものだからなおさらである。この問題は別の側面から見ると、ある種の不快感を吐き出しているように思われ、それが本題から人々を遠ざける要因でもあるように感じられるのだ。そういう意味で、必要以上に大事にならなければいいなと私は考えていたのだが・・・・・・。

 本題に戻して話を進めてみようと思う。今回の二階堂氏の発言で問われているのは2つの事項と考える。一つは“「容疑者xの献身」は本格か否か”、もう一つは“本格推理小説の定義とは?”というもの。
 しかし、そもそもこの二つの問題を同時に考えうる事ができるのかという点に疑問がわく。本格推理小説の定義を述べるのと、「容疑者x」について分析するのはまた異なる問題ではないだろうか? 何故ならば“本格推理小説の定義”というものは人それぞれによって異なるものであると思う。その異なる定義を持ったもの同士によって、「容疑者x」を同時に語ることはできないであろう。さらには、本格推理小説というものを定義付けなければ、「容疑者x」を本格かどうか判断できない、というような考え方にも疑問が残る。
 また、現在“本格推理小説”というものに定義付けをしなければならないという考え方にも疑問がある。今の推理小説というのはその枠が広がっているために定義を付けようとすれば、人によってそれぞれ異なるものとなるだろう。その統一できそうもないものを定義付ける事にどこまで意味があるのかはわからない。ただ、個人個人でその定義を明らかにして提示したいという人がいるならば、それはそれでかまわないであろうと思える。ただ、それを評論家ひとりひとりに強制し、わざわざ提示させるような事は誰も望んではいないであろう。

 私個人としては今回の騒動で「容疑者x」の存在価値が貶められたような気分になったのが一番不快であった。確かに二階堂氏は「容疑者x」は作品としては褒め称えているものの、それまでに各種ランキングで一位を受賞した作品が水を差されたような気分になったのは私だけではないと思う。
 本格推理小説の定義について語るという事は悪い事ではないし、十分議論に値する内容だと思えるのだが、このような形で語られる事になったのは残念であると感じている。

 2006年1月26日  井上氏、久々
 本日の購入本
 「the TEAM」 井上夢人(集英社)
 「同窓会にて死す」 クリフォード・ウィッティング(論創海外ミステリ37)
 「トフ氏に敬礼」 ジョン・クリーシー(論創海外ミステリ38)

 井上氏の新刊が久しぶりに出た! どうやらこれは「小説すばる」誌上にて掲載された作品をまとめたもののよう。シリーズものの短編集と言うところなだろうか? パッと見た感じでは「風が吹いたら桶屋がもうかる」のような作風のように感じられる。なにはともあれ、これで楽しんで読める本が一冊増えたわけである。

 今年最初の論創海外ミステリなのだが・・・・・・一冊買い損ねている。しかも珍しくこのシリーズの中では名前を聞いた事のある作家、アントニイ・ギルバートの本を・・・・・・。土曜日あたりにでも遠出をして捜してこようと思っている。

 2006年1月25日  レキオス
 H・R:「さわられたい女」、フゥーーー
 ugnol:“さわられたい”じゃなくて“さらわれたい”。確かに間違いそうだけど

 H・R: 歌野氏の本は買わないんですか?
 ugnol:「さらわれたい女」は講談社文庫版で持っているからね。

 H・R: でもどうせ、内容は憶えちゃいないんでしょ
 ugnol:誘拐ミステリーっていうくらいしか・・・・・・それよりも今日買ってきたのはこっちだ!

 H・R: 池上永一氏の「レキオス」(角川文庫)ですか
 ugnol:そう。2000年に出版され、そこそこ注目された本でいつか読みたいと思っていた本

 H・R: それが文庫待ちをしていても、なかなか出ない
 ugnol:そうそう

 H・R: そして出たと思ったら、最初の版元の文藝春秋からではなく、何故か角川文庫
 ugnol:そうそう

 H・R: いわく付き、フゥーーー
 ugnol:いや、別にそこまで言わなくても

 H・R: 内容はSFっぽいようですけど、裏表紙の内容説明を読んでもいまいちわかりませんねぇ
 ugnol:まぁ、読んでのお楽しみという事で

 H・R: それじゃぁ、最後にご一緒に!

 H・R:「レキオス」、フゥーーー
 ugnol:「レキオス」、フゥーーー



 2006年1月23日  一日遅れの購入本
 昨日は東京へ出る用事があったので、当然のごとく本屋によって来た。さすが東京、こちらにはまだ売っていないであろう本をいくつか入手する事ができた。
 というわけで、昨日の購入本
 「謎は解けるほうが魅力的」 有栖川有栖(講談社)
 「サム・ホーソーンの事件簿IV」 エドワード・D・ホック(創元推理文庫)
 「魔王の足跡」 ノーマン・ベロウ(国書刊行会世界探偵小説全集43)

 1月の初っ端から、“サム・ホーソーン”と“世界探偵小説全集”とはなんとも豪華なそろいぶみではないだろうか。これは早くも、今年の海外ミステリーランキング上位候補の本を読むことになりそうだ。特にタイトルからして「魔王の足跡」なんかは期待せざるを得ないのだが、実際のところどんなものか!?

 2006年1月21日  一週間ぶりの新刊
 本日の購入本
 「まだ見ぬ冬の悲しみも」 山本弘(ハヤカワSFシリーズJコレクション)
 「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊(宝島社)

 今回購入したうち「チーム・バチスタの栄光」は第4回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作である。昨年末に出た『このミス』を読んだかぎりでは審査員の評価が高かったので密かに期待している一冊。もう4回になるのだから、そろそろ一般的にブレイクする作品が出てもらいたいところであるがどうだろうか? 去年の受賞作をちゃんと憶えている人って少ないのでは??

 2006年1月19日  あくまでも祝っているつもりです
 H・R:「容疑者xの検診」、フゥーーー
 ugnol:「献身」だろ。直木賞受賞作だぞ!

 H・R:「放火後」、フゥーーー
 ugnol:「放課後」だって。燃やしてどうする

 H・R:「肩重い」、フゥーーー
 ugnol:肩こりじゃないんだから。「片想い」!

 H・R:「白衣」、フゥーーー
 ugnol:「悪意」か? 一文字違うだけだが、元がぜんぜんわからんぞ

 H・R:「吐飢汚」、フゥーーー
 ugnol:「トキオ」・・・って、嫌な漢字ばかりならべるなよ!

 H・R:「腸・殺人事件」、フゥーーー
 ugnol:“超”だろ! “腸”はなんか嫌!!

 H・R:「ホテルはリバーサイド」、フゥーーー
 ugnol:そういえば「レイクサイド」は映画になったんだっけ?

 H・R:「むかし僕が揉んだ家」、フゥーーー
 ugnol:“死んだ”だって。何を揉んでるんだよ!

 H・R:「シリアルワールド・ラブストーリー」、フゥーーー
 ugnol:“シリアル(直列)”じゃなく“パラレル(並列)”

 H・R:「宿便」、フゥーーー
 ugnol:便秘に悩まされてるのかよ。正しくは「宿命」

 H・R:「魔Q」、フゥーーー
 ugnol:“シャランQ”や“ウルトラQ”じゃないんだから。「魔球」

 H・R:「卑しい人びと」、フゥーーー
 ugnol:「怪しい人びと」だろ。なんか嫌な作品になっちゃったじゃないか

 H・R:「天空のラピュタ」、フゥーーー
 ugnol:いや、蜂だって「天空の蜂」。全然違う作品じゃないか

 H・R:「ウニをもうひとつだけ」、フゥーーー
 ugnol:回転寿司じゃないんだから。「嘘をもうひとつだけ」だって

 H・R:「酷評小説」、フゥーーー
 ugnol:「黒笑小説」だろ。なんかすごく嫌な感じの小説になってるって

 H・R:「凡人計画」、フゥーーー
 ugnol:いや、“鳥人”だって。計画して普通の人になるなよ

 H・R:「11111文字の殺人」、フゥーーー
 ugnol:何文字だよ! 多すぎるよ!! “11文字”で充分だよ

 H・R:「殺人現場は雲の下」、フゥーーー
 ugnol:たいていはそうだろ。“雲の上”だから珍しいんだって

 H・R:「ヒ・ミ・ツ」、フゥーーー
 ugnol:普通に「秘密」って言ってくれ

 H・R: 直木賞受賞記念、フゥーーー
 ugnol:本人が見たら、絶対祝っているようには思ってくれないだろうな

 H・R: 見てるわけない、フゥーーー
 ugnol:まぁ、確かに・・・・・・



 2006年1月17日  東野氏、直木賞を受賞
 ようやく東野氏が直木賞を受賞した。もちろん受賞作は去年の話題作「容疑者xの献身」。
 まぁ、賞自体はどうでもいいことなのだが、長年東野氏の本を読み、応援してきた一読者としては感慨深いことである。今まで、何度もノミネートされながらも、なかなか賞に選ばれず、東野ファンとしては歯がゆい思いをしていたのだが、今日この場で一気に憑き物が落ちたような気分である。

 何はともあれ東野圭吾さん、おめでとうございます!


 しかし、今回の「容疑者x」功績はものすごいといえよう。去年のランキングで三冠をとり、今日の直木賞、そしてこのままいけば本格ミステリ大賞をも受賞してもおかしくない。これは史上初ともいえる五冠達成も夢ではない!?

 2006年1月16日  Amazon で本を
 去年から今まで手を出す事のなかったIntenetの通販をやるようになった。主にはDVDやCDを買っていたのだが、今年になって本も買ってみようかと思いたち、いろいろと調べてみたら欲しいものが見つかったので即購入。

 今回Amazon で買った本
 「もうひとりのぼくの殺人」 クレイグ・ライス(原書房)
 「永久の別れのために」 エドマンド・クリスピン(原書房)
 「占星師アフサンの遠見鏡」 ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ書房)

 ライスの本を集めているので、調べてみたら持っていなかった「もうひとりのぼくの殺人」が買えるのを発見。これはもしやと思い、同じ原書房のヴィンテージミステリーで持っていなかったクリスピンの本も売っているのを見つける。そして、他にも探している本はないかと一通り見た結果、ソウヤーの本も買うことにした。
 と、こんな感じで買ってみた。

 こういった通信販売は楽に捜せるという面では非常に良い。ただ通販の場合、必ずしも美本だとは限らないので、そのへんは不満が残るところ。とはいえ、今回購入した作品はどれも古いものであるから、少々痛んでいるのはしょうがないことであろう。まぁ、今後全部が全部通販で本を買うという事はないだろうが、なるべくうまく利用して行きたいとは思っている。

 2006年1月14日  劫火 “ごうか”と読みます
 本日の購入本
 「劫 火 (下)」 西村健(講談社ノベルス)

 H・R:「勃・・・」、ムグゥ、ムガ・・・・・・
 ugnol:やめろー、下品なネタはやめろーー。それは“劫火”だ! “ごうか”!!

 H・R: 久々登場、フゥーーー
 ugnol:それほど久しぶりってわけでもないだろう

 H・R: いやぁー、のっけからヒートアップしてしまいましたよ
 ugnol:ここは青少年のための健全なサイトなんだからな。気をつけてくれよ

 H・R: 青少年どころか、誰も見てない!? フゥーーー
 ugnol:大きなおせわだ

 H・R: それにしても「劫火」下巻、ようやく見つかりましたね
 ugnol:上巻は山積みになってたりするんだけど、下巻のほうがね・・・・・・

 H・R: きっと上巻が売れなかったんで、下巻には規制がかかったんじゃないですか?
 ugnol:何を失礼なことを・・・・・・って言うか値段がちょっと高すぎるとは思う

 H・R:「劫火」どころか「鎮火」、フゥーーー
 ugnol:だから失礼だって!



 2006年1月13日  今年もゴダード
 本日の購入本
 「最期の喝采」 ロバート・ゴダード(講談社文庫)

 今日の購入本はゴダードだけ。講談社ノベルスの「劫 火 (下)」が手に入らなくて探し中。明日にでも他の本屋へ出向いてみよう。
 そういえば、よくよく考えてみるとここ何年かゴダードは毎年本を出しているように思える。内容については昔から比べれば落ちていると感じられるが、それでも毎年必ず作品を書き上げてくるのは見事である。このように書き続けていれば、きっといつかは処女作「千尋の闇」を超えるような小説が出てくるのではないだろうか。それはもしかしたら本書であるかも知れなく・・・・・・

 2006年1月12日  結局ホームズ
 本日の購入本
 「レタス・フライ」 森博嗣(講談社ノベルス)
 「戻り川心中」 連城三紀彦(光文社文庫)
 「江戸川乱歩全集第28巻 探偵小説四十年 上」 (光文社文庫)
 「聖なる泥棒 修道士カドフェル19」 エリス・ピーターズ(光文社文庫)
 「シャーロック・ホームズの冒険<新訳>」 コナン・ドイル(光文社文庫)

 今日も色々と買ってしまった。ようやく江戸川乱歩全集も佳境に入り、あと1冊で全巻がそろう事となる。そして修道士カドフェル・シリーズも残すところ1冊の長編と1冊の短編集となるので、5月には全巻刊行ということになるだろう。

 本来ならばこれでシリーズものも一段落と言いたいところだったのだが! 結局買ってしまった。<新訳版>シャーロック・ホームズ全集の第一巻。このシリーズは3ヶ月ごとの刊行となるようである。全9冊となり完成を迎えるのは2008年1月とのこと。出るのはゆっくり目のようであるから、なるべく積読にしないように読んで行きたいと思っている・・・・・・いや、とりあえず思ってはいると。

 2006年1月10日  中井拓志、新刊!
 本日の購入本
 「獣の夢」 中井拓志(角川ホラー文庫)

 中井氏は1997年「レフトハンド」という作品にて第4回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。デビューからもう10年が経つが、出版された作品はこれが四作目。おせじにも早いとはいえないスペースではあるが、私は何故かこの作家の作品を追い続けている。特に、何か強烈と言うほどでもないのだが(デビュー作の「レフトハンド」はそれなりに強烈)、なんとなくつい読まされてしまうという感覚である。作風はいまのところバラバラで固定されたものはないと思える。だからこそ、新作が新鮮に見え、つい本を手にとって読んでしまうのかもしれない。
 何はともあれ、今回もさっそく読んでみようと思っている。とても楽しそうな内容とは言えないだろうが・・・・・・

 2006年1月8日  まだまだひっぱる
 H・R:「モッコ水晶の謎」、フゥーーー
 ugnol:「モロッコ水晶だろ」って、また出てきたのか?

 H・R: 何言ってるんですか、最近私が出ていなくて大ブーイングじゃないですか
 ugnol: 大ブーイングも何も、何の感想もよせられてないぞ

 H・R: そんな寂しいこといわないで、一緒にやっていきましょうよ
    って、そういえば最近また無駄に本を買ったようですね

 ugnol: 別に無駄って事はないだろ

 H・R: この分じゃあ、今年も本は増える一方ですね
 ugnol: いや、そんなこともないさ。今年は“修道士カドフェル”や“キャプテンフューチャー”など完結を迎えるものも多々あるからね

 H・R: といいつつも、光文社文庫からの高木彬光の新装版を集め始めてるじゃないですか
 ugnol: うっ!

 H・R: そして今月からは、同じく光文社文庫のシャーロック・ホームズを集めようとしているんじゃないですか
 ugnol: うっ、うっ!!

 H・R: さらには今年も論創海外ミステリがたまていく一方・・・・・・
 ugnol: うわーーー、やめろーーー!!!

 H・R: 昨年からの大雪を超える、本の大雪崩、フゥーーー


 2006年1月7日  ついに今年初の新刊本
 本日の購入本
 「悪魔のヴァイオリン」 ジュール・グラッセ(ハヤカワミステリ1780)

 新刊本は来週からになるだろうと思っていたら、早川書房が最初に来た! この作品はフランスの作家でジュール・グラッセという新進作家のもの。書かれたのは2004年で“パリ警視庁賞受賞”とのこと。この“パリ警視庁賞受賞”というのはフランスでは新人作家の登龍門となる賞であるそうだ。
 この作品ではメルシエ警視という人物が主人公となる警察小説らしい。なにやらあの有名なメグレ警部に酷似しているとのことだから、意識しながら読んでみると面白いかもしれない。
 ポール・アルテに続くフランスからの期待作家となるか!?

 2006年1月6日  今日は普通に
 本日の購入本
 「こちら、郵政省特別配達課!」 小川一水(朝日ソノラマノベルス)
 「エムズワース卿の受難録」 P・G・ウッドハウス(文藝春秋)

 今年初の新刊! と思っていたら、昨年末に出た本であった。最近、「第六大陸」など小川氏の本にはまっているので、購入。この本は、もともと出版されていた二冊の本を合わせて一冊にまとめたものとの事。ちょうど“郵政民営化”が取りざたされた関係もあっての復刊ではないかと考えている。とりあえず読んでみることにしよう。

「エムズワース卿」のほうは、まだ「ジーヴズの事件簿」を読んでいないので、そちらを読み終えてからでもよかったのだが書店に積まれているとどうしても買いたくなってしまう。このような買い方をしていると、また“H・R”が出てきてなんだかんだと言われそうなのだが・・・・・・。今年はもっと自重した本の買い方をしたほうがいいかな。

 2006年1月5日  宴はまだまだ続く
 H・R: 密室で殺害される初夢、フゥーーー

 ugnol: ・・・・・・前回限りじゃなかったの?
 H・R: 何言ってるんですか、今年は出ずっぱりですよ

 ugnol: ひっぱるようなキャラでもないと思うんだけど
 H・R: 今週みたいに、新刊が出ないときには最適の穴埋めじゃないですか

 ugnol: 自分で言うか普通・・・・・・それにそのキャラクター、今年いっぱいもつの?
 H・R: 持たなかったら、どんどんはやりのものへ変えていくことも可能ですよー

 ugnol: ようするに行き当たりばったりでやって行こうっていうわけね
 H・R: 臨機応変、フゥーーー



 2006年1月3日  新年あけまして・・・・・・
 ugnol: えぇー、新年あけまして・・・・・・
 H・R: あけおめ、フゥーーー

 ugnol: ・・・・・・誰?
 H・R: どうもー、H・R ことハード・リーダーでーす

 ugnol: いや、ハード・リーダーですっていわれても
 H・R: ugnol の中の人です

 ugnol: いや、そんなのと一緒くたにしてもらいたくないんだけど
 H・R: そんなことより、ugnolさん。2006年の抱負を一言

 ugnol: えぇ、このまま話進めちゃうの? そうだなぁ、買う本を少なくして、積読の山を小さくしていきたいかな
 H・R: 豊富なんですから、達成できそうな目標を言ってくださいよ

 ugnol: 何を失礼な!
 H・R: ここ何年も毎年同じ事言いながら積読本がたまっていくいっぽうじゃないですか

 ugnol: まぁ、そうなんだけど・・・・・・今年こそは
 H・R: 絶対無理! フゥーーー

 ugnol: えー、妙な新年を迎えてしまいましたが、とにかく今年もよろしく