の2冊を購入。なぜこの2冊かと言えば、今月9日に買った「クドリャフカの順番」がこのシリーズの第3作目という事を知り、これは先に読んでおいたほうがいいだろうと思っての購入。
ちなみにこの2冊、元々は角川スニーカー文庫から出ていたものが、再版の際に角川文庫へと昇格(?)。その角川文庫版となったのは今年の5月の事のようで、つい最近の話。よって、簡単に入手できてラッキーといったところ。
今日は光文社文庫だけ買えばいいやと思いながら本屋へ行ったら、ハードカバーが何冊か置いてあった! というわけで、本日も大漁!!
本日の購入本
「実験小説 ぬ」 浅暮三文(光文社文庫)
「怪人と少年探偵 江戸川乱歩全集第23巻」(光文社文庫)
「異端の徒弟 カドフェル16」 エリス・ピーターズ(光文社文庫)
「震度0」 横山秀夫(朝日新聞社)
「鏡陥穽」 飛鳥部勝則(文藝春秋)
浅暮氏の新刊は買うつもりがなかったのだが、実物を見てつい購入してしまった。脱力する表紙と、何やらバカバカしい香り漂う中身・・・・・・これは買うしかない! てなわけで、珍品購入。
江戸川乱歩全集23巻は「おれは二十面相だ!!」「怪人と少年探偵」「妖星人R」「超人ニコラ」「探偵小説の『謎』」の5本。
カドフェルはもうシリーズ第16巻。とはいえ、5巻までは読み終えているのだから積読とはいえ、そこそこ読んでいるほうである。この調子でマイペースでこなしていこうと思っている。
横山氏の新刊はタイトルを見た限りでは地震に関する小説なのかなと思っていた。そしたら、これは警察小説であった!(地震には関係しているようではあるが)これは予期していなかったので、かなりうれしい!! やっぱり横山氏は警察小説でなくては。
「誰のための綾織」に続いて、早くも飛鳥部氏の新刊が登場! その名も「鏡陥穽(かがみかんせい)」。間違えて「かがみせんい」と読んでいた。今ちょうど光文社文庫で「冬のスフィンクス」を読んでいるところ。なんか最近、飛鳥部氏三昧のような気がしてならない。
2005年7月11日 今日は色んなジャンルの本を
本日の購入本
「天の前庭」 ほしおさなえ(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
「星界の断章I」 森岡浩之(ハヤカワ文庫JA)
「銀狼の花嫁 魔術師ベルガラス1」 デイヴィッド&リー・エディングス(ハヤカワ文庫FT)
「バッテリー」 あさのあつこ(角川文庫)
ミステリ・フロンティアの新刊は、ほしお氏の第2作目「天の前庭」。今度の内容はドッペルゲンガー、タイムスリップとすごい事になっていそう。
「星界の断章」は“星界シリーズ”初の短編集。しかし、このシリーズも始まって以来ずいぶん長い時間が経っているように思える。一応、シリーズ全冊買ってはいるものの内容をあまりよく覚えていなかったりする。もう一度読み直そうかな??
リニューアルされた「ベルガリアード物語」も全5冊が発売され、とうとう日本では初お目見えの「魔術師ベルガラス」シリーズが刊行された。この話は「ベルガリアード物語」以前の話が描かれているものの、時系列としては「ベルガリアード」以後の「マロリオン物語」が終わった後に、ベルガラスから語られた話となっているそうなので、できれば「マロリオン物語」を読んでからこちらを読む事をお薦めしたい。その「マロリオン物語」は来年の1月から5月に刊行予定だそうだ。何はともあれ、私にとっては今年の楽しみがひとつ増える事となった。
この「バッテリー」という作品、巷ではかなり有名な作品であるらしい。確かに私も本屋で児童書のコーナーにて見かけた事があるような気がする。本書はその児童書で出ていた本が文庫化されたもの。なんでこの本を今更買おうと思い立ったのかと言うと、「この文庫がすごい!」の中で紹介されていたからである。“熱い”スポーツ小説と言う事だそうだが、どのようなものなのか。読むのが楽しみである。
2005年7月9日 復活のミステリーランド
本日の購入本
「神様ゲーム」 麻耶雄嵩(講談社:ミステリーランド)
「ラインの虜囚」 田中芳樹(講談社:ミステリーランド)
「明治探偵冒険小説集4 傑作短編集−露伴から谷崎まで−」(ちくま文庫)
「クドリャフカの順番」 米澤穂信(角川書店)
ミステリーランドが約一年ぶりに復活。今回は麻耶氏と田中氏の作品が発表された。本屋に行って驚いたのは、「ラインの虜囚」が山積みになっていたこと。これは人気作家ゆえなのか、それともよっぽど面白いと自身の表れなのであろうか? それとも何かのシリーズものだったり??
また、どんな形であれ麻耶氏の新作が読めるのは楽しみである。
買っているけど読んでいないシリーズ、「明治探偵小説集」もこの4巻がラスト。そろそろ読み始めるか、どうしようか。いや、本がたまってたまって。
先月出版となっていたようで、出ていたけど気がつかなかった米澤氏の新作を見つけたので購入。青春ミステリとのことだが・・・・・・それはいつものことか。何はともあれ、楽しめる事は間違いないであろう。なるべく早めに読んでおきたい本である。ミステリフロンティアからもそろそろ出るであろうし。
2005年7月8日 エド・マクベイン氏、死去
エド・マクベイン氏死去
確かに、もう高齢だとは思っていたのだが・・・・・・ご冥福をお祈りします。
2005年7月7日 島田氏競作本
本日の購入本
「天に還る舟」 島田荘司・小島正樹(南雲堂ノベルス)
「火事と密室と、雨男のものがたり」 浦賀和宏(講談社ノベルス)
「SPEED」 金城一紀(角川書店)
島田氏の新作はなんと新人作家との競作本。この小島正樹という人物だが「パロディサイト2」にて作品を書いていた人物らしい。しかし、どんな風に本を書いたんだか。その様子を是非とも知りたい。
浦賀氏は前作に続いての松浦純菜シリーズである。思っていたよりも早い出版である。「ファウスト」にも短編が載っているし、今年は浦賀氏の当たり年か? まぁ、それはこの本の内容しだいだが・・・・・・。
金城氏の新作「SPEED」。出ているのは知っていたが今日になってようやく書影をおがむことができた。よくよく考えてみれば、金城氏の作品って全部読んでいる。そんなわけで、これも即購入。たぶん、気軽に読める一冊だろうから、難解な本を読んでいる合間にでも読もうかな。
2005年7月5日 この文庫が!
昨日の購入本
「現代SF 1500冊 乱闘編1975〜1995」 大森望(太田出版)
「この文庫がすごい! 2005」(宝島社)
以前から発売予告はされていたものの、なかなか見かけることのなかった本がついに登場! 「現代SF1500冊」!!
さらには今年の10月に「現代SF 1500冊 回天編1996〜2005」が発売予定。これは2冊合わせて1500冊という意味なのかな? とにもかくにもSFの事が知りたいならこの2冊を手に入れればOKだろう。SFファンならば・・・・・・って、言うまでもないか。
本屋で見かけて即買いした「この文庫がすごい!」。そういえば、しばらくの間出ていなかったなと思ったら、なんと4年ぶりの出版らしい。最近のライト・ノベルスのランキング本などにあやかり発売決定したのだろうか? 今回からは文庫のランキング形式になり読みやすさは増したような気がする(ただ、それだけの本に見えてしまうところは残念なのだが)。
2005年7月3日 ようやく「ファウスト」感想
6月中にと思っていた「ファウスト Vol.5」の感想をようやく書き上げた。
ファウスト Vol.5 感想
よし、次は「2005インターネットで選ぶ本格ミステリ短編ベスト」を書き上げなければ。作品は読み終わっているのでいつでも書ける状態にはある。でも実際に書くとなると・・・・・・とりあえず今月中を目指して!
2005年7月1日 北村氏、久々の小説
本日の購入本
「ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件」 北村薫(東京創元社)
北村氏、久々の推理小説の上に、「ニッポン硬貨の謎」なんてタイトルを付けられた日には読まずにはいられない。他の本はさておいて、これから先に読んでしまおうか!?
ということで、6月の新刊は買い終わり、チェックもだいたい済んだところ。結局発売されなかったのは、本格ミステリ・マスターズの新刊とミステリーランド。あと、島田氏の新刊もまだ出ていない。そんなところか。とりあえず、これらた7月中には出るという事なので引き続き楽しみに待つとしよう。
今年は、“これ”というような大作は出てはいないものの、なかなかの秀作佳作が出ている模様。引き続きどんどん良作を捜して行きたい。ただ海外ものに関しては、まだ良い作品を見かけないのだが・・・・・・