一言、二言
2003年6月28日 バトル・ロワイアルⅡ
来月7月5日から公開される映画「バトル・ロワイアルⅡ」。その映画の脚本をもとに(だと思う)小説におろされたものが発売されていたので購入。
この本で一番気になるのは著者。話題作「バトル・ロワイアル」の著者はというと知らない人も多いかもしれないが“高見広春”氏。で、「バトル・ロワイアルⅡ」の著者というと“杉江松恋”氏となっている。杉江氏は著者履歴によると書評分野で活動している人とのこと。前作の著者の高見氏の名前は一応、“原案”ということで名前が掲載されている。が、どこまで作品に携わったのかはわからない。
「バトル・ロワイアル」が発表されたのは1999年のこと。それ以後、高見氏がどのような活動を行っているのかは一切わからない。一作目が売れに売れすぎたというプレッシャーもあるのかもしれないが、なんらかの形でまた著作を出してもらえたらと願いたい。
2003年6月27日 こんなの更新してみました
こんな
バカバカしい企画を更新。
巷ではやっている“鉄拳”というバラエティー本のネタ形式(絵なし)でミステリーをいじってみた。あまりにもベタなネタだと思うがこれだけ並べてみれば、自分なりには爽快だ。しかも二日間で書き出したので、もっと時間をかければいろいろとネタが浮かぶかもしれない。周囲の反応の関係なく続編も作ってみたい。
周囲の反応などは元々全くないのだが・・・
2003年6月26日 ネットで選ぶ本格ミステリ短編に投票
昨日、ミステリサイト
政宗九の視点にて行っている
「ネットで選ぶ本格ミステリ短編ベスト・オブ・ベスト」
に投票。ちょうど「本格ミステリ03」を読んだばかりだったので、今まで投票というのはしたことがなかったのだが思い切って投票してみた。するとどうやら一番乗りとのこと。
さらに正宗氏から返信のメールまでいただいてしまった。これからは他のミステリ系サイトで行うこういう企画にどんどん参加してみようかと思う。そしていつかは自分でもなにか企画を・・・
今現在はこのサイトにあまり人が来ないのでやっても意味がなかろう。当面、継続することに力をいれていこうと思う。
2003年6月25日 第三期も、もう少し
「ソルトマーシュの殺人」読了。これで世界探偵小説全集の第三期で読んでいないのはあと一冊となった。第四期に関しては、出版されたらその都度読んでいるので問題ない。これで積読の一角を崩すことになりそうである。
ただし、一角といっても氷山の一角に過ぎないけど・・・
この国書刊行会の世界探偵小説全集は海外ミステリ復刊のさきがけといっていいシリーズであろう。そしてなおかつ、今でも順調に続いているというのはうれしいことだ。これからも第五期、六期と続いていってもらいたいものだ。
なんだったら別に第五期あたりから文庫で出版してくれてもかまわない(←私事)。
2003年6月22日 笑う喜国
西澤保彦氏の新作「笑う怪獣」を買いに行った。書店にて探したところなかなか見つからない。確か、もう出ているはずなのだが・・・。
あった! 目の前に。たぶん気づかなかった理由は、表紙の絵があの喜国氏の絵だったからであろう。まさか喜国氏が書くとは予想もつくはずがない。しかし、こうして見てみるとなかなかマッチしているのだから不思議なものだ。
さらには、章ごとの扉絵や挿絵も喜国氏が書いている。読むだけではなく、見る楽しみも加わった。
2003年6月17日 カムナビ!?
16日午後10時ごろ、千葉県、茨城県にて「ドーン」と爆発音のようなものが響き渡り、80件を超える通報が警察に寄せられたそうである。
この事件を聞いたとき、ちょうど最近「カムナビ」(梅原克文:角川ホラー文庫)を読了したばかりなので、その本にある超常現象が脳裏をかすめた。「カムナビ」のなかでは地域一体に怪しい音が響き渡り、住民が不審に思い外へ出てきた後に大惨劇になる。こういったものを読んでいるとささいな事件をも誇大妄想に考えがちになる。
それはともかく、現実では死傷者などはいないようだから一安心である。
2003年6月16日 扶桑社ミステリの行方は?
2002年11月に出版された、扶桑社「昭和ミステリ秘宝」絶版復刻の4冊。ようやく今になって、全部読了できた。
ところでこの「昭和ミステリ秘宝」全部で18冊が刊行されている。しかし、今後はこの2002年11月に出版されたものの売れ行きによって続刊が刊行されるかどうかが決まるというものであったはず。その行方がどうなったか気になるところである。
あとで調べてどうなるかがわかったら、またネタにしよう・・・続く(たぶん)。
2003年6月15日 グイン90
グインサーガもとうとう90巻。私がこれを読み始めてから15年以上が経過している。これだけ年数が経っても読む気が全く薄れないのだからたいした小説だ。そしてグインサーガもとうとう2005年には100巻へと突入するようだ。結局のところ物語は100巻では終わらないようである。では、終わりはいったい何巻になるのだろうか? 早く結末が見たいと思うのだが、終わってもらいたくないという気持ちも存在する。
ちゃんと結末まで書いてくれるのであれば、200巻でもつき合うつもりだ。
2003年6月12日 統一装丁
日本推理作家協会賞受賞作が双葉文庫にて全集として出版されている。今月はその全集の57〜60までの四冊(「絆」「伝説なき地(上)「伝説なき地(下)」「87分署グラフティ」)が出版されたので早速購入。ところが・・・・・・
装丁が・・・変わっている
この文庫による全集は第1巻の「本陣殺人事件」からずっと今まで黒い装丁だったのに・・・何故!!!
今だにこの全集は継続され、これからも出つづける。それならばこれは装丁を統一すべきではないか。確かに最近双葉社文庫の装丁は変わり、白地に統一された形になっている。今までがバラバラな色だったのでそろえるようにしたのだろうが・・・
しかし、それとこれとは別ではないだろうか!! 新装丁にしたら並べたときに今までのものとの色合いが台無しではないか!!!
読んでこそ本。されどもそれだけではないのも本。そういった面にも気を使ってもらいたいものだ。全部集めて、眺めて喜ぶ人間もいるのだから。
2003年6月11日 西澤氏のロジック いつかはネタバレ
西澤保彦氏の「神のロジック 人間のマジック」を読了。これはなかなか衝撃的な本。西澤氏の数ある作品のなかでも代表作のひとつとなるかもしれない。ただ驚いたことにそのネタが・・・、本格・・・、あれ・・・、あぁぁぁこれは言うわけにいかない。でもこれもネタを言わずには、あれこれ語りにくい本。ネタばれの書評やランキングなどを見てからでは、これはおもしろさの取り返しがつかない。とにもかくにも早めに読むべし!!
2003年6月9日 第4回
HP リニューアルにともない、日記のコーナーをこのとおり設けてみた。日記とはいうものの、自宅のパソコンを起動するのは土日くらいなので一週間に一回くらいの更新でいいやと考えている。しかし、現在連続四日で更新しているのだから面白いものだ。
なるべくこのスペースでは読んでいる本について感想では書かないようなことを取り上げてみたいと考えている。自分でもどのくらい続くのかが見物である。
とりあえず、三日坊主はクリアした。(←すでに満足)
2003年6月8日 クリスチアナ・ブランド
クリスチアナ・ブランドの「ジェゼベルの死」を読了。
ブランドといえば、有名なのは「招かれざる客たちのビュッフェ」(創元推理文庫)という短編集。それ以外にはハヤカワから何冊かが出版されている。しかし、ハヤカワからのほうは小さな書店では置いてない事のほうが多い。
しかし、このたび「ジェゼベルの死」がハヤカワ文庫から特別重版され、さらには「はなれわざ」も復刊される予定になっている。と、そうなると今年はブランドの年とするしかない。
他に「緑は危険」、「ゆがんだ光輪」、「ハイヒールの死」といった本は今でも手に入るはず。家の中に積読になっているものと照合しつつ、購入しにいかなければ。
2003年6月7日 2003円?
「本格ミステリ03」購入。しかし、その購入時に気になることがあった。表紙を見ると、値札シールが張ってある。誰かのいたずらだろうと思い、積み上げられた本の3段目くらいを抜き取りレジに持っていった。ところが、家に帰ってみてみると、買った本にも“2003”と書かれた値札シールが張り付いている。なるほど、全部「本格ミステリ03」の本に張っているんだなと、そういうジョークのようなキャンペーンだろうと納得。ただ、気になるのではがしておこうと思ったら、なんと印刷だった。凝っているんだか、何なんだか。
2003年6月6日 Style Sheet
5月26日で当HPも一周年を迎えることになった。そこでHPもリニューアルしようと思い、とりあえずTOPの変更!
前々からHPのなかのlinkの部分とか行間とか手直ししたいところがいくつかあったので、これを期にStyle Sheetを導入することにした。今までhtmlのみで構成していたので、次にステップアップするにはJavaへ進めばいいのかなと思っていたのだが・・・。書籍で調べてみたところ、Javaの前にStyle Sheetについて学ばなければならないことがわかった(たぶん)。そこで、Style Sheetから調べてみたところ、Style Sheetさえ使えば、自分の満足行くHPが作れることに気づく。
よくよく調べてみるとこのHPにJavaなんて使う必要ないなということがわかる。なにせtextオンリーなページだから・・・
というわけで、HP全体を現在Style Sheetにて変更中。全部終わるのはまだ時間がかかりそうなのだが、とりあえずできたところから差し替え更新していきたいと考えている。そうすれば“感想”とかももう少し読みやすくなるだろう。自分以外に読んでいる人がいるのかどうかは分からないが・・・