どんどん橋、落ちた
「どんどん橋、落ちた」 (1992年 9月 立風書房 奇想の復活)
ある日、作者のもとに一人の青年が現れ、この犯人当ての問題が解けますか、と持ちかけられる。その問題とは、とある山の中、どんどん橋というつり橋がかかっている場所。そこで村の悪童ユキトが殺される。しかしこの殺害現場に来る方法は限定されていて、容疑のかかるものたちにはアリバイが。
このアリバイを崩し、誰が? 如何にして? 殺したかを証明しなければならない。果たして作者にはこの謎が解けるのか?
「ぼうぼう森、燃えた」 (1998年12月増刊号 小説現代 メフィスト)
どんどん橋から二年後、また例の青年が作者を尋ねてやってきた。犯人当て問題をかかえて。
今回はぼうぼう森における殺害事件! 果たして我らが作者はこの謎を解き明かすことができるのか?
「フェラーリは見ていた」 (1999年 5月増刊号 小説現代 メフィスト)
著者が聞いた奇妙な事件の話。
フェラーリに乗っている、派手で有名なおじいさん・カサイさん。そのカサイ家のシンちゃんが殺された。皆で集まって麻雀をしている隙にそのうちの誰かがシンちゃんを殺害したものと思われる。
誰が? 如何にして? 推理の決め手となるのはいったい?
「伊園家の崩壊」 (1999年 9月増刊号 小説現代 メフィスト)
ある日作者のもとに作家の井坂から連絡が入る。それは伊園家で起きた殺人事件の謎を解いてもらいたいという依頼であった。
崩壊していく伊園家の中で転落していく人々、折しもそんな中起こるべくして伊園家の家族の一人が殺される。犯人は誰か? 目的は? そして伊園家は?
「意外な犯人」 (1999年 9月号 IN★POCKET)
またまた著者の家に彼が訪ねてきた。もちろん犯人当てで著者を悩ませるために。
今回はテレビドラマの中での殺人事件。ドラマの中で二つの殺人事件が起こる。この殺人は同一犯によるもの。さて、犯人の氏名は??
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