夏色セブンティーン
(セブンティーン〜それはなんて甘美なる響き!!)
太陽のギラギラと暑い光線に針をひそませ
華やかなひまわりの影でTシャツの汗をしぼり
かけてゆく
かけてゆく
青々とした芝生の香りや夏の終わりを予感させる風に逆らって
入道雲の上を綱渡り
見てないフリしてホントは指のすきまから地面をのぞいてる
だけど砕け散る直前の青と白の波が呼んでいるから
かけてゆく
かけてゆく
それはいわば最後の砦
ウソとホントで武装したいわし雲が
エンゲージリングちらつかせて攻めてくるまで
かけてゆく
かけてゆく
(セブンティーン〜それはなんて素晴らしい響きなのだ!!)
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