中途半端

自分を
さらけだしたい欲求と
さらしたくない欲求が
いつも戦っている
自分を知ってもらうのは
何と快く安らかなことか
自分を知られるのは
何と不安で恐ろしいことか
だけど
全てを
ガラス張りにできる
わけはないから

 

あなたをもっと知りたい自分と
知りたくない自分が
あなたをじっと見つめてる
あなたを知れば
きっともっと深くわかりあえるだろう
あなたを知ると
それで別れがおとずれるかもしれない
だけど人は
自分を全て
さらしたりはしないから

 

人の絆は
目に見えず
自分というものでさえ
何かわからない

 

恐怖と背中あわせのぬくもり?
をとるか
孤独と背中あわせの安らぎ?
をとるか
選べずに流されてるのは
中途半端な私です

 

<970825>


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