ちょっと
給料のやりくりが下手すぎます

ちょっと

他の過去ちょっと

(3月30日)NHKのドキュメンタリーはやはり凄く面白いと

思いました。今日はなんか、アメリカで沢山作られている壁で囲まれた高級住宅街、「要塞町」とそこに住むいわゆる「人生の勝ち組」の人を取材したドキュメンタリーを観ています。いやあ凄い金持ちだけど、一週間ほとんど働いてますわこの人たち。昔日本人のこと「働きすぎ」といっていたアメリカ人と違うよこの人たち。自分らも働き過ぎだよ。それがまず一番感心しました。でもホームパーティーの場面みるとむかつきます。あの「自分達は成功したんだ」という認識で一致している人たちが楽しそうにしてると。非常にさもしい事は承知ですが。実際、凄くはたらいているし。

でもねえ、やっぱりおかしいですよ。突然金持ち過ぎるとなんかうまくない気がします。他人より凄いぜという優越感が前提の幸せというのはどうも観ていて嫌ですね。こういうのは本当の幸せではないと信じていたいのですが、実際はこんなもんかもなー。僕に一生関係ないことなのでいいんですけど。すでに金持ちすぎ感が出てきてるし。かといって余ってるわけでは無いんですけど、餓えない程度お金頂ければもう上出来と考えれば、今はかなり良い生活です。後から欲が出てもっと金欲しくなるのかなー。結婚するなら金もっと欲しいけど、ありえないし、かといってまったく諦めるのも嫌だし・・・。人生プランを考えてしまいます。それによって必要なお金の量が変わってきますね。多い方に越した事はないという結論で、頑張って働く事にします。この段落、書きながら内容考えました。適当だー

昨日は今井研のK本さんが卒業されて初参加の美食倶楽部に行ってきました。関内という、横浜にある地区の、すごいすき焼き食べました。肉が柔らかかった・・・。うめえ。しかし二次会では例によって寝てました。飲み会に行くと8割の確率で寝ますが、多分ある程度酒が回ると寝てしまうと思うのです。で、今週は何かと酒飲んでたので弱ってたのですぐ寝てしまったのだと推測しています。気合だな・・・。足りないなー。しかし肉は美味かったです。

最近、漫画は一段落で、通勤の時に読む本を買おうとしてますが、読みたかった本、結構読んでしまって、新しく読むべき本を探す段階となりました。でも本屋でぱっと見ても何買って良いか解らないので、とりあえず昔、妹に薦められて結局読まなかった、向田邦子「父の詫び状」(文春文庫)を買ってみました。エッセイ集なんですけど、面白いです。有名だから名前だけは知っていたけど、凄い面白いです。おばさん臭さとか政治がどうとかじゃない、すごく美味い日本酒のようなすっきりとした味わい(なに書いてるんだ俺)の文章で素晴らしいです。それは有名になるわ。司馬遼太郎といい、すごくメジャー志向な読書になってきましたがメジャーなだけあって面白いです。でも西村京太郎は読まないだろうなー。それでは。


(3月27日)AOE練習中

今日はAOE(エイジオブエンパイア)というゲームを一人でやりました。マイクロソフトからでているリアルタイムシミュレーション(厳密にはリアルタイムストラテジーとかいうらしいけどどうでもいいです)ゲームなんですが、学生時代やりまくっていて、先週室蘭に行った際に久しぶり講座の人と対戦やって、全然勝てなかったので練習のためにやってみました。いやあなまってます。マップサイズ中で、レベルが「非常に難しい」のコンピュータと一対一で勝てません。5月にまた北海道行く時のために練習しときます。

仕事で残業多いのです。うちの事業部の赤字に遠慮して残業の申告を少なめにしようかと考えた事が実はあるのですが(実際したこともあるが)、最近になって残業続きでしんどくなってきたので遠慮せずにガンガン残業時間を付けていく事にしました。せめて金もらわんとやってられん。ていうかこういう遠慮はすると、されるほうも双方気持ち悪いことが解りましたので、もうどんどん残業したらどんどん申請していきます。あー、こういうときタイムカードの方がいいと思ってしまいます。こうやって遅くまで働いていると、子供のときは父さんや母さんが朝6時から出かけて夕方6時まで働いてて、大変だなあと思ってたけど今の自分もそんな感じになっています。子供育てながら今の僕と同じくらいの時間共働きだった両親を改めて尊敬します。仕事終ってからご飯作るのって無理です。すげえよ母さん・・・。

ここ2、3日は久しぶりに会社に出勤しています(3月はずっとお台場の客先に行っていた)。会社だと8時くらいで帰れるのですが、暇なら暇で、なんか疲れます。客先で常に作業して夜10過ぎまで働くのは大変だけど、結構充実感を感じている自分がちょっと危ないと思います。いいじゃん6時上がりで。それでは。


(3月26日)給料ゲット

したので即漫画ゲット、したいところですが今月は抑えてみます。代わりにホームページに力を入れてみます。ヤンチャ丸攻略しなきゃ。といいつつも「3・3・7ビョーシ!!」の8巻をゲットしました。本当は諸星大二郎の本とかも買いたかったのですが我慢して一冊です。最近本当に読めるものが少ない週刊マガジンで異色を放つこの作品はとても面白いです。なんかおしゃれ感があるし。あと各話の題名が大概、なんかの歌の題名なんですが、結構趣味が被っていて好感がもてます。作者はムーンライダーズとイースタンユースとナンバーガールが好きみたいです。

この前、親会社(エネルギーとエレクトロニクスなところ)の社内販売のお知らせがあったので見てみたら、白物家電(冷蔵庫とか洗濯機とか)が結構安かったので、実家でなんか買う時利用するといいかもと思いました。今日の帰りにヨドバシカメラ行って価格調べましたが、ヨドバシより安かったです。やるな社販。HDD/DVDレコーダーの最高機種とかは価格下がっても、もともと高いですが。でもとても豪華な玩具って感じでいいと思います。

最近合唱に行ってません。土日は遊んでいるためです。遊びで練習休むの、大変申し訳ないのですが、最近は遊ぶのも必死にならないといけないので、休んででも遊んでいます。4月まで予定はいっぱいです。情報処理試験の勉強はいつしようかなー。来月20日だけどなー。で、練習行かない分、団のBBSでハッスル(死語)したら、マニアックになりすぎました。やりすぎです。翌日見たら偉い恥ずかしくなってきました。夜中に書いた手紙を朝読み直す気分です。まあいいか。

もうすぐ4月ですね。本州だと気温があったかくなるので春が判りやすいです。室蘭はずっと寒いし。一年たったんだなあと感慨深くなりかけますが仕事に忙殺されそれどころでないという感じです。通勤時間が長い事を上司に気にされて、「もっと会社に近い寮に引っ越せばどうか」と言われましたが、もはや府中に腰を落ち着けてしまったので動きたくないです(ていうか何故川崎勤務なのに府中の寮に入れたんだというのがありますが)。合唱の練習もあるし。横浜や平間だと遠くなっちゃうからなー。そんなこんなでもう春ですよ。それでは。


 
(3月23日)明徳寮に行ってきました

寮で一個上のN本さんと同期のYっちが卒業されるので、最後に会いに行こうと思い今週末は室蘭に行ってました。そうしたら今は寮にいないけど一緒に暮らしていた後輩達もやってきて、本当に寮にいた頃のような飲みを楽しくする事が出来ました。途中でトイレに行って、捕食室の大量のゴミとかトイレの個室のドアに「吐くの禁止」という張り紙が貼ってあったりして、全く変わっていなくてとてもよかったです。二日酔いの朝にみんなで楽々温泉まで風呂入りにいって、そのあと飯食って、また夜に鍋囲んで酒呑んで・・・と本当に楽しかったです。まだ寮にすんでいるような錯覚に捕われるほど自然に昔のように振舞ってました。

卒業する人たちはそれぞれ、散らばってしまいますがそのうちまた集まって飲もうと話ました。沢山で集まってわいわいやるのがやっぱり明徳寮の持ち味だなあと感じたので、また集まって楽しみたいです。なんか自分も今年で寮を去るような気持ちになりました。まだ寮にいる後輩には悪いけど、先輩や同期が完全にいなくなってしまったから、これで寮に行く理由がなくなっちゃいました。ていうか寮にちょくちょく行くのって結構後ろ向きな感じがします。もっと新しい環境で楽しくやれる仲間をさがさなければ。それぞれ頑張ってまた会うために頑張りたいです。

今回、講座にはお土産のひよこ渡しに行って、あとは漫画読んで帰っただけになって、卒業される方に満足に挨拶もできず申し訳ないです。次回は(また行きますよー)きちんと遊びに行きます。あと、関係ないけどJALの予約システムが障害起こしたらしく、行きの飛行機が物凄く遅れたのですが、そのことでエアドゥのお姉さんに凄い剣幕で怒って泣かせてたおっさん2人は大人気なさすぎだと思いました。末端の係員に文句言ってどうなるものでもないのになー。会社違うし。「客だから」限りなく態度でかくなる人って嫌いです。それでは。


(3月20日)外国人のバイト

先日、川崎にあるラーメン山頭火に行きました。山頭火は室蘭にもありましたがあまり美味しくなかったなあと思いつつも久々なので行ってみる事にしました。で、やっぱり大して美味いと思えなかったのですが、バイトの人がなんか日本語片言で、どうやら中国か韓国かわからないけど外国人のようでした。今や日本に暮らしている外国人の数なんか結構なもんだろうとは思っているのですが、よく考えてみると飯屋で働く外人さんを見たのは初めてだと思いました。とりあえず小樽と室蘭では見たことが無いような気がします。

なんかやっぱり、食い物関係は外人には厳しいのかとか思ったりしてしまいましたが、お台場で仕事の時の昼によく行く店にも中国人のバイトの女の人がいることに最近気付き、結構いるんだと思いました。僕の思う世間と了見が狭いだけかも。

とりあえずそれだけなんですが、後は今日戦争始まったという話題で、いつもは会話が弾まない会社の上司と昼の時に盛り上がったので、新聞もニュースもろくに読んでなくて、戦争始まった経緯がうろ覚えですがその時思った事を書きます。

戦争はいかんと良く言うけど(まったくそうなのだが)、今回イラクとアメリカが戦争する以前からすでに現在進行形でパレスチナで戦争してますよね。そういうの無視(というか知らない)で今回だけ「戦争はいかん」とか言っても、きちんと戦争反対になっていないと思います。あと、日本で戦争反対の署名とかが例え一億人分集まって、それをブッシュ大統領に送ってもそれでイラクへの攻撃やめる事には絶対ならないと思います。とりあえず、アメリカの友好国と言う理由で日本が攻撃されないよう祈っています。通勤中テロに巻き込まれるとかいやだなー。それくらいの認識しか持てませーん。では。


(3月17日)新宿駅南口の手相を見る人たち

お台場での仕事だと帰りは新宿を通るので、早い時間に仕事が終ると(それでも8時とかだけど)寄り道して本屋やCD屋に行っています。なのでよく見かけるのですが、南口周辺には、なぜあんなに「手相の勉強をしているのであなたの手相見せてください」という人が5人も6人もいるのでしょう。見た目は普通の服装をしているのですが、何度も見るうちにどうやら「頑張って普通の人に見えるようにおしゃれしている」らしい事がわかりました。特に男の方がその雰囲気が濃厚です。どこかで見たことのある雰囲気がして、なんだか非常に怪しいです。また、話し掛けてくる時は非常ににこやかなんですが、僕の前を歩いている人に断られて離れていく時見てしまった女の人の顔は、なんか非常に空虚で怖かったです(そのあとすぐ笑顔になって違う人に声掛けていたが)。

そんなわけで気になっていたので、先日、一人で歌舞伎町を歩いた際に暇ついでに自称手相の勉強をしている人とそれに引っ掛かった人のよさそうな女の人との会話を、「南口で人を待つ間携帯電話をもてあそぶ人」というコンセプトで盗み聞きしました。本当に暇だったっていうか、寂しい人のようですねー。ともかく聞いていたのですが、最初は手相についてとか、「学生さんなんですかー」という当り障りの無い会話なんですが、そのうち「自分って、どのように捜してますか?」「自分を見つめるために考えている人たちの集まりがあるんですが一緒にどうですか?」という感じに話は移っていってました。どうやら宗教の勧誘のようです。話を聞いていた女性はやんわりと断って去っていきました(でも最後まで立ち去らずにいたからいい人かも)。なんかの宗教の勧誘ぽい事はわかりましたが、どこかは解りませんでした。別に解らなくてよいのですが、新宿は狭いのにも関わらず色んな人がいるなあという思いを強くしました。

最近、司馬遼太郎の小説ばっかり読んでいるのですが面白いです。この前読んでた「項羽と劉邦」も後ろに進むほどに面白い人物が出てきてとてもよかったです。はっきりいって項羽が垓下で追い詰められて四面楚歌の故事のもとになる場面とかより、韓信に劉邦への謀反をほのめかしたあと劉邦に捕まって、口先三寸で切り抜けるカイ通(IMEでは出てこない漢字なので平仮名です)のエピソードが最高でした。命を助かった後劉邦の城を出て、「天下を動かすために弁論を学んだのに、己の命を助けるぐらいの役にしか立たなかったとは死んだ方がましだった」と言って鼻水を地面に飛ばして立ち去るところが物凄く格好いいです。このような、本筋に関係ない無駄に格好いい脇役が沢山いて大変面白かったです。あとこれまた無駄に司馬遼太郎がオリジナルでいれたっぽい女性の登場人物が沢山いてエロくてよかったです。虞美人若すぎるし。古代からロリコンはあったんだなーと思ってしまいました。

今は「新撰組血風録」を読んでいますがこれまた面白いです。中学生の時は、クラスの暗い男子が「新撰組いいんだよねー」とか言ってたり、または女子が違う意味で「新撰組いいよねー」とか言っていても「何言ってんだ」と思って馬鹿にしていたものでしたが、最近は僕も「新撰組いいよねー」と思うようになってしまいました。ていうかこの本にでてくる新撰組像は至る所で見たことがあるような気がします。なんか初めて触れたのに既視感があるのは、漫画で言うところの「アキラ」とか音楽で言うとビートルズのようです。影響を受けたものがそこらにいっぱいあります。しかし面白いです。「燃えよ剣」で司馬遼太郎入ったので、近藤勇や沖田総司が多目に活躍する「血風録」の方が新鮮です。こんなの書いてなおかつ「坂の上の雲」書いたら、そりゃ文化勲章貰えるわと思いました。通勤時間が至福の時です。座れれば。

まったく関係ないですが、ここの「ジョジョの奇妙なプログラマー」面白かったです。

DIO「どんな忙しい時でも眠い時は帰って寝ます」

友人「さすがDIO!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!そこに痺れる憧れるゥ〜〜〜ッ!!!」

それでは。


(3月16日)池袋で飲みました

昨日は久しぶりに美食倶楽部があったので、参加をしに池袋まで行って来ました。いつもどおり美食を楽しみ、二次会やって3次会で朝までカラオケでした。再来週にK本さんがこちらにいらっしゃるそうなので、再来週も参加したいと思います。今回、室蘭時代の酔っ払い方をしましたが(例の叫んだりする状態)、こういう状態になったのが久しぶりな事にショックを覚えました。古海さんを始めとした室蘭関係の方たちだと思い切り騒げていいなあ。こういうのもっとやりたいですが、東京出てきてから知り合った人の前ではできません。「ああ心に仮面を付けて生きているんだなー」となんか「花とゆめ」にのってる漫画に出てきそうな台詞を思いつきました。アホか。しかし力をセーブした飲みしかできないからなあ。明徳寮時代の、命がけ(実際にではなく気分的に)の呑みが懐かしくなってしまいました。今度会社の呑みでやってみようかしら。次の日、課長に本気説教されそう。

だからというわけではないですが、今度の金曜、21日に室蘭に行きます。飛行機もエアドゥで予約しました(引越しシーズンだからか盆や正月と同じ金額で高かったが)。明徳寮の今年卒業する人達に会ってきます。直接でない後輩には会ってもしかたないですが、やはり共に暮らした先輩、同期、後輩には一度会っておきたいです。講座にも行きますがくれぐれもいじめないで下さい。

さて、昨日はそういうわけで飲みだったので、始発電車で帰ってきて(降りる駅寝過ごしたが、夜と違って次の電車にのれば解決だー)昼まで寝て、二日酔いです。しかしずっと寝ていてもアレなので、起きて府中駅前まで行って来ました。昨日池袋に行って服買おうかとも思ったのですが、良い服は高いです。コートやズボン等の大物は高くてもそのぶん丈夫なので買いますが、上に着る服はそんなに高くてもなあという気分になってしまいます。なので良いと思ったものを覚えておいて、近所の服屋やユニクロ等で似たようなの見つけて買います。貧乏性かもしれませんがシャツ一枚7000円以上だと引きます。高すぎです。ブランドで買わなければ同じようなデザインでも安いのでそれっぽく見えるのでいいです。

そんな、服には金をかけない僕ですが、なぜか本とCD買う時には金を惜しむ事がないです。今日も小池田マヤ「・・・すぎなレボリューション」(講談社)を全巻一気買いしてしまいました。高いシャツ買えるじゃん、と今気付きましたが値段以上堪能したのでいいです(すでに読破)。

小池田マヤといえば4コマでストーリー漫画を描く名手です。手近なところでは、モーニングで「バーバーハーバー」という4コマ漫画を描いていますが、僕は大学時代ヤングキングという雑誌読んでいて、そこに載っていた「聖☆高校生」という4コマなのに物凄くどろどろとして面白い恋愛漫画が載っていたのを見てこの人の事を知りました。あれも読みたいのですが、読むと気が重くなりそうなので敬遠してきました。でも今日買った本が大層面白かったので、買おうかなと考えています。

で「・・・すぎなレボリューション」ですが、主人公のすぎなが会社の同僚の日置くんとラブだけど、なんだか恋愛漫画にありがちな困難やらすれ違いやら浮気やらで2人の関係は流転しまくります。凄まじいです。一巻では星を見るのが好きな、29歳の冴えないOLだったすぎながモテモテな営業の日置くんに恋をする、位の話だったのに突然ケバくなったり、複数の男と浮気したり、最終的には東京に星空を復活させるプロジェクトに参加したりと、ぐるぐるとお話が回転していきます。これがもう、物凄く読ませます。一巻読み終わって二巻に手を伸ばす速度が物凄く速かったです。

しかし、会社でこんなに社内恋愛ってあるのでしょうか。あと公然と付き合って痴情沙汰とか起こしたり。僕の勤め先では考えられません(女性がほとんどいないというのもあるけど)。三角関係とか、「お互い好きなのに別れないといけない」とかそこらへんの恋愛の機微は僕の理解を超えてましたが、それでも物凄く面白かったのでお勧めです。4コマ漫画の単行本は結構置いていない本屋があったりしますし、ジャンルとしては少女漫画なので男性は手を伸ばしにくいかもしれませんが面白い漫画なのには間違いないです。4コマ漫画って普段あまり読まないと思うのですが、4コマ漫画専門雑誌とか読むとなんか偉い面白いストーリー漫画があったりするので油断できません。漫画好きとしてはそちらにもアンテナを張っておかないといけないと思いました。でも「カリアゲくん」とか「フリテンくん」とかはちょっと辛いです。それでは。


(3月14日)ホワイトデー

今日はホワイトデーですね。バレンタインデーにチョコ貰ったら、お返しを贈る日ですが、チョコを貰うことなどここ6年間ほどなかったので、2月14日はバレンタインデーだと言う事すら忘れていたのですが、チョコを取り引き先の女性の方から頂いてしまいました。なんか先方の会社では習慣で、女性はチョコを配っているようです。ぼくの居るチームは3人、全員男なのですが、今日は3人で「お返しどうする?」とかなり悩んで、結局、連名でお菓子を買って渡しました。あれだけ仕事では厳しくも決断力のある先輩が、心底困り果てて何を贈るか悩む様はちょっと面白かったです。今日はそのお客さんの所にいたのですが、男性社員が女性社員にお返しを渡すのが一つのイベントになっているようで何だか楽しそうでした。ああいう風に贈り物をする事を楽しくする事が出来れば、素晴らしいイベントなんだなあと思いました。来年貰ったら、いかしたお返しを贈ろうと思います。

お台場で仕事が終って、今日は無意味に新宿をぶらぶらし、歌舞伎町を歩いてみることにしました。会社入ったばかりの時、会社の寮の人と飲んだ後勢いで行った事がありますが(何をしに行ったかは秘密)、今日シラフで夜10時過ぎに歩いたら、いやあ凄いわー。明らかにカタギではないスーツ姿の人が沢山いるし、年取ったキャッチのおっさんは手書きのチラシ渡してくるし、なんか事件があったらしく風俗店の前にパトカー来てるし、キャッチの兄ちゃんは日本語カタコトだし、白い粉見せられて「要らない?」とか言われるし。なにより雰囲気が凄いです。いやあ面白かったです。でも泥酔して歩きまわっていたときの事を思い出すと怖いもの知らずだったなーと思いました。普通に歩く分にはサファリパークにいるようなものなので特に危険は無いと思われます(多分)。でもボッタクリに合わないよう気をつけましょう。こういう文章かくと、いかにも東京に慣れてない事が明らかで恥ずかしいです。実際慣れてないから仕方ないんですが。

あと、今日は卒業式があったらしく、そこらじゅうに袴姿の人やスーツを着た集団がいました。大学って今日卒業式なんでしょうか?それとも専門学校とか高校とかですかね?なんか美術系な格好の人が多かったような。ああいう集団を朝みかけると自分も今日卒業式に行くような気分になってうきうきしますが、仕事に行く事を思い出してすぐ冷静になります。今日は卒業式で友達と写真取り合ったり、普段と違う格好のクラスメートを見てドキドキするとかは無く、ただサーバールームで一日中マシンをいじるだけなんだなーと思うと風がより冷たく感じられます。それはそれで楽しいんですが、やっぱり元気な学生の姿は楽しそうです。しかし夜の新宿で会うと、団体の若者の酔っ払いはうるさいです。ビールやサワーでライトに酔っ払って騒いでいる輩は明徳寮の談話室に連れて行って、畳に新聞紙敷いた上に座らせて、潰れるまで焼酎水割りを飲ませたくなります(工大関係者の方から『お前が言うな』とつっこまれそうですが)。急激に眠いので今日はもう寝ます。それでは。


(3月9日)「Wひろしの肉が喰いたい!」最高

今日は日曜日だし天気もいいという事で、布団を干して洗濯をして部屋を掃除してさっぱりしよう、と思い立ち行動を開始しましたが布団干して部屋を片付けている途中で読んでいなかった漫画を見つけて読みふけり、読み終わったらやる気なくしたので「ちょっと」を書く事にしました。いや、でもこの後掃除しますよ、まじで。

掃除している間、BGMとして大学時代に貰ったガンダム関連のMP3ファイルをかけています。今はZZのEDテーマがかかっています。いいですねえ80年代の歌は。あと「シャアが来る」を聴きながら布団干したりして。でも窓空けて大きめの音で「永遠にアムロ」が聞こえたりするのはちょっとアレな気がします。あと、ガンダムWの歌は結構音でかいから、曲がかかると飛ばしたりしました。ガンダムW好きと思われるのは不本意極まりないです。好きだから曲聴いてると寮の人に思われたくはありません。まあ上に挙げた曲しか聴いてない方がマニアックさをアピールしているのですが。それはOKなのはよく判りませんがまあOKなのです。

昨日昼頃起きて、おもむろにファミコンに「ドラゴンスピリット」を挿して一通りクリアしました。感動しましたね。いいなあファミコン。ゲーム少年の気持ちを維持するために必要な装置です。一人で気分が盛り上がったので、途中まで進めて止まっていた、ゲームキューブのゼルダをやる気が出ました。で、クリアしましたよ。面白かったですが、気になったことがあります。ストーリー演出、なんかいまいちでした。僕はゲームのストーリーと演出は正直どうでもいいので、ムービーシーンとか正直言っていらないと思っているのですが、やるならちゃんとした方がよろしいのでは、と思ったのです。

ストーリーや演出が素晴らしい、と一般に言われているゲームは他のジャンルの作品(映画とか小説とか漫画)と比べても素晴らしいのか、というとそういうのはとても少数な気がします。演出バンバンやるゲームはそういうのを期待されるべきですが、大体期待は裏切られます。画面3Dになって、ムービーがCG人形劇状態な現状では殊更、すごい演出をするのは大変な気がします。凄いの作れるのは、多分第一線の一番凄い所しか無理なのではないでしょうか。あとはまだ基礎勉強中な感じがします。だからうかつに3Dのムービーはしないほうが良くて、今回のゼルダはそういう方針だと聞いていたので、最近のRPGにありがちなムービーシーンはちょっとなあと思いました。

ていうかストーリーはリンクがゼルダ姫救いに行く、だけでよくて後はダンジョンひたすら解いて、ハートのかけら集めたり、町で変なミニゲームができればいいと思いました。そこら辺は「不思議のダンジョンシリーズ」みたいにとにかくシステムで遊ぶ感じの方が良いと思いました。映画のような演出は、もうスクウェアとかがやってて結構すごい事になってるし(良いとは思わんが)、同じ事を今更やるのはどうかと。今回のゼルダはせっかく面白い絵なのに、なんか中途半端に普通になろうと最後なっている感じがしました。最近ゲームクリアする度同様の違和感があるのですが、まともに映画っぽくしても映画よりすごい事にはならないので止めた方が良いと思います。絵と音がしょぼくても、ファミコンのドラクエⅢのゾーマ戦からエンディングへの流れは物凄く感動したので、スペックがどうとかで勝負するのはやはり違うと思いました。そういうのはプレステやXボックスに任せて、任天堂はゲームの中身ですよ中身。もっとしょぼくて面白いやつ期待です。

久しぶりにネット上の任天堂信者ぽい思考をしました。ゲームへの情熱がまた燃えてきました。良いんだか悪いんだか判りませんが、とにかく今は面白いゲームをやり倒したいです。なんか買ってこよう。

日曜の早朝5時に「働くおっさん人形」という番組があって面白いらしいので見るためにおきていたのですが、その前にさまぁずがやってる「深夜戦隊ガリンペロ」という番組をみていたら殊の外面白かったです。特に藤岡弘(仮面ライダー1号とかせがた三四郎の人)と宮内洋(仮面ライダーV3とか怪傑ズバットの人)による、「Wひろしの肉が喰いたい!」というコーナーが最高です。僕的に最高な2人(1号とV3だー)が仮面ライダー的な爽やか演技しながらひたすら肉を喰うというコーナー(ちなみに今回は馬肉喰ってました)で、肉鍋がつがつ喰いながら「いやぁー、さくら肉(馬肉のこと)だけに、さくら色になってきたねぇーはっはっはっは」と良い声で笑う藤岡弘と宮内洋が面白すぎです。しかし格好いいおっさんたちだなー。これは毎週みないと。北海道でやってますかね?見た方がいいですよ。で「おっさん人形」は見逃しました。これはまた来週だー。

上記のような事しているくせにこういうのも何ですが、時間がないです。土日は合唱の練習行ったり、ゲームやったり寝たり、買い物に出かけたり、人に会ったりしたいのですが全部こなそうとすると必ず衝突が生じて何か諦めないといけません。実際、今月は土日は予定がいっぱいなので合唱の練習は行かないです。ああ勿体ない。しかしどうしようもない。情報処理試験の勉強もしなければ。ものすごく漫然と時間を使うのはとても贅沢な事になりつつあります。休みの日はあまり一生懸命時間割り振りとか決めて行動とかしたくないのですが仕方ない。仕方ないというのも嫌な響きだなー。というわけで急いで掃除して洗濯して、新しいメガネ取りに行って、帰ってきたら洗濯物干して試験勉強してきます。多分しないと思いますが。それでは。

追記:結局カラオケに行って勉強せず。駄目人間だー


(3月4日)密かに面白い漫画をゲットしました

タイトルはアレですが、菅原雅雪の、「牛のおっぱい」(講談社)という漫画です。日曜日、渋谷のまんだらけでゲットしました。実は登別のブックオフでよく1、2巻を見かけていたのですが、「何このタイトル」と思って無視しておりました。しかし最近、この作者が「暁星記」の人と同じと気づいて、今回ゲットしたものです。ちなみにやっぱり1,2巻しかありませんでした。ネットで調べたところ全5巻だそうですがアマゾンやbk1で取り寄せすら出来ない状況なので、古本屋を丁寧に回って調べるか、復刊ドットコムに投票して復刊を待つぐらいしか続きを手に入れる方法はなさそうです。

それはともかく、話の中身ですが非常に面白いです。北海道の旭川が舞台なんですが、酪農家の爺ちゃんが残した山を使って、久しぶりに旭川に帰ってきた太児が山で牧場を作ろうとする(1、2巻だけだとそんな感じ)話なんですが、太児が面白いです。28だけど子供みたいに純真だし、エロいです。しかし人や動物を引きつけるオーラのようなものを引き付けていて、近づくものを和ませます。牛も乳の出がよくなったりします。まるでキン肉マンのフェイスフラッシュのようですが舞台は普通に旭川なので本当にありそうな感じが出ていてとても良いです。

あと、太児は人や動物から出るオーラが見えます。元気な人や心が綺麗な人(近所のばあちゃんとかも)は光って見えるし、悩みがある人からは濁った光が見えます。しかしだからといって別にファンタジーにならないのが良いところです。「髪伸びたねー」とか言うのと同じ感覚で「今日は強く光ってるねー」とか言って、周りに「何言ってんだ」と言われるだけだし、「暁星記」のように、丁寧に酪農の作業や旭川の街並が描かれていてとても良いです。牛が作る牧場という太児の牧場の構想も非常に気になりますが2巻までしかありません。誰か3巻から見つけたら教えて下さい。

この作者の本を二冊読んだことになりますが、そこで思ったのはこの人は山とか動物とか北海道が好きなんだなあと言う事です。酪農やってる普通のおっさんとおばさん夫婦とか、獣医のお姉さんとかいかにも北海道に居そうでいいです。繰り返しますが非常に描写が丁寧で、おまけに描写対象に対する愛情が感じられます。センスオブワンダーって感じです。いいなあこの漫画。ブックオフで見つけたら即ゲットしましょう。面白くなかったら僕に送ってください。かなり本気です。

話は全く変わりますが、朝日新聞の夕刊の「素粒子」というコラム、最近書き手が変わったら凄くつまらなくなりました。これまでは知識のあるおじいちゃんが書いているとても渋い日記みたいだったのに、今では小泉首相が嫌いなただの年寄りの愚痴のようになっています。ちなみに今日の分を要約すると、「大河ドラマが勢いだけでつまらない。静かな小津安二郎の映画があった昔は良かった。小泉首相も勢いだけで何もやってない」という感じです。捻り無さ過ぎです。今までもなんか政府の批判とかはありましたが、その後に必ず心地よい余韻を残す文章でした。なんか、お気に入りのラーメン屋の店主が引退したら味が不味くなった時のような悲しさです。

とにかく最近の「素粒子」は、今の世相と政治に対する愚痴ばっかりで読んでいてむかつくのであまり読まないようにしています。まるで最近の筑紫哲也のようです。年取ると愚痴ばっかりになるんでしょうか。あそこらへん、何をどうしたいのかわかりません。とりあえず文句だけ言ってる人に見えてとても嫌です。なのでキャスターが個人見解を述べないNHKしか見ないようにしているのです。もっとポジティブなら見たいけど、文句ばっかりな番組なんて進んで見る気なんて起きないです。こんな感じの文章、朝日新聞の「窓」欄に電波系な人から来てそうですね。それでは。


(3月2日)メガネ買って原宿に行きました

今のメガネ、度数は問題ないのですがフレームからレンズが取れるという事が良くあるので、いっそのこともう一個買おうと思い立ち、武蔵境の富士メガネまで行って来ました。なんで富士メガネかというと、昔からというのと、メガネスーパーで一回買ったが調整が下手くさかったという理由からです。富士メガネは、メガネの調整がとてもマニアックで良いと思います。安くはないんですが。

前回買った時(つまり今のメガネを買ったとき)は、フレーム代をけちって安いのにしたら良くレンズが取れたので、高くても丈夫そうなのを選ぼうと思いました。他の店で安く買うのよりは高くなりましたが、「頻繁に買わない物と食べ物に金は惜しまない」(ていうかそれ以外は物凄く適当)、という家訓に従い高くても良いレンズとフレームにしました。今度はネジ外れるという事態にはならない事を願います。

しかし僕に付いた店員さんがえらいマニアックで良かったです。「こちらのフレームは、人工血管と同じ素材で出来ていまして、非常に軽量なんですよー」とか、「このフレームは、松たか子がドラマで架けていたのと同じなんですよー。私はそのドラマ見てないですけど」とか、なんか面白くて良かったです。

その後、武蔵境駅前のイトーヨーカドーのおもちゃ売場に行きました。武蔵境は典型的なベッドタウンという感じなので(雰囲気は苫小牧駅前っぽい)、日曜日のイトーヨーカドーには家族連れが一杯です。で、おもちゃ売り場は子供が一杯でした。無限ループでカクレンジャーの歌を繰り返し絶叫する子供とか、武者ガンダム(未だに新シリーズがあるらしい)のプラモデルに見入っている子供とか、ゲームの試遊台で小さい子を押しのけて本気でGCのメトロイドを攻略している理系ぽい高校生とか、買い物に疲れてキレ気味に託児スペースに座っているお父さんとかがいて、非常にほのぼのとしました。

その後中央線で新宿に出て、今まで行ったことが無い、という理由だけで山手線で原宿で降り、生まれて初めて竹下通りを歩きました。人ごみの前で、着物来た外人のモデルさんが撮影をしておりました。女の子やらストリート系の男子やらマリオンでクレープを買っている観光客ぽい若者が物凄く沢山いて、秋葉原に連れて行ったときの友人ではないですが「ここは俺の場所ではない」と思ってしまいました。おしゃれさんには縁が無いです。思わず東郷平八郎を祀っている東郷神社に逃げ込んでお参りしてしまいました。巫女さんがいました。

その後、明治通り(多分)沿いに歩いて渋谷まで行きました。車道は広いが歩道が狭く、なおかつ人が沢山なので歩くのが大変でした。街並みを眺めながら「あーなんか、健全な北海道の高校生とかはこういうところ行くの憧れるんだろうなー俺そういう青春送ってないから判んないけどなー」とか思いながら歩きました。渋谷のタワーレコードを発見し、CDを買いました。なんか渋谷のタワーレコードに行く、ということだけでイベントになりそうな感じの雰囲気でした。とりあえず渋谷に行く、という事がイベントのような。買うCD自体はどこでも良いのですが。

その後、まんだらけに行ったら何故か客がカラオケを店内で歌っていて非常に居たたまれなかったです。でもコスプレ店員より歌は上手でした。それから適当に散策して帰ってきました。結論としては、渋谷は行けますが原宿は無理です。あと人の数の割に狭すぎです。札幌の方が広くて楽だと思いました。まあCDやら本の、えらいマニアックなものがあるのは良いですが。あとどうでもいいですが武蔵境駅のホームで、女が男の尻撫でてるカップルがいてエロいな、と思ったりしました。かと思えば中央線の電車内では何でもない景色に一々感心している老夫婦がいたりして、色々な人がいて東京は面白いなあと思いました。でも僕は府中近辺をチャリンコでぶらぶらしてる方が疲れなくて良いと思いました。田舎者だからかなあ。それでは。


(3月1日)妹が来ました

妹が来ました。大学の工場見学で一週間、こっちにいるらしいです。飯おごれと言われてむかつきましたがかわいい友達連れてくるからと言われたのでおごる事にしました。

しかし、当日になって東京にいる高校の同級生とばったり会って急遽同窓会ということでその友達は来ず、妹と2人でお好み焼きを食うという事態に。いや実際、何か期待していたわけではないのですが、いや本当。マジで。でもすこしがっかりしました。

で、2人で横浜で酒飲みましたよ。妹とサシ呑みは初めてでした。同じノリと身内のみ通用するギャグで久しぶりに盛り上がれたので楽しかったことは楽しかったです。僕と同じで好きな割には弱いので、サワー二杯ぐらいの酒量で帰りましたが。日曜にはディズニーシーに行くので朝6時起きらしいです。本当に何をしに来ているのかわかりません。春からの就職活動で決まるといいなあと兄としては思います。あと「部屋見せてくれ」と言われなくて良かったです。それでは。


(2月27日)接待呑みを体験しました

接待ですよ。お客さんと小田原行って泊まり込みで飲み会いってきました。僕、確か開発だったと思うのですが、何故か参加です。しかし飯は美味かったです。あとビール持ってお客さんのところへあいさつ回りですよ。お客さんはインターネット関連企業でハイカラな感じですが、宴会の仕方は日本企業だなあと思いました。

夕食後、朝までカラオケになったのですが、よく会うお客さんが同じ高校で同じ大学出身の方だと判明し、パルファンや明徳寮やらリフレインやら伊達看やら(全て室工大関連内輪ネタです)の話で盛り上がりつつ、気が付いたら朝四時になっていて、その方とうちのボスのみ残って、後は全員寝ていると言う状況になっていました。すごく工大生ぽい飲みになりました。あとなんか、僕の歌う歌は非常に古かったですが、周り全員年上なのでちょうど良かったみたいです。クリスタルキングの「大都会」入れて、「僕高い方歌いますから、だれかヤクザの方(パンチパーマで低いパートの人の事)お願いします!」とか言ってたし。しかも通じたし。なんだか楽しかったですが、次の日ほとんど寝ずに定時に会社行って仕事はきつかったです。

本当は泊り込み飲みなどいってる場合ではなかったのですが、仕事の一環だからとか言われていってきました(でもお金はとられた)。付き合いで済ます社会人にはなりたくなかったのですが、仕方ないのかー。で、大変今週は忙しいのですが、忙しすぎて給料日が過ぎていたことに気付きませんでした。なので早速、漫画を買いました。秋山亜由子「虫けら様」(青林工藝舎)という本です。なんか、虫が主人公の表題作と他にも虫関連の話な、虫漫画なんですが、かなり素敵でした。虫は年取る毎に気持ち悪くなってきているのですが、これは擬人化されているのであまり気色悪くないです。女王アリ可愛いし(巣をのっとる行為は恐ろしいが)。冬に孵化するフユシャクという蛾の話と、オオカバマダラの話がいかしてました。多分現物見たらびびるんでしょうけど、擬人化されたフユシャクのメス可愛いし、オオカバマダラが冬にどこに行くのかを捜しに行くゲルンハルトはスナフキンのようです。しかし、ワラジムシを掴んで「かわいそう」とか言って子持ちだったら(確か腹にでかい卵がついていた)外に捨てていた小学生時代とは違います。今はもう、虫が全然駄目です。まあそれはともかくおすすめです。これまたうちの姉妹にお勧めできる漫画だなー。女の子向けというわけでもないですけど。それでは。


(2月23日)バーベキューしてきました

今日は合唱団の方達と多摩川でバーベキューをしました。始めの方は「前の日の練習にも行かんで酒飲んでたのになあ」とちょっとネガティブでしたが、そのうちどうでも良くなりました。やはり外で肉焼いて食べるのは楽しいです。寒いからって焚き火して、薪がないから、川辺の枯草ブチブチ引っこ抜いて燃やしてました。やはり火遊びは楽しいです。火を囲んでダラダラ話したりするのも久しぶりでした。こういうのはいいなあやっぱり。行ってよかった。

話は物凄く変わりますが、僕は「怪傑ヤンチャ丸2」というファミコンソフトが大好きです。ゲームとしての完成度は、決して高くありませんが、サクッと20分位でクリアできるアクションゲームです。

しかしこのゲームが大好きな一番の理由は、音楽がとても素晴らしいからです。特に最初に行ける3つの面の音楽がとても好きです。あんまり好きなのでとりあえず攻略法を作る事にしました。全く作りかけですが。

で、この音楽を作った方は、今も活動をしています。ユニットを組んで、楽曲をホームページで発表しています。僕、あんまりジャンルとかわかりませんが、メロディーが良くてというか心惹かれる曲が好きなので、いいメロディーである「ヤンチャ丸2」と同様、素敵です。ていうか格好良すぎです。女性ボーカルだし。最近、更新された日記によると、ずっとやっていた携帯着メロ作曲の仕事をやめたそうです。ゲーム音楽やCMの曲を作る仕事をされているようですが、音楽で食っていくのって物凄く大変だと思います。そんな中で自主的に音楽活動をしているのって素晴らしい事だと思います。

で、今度ヨーロッパでライブを行うそうです。なんだかとても意欲的で素敵です。僕の大好きな音楽を作った人が、今も頑張っているのはとても励みになります。今後の活躍を祈りたいです。ホームページでは最近の曲はもちろん、「怪傑ヤンチャ丸2」の音楽も聴けます。どんなものか一度、聴いてみたらどうでしょう。

ホームページはここBit FREAK RECORDS


(2月22日)練習休んでしまいました

ああしまった。今日は友人と会って一緒に飯食ったんですが、思わず長居をしてしまい、酒飲んじゃいました。歌の練習行けませんでした。大事な話会いがあったのですが・・・。来週行ったら謝らなくては。こういうのがきちんとできないなあ。

話は関係ないですが、夕べまたカレーから電話が。例によって飲み会リモート参加でした。まあ寝酒飲んでたからすんなり参加できましたが、一人で部屋にいて、突然ギャバン歌って、隣の人はかなり怪しんでいる気配が・・・。そんなに仲良くないから別にいいですけど。色んな方と久しぶりに話して楽しかったです。ああ普通に参加してー。3月に一回帰ります。寮にも挨拶しなければ。それにしてもカレーから電話だったのにカレーは歌ってたのみだったな。先生とか田澤・今井研の方とか会った事無い学部生と話したけど。学部生「F澤これからちゃんとやっていけるのか心配で・・・。」とか言ってて爆笑しました。やっぱり面白い人が来るなー田澤研。

3月になんか、妹が工場見学でこっち来るらしいです。飯おごれと言われました。どこにしようか思案中です。小汚い店しか知らんからなー。まあ小汚くてべつに構わんのだけど。友達と一緒にデズニーランド行くらしいです。何しに来るんだ。僕も行きたいです(もちろん妹に付いて行ったりはしませんが)。それにしても、男一人でディズニーランド行くのって物凄く辛い気がします。男複数でも辛いです。女の子か小さい子がと一緒じゃないと行けません。昔はそういうの気にしませんでした。お祭の出店のくじとか高校生になってもやって、ちゃっちいオモチャゲットして喜んだり、BB弾出る鉄砲とかゲットしてそこらで撃ったりしてましたが(我ながらすごく駄目っぽい高校生だな)恥ずかしがる心をやっと持ったようです。しかしちょっと行ってみたかったりしますよね。カップルか家族連れしか行けないのかなあ。何気な入場制限な気が。それでは。


(2月21日)ウォークマンのヘッドフォン

最近、通勤中にCDウォークマンで音楽を聴いている訳ですが、気になることが一つあります。ヘッドフォンの線は前から垂らすべきなのか、後ろに回すべきなのか判りません。前から垂らすのが自然ですが、線が前にあると邪魔です。後ろに回している人を見て、なるほどと思ってしてみる事にしましたが、これでいいのでしょうか。そもそもこのヘッドフォンって正しい付け方はどういうのなんでしょう。説明読まずに捨ててしまったので判りません。どうでもいいのは充分承知ですが。

最近、杉良太郎の「江戸の黒豹」を聴いています。某P2P交換ソフトで「江戸の黒豹」と検索して、一晩待ったらHDDに入っていました。不思議ですねー。入手方法はともかく、杉良太郎イカしてます。新吾捕物帖が観たくなりました。昼に再放送してるけど観れるわけねー。再放送の時代劇は、あの時間に観るのがいいんですよね。そういう生活がもう、し辛くなっている事に軽くショックを覚えつつ、録画して夜観るのが正しい社会人でしょうか。

それにしても、今週は仕事しかしていません。入って一年目はそれくらいでいいのかもしれませんが、最近、一生懸命にやればやるほど、自分の本質が中学校時代から何ら変わっていない事に気が付きました。いいんだか悪いんだか判りませんけど。しかしあの、むさぼるようにファミコンをやる時間が無いのが中学生と違うところです。本当はのんべんだらりと無為な時間を過ごしていたいのですが、限られた時間を有意義に使うために思索しないといけません。こっちのほうが時間もったいない気がします。でも、この、無理矢理しっかりした生活をしないといけない環境には意外と助かってます。駄目人間になるのをギリギリで支えてもらっています。あーだるいのでソンソンやって寝ます。それでは。


(2月20日)貧しい子供の気持ちでした

会社で技術教育があって、木、金と僕が行く予定だったのですが、今週中にやらないといけない業務が発生し、急遽替わりの人が行く事になりました。なんだか家が貧しいせいで学校に行けない子供の気分でした。背中に幼子を背負ったまま畑仕事とかのイメージです。教育、いっつもこのパターンで行けないんですよねー。業務に関係ないから消極的になるというのもあるんですが、僕としてはどんなものでもいちおうやってみたいというか、教育行くと残業無いから行きたいというか・・・。とりあえず一回くらい行きてー。

そんなわけで、今日は教育に行かずにずっとドキュメント作成をしましたが、結構単純作業が多く、見ていた同期の人から「スクリプト作ったら?」と言われました。エクセルの表を読んで表にしてまたエクセルに出力するのなら、頑張れば作れそうです。しかし、恐らく今の僕では手で作るより時間がかかってしまうでしょう。なので手作業でがんばりました。ただ、またやる事になりそうなので、それに備えてスクリプト作っておくのは手だと思いました。同期の人はperlで作れると言ってましたが、Cでもいいかなあ?(Cも忘れてて大概やばいが)文字扱うならperl勉強した方が早いかも。というわけでperlの勉強をしようと思います。perlパソコンに入れてたっけなー。それでは。


(2月18日)モテる手段としての漫画?

きょうもお台場で仕事でしたが、早く終ったので新宿で降りて紀伊国屋に行きました。特にめぼしい本はなかったのですが、「勝手に改蔵」を手にとって彼女に「これおもしろいよ。マジで」と言っている男と、「そうなんだー、すごーい」とか言ってる彼女、と言う図を見てしまいました。昨日の「あずまんが大王」仲良く買うカップルといい、なんかおかしいです。「勝手に改蔵」は女の子に薦める漫画ですか?違うと思います。「私、電車の中で吹き出しちゃうかもー」とか言ってる場合ではありません。なんでしょう、昔、女の子に「機動警察パトレイバー」を貸して仲良くなった事はありますが(これも微妙なエピソードですが)、「勝手に改蔵」はそういう、女の子と仲良くなる手段としての漫画ではないのでは、と思うのです。「ゴルゴ13」について楽しそうに語らうカップルなら許せます。いまだかつて見た事はありませんが。

要は、「勝手に改蔵」をネタに、何を語らうのだ、と思うのです。「初代ガンダムで一番いい話は『ククルスドアンの島』だ」とか話す気でしょうか。嫌過ぎです。何かがおかしいと思います。カップルで語るべき面白い漫画は他にもっとあるはずです。あと、得意げに「勝手に改蔵」を薦めて物知りぶってた男もかなりむかつきました。ていうか漫画詳しいの事を女の子に誇っても駄目だと思うのですが。実は漫画に詳しいともてるのかな?じゃあ僕、明日からモテモテですね。やったー(無表情)。

なんか前回の日記を受けて、色々励ましを頂きましたが、そんなに凹んでないので大丈夫ですから。しかし大変ありがたいです。それでは。


(2月17日)生活が乾いています

なんちゅうか、風邪が微妙に治ってないし、仕事して帰ってきて寝てまた仕事行く、という循環になってから、生活が乾燥した感じがします。もっと潤いが欲しい。会社の人間関係は、最近怒られてばっかりなので、普通に会話をすると向こうとしては叱る対象なので普段微妙な感じになります。叱られてばかりだった中学校の先生に卒業してから会いに行った時の微妙さと言えばいいでしょうか。もっとまともに話せる立場になりたいです。ああ乾いている。いや、面倒くさい事言わないので、三日ほど部屋にひきこもりたいです。やったらやったで凄く憂鬱になりそうですけど。やはり体調悪いとろくな事考えません。健全な精神は健全な肉体に宿る、というのは本当のようです。もっと健康に気をつけたいです。別にアガリクスの粉末とか黒酢とか飲みださなくていいんですが、少なくとも朝飯しっかり食べるぐらいはしたいです。ただ腹を膨らますための食事ではなく、これから「戦闘」をするための食事の必要性を感じます。一生懸命にならないとやられそうな毎日です。非常にレベルの低いサバイバルをしております。

さて、今日仕事帰りに本屋へ行き、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」の中巻を買いました。始めは上巻と下巻しか売ってなかったので、上下巻構成かと思って上巻を読んだら「中巻に続く」と書いてて、すかさず下巻読もうと思っていた僕は愕然としたものです。

分倍河原駅前の分梅書店は、狭い割には品揃えが結構よく、「項羽と劉邦」の中巻を買うことが出来ました。ついでに発行数が少なくて微妙にレアとなっていた井上和郎「美鳥の日々」(小学館)が一冊だけあったのでゲットしてしまいました。あれです、サンデーでやってる、主人公の右手が女の子になるやつです。そのうちアゴに寄生している人に会ったり、鉈で寄生獣と戦ったりするのかとドキドキしています。多分しないけど。「金色のガッシュ」の作者や「烈火の炎」の作者や、この作者はみんな「うしおととら」の単行本のあとがき漫画にでてきた、藤田和日郎の元アシスタントですが、みんな活躍しているあたり、「からくりサーカス」の作者の人は良い師匠なんだなあと思ったりしました(「烈火の炎」は大嫌いですが)。

唐突に藤田和日郎の弟子の話を書いてしまいましたが、書きたい本題は違うのです。本屋でレジにならんでたら、後ろに並んだカップル(男は茶髪とピアス、ヤンキーではないが非工大生タイプ)がうれしそうにあずまきよひこ「あずまんが大王」(メディアワークス)全巻を持って談笑していた事です。凄い偏見持ってますが、「あずまんが〜」買う人って、筋金入りのオタクの人のみで、「ドラゴンボール」の完全版(最近売ってるやつ)を買いそうな普通っぽいカップルが買うものではないと思っていたので驚きました。意外と読める(面白い)漫画だし人の趣味だから本当、余計なお世話なんですけど。しかし普通のことなのでしょうか。なんか僕の認識と違います。なんだか僕の想像以上にマニアックな層というのは世間に浸透しているんだなあと思ってしまいます。

昨日、ゲームボーイカラーのソフト「ゼルダの伝説 夢を見る島DX」をやったら滅茶苦茶面白くてはまりました。GCのより面白いです(断言)。なんでかというと全くストレス感じないのに深い。音が少ないのに感動するGBのサウンド。あんまり上手くないパッケージのイラスト。これぞ任天堂です。カプコンが作ったGBカラーのゼルダもあったけど何か違いました。グラフィックやハードのスペックにこだわらない、超大作じゃなくてもこれだけ面白いのはやはり凄いです。3Dゲームは未だ模索の段階だと思います。GCのゼルダが一番そのなかでマトモと言えますが、激烈に面白いかというとGBのゼルダには負けてしまいます。ていうかトライフォースのかけら集めるのが面倒くさいんだよ。ゼルダであんな思いしたくないよ。ゲームボーイアドバンスはハイスペック過ぎます。僕の大好きな古き良き任天堂のスピリッツは受け継がれず失われてしまったのでしょうか。それともアドバンスは意外とさくっと遊べるソフトあるんでしょうか(なんと未だアドバンス専用ソフト持ってない)。とりあえず今度出る「聖剣伝説」のリメイクは買おうかなと思ってます。今の僕には、仕事帰りに放心しながら「ソンソン」をひたすらやるぐらいの気力しかないのです。シミュレーションとかやってられないです。でもなんか、今物凄くファイナルファンタジータクティクスがやりたくなってきました。面白いかなあれ。ゲームを語るうちにゲームやりたくなってきました。時間はないけどね。それでは。


(2月15日)すっかり忘れていましたが

今の時期、大学では卒研準備で大変なんですね(M2の方は発表終了だそうで)。自分のように適当やって苦労する人は余りいないと思いますが、大変なのは間違いないでしょう。なんか、あの時頑張るのって仕事するようになった今考えると決してマイナスにはならない(むしろプラスになる)と思われますので、一生懸命になったほうがいいです。言われなくてもしてるでしょうけど。

風邪は治ってきましたが、どうも平日の体調が優れません。緊張続きで精神的に疲れているせいもあるかもしれませんが、どうにも平日、仕事の後に寝る以外のことをする気力が起きません。今は仕事に集中すべき時期であるとは思うのですが、本当にユニコーンの「働く男」の歌詞みたいな生活です。話逸れますが、ユニコーンの歌って、意外とサラリーマンの悲哀を歌ったものがあることに気付いて、聴いていて共感してしまって困ります。「PTA〜光のネットワーク〜」とか「ロック幸せ」とか。やはり歌はラブ以外の曲の方が共感できます。僕の好きな歌は大体、ラブソングでないのが多いですし。大好きなイースタンユースとかナンバーガールも、ラブ要素があまりないです。

音楽と言えば、ぼくは「はちみつぱい」というバンドが好きです。好きといっても、もう何10年も前に解散したバンドですが。こういう、特に流行ってないけど、とりあえず自分は好きなバンドの話は、他人が見ても全く面白くないのは重々承知しているので(自分が聞く立場だとそう思います)、詳しい説明は省きますが、大好きなので毎日同じCD聞きながら会社通ってました。飽きないんですねー。このバンド、活動中もあまり有名ではなかったようですが、CDが復刻されるだけの知名度はあるようです。でも、誰も知らないですよね。同じくらい好きな古井戸と同じかそれ以上のマイナーさと古さですから。あの時代は生まれてないけど大好きです。タイムマシンあったら行ってみたい時代ですね。で、ライブにいってみたいです。

全然関係ないですが、この前の金曜、仕事帰りに新宿に寄りました。で、いつもなら絶対行かない南口のルミネ1にいきました。駅と一緒になってるショッピング街ですが、2階へ行って後悔しました。若い女の子と彼女ら向けの店しかありません。しかも一杯。その中にむさい僕一人という状況は、大変いたたまれないものでした。でも5階にある青山ブックセンター(隣のルミネ2にもあるなあ)はマニアックな漫画立ち読みし放題で大変良かったです。あれだけ立ち読みし放題だと、買う気が無くなってきそうで恐ろしくなったので、ずっと欲しかった須藤真澄「振袖いちま」(エンターブレイン)2、3巻しかなかったですが買いました。普通の本屋でなかなか売ってないのでとりあえず買いです。なんか、この人の漫画、絵はかわいらしいですが普通の少女漫画でもなく、女の人向けのおしゃれな漫画(なんとダサい表現の仕方だー)と違ってて、そして面白いのでとてもいいです。とても真っ当な感じがして良いです。

ゲームボーイSPが発売されました。しかしここ最近、全くゲームボーイのゲームで遊んでいない自分に気付きショック。家でやるならファミコンで良いし。でもゲームボーイのあの音、結構好きなんですよね。「ゼルダの伝説 夢を見る島」の剣を抜く前の音楽とか寂しげで好きです。ああなんかやりたくなってきた。寝る前にちょっとやろう。それでは。


(2月12日)ゴダイゴ

先日、京王府中駅前のCD屋で、ゴダイゴのベストCDが売っていて、セールで安くなっていたので買いました。そして買ったばかりのCD-MP3プレーヤで聴きながらまんだらけの本店に出かけたのですが、最高です。いや、まんだらけがではなく(ある意味凄いが)ゴダイゴが、です。以前から「モンキー・マジック」とか「ホーリー&ブライト」といった有名どころは知っていて好きだったのですが、あんまり聴いてなかった「マジック・カプセル」がもうカッコよくてたまりません。なんでこんなに調和した音が出せるのでしょう。ベースとキーボードとドラムが調和して8ビート刻んで、とても素晴らしいです。これは通勤時に聴くとよいかも。

風邪引きながら会社に行っていたため、それだけで精一杯で他の楽しい話題を見つける余裕がありませんでした。電車の中で突然唸り声を上げて床に突っ伏して痙攣している人(しかも口の中切って床が血まみれ)に出くわす等、あまり楽しくない話題は少し有ります。多分、てんかんかなんかだと思います、その人。周りのサラリーマンや青年が駆け寄って介抱したり、次の駅で駅員呼ぶ人がいたりと、無関心ぽい人もやるときゃやると思いました。

また司馬遼太郎の本を読み始めました。「項羽と劉邦」です。「坂の上の雲」よりも読んでいてワクワクしませんが、なんだか歴史の勉強になります。劉邦の顔は龍に似ていた(実在しない幻獣に似ているというのもどうかと思うが)ので、今でも皇帝(日本の天皇も)の顔の事を「竜顔」と呼ぶのだそうです。ぼくこういうウンチク大好きなので大変楽しいです。「陳勝・呉公の乱」は世界史で習うけど結末は教えてくれなかったから知らなかったのですが、これ読んだおかげで知ることが出来ました。良いですねー。司馬遼太郎。「獺祭」の由来も学べるし。


 
(2月12日)春菊が美味しいです

いきなりそんな事書かれても、と思われるかもしれませんが経緯としては、

風邪引いた

寝込む

食欲なし(好物のチキンラーメン二袋一気食いも出来ぬ程に)

今日になって体調持ち直す

今日の夕食は鍋だった

具の春菊、長葱、白菜が弱った体に染みるように上手い

というわけです。あいかわらず他人にはどうでもいいことばかり書いておりますが、風邪が治ってきたので更新も再開します。どうかよろしくお願いします。

先日、合唱団の方に「2ch一時閉鎖だって」と言われ、マジか、と思って帰って調べようと、電波2ちゃんねるの方を見に行ったら、こっちが一時閉鎖、と言うお話でした。TBCの事を笑えません。ここにだけはこういうミスをして欲しくなかったです。ちなみにここのことです。

最近、急激に仕事関係で叱られています。なんだか先輩諸氏が本気になった様子です。おっかないよぅ。でも悪い事して怒られてるわけではないので頑張れます。それより平日に僕より酒飲んで次の日、僕より遠い所に住んでるくせして、僕より早く会社にいてしゃっきりしている先輩はある意味凄いと思いました。

さて、漫画の話なんですが、東京での生活の心の支えにする漫画として、藤子・F・不二雄高野文子の作品を正月に持ってきたのですが、高野文子の漫画は、凄すぎて語ることが出来ません。えらくマニアックですが、おそらく江川達也(タルるーとくんとかの作者)や浦沢直樹(MASTERキートンとかYAWARAの作者)より巨匠である事は間違いないです。別にこの2人の作品嫌いなわけではありません(むしろ好きです)。高野文子の作品は凄すぎます。

高野文子は凄いのですが、やはり藤子・F・不二雄です。「ドラえもん」と「エスパー魔美」は心のバイブルです。しかし、マニアックな僕としては外せないものがあります。それは「SF短編集」です。色々バージョンがあるらしいですが、とりあえず僕は小学館コロコロ文庫の少年SF短編集2「絶滅の島」というのを実家から持ってきました。何でかと言うと「山寺グラフィティ」が入っているからです。

お話としては、高校卒業後に東京へ出てきたイラストレーターの卵である主人公が、死んだはずの幼なじみとそっくりな女の子を町で見かけて・・・、という感じなんですが、最終的には故郷の山形県にある立石寺に出かけます。そこで真相を知るのですが、見事にSF(藤子不二雄的にはスコシ・フシギの略だそうです)です。話もいいのですが、それよりも、東京で版下屋の下請けをしたり雑誌のレイアウトを描いたりして、忙しいながらも仲間も出来、充実して暮らしている主人公の前に現れる思い出、というのがもう、渋すぎです。絵はドラえもんと一緒だし。

あと、最後の方で出てくる、女の子の父親の台詞もかっこよすぎです。あの絵だからこそ、台詞もくどすぎずにいい感じになっていると思います。めんどくさい事言わなくても、読んだらもう、「たまらん」と思うはずです。是非読んで欲しい作品です。あとこの本にはエスパー魔美の元らしい「アン子 大いに怒る」も載っているのでお勧めです。どこに売ってるかは知らんけど。ちなみに僕は、今は亡き水元町の五輪堂で買いました。いい店だったのに・・・。

ところで、この「山寺グラフィティ」、あんまり良いのでネット上でも少しは話題になってるのかと思ってグーグル検索してみたら、なんか、もっとマニアックでした。まあ面白いしねー。それでは。


(2月2日)その2:まんだらけの本店に行って来ました

今日は久しぶりに早起きしたので(平日と同じくらいに時間に起きれた)、出かけることにしました。でもどこに行こうかと考えた際、前から気になっていたまんだらけの本店に行くべく、中野まで行って来ました。結局漫画ですよ。

JR中野駅を降り、なんかえらく幅の狭い(しかし人は沢山いる)商店街を抜けると、これまたごちゃごちゃしている中野ブロードウェイという建物がありました。4階建ての建物の中にテナントが物凄く沢山入っているのですが、この建物、3分の1がまんだらけだったようでした。普通の漫画は勿論、古い漫画雑誌コーナーとか、コスプレ衣装コーナーやら、やおい専門同人誌コーナー(間違って入ろうとしたら女性客しかいないからおかしいと思い、気付きました)などなど、凄い方向に充実していました。人の事言えないけど、凄くオタクな人が沢山いました。大声で「僕としては今の仮面ライダーには異議ありなんだよねー」とか言ってる人とか、定価1000円の「フジ三太郎」を彼女に見せながら「この本は1000円は高い。」といっている男とか(いや定価だから高いとか言われても)、とても面白かったです。しかし非常に胸焼けがしました。軽くカルチャーショックです。秋葉原より濃いです。あの空気に馴染んでしまっては、なにか大事なものを失いそうな気がします。でも漫画の品揃えはさすがによく、沢山買ってしまいました。

中野駅前商店街といい、中野ブロードウェイといい、火事になったらあっという間にパニックになりそうなごちゃごちゃした町並みの中にある所為か、とてもいかがわしい雰囲気でいっぱいでした。あそこは行くだけで一つの体験ですね。秋葉原にある本屋に一緒に行った時に「ここは俺が来るべき場所じゃない」という発言をした友人がいますが、彼が行ったら速攻で家に帰ってしまいそうな場所でした。

で買ったものですが、ついに村上もとか「クライマー列伝」(小学館)を買いました。古海さんが持っていた、小学館叢書版をまんだらけでやっと見つけることができました。この漫画、やっぱりかっこよすぎます。第1話でいきなり主人公のイギリス人医師はエベレスト山頂の手前で死ぬし。で死体を背負って山頂で泣きながら一緒に写真を撮るシェルパ頭のアン・ブルパとか、本当に少年サンデーで掲載されていたのかと思うくらい渋すぎです。あと、ドリュ北壁登頂中に滑落死してそのまま置き去りになっている登山家の死体を回収しに行く弟と父親の話は最高です。この作者の漫画は恐ろしい確率でハズレが無いです。「六三四の剣」とか「龍-RON-」とか「JIN-仁-」とか全部名作です。読むことを強くお勧めします。

あと田中ユタカ「愛人[AI-REN]」(白泉社)というのを買いました。これ凄く面白いですが、こちらはお勧めしません。この漫画知っているというのはなんだか、エロゲーに感動して泣いた(ないけど)と告白する位勇気のいる事のような気がしてなりません。何故かと言うとこの作者はエロ漫画家だからです。実際、表紙もなんかエロ漫画みたいです。でもこの作品は別にエロ漫画ではないし、エロ漫画だとしても感動して何が悪いとも思うのですが、この本見せたら、やはり周りの人には大いに引かれます。今後の付き合い方が変わってくる事でしょう。思っても言うべきではないのです。しかし面白いんですよこれ。なのであらすじとか書いて紹介しちゃいます。もう駄目だ俺・・・。

近未来、死期の近づいた人に提供される寿命の短い人造人間「愛人(アイレン)」を市の福祉課に申請した主人公の青年と、その「愛人」のラブストーリーなんですけど、もう読んでいてかゆくなるほどラブラブでそこのパートはむかつくんですけど、何時死ぬかわからない病気を持つ主人公が毎晩見る死神の夢とか、夜中にふと気付いてしまう死への恐怖の描写が凄いんです。このことに関してこの漫画はすごく真面目に取り組んでいます。で近未来の地球は救い難いほど戦争や内紛が多発してもう滅びるんじゃないかという絶望的な状況で、気候は狂ってしまってずっと夏、という状況です。こういう中で主人公と「愛人」の2人はどちらも近いうち死ぬという事がわかっていてお互いに苦しむのですが、悩んだ末に「とにかく生きる」と決心して毎日を大切に生きていく・・・、クサいです。非常にクサい(ξって変換されたよ)ですが絵がかわいいのともう死が傍に来ている静かな風景のおかげで普通に読めるのが素晴らしいです。あと主人公の病気の秘密が、なんか地球の存亡にかかわっているらしく、人間とはなんなのかとかスケールのでかい話にもストーリーが拡大していきます。これ書き終わった後、この作者は本当に死ぬんじゃないかと思うくらい作者の気合が伝わってくる作品なんです。事実、最終巻執筆中に作者は漫画を書くことが出来なくなってしばらく休養してしまいました(最近復活したらしい)。ああ熱く書いてしまいました。でも読んじゃったので、最終巻5巻が早く出ることを待ち望む事にします。微妙な話題のほうが沢山書けるぼくも割と駄目ですが、面白いのが読めたので良しとします。しかし友達は減りそうです。それでは。


(2月2日)「新人類」をエンドレスで聴いています

一昨日の日記書いている時は非常に気分が悪かったですが、今日はいい気分です。やはり合唱行くと楽しい気持ちになれます。男声合唱いいなあやっぱり。

音楽といえば、最近出たスペランカーの新曲「新人類」はかなり良いです。曲の完成度が凄く良いんです。メロディーも良いし、これ持ってきたチョイスもナイスです。「新人類」なのにえらく格好良い曲、というミスマッチさがたまりません。しかしなんといっても素晴らしいのは、ファミコンにあこがれた小学一年生の時の気持ちが思い出される事です。あの頃、おもちゃ屋さんの店先で店頭展示されていたファミコンから流れてくるタイトル画面の音楽を聞いてワクワクした時と同じ気持ちにさせてくれるものが、スペランカーの「新人類」にはあると思います。本当に素晴らしい事です。

ファミコンだからというだけではなく、子供の時に掴んだ気持ちを今も忘れず持っている事が素晴らしいと思うのです。だからビックリマンでもポケモンでもベイブレードでも遊戯王カードでもなんでもいいけどああいうのに興奮した気持ちを忘れず、さらに昇華させているスペランカーの活動ぶりに、僕は本当に尊敬しています。僕はただのマニアですけど、スペランカーにはそれだけじゃないものがあります。是非多くの方に聞いて欲しいです。では。

the band "SPELUNKER"Official page


(1月31日)非常に気分が悪いです

体調が悪いからではありません。身近にこんなのにはまってしまった人がいて、その人から「如何にこのサークルが素晴らしいか」を聞かされた揚げ句勧誘されたからです。

いや、気持ちはわかるつもりなんです。僕も高校時代の合唱部(正確には音楽部という名前だが)の時は、「なかよしサークル」の中で「川端君面白いよねー」とか女の先輩に言われて「そうすか?うへへへー」とか言ってたので。室蘭工業大学で言うところのStudio催事(度々出て来ますが僕催事大嫌いでした)状態の、あの閉じたグループ内のみの人間関係独特の楽しさにはまっていたからわかるんです。

何故気分悪いかって、まず金が絡むのは間違ってると思います。他に比べてマイルドらしいですが結局マルチ商法の派生ですよこれ。「仕事以外の人間関係が欲しい」という人の気持ちにつけこむ団体の質の悪さがまず一つ、そしてもう一つは社会人になってもう、そういうのに引っ掛かる人が本当にいたのかというショックです。前にここで書いたラッセンの絵買っちゃう人もショックでしたけど(参考)、同様のショックを受けました。

自分のサイトだから好きに書きますが、給料頂く身になってからに己を律する事が出来ない(これ自分も出来てませんけど)というか、変なのに引っ掛かってしまう人って駄目だと思います。あと学生卒業してからも「なかよしサークル」(ニュアンス伝わるでしょうか)に入って「そこの人に滅茶苦茶良くしてもらってる」とか言っちゃう人、もう個人的に大嫌いです。もっと自立しなさいと言いたいです。ギリギリ社会人としてやっていける駄目人間を目指す僕に言われたら、本当に駄目です。あー本人に言いてー。催事は嫌いだけど許します。金儲けじゃないし学生だし。社会人になったらそういうの止めましょう。内輪に閉じこもってないで外気にあたれ。以上、この段落は僕の個人的意見です。

ちなみに上のリンク内の掲示板の過去ログもむかつきます。脱会した人達が団体を告発してるのですが、この人たち同士が掲示板内で結局つるんで「なかよしサークル」状態になっています。おまけに「こうすればよかったのに」とか微妙に肯定してるし。嫌なものを見てしまいました。今春、新社会人になります皆様におかれましては、くれぐれもこういった勧誘にはご注意下さい。田澤・今井研や明徳寮でしっかり酒飲んできている方々は心配しておりませんけど。

うちの会社が入れた新システムが原因で起きた客先トラブル対応で徹夜しかけたけどなんとか収束して僕だけ帰れることになったことがかすむ位の出来事でした。というか「いても川端君やる事無いから」とか言われた事の方がショックでした。まあ早く帰れた事に喜んでおいてその分勉強します。それでは。


(1月28日)CDウォークマンを買いました

生まれて初めて(マジで)買いました。歩きながらCDが聴ける、なんて便利な道具でしょう。

・・・というか、部屋のオーディオ機器がパソコンしかなく、メモリを食うのがいやだったので買いました。良いオーディオは欲しいですが高いし、大きい音出せないから結局ヘッドフォン着けなきゃいけないなら、と思いウォークマンにしました。ついでに最近出たユニコーンのベストを買って聴いています。いいなーユニコーン。

音楽も聴けるようになりますます充実してきた通勤電車ライフですが、読書の方も充実しています。今日は壷井栄「二十四の瞳」を読み終わりました。昭和のはじめ、岬の村の分教場にやってきた若い女性教師大石先生と12人の小学生の交流を描く物語なんですが、太平洋戦争のために教え子が戦争に駆り出されたり、夫が戦死したりと戦争の辛さも大きなテーマとなっています。身近な人が戦争のために死ぬ(食料が無くて病気で死ぬのも含めて)事は嫌だなあと素直に思えました。

それよりも僕は、昭和初期の漁村の、生活描写ががとても丁寧で良いと思いました。こういうのが「古きよき日本」像とでも言うのでしょう。でも戻れと言われたら断じて嫌です。貧しいけれども幸せというのは、そうするより仕方が無い環境だからこそ成立するのであって、今から戻ろうとか言われても無理だと思いました。いや、別に戻れとはだれも言ってはいないのですが、最近、過去を美化する傾向が自分にあるので思ったのです。あとそれから昔の社会では子供の未来があまりにも無いのが嫌だと思いました。特に女の子の将来は親の決めた結婚をするとか家業を継ぐしかないのはかなり駄目だし、それを仕方ないと小学生の時点で諦めている子供がいた時代はもう来てはいけないと思います。家が大事とか長男は親の面倒見て当然(もちろんすべきではあるけど無理矢理は嫌)等の、昔の日本の封建的な雰囲気は大嫌いなので、昔話が美化される昨今、この時代のお話を読んで思い出しました。やはり現代が一番です。現状を良くするために頑張るしかないと。ファミコンあるし。昭和初期の丁寧な描写はとても良いですが、それによって思い出した「古きよき日本」は、やはり思い出にしておくのが良いと思わせてくれた一冊でした。それでは。


(1月26日)父親もマニアでした

昨日は合唱の練習でした。指揮者の先生が今日はお休みで、秋にやる予定の曲をおさらいしたり、今度行う少人数での合唱のための練習をしました。各チームに別れてがやがや練習したり、音取りをするための鍵盤が足らなくて、練習しているほかのチームに「次貸してー」と言っておいたり何だか高校の時の練習のようで楽しかったです。まあ練習としては効率良くないのですけど、賑やかに練習するのは楽しかったです。平日の仕事で貯まった鬱屈した気持ちが晴れていって非常に爽やかになれました。

で、田澤今井研の方々に言われるように、麗鳴の方にも「ホームページ見たよ」と言われてしまったのですが、ここで好き勝手書いている割には直で言われると非常に照れます。なんか、ここで好き勝手書いていることと、普段の自分の間にギャップがあるためなんですね。好きな事書くのはできるけど、普段好き勝手に行動できないから、というか。アホな行動をして生じる摩擦が余りに大きく感じられて、行動を抑えがちになっている自分がいます。嫌だな。仕事や人間関係でふざけていたら本気で怒られたり失礼な事をしてしまうのでアホなことがし辛いので、別のふざけられる場所を確保しておかねばなりません。これはいままで考えた事が無い事なので難儀します。我慢やら譲歩すべき領域が増えているのですね。とにかく今後つまらない人間になってしまったとしても、ちょっとで書く事はアホ臭い事であり続けたいと思いました。

で、題名の事についてなのですが、僕は新谷かおる「エリア88」と言う漫画が大好きなんです。飛行機パイロットを目指す普通の若者が、親友に騙されて某国の外人部隊に入れられてしまい、傭兵パイロットとなって戦争に明け暮れる日々が描かれるかなり渋い話です。この漫画を高校の時初めて読んだとき、戦闘機の格好よさや傭兵の生き様に痺れて感激しながら読んでいたのですが、ある日父親にもすすめてみることにしました。このころから漫画をむさぼり読む習慣が着いていた僕は、自分が面白いと思ったマンガを他人に薦めたくてしょうがなかったので、男なら判ってもらえるだろうと思って、家でもう一人しかいない男家族に薦めてみたのです。

「父さん、エリア88って凄い面白いから読んでみない?」といってみたら意外な返答がありました。

「戦場ものなら松本零士『ザ・コクピット』の方が面白いからいらん。」

「ザ・コックピット」は「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」で有名な松本零士が描いた、一連の戦場ものの作品を纏めたものですが、普通の高校生ならまず読みません(僕は大学生の時に読破して感動しました)。高校生の息子が無邪気に薦めた漫画の元ネタ(?)を読んだからいらん、と断る父親もどうかと思いますが、そこまで言い切れるほど漫画読んでいる父親の意外な一面を見て同じマニアとして感心しました。しかし父親の漫画マニアぶりは以前から見えていたのです。

僕が小さい時に初めて与えた漫画は手塚治虫の「火の鳥」だし(未来編読んでトラウマになりました)、ぼくが毎週買っている週刊少年ジャンプを黙って持っていって読んでいたし、読んだ後「『るろうに剣心』は『幽々白書』の後の看板になるには弱いなー。「ワンピース」はいいけどな」とか「ジョジョは第5部(ブチャラティが出てくるやつ)になってから訳判らなくなった」と非常に漫画読みとして適切な発言をしていました。50代としてはかなりのマニアックさを保っていると思います。

今も漫画を買いまくっている僕は、マニアとしての父親の知識量に尊敬してしまいます(他はあんまりだが)。今度帰った時にはマニアック漫画トークをしながら一緒に飲んで、母親や姉妹を呆れ返らせたいと思います。でも漫画好きなら恥ずかしがって姉に買わせずに、いいかげん自分でジャンプを買ってきて欲しいと思いました。

で漫画を相変らず買ってますが、島田虎之助「ラスト・ワルツ」(青林工藝社)というのを買いました。仕事帰りに新宿に着くと、空いている本屋は青山ブックセンターという所しかなく、そこに寄り道しているのですが、モーニングで今やってる「プラネテス」の3巻が出てたから買って、宇宙飛行士漫画つながりで太田垣康男「MOONLIGHT MILE」(小学館)を セックスしてばっかりだなあと思いながらも買って、それから漫画コーナーに平積みしてあった、この聞いた事もない作者の本を読んでみたら滅茶苦茶面白かったので買ってしまいました。コロンビアの町工場でナチスの元将校が作った幻のオートバイ、ガガーリンの替わりに宇宙に初めて行くはずだった旧ソ連の元宇宙飛行士、チェルノブイリ事故に真っ先に駆けつけた消防隊員の中で唯一生き残った消防士、朝鮮戦争で北朝鮮に抑留されていた米軍パイロット、メキシコ移民の叔父、自称バイキングの末裔のログハウス会社、という一見無関係な物や人のドラマが語られ(それがいちいち丁寧で面白いのだが)、それらが一つづつ鎖のようにFC東京ファンの作者とその仲間と繋がり、最後に富士山に全員集合するという、なんかもう凄く面白い漫画でした。全く関係ない人たちが偶然結びつきがあって、最後にどんでん返しというのがなんか「マグノリア」という映画を思い出しましたが誰も知らないのでどうでもいいですがそう思いました。

作者の島田虎之助と言う人は「アックス」という雑誌で描いていて、これが初の作品だそうですがすごく将来が楽しみなので頑張って欲しいと思いました。ではこれから、夕べ踏んづけて壊したヘッドホンの代わりを買ってくるので終ります。それでは。


(1月19日)腹壊しました

別に発表する事ではないんですが、北海道帰った時に土産用に買ったノースマン(つぶあん入りのパイ菓子。かなり好き)の余りを食べたら腹を壊したようです。賞味期限は確かに三日ほど過ぎてましたが、明徳寮時代にF澤からもらった賞味期限切れの弁当を、さらに冷蔵庫で三日ほど寝かせたものも普通に食べてたから全然平気、と思ってたんですが平気ではなかったようです。うーん、ひょっとして2時間ほど常温で置いておいた牛乳飲みながら食べたのが悪かったのかな。またはその両方か・・・。どうなんでしょう。まあいんですけど。

先日注文した、机と椅子が昨日、届きました。で、ハローモーニングを見ながらのんびり組み立ててましたが、なんかモーニング娘。、また人が増えるそうで。「今晩7時発表」とかいってたけど特に興味なし。ホームページを立ち上げた理由って、「モーニング娘。の真似をしながらカラオケで歌ってモーニング息子っていいんじゃない?」という今思い浮かべても馬鹿じゃねえのと思う理由だったのですが、あの時盛り上がったのは、モーニング娘。のマイナー感(そのころはチェキッ娘もなんか好きだったし)と、その後でた「LOVEマシーン」のインパクトの凄まじさのためだったのです。14歳新メンバーとかどうでもいいんです。でも今日たまたま見たハローモーニングはちょっと面白かったです。毎日のようにゲーム(プレステとかの意味でなく)で対決とかして、面白いリアクションを一生懸命やってる十代の女の子の集団を見る、見世物ですね。大人って酷いですね。

モー娘。を真面目に語っても仕方ないので、今日の出来事でも書きます。郵便局に払込の用事があって京王府中駅まで行ってきたのですが、日曜は口座間振込みしかできないそうです。仕方ないので自分の口座から送金しようと思ったら残高不足でした。最近、郵便貯金の口座は使ってませんでしたから無いのも当然です。で、日曜日はさらに入金も出来ないらしく、結局払込できず。まるこす氏に送るエアメールのための切手だけ買ってきました。

後は本買ったり(漫画ですけど)してたんですが、なんかカップルが道端で口論していて、通り過ぎるときに会話の内容がちょっと聞こえて、

女:「言い方悪いけどあんた汚れちゃったよね」

男:「俺のどこが汚れてるんだよ」

いやー、ドラマかよって感じの台詞がバンバン出てきて面白かったです。先日府中駅前で見た、「一人の女を巡って男二人が改札の前でケンカ(しかもローキックの応酬)」には敵いませんが。

で、また漫画買いました。買う場所は大概、京王府中駅前の本屋なんですが、ここの漫画ラインナップが非常にマニアックで僕好みなので気に入ってます。売れ筋の本は当然置いてあるんですが面白いのは、その人気作家の、初期作品集とかを取り寄せて一緒に売ってるんです。なんか店員さんの工夫が見られていい感じです。

色々買ったのですが、一冊気になった本があります。「青木朋・空論創作委員会」の、「机上の九龍」(小学館)という本です。これ、大学の時、スピリッツでたまに載ってたやつで、凄く面白かったけど突然掲載されなくなって、そのまま忘れていた作品です。読んだらやっぱり打ち切りみたいな終り方でした。それでも面白いんですけど。

近未来の東京のネオ九龍地区で捜し屋をやっている青年、机田九が主人公で、特別なクローン技術で人間並みの知能を持って話ができる父親のラビが街で起こる事件を解決していく、というお話なんですけど、ただの人捜しのはずが、ラビを作った天才科学者モロ博士の影や強引な再開発の裏の秘密が見えてきて、謎を解くべく立ち向かっていって解明される意外な事実・・・って感じで物凄く良い漫画です。ごちゃごちゃと雑多なネオ九龍の描写も丁寧で、本当にある街をみるようなリアリティがあります。こういうのが打ち切りっぽく終ってしまったのはとても残念です。でも単行本出ただけ良いのかもしれません。で作画の青木朋という人は、今度サンデーGXで新連載やるそうです(ソース:最後通牒)。単行本がでるにあたっての情報がグーグル検索ではこれしかありませんでした。もっと注目されてもよさそうなものですが。

昨日酔っ払って帰ってきて掲示板見たら、カレーから「新企画アップしろや」的な書き込みがあったので、見切り発車で作りかけをアップしたんですが、やっぱ引っ張っておいてそれは無いだろうという感じのリアクションが。ちっくしょー。それでは。


(1月15日)2chやりすぎ

2ちゃんねる(2ch)を毎日みてるんですが、2chを見つづけているおかげで、朝日新聞が読めなくなってきました。なんか2chって、朝日新聞と韓国が嫌いな人が誘導してるんじゃないかって位、それらをこき下ろす話題が多いです。既存のマスコミでは絶対にやらない話もあって面白いには面白いのですが。で、小泉首相が突然靖国神社を参拝した事を受けての今日の夕刊のコラムに、「突然行くのは姑息だ。行くなら8月15日に何故堂々と行かないのか」と書いてあって、即座に「行ったら行ったで絶対駄目とか書くくせに」と思ったときは「俺、2chやりすぎ」と自分で思ってしまいました。正直、行っても行かなくてもどうでもいいんですが、靖国神社へ行ったら戦争を賛美してると怒りまくるのはちょっとどうかと思います。かといって軍歌を大音量で流しながら走る車もどうかと思いますし、何かと「朝鮮人は日本の敵」という書き込みが一杯な2chもどうかと思います。思想がどうとかではなく、感情で突っ走って何かやるのが一番怖い状況だと思うのです。中高生ぐらいがどう受け止めるかが心配です。日常会話で「朝日新聞と韓国は死ね!」とか言い出すガキが出てきそうで。

いきなりこんな事考えたのも、今日「坂の上の雲」を読み終えたせいだと思います。太平洋戦争を何故やって、負けたかを、日清、日露戦争までさかのぼって(部分的には江戸時代、戦国時代までさかのぼったりする)考察している司馬遼太郎は凄いと思いました。で、これからは「戦争やった日本は駄目」で思考停止だったのを、「では何故そうなったか」と一歩踏み込んで考えていこうと思いました。でもこれで「戦争は素晴らしい」と言う結論になる事は無いと思います。自分ではしたくないし。

しかし司馬遼太郎さんは海軍が好きで、陸軍は嫌いだったのでしょうか、扱いが全然違います。海軍は進歩的で、陸軍は頭が固く考え方が古い、という印象を与える描写が一杯です。実際そうだったのかもしれませんが、歴史物一冊読んで歴史はこの本に書いてあるような事が起こったと考えるのはかなり危険というかアホだと思うので、自分なりに勉強して検証してみたいです。しかし「坂の上の雲」はよかったです。こりゃ傑作です。かなり異色な文章になりました。では。


(1月13日)獺祭

ついに買いました獺祭(だっさい)。横浜にイカす酒屋があると聞き、日本酒好きの同期の人と共に行って買ってきました。本当は半升にしておこうと思ったのですが無かったため、磨き二割三分を一升、買いました。で飲みました。確かに久保田以下飲めなくなりますわこれ。美味しすぎです。ちょうど実家から届いた、鮭トバがあったので最高に幸せです。美味い肴と酒に勝るものなしです。一週間で無くなりました。また買おうっと。

参考:旭酒造

最近買い物しまくりです。しかし思うのです、「買ったものを楽しむ時間はあるのか」と。僕の漫画読むスタイルは、同じ本を何遍も読む、という事だったはずです。それでどうでも良い所を記憶しておく事が楽しみだったはずなのに、沢山買いすぎて一度しか通読していないものばかりです。これはいけません。一週間くらい引き篭もって読みふける時間が欲しいです。新企画も進められるし。

ずっと読んでいる、司馬遼太郎「坂の上の雲」が最終の八巻まで来ました。とうとうロシアのバルチック艦隊と日本の連合艦隊が日本海海戦です。頭の中で軍艦マーチが無限ループです。たまらん。ロシア革命を起こそうと単身ヨーロッパに潜る明石元二郎とか、バルチック艦隊発見の電報を受け取って三笠の艦長室に走る伝令を見て、全乗員が一斉に体操するの止めて持ち場へダッシュするところなんか身悶えします(引きましたか?)。

たまらんのですが、最近別の本を読み始めました。梶井基次郎「檸檬」です。この本は全く文学作品なので、僕の好きな漫画のように明快なオチ等は全く無く、非常に読み辛いのですが、なんちゅうか31歳で病気で死んじゃった作者の、大学行きたいんだけど病気で行けず、とりあえず町をぶらぶらするんだけど気は全然晴れないどころか不安になっちゃう心理の全く精密な描写が、学生時代、勉強からの逃避で漫画読んだり遊びに行くんだけど不安になっちゃう自分が思い出されなんか読んでしまいます。あと、20代後半(多分)なのに、生活描写の登場人物が家族と男友達しかいないのもなんか、泣けてきます。本屋で立ち読みしても全く頭に入らず、手が重くなって本を棚に下ろしてしまう所とか、書籍店でやった事があるし。こういう心理状態はちょっと問題かもしれません。しかしこれも青春の過ごし方でしょう。理系男子ならかなり身につまされそうな気がするのですが(僕だけでしょうか)、読書の習慣があまり無い理系男子には辛いかもしれません。しかし頑張って読んで貰いたいものです。

司馬遼太郎から梶井基次郎に行くあたり、全く脈絡がない読書です。次は「二十四の瞳」がよみたいなあ(何故)。それでは。


(1月12日)秋葉原に行って来ました

実家で思い切り遊んできたので、今年の初仕事でまたおとなしくしていたらひどくストレスがたまりました。しかしだからといって職場で踊ったり叫んだりはできないので、なんか別のところで自分を出していきたいと思いました。今更何言ってんだって感じですが、ここも自分の好きなように、と言う基本を思い出してマニアックに行きたいと思います。

だからというわけではないですが今日は秋葉原に行ってきました。目的は、

1.ファミコンソフト購入

2.LANカードのカプラ(カードとケーブル繋ぐ奴。大概カードとセットで売ってる)をバラで買う

です。1の方は、ずっと探していた「怪傑ヤンチャ丸3」をついに手に入れました。やはり音楽が素晴らしいです。しかし内容はロックマン3です。スライディングが下Aコマンドだし、ライフがメーター制だし。それから「1943」を買いました。今度こそ全クリアをしたいと思います。

2の方は、探し方が甘かったせいか、いいのが見つかりませんでした。なんかしょぼいLANカード買ってカプラだけ手に入れたほうが良いかも。ともかく、また出かけたとき探してみます。

実は、単独で秋葉原行ったのは初めてでした。色々探したら、Tさんの言うとおり外付けHDDとUSB2.0インターフェースのセットが2万円くらいで売ってました(40GBだったけど)。たぶんもっと安いのもあったのでしょう。ちっくしょー。今度なんか買う時はもっとリサーチします。それからじゃんがらラーメン行ってきました。一風堂に会社の同期と行った時、その人がボロクソに言っていたのでそんなにひどいのかと思って食ってみようと思ったのです。でも行ってみたら凄い行列です。あと関係ないけど店員の喋り方が変です。じゃんがらラーメン、行列のできるラーメン屋として大変有名らしく、味の方もそんなに貶すほどではないと思いましたが、「不味いらしい」という情報を事前に頭に入れて行ったので、「麺がこころもち固いような」とか粗を探してしまいました。結構美味いとは思いますが、行列と店中に張ってある相田みつおや326の色紙のような人生訓やキャッチコピーがうざいので、やはり僕の中のランク一位は依然、分倍河原駅前のしょぼいラーメン屋でした。

土曜日に、今年初の合唱の練習に行きました。3週間ほど歌ってないためか、エンジンが完全に止まった車のように、暖気運転が必要な状態になっていました。演奏会直前の、あの絶好調な状態はまた遠くへ行ってしまいました。またがんばろう。


 
(1月9日)ルイボスティーは飲めないようです

今日は仕事帰りに会社の同期の人と、横浜まで行って一風堂のラーメンを食べに行きました。北海道にいた時は横浜なんてシンガポールとかバチカン市国と同じくらい遠いところだったのですが、今となっては普通にラーメン食ったり呑みに行く場所になっているのは大変不思議に感じます。

それはともかく、一風堂に行きました。JR横浜駅の地下街にあるのですが、軽く行列が出来ています。みんなそんなに並ばないで、向いの中華屋にでも行けばいいじゃんとか思いましたが自分も同じなので黙って並びました。で食べたんですがラーメンはまあ良いとして、僕は以前小樽にできた一風堂に行って、腹を壊した苦い経験があります。で、原因だと思っていたのがお冷の代わりにでてくる変な味のお茶です。なんか、ルイボスティーとか言うらしいです。以前アフリカ料理の店に行った時にあったような気がしましたが、同じ味だったか覚えていません。とにかく、一風堂のお茶です。今日は少しだけ飲みましたが、少し腹が痛くなったので、多分僕の体にはあのお茶が合わないようです。なんでだろう。

ラーメンは、美味いとは思いました。しかし味が濃いです。そして高いです。美味いラーメンとはまた食いたくなるものですが、最近ブーム(なのか?)の豚骨スープはなんか飽きたので、もっとあっさりしたのがいいです。ていうかラーメンはさっと食ってさっとでて行くのが一番だと思うので、豪華だったり行列ができたりカップ麺作ったりするのは何か違うと思います。一方、分倍河原駅前の丸全というラーメン屋は、行列できないし営業時間もやる気なさげ(日・月休みで、平日もたまにやってない。室蘭の華林並み)で良いと思います。機会があったら行ってみてください。

話は全然変わりますが、外付けハードディスクを買いました。いい加減、Cドライブが一杯になってきたからパーティション切り直したいし、OSも98SEから2000に替えたかったので、再インストールをやろうとしていて、その前にバックアップをとろうと考えていたのです。

で、コンピュータ系の会社にいるので、同期の人はヘビーなパソコンユーザーです。で、「最良のバックアップ方法ってなんだろう」と聞いてみたら、「USB2.0の外付けHDがよろしい」というアドバイスを受けたので、早速ヨドバシカメラでUSB2.0インターフェースカードとHDD買ってきました。3万円一気買いで、これこそ社会人パワーだと思いました。うーん何かしょぼいですがまあいいでしょう。USB2.0での接続が、外付けでは現在最速だそうです。しかしこの規格を最初からサポートしているOSはXPだけなので、別個にインターフェースカード(あるいはボード)が必要です。ってみんな知ってるか。これでりっぱなエンジニアになれるのでしょうか。

で、設置してみての感想です。内蔵HDDよりは遅い。しかし快適に使えます。40GBなので今のノートパソコンの10GBの中身が全て入ります。素晴らしい。これでばっちりです。今週末に再インストールしよう。そしてデスクトップの購入だ。夢が広がります。それでは。


(2003年1月5日)「AKIRA」をついに買いました

小樽から帰ってきました。実家はやはり過ごしやすく、家族と楽しく過ごしました。その反動で、明日からの仕事がかなーり憂鬱です。今日は床屋へ行ったりCDラジカセ買いにいったりしようと考えていましたが、部屋で漫画読むだけでした。軽い現実逃避を起こし、前向きになろうとする気持ちが薄れています。明日から面倒くさいですが、また来週の休日まで頑張ろうと思います。

実家にいる間、札幌で初売りに行きました。給料を頂く身になって初めての初売りなので、家族に色々買ってみたのですが、姉ちゃんと妹らと買い物に行ったら、買い物をする女の人の人数とパワーにやられました。そしてたくさん買うし、長いです。僕自身の買い物は服やら家具やら目的のものを買ったらさっさと終ったのに、姉ちゃんらの買い物は(主として衣類)「いいものあったら買い」なので終わりがありません。そして同じ勢いの女の人がその日は札幌にいっぱいな訳で、すさまじい疲労感でした。

さて、正月には色々買い物をしましたが、やっとこさ大友克洋の「AKIRA」(講談社)を買いました。大きい本屋に行くと漫画コーナーに大抵置いてある、あのでっかい本です。漫画が好きとか言っておいて、実はアニメ版しか知りませんでした。やっと読んで、アニメと話が全然違う事が判りました。確かにこりゃ凄いと思いましたが、この漫画に影響を受けている漫画をたくさん読んできたためか、感激はあまりありませんでした。それより「AKIRA」っぽい漫画や大友克洋っぽい絵柄の漫画が、これまでどれくらいあった事かという事に感心しました。さすが漫画の日本代表だと思いました。あとでじっくり読み返します。

羽田空港から府中まで帰る電車の中で、大声でガンダムについて論じる若者二人組がいました。大声なので嫌でも会話が聞こえてきます。

「やっぱバンダイの金儲け主義が良くないんだよ」
「じゃあお前はバンダイの製品を一つも買った事が無いのか」

・・・聞いているほうが恥ずかしくなるような熱い議論と微妙な議題に、聞いていてニヤニヤしました。家に帰ってからやれ、と思っていたら、他方では桃太郎電鉄にでてくるボンビーの種類について熱く語る人たちが。なにやら非常にバカ男子中学生の香りがする車内となっていました。確実にアニメとゲーム大好きっ子は増えているようです。結構な事ですが、もっと社会性持って欲しいです。

今日、大戸屋(チェーン店の定食屋。店内が小奇麗。)で夕食を取ったのですが、禁煙席に座ったら、客が僕以外すべて若いカップルでした。なんでしょう、「お前なんか東秀(チェーンの中華屋。店内は小汚いがとにかく安い。)にでも行ってろ」という事を暗に訴えているのでしょうか。いやそんな事は無いとわかってますが、カップルだらけの店内に男一人でいるのは大変辛かったです。もうお前らもっと散らばれ。いきなり駄目っぽいですが今年もよろしくお願いします。それでは。


(12月30日)実家でビデオを観ました

実家に帰って三日経ちましたが、まずは雪かき要員と家業の青果仲卸業の荷物運び人足として働き、後は家でBSアニメ劇場を見たあとゴロゴロ漫画読む、というダメダメ高校時代に戻ったような素晴らしい時間を過ごしました。非常に癒され、日頃のストレスやら蓄積疲労が解消されています。しかしあまりにも駄目くさいので頑張って普通ぽいことをしようと思い、近所のレンタルビデオ屋に行き、「ハリー・ポッターと賢者の石」「少林サッカー」を借りてきて家族で観ました。

「ハリー・ポッター」は、話はいまいちでしたが、やはり見所はハリーとハーマイオニー役の子がえらくかわいい事と、特殊効果が凄いことでしょう。まあこんなもんだろうと思いつつ観ました。なんというかハリーはあの学校でえこ贔屓され過ぎです。名前忘れましたがあのおでこ広くてむかつく子でなくてもいじめたくなります。でもかわいいので良いです。

そして「少林サッカー」は最高でした。一度も可愛い格好にならないのに偉く可愛いヒロインに惚れます。強いし。香港映画の「一生懸命やってるのが何か面白い」というポイントを確信犯的にやってるところがうまいし、出てくる人がみんな馬鹿でとてもいいです。最後のシュートを見たときは大爆笑しました。外国人が思う間違った中国人観を、中国人が敢えて表現して凄く面白いのが素晴らしいです。とにかく素直に大笑いです。少林拳があればなんでもできますね。たまには流行に乗るべきだと思いました。

あと関係ないんですが、小樽は雪がたくさん積もっていて、車道も圧雪路(雪が積もって踏み固められている状態。わりと滑る)になっているのですが、そんな状態の道路の横断歩道をお婆ちゃんが渡ろうとして中々進む事ができずにいるところを見かけたのですが、停車していた車に乗っていたおっさんが見かねて車から降りてきて、お婆ちゃんをだっこして横断歩道渡らせていたのが非常に微笑ましくてよかったです。小樽帰ってきてのまずは日記でした。それでは。


(12月28日)2003年までお休みです

忘年会ラッシュで体が弱って弱って、更新する気力が無かったのですが、今日実家に帰るので、更新が年内最後になります。携帯から掲示板を観るだけとなります。来年もよろしくおねがいします。

最近、気になった事をまとめて書いておきます。

分倍河原駅から電車に乗って、会社に行ってるのですが、ホームで電車を待っている時、最近街頭演説が聞こえてきます。曰く「残業をせず、早く帰って家族との時間を増やす事が大事です」かなりむかつきました。昔の工場の労働者じゃないんだから、雇用主に不当に残業させられているのではなく、業務の進捗を考えて、やらねば期限どおりに完成しそうに無いから残って仕事するのです。毎日定時上がりできちんとプロジェクトが完成する方法を、演説していた議員だかだれかに教えて欲しいと思いました。あまりにも僕らと感覚が違う演説でした。

会社の忘年会、上司とカラオケに行きましたが、とつぜん松浦亜弥(字あってるかわからん)の歌を歌う上司に、リアクションに困りましたが一応一緒に歌いました。

新企画、ついに年内に公開できませんでした。まったく近日公開じゃないですね。来年すぐやります。休みがあっても、別のやることがあってできないんだよなー。ゼルダやってるし。

急いで書いているのでひどい文ですが、いつもと変わらんかも。まあいいや。それでは。


(12月23日)室蘭行ってきました

21日から室蘭に行っておりました。主目的は工大合唱団の演奏会ですが、むしろメンバーとOBさんに会いに行く方が目的でした。それから田澤研にも顔を出して、久しぶりに馬鹿呑みして楽しかったです。しかし大学生はすごくのんびりしていてとても良いですね。もうあんな生活できないから羨ましくて仕方が無いです。社会人パワーでいろいろ奢ったりできたけど、金の代わりに時間を失ったんだなあとしみじみ思いました。あと勢い無くなったとか言われたのが多少ショックでした。仕事の為に遊びをセーブするようになったらお終いです。でも遅刻すると怒られるので(あたりまえですが)、早く寝たかったりもするので難しいです。今度は最初からテンション高く行くので期待してください。

それにしてもこのホームページ、田澤、今井研の方々が結構見てくださっているのがわかり、ちょっとうれしかったです。新企画は年内にアップするので待ってください。でもあんまり期待してもアレな企画ですけどねー。眠いので今日は寝ます。それでは。


(12月15日)明徳寮風の休日を過ごしました

今週末は、古海さんのお宅に遊びに行きました。また、ゲームキューブ版「ゼルダの伝説 風のタクト」が発売されました。なので行きがけに予約していた川崎のヨドバシカメラでソフトをゲットし、古海さん宅へ向かいました。で村上もとかの「龍-ロン-」を読みふけったりさいとうたかをの「ホテル探偵DOLL」(めちゃくちゃ面白い)や「いてまえ武尊」を読んだりし、スペランカーのレコーディング音源を聞かせてもらったりと、まるで明徳寮B-209室に戻ったような週末を過ごしました。

で、土曜は晩飯がわりに居酒屋に二人でいったんですが、帰りに古本屋に行き、馬頭ちーめい+STUDIOねむ「ブレイク‐エイジ」(アスペクト)が全10巻3000円で売っていたので、勢いで買ってしまいました。これがまた物凄く面白いのです。お話の軸は、主人公の高専生の少年と、ヒロインとのラブストーリーなんですが、二人が出会うのが2007年のゲームセンターで、「D.P」というゲームを通じてなんです。この漫画のなにが面白いって、この「D.P」が物凄く面白そうなのです。

「D.P」はロボットで戦う対戦ゲームなのですが、ポイントは全国のゲームセンターとネットワークで繋がれていて、通信対戦が出来る事(主人公とヒロインも、隣町から通信対戦して知り合う)、そしてロボットのデータを自宅に持ち帰ってパソコンでカスタマイズできる事です。また各メーカーから改造のベースになるロボットのデータや武器のデータが発売されていて、それをまず買って改造をしていく、というもので、「ミニ四駆+バーチャロン+ネットゲーム」が混ざったようなものです。高校の時、初めて「ブレイク‐エイジ」を読んだ時は、このゲームはやく出来ないかと、貸してくれた友達と熱く語ったものでした。いまなら実現できますねきっと。あとはコストの問題でしょう。

それからこの作品が素晴らしいのは、「ゲームが好きだからゲーム開発者になりたい」と思っている青少年が思い描く最良のゲーム開発者像が描かれている所だと思います(現実でも最良かは別として)。「ファミコンの会社入りてえ」とか考えている小中学生に大いに夢を与えてくれます。もちろん、実際のソフトウェア開発やシステム開発の現場は、こんなにロマンティックな場面ばかりではありませんが(こんなに女の子いないし)、この漫画で語られるゲームの夢やロボットの夢は絶対に忘れてはいけないというか持ってないといかんような気がします。甘々でもやはり目指すのはこういうのです。それから主人公の周りの仲間やヒロインとの関係がとても楽しそうに描かれていて読んでいて羨ましくて仕方がありません。ソフトウェア開発やロボット開発の夢と、良質な楽しい学園青春ストーリーが見事に組み合わさっていて、これは傑作だと思います。女の子かわいいし。という色々な理由で、工学を志す男子必読の漫画と言えるのではないでしょうか。ちゅうか普通に面白いので是非読んで欲しいです。

で、ゼルダももちろんやりました。とりあえず古海さんの部屋ではじめたのですが、これがもう素晴らしすぎます。リンクが可愛いです。なんか古海さんも言ってましたが、「ファミコンの世界がやっと正統に3D化された」って感じです。すごくリアルにして現実に近づける事が出来るんだけどしなくて、ゲームでしか表現できない絵で、とてもいいと思います。N64での試行錯誤を経て、やっとこなれた面白いゲームが出た、って感じです。これは面白いです。マジで面白いです。しばらく「ちょっと」書いてられないくらいやりこみそうです。本当に良いです。これが出るなら任天堂はまだ大丈夫です。ちゃんと次の世代の人が面白いゲームを作ってますす。こりゃええわマジで。

と、ゲームやったり漫画呼んだり酒飲んだりギター弾いたりダラダラしたりと非常に充実した週末でした。またやりたいですなこういうの。それでは。


(12月12日)はじめの一歩は面白いです

会社の寮の同期が全巻持っているので、毎週10冊ずつくらい借りて読もうと思って借りましたが、1日で10巻まで読めました。すげー面白いですね。はじめの一歩は。何がいいって、一歩の対戦相手って大概負けるけど、敗者の側もすごく誠実に練習してきて、一生懸命練習してきて、それで一歩に負けるけど、また頑張ろうとする、なんか他の物語が作れそうなくらい印象が強くていいです。格好よくないけど頑張る男の姿勢が見られて、非常に好感が持てます。読みながら自然と筋トレをしたくなってしまい、無意識に腹筋と背筋運動をしながら読んでいました。そして少年漫画の王道をゆく一歩と宮田君の関係等、とても良質の面白い漫画です。「コータローまかりとおる!」と同じく、マガジンの良心ですね。コータローはなんか月刊誌にいってしまいましたが。あと50冊も読めるとは幸せ。

週末の予定が今年全部埋まりました。遊びに行ったり、室蘭に行ったりと行事が目白押しです。頼むから休日にトラブル対応が入らないことを願います。突然の休日出勤は本気でへこみますから。あとゼルダ発売ですね。しかしヨドバシカメラが空いている時間に行けない・・・。土曜かな・・・。それでは。


(12月10日)埼京線感じ悪いです

東京ローカルな話題で恐縮ですが、最近、りんかい線という電車が全線開通しました。詳しい説明は面倒なので省略しますが、ようするに「ゆりかもめ」に乗らずに、より早く安くお台場方面に行く事が可能になり、仕事でよくお台場へ行く僕としては大変楽になりました。

で、りんかい線に乗るためには山手線も止まる大崎という駅まで行くのですが、山手線の他にも埼京線という路線も止まります。僕は府中から新宿に出て、そこから大崎へ向かうのですが、いつもは山手線でしたが路線図を見て、埼京線の方が早そうだと思い今日は埼京線に乗りました。そこで感じた感じ悪い出来事です。

まず、電車が平気で遅れます。そのくせ電光掲示板上では到着した事になっていて表示が消え、次の電車の案内しか表示されていません。次に、その掲示板上に無い電車が到着します。そして車掌の感じ悪さ。なんでしょうこれは。同じJRでも山手線、東海道線の車掌はきびきびしていていい感じなのに、室蘭の道南バスの運転手並に感じ悪いです。むかつくのでやはり大崎へは山手線にします。

1日遅れの話題ですが、昨日雪が積もりました。積もったと言ってもうっすらですが、電車大混乱です。山手線に新宿から乗ろうとしたら、人が多すぎて乗れません。やっと乗ったと思ったら、次の駅で降りる人の為に一旦降りたら弾き飛ばされて乗れなくなります。乗ろうとしても乗れなくて、マジ切れして他の人をむりやり押し込んで乗ろうとしている若いサラリーマンも見ました。アホだと思いました。こういうときは遅刻決定なのでのんびりしたいものです。あと、みんな傘を差していましたが、雪に傘はいらんと思います。傘邪魔だし。多少ぬれたからってガタガタぬかすなと言いたいです。言わないけど。それでは。


 
(12月8日)買い物をして元気が出ました

ボーナスを握って新宿、渋谷に出かけてきました。買ったのは冬物コートと大量のCDと漫画です。冬コート買いに服屋さんに色々入ったけど、値段高いです。そんなの買っても気楽に着脱できないっつーの。ユニクロでいいです。でもコートとかズボンとか靴はめったに買わない(買えよ)ので頑張って高いのを買います。高いとやはり丈夫です。

それからCDなんですが、ナクソスとクラシックのレーベルがあるんですが、そこから出ていて前から非常に気になっていた、橋本国彦作曲の、交響曲第一番・交響組曲「天女と漁夫」を買いました。他にも同じシリーズである「日本作曲家選輯」も4つ全部買いました。これから聴きます。非常に楽しみです。あと、AronCoplandの「OldAmericanSongs」が入っていたと言う理由だけで欲しかった、ヴァージンレコードのよく判らん輸入ものCDも購入。こういうときしか買えないからねー。で結局12枚買いました。すごく気持ちいいです。いいなあ大量に買い物するって。女の人が買い物好きなのわかる気がします。しかしいっつもやってたら破産するわこんなん。

それから漫画は、花輪和一の「刑務所の前」の一巻と安達哲の「バカ姉弟」の二巻と、吉田基巳の「恋風」一、二巻を買いました。「刑務所〜」は前に買った「刑務所の中」で作者が刑務所に入ったいきさつが語られるらしいです。そして何故か江戸時代の鉄砲鍛冶の娘の話がクロスして入ってきます。しかし鉄砲つながり(銃刀法違反で逮捕されたから)なのでしょうか。とにかく、非常に丁寧で面白いです。それから「バカ姉弟」もまったりしていて非常にいい感じです。女の子から「面白い漫画無いー?」とか言われたら(そんなシチュエーション無いが)、普通に薦められる本です。「さくらの唄」と同じ作者とは思えないのんびりさです。もともと都市の風景と生活の描写が得意な感じの人っぽかったけど、巣鴨の描写がとてもリアルでいい感じです。

以上二点の漫画は、年末実家に帰った時、うちの姉ちゃんや妹らに「これ面白いだろー」と薦められるのですが、「恋風」はまずいです。面白いんですが、ストーリーが「突然やってきた妹に恋してドキドキする兄」が主人公なのはまずいです。しかも両想いだし。またこの兄ちゃんヤバイ事に、妹の下着を脱衣所で見つけて・・・(一巻の179〜181ページあたりがやばい)駄目です。こんなのみせたらうちの女等に白い目でみられます。でも絵柄は非常に可愛いんですよねー。この作者の前の作品「水と銀」が面白かったので買ったんですが、そういえば「水と銀」も、留年してる美大の大学生が、他人とのコミュニケーションが苦手なおとなしい女子高生を食っちゃう話だったから、可愛い絵柄でエグイ恋愛ストーリーなのが特徴なのでしょうか。でも面白いですよー。偏見もたずに読んでみてください。でも妹系のネタは無理だ。それでは。


(12月7日)ボーナス出ましたよ

出ましたよボーナス。明細渡される時に、「新人はまだ金額少ないから」とか言われたんですが、どうしてどうして、ぼくにとってはかなりの大金です。あと合唱団の社会人団員の人が何故か自分のボーナスの金額教えてくれたんですが、それより多かったし。親会社、まだいけるんじゃないかと思ってしまいました。そしてうち会社の先輩のいう「うちは給料安いから」ってわりと贅沢な発言ではと思ってしまいました。

しかしもらったボーナスも、忙しくて使う暇がありません。まあ明日は買い物に行ってきます。机と冬コートを買おうと思います。あと秋葉原行ってファミコン買ってきます。

今日は合唱の練習だったのですが、練習中に室蘭のカレーから電話が。歌ってたので出れずにいたら今度はA先生から電話が。で電話に出ると、何故かT先生(田澤先生ではない)から「いまから来い」と言われました。いや室蘭に今から来いといわれても困りますがな。T先生声ドス利いてて怖いし。(こういうこと書いたら、室蘭行った時に関節極められたりするのでしょう。恐ろしい)

その後、またカレーが哀戦士とかギャバンの歌歌いだしてA先生から「歌え」との指示が。自宅ならともかく、今は合唱の練習に、府中市の公民館にいます。「無理です」と言ったら「工大魂だろ」と言われては歌うしかありません。仕方が無いので人気の無い廊下に移動して小声で歌いました。警備員さんに見られたら、人気の無い照明の落ちた廊下で、人目を気にしながらボソボソとギャバンの歌を歌っている不審な男と見られたこと必至でした。まじで勘弁してください。で、21日室蘭に行きます。工大合唱団の演奏会に行くのがメインイベントですが、その他の時間、お暇でしたら相手してください。→(田澤研関係者の皆様)。まあ田澤研行ってF澤しかいなかったらカップ麺食ってカレーのパソコンでネットやってF澤ぶん殴って帰ります(理由:俺よりAOEが強くなって生意気だから)。それでは。


(12月5日)忙しい内が華ということで

今週始めは仕事が忙しくなく、定時で帰れる日が多かったのですが、今日からまた客先で夜中まで作業です。しかし暇な時より凄まじく没入できて、時間があっというまに過ぎるので結構楽しいです。システムの試験のために、各マシンに負荷をかけてボトルネック(特に負荷に弱い個所)を探していて、気が付くと10時間経過したときは驚きを通り越して感激しました。まあ暇で早く帰るより、忙しくても仕事が充実している方が楽しい事は確かです。

全然関係ないんですが、この前、電話会議システムを使って電話会議している様子を見ました。要するに電話回線複数使って、2箇所以上の場所で同時に通話ができるようにしている様なんですが、会議が紛糾して声がでかくなると内容が会議室の外にも聞こえてくるので「いいのかなあ」と思ってしまいます。でもなんかハイテクぽくてよさげでした。普通に使われているんですねー。

ボーナスでパソコンを買おうと思うのですが、自作しようかと思っています。しかし調べたりする時間が全然無いです。土日か・・・。いや、その前に机買わないと、しばらく買わないな・・・。下手すると机買って終了な気もするけど、それはそれです。あまり物欲満足させても、後々虚しくなってくると思うので、少しずつ揃えます。今回は机とパソコン、その次はなんだろう。DVDプレーヤーかな。そして恒常的に漫画の資金と。ボーナスに夢を託すようになってきたら、もう充分サラリーマン根性が染みてきてますな。

ここまで書いて、あまりにも技術系サラリーマンの日記ぽいので無理矢理違う話題を。だれも興味が無いであろう、僕の好きな漫画の話です。僕は毎週ジャンプとモーニングを買っています。大学時代は寮の住人が雑誌の担当を決めてたくさんの雑誌を買っていたので、今でもなごりで自分の担当だった雑誌であるモーニングを買って読んでいます。ちなみにジャンプは小さい時読みたくてしょうがなかったけど買って貰えなかったので今自分で買って読んでいます。面白いし。

で、モーニングなんですが、良く他人に「何載ってる雑誌なの?」といわれて困ることがあります。「課長島耕作が取締役になった奴が載ってるよ」とか「スラムダンクかいてた人の、宮本武蔵の話(バガボンドのことです)が載ってるよ」とか言えば通じるのでしょうが、別にそれらは楽しみにしてないので微妙な気持ちになります。島耕作を読みたいが為に買っているように思われるのは不本意すぎます。「ハロー張りネズミ」ならまだ許せます。

モーニングには特に楽しみにしている漫画はそんなにないのですが、面白い読みきりが載ったり、月一で「プラネテス」が載ったり、「暁星記」があったりする事もあるのですが、それらの単行本を買うことで済ませないで雑誌を買う理由は「悪いところが少ない」からだという気がします。ヤンジャンやマガジンは読んで放り投げたくなるような話があったりしますが、モーニングはあまり無い気がします。でも読む気がしない漫画が半分くらいあるのも確かなんですが。まあ結局半分惰性なんですけど。サンデーは主人公の左手(右手だったか)が女の子になるやつだけ読みたいので立ち読みです。あとは単行本で買います。マガジンは「3・3・7ビョーシ!」(やはり書くとはずかしいタイトルだなあ)だけしか読みたいのが無いので単行本のみです。「コータローまかりとおる!」が違う雑誌に行ってしまったのでますます読む意味がなくなりました。ジャンプはギリギリ読めます。「アイシールド21」のような漫画が出てくるあたり、やはり王道です。バンチは「男たちの好日」が再開されたら買います。それでは。


(12月3日)体が弱いです

先週の徹夜後に連続飲み会からずっと、体調が悪いです。こんなに回復が遅いとは、予想外でした。こんなに体弱かったかなあ。おかげで酒をしばらく飲む気がいたしません。合唱の打ち上げはもちろん飲みましたが。あれはあれ、これはこれで、今はなんかお腹痛いです。ああひ弱。

もう寝ようかと思いますがその前に少し。裏ゼルダが面白いです。非常に謎解きが絶妙で素晴らしいです。1日1ダンジョンで行こうと思います。あとは無しです。風呂入って寝ます。それでは。


(12月2日)体だるいです

12月になりました。前のちょっとから今日までの間に色々出来事がありましたが書く余裕がないくらい体がだるかったです。風邪かなあ。とにかく基礎体力が低下しているのは間違いないようです。体を鍛えなければ。

で、出来事といってもゲーム予約した事と、合唱やったことくらいしかないですけど。まずはゲームキューブの「ゼルダの伝説 風のタクト」を予約してきました。今回のゼルダには予約特典があって、予約した時に今後の新作の宣伝ムービーと、64版のゼルダと、その裏バージョンである裏ゼルダが入っているディスクがもらえます。これが是非欲しかったので、キャンペーン期間中にぜひ手に入れたくて会社帰りにヨドバシカメラに行ってその時掲示板の方に書き込みもしましたが、並んでるんです。普通の買い物の人もいましたが、予約と同時にゲームキューブ本体を購入している人も何人かいて、ちょっとしたゼルダフィーバーがおきていました。発売されるまでは64裏ゼルダで遊びます。しかし今みると64の画面は非常にしょぼく感じます。でも面白いです。久しぶりの厳しい面白さです。

昨日、所属している混声合唱団麗鳴の演奏会があり、演奏しました。前日の練習の時点で感じたのですが、歌う楽しさを本当に久しぶりに感じました。ずっと練習をしてつかめるあの感覚をやっと取り戻せた感じです。こうなるともう、だれとでもどこでも歌いたくなります。そしてそういうのに付き合ってくれる合唱バカが結構いるこの団体にいることがわかり非常に幸せです。大学にもこれくらい合唱バカいたらもっと楽だったんですが仕方ないですなー。とりあえず今、楽しく歌えるので幸せです。で、日曜日だったので月曜仕事の社会人の事を考慮して打ち上げが後日の忘年会と合同になったのですが非公式に打ち上げやりました。当然です。終わった後にビール飲まないでどうするって感じです。当然参加しました。で飲み会は合唱トークに終始しました。そうしたらみんな付いてくる付いてくる。みんな合唱好きなんだなーとうれしくなりました。でみんなで歌っちゃったり、「山に祈る」「日曜日」「チコタン」という「へこむ曲3部作」について話したりしながらガンガン飲んでました。今日は二日酔いで会社行きましたが、帰ってからもだるいです。しかし満足です。今度は21日に工大合唱団の演奏会を聞きに室蘭に行く予定です。顔を出してもいじめないで下さい。

最近、2chで、ガンダムを司馬遼太郎の小説風にアレンジするスレがあって読んだら感動したので司馬遼太郎の「坂の上の雲」を買って通勤中に読んでいます。日本が明治維新後、日清戦争を経て日露戦争に参戦し、ロシアのコサック騎兵やバルチック艦隊を打ち破る様をかなりロマンティックに描いている、らしく非常に楽しみです。史実の戦争を面白い物語として読めるのでこの人の小説は非常に好きです。あと明治というのもいいのかもしれません。主人公は、正岡子規と、それぞれ陸軍と海軍に所属してコサック騎兵とバルチック艦隊と戦った秋山兄弟ですが、東郷平八郎や乃木希典等、有名人が出てきてたまらんものがあります。これと「燃えよ剣」は非常に面白いので読みましょう。男の子で、初代ガンダムではアムロよりジオン軍のシャアに向かって「脚なんて飾りです」と言い切る技官のおっさんの方が好きな人は絶対にはまると思います。

帰省の交通手段なんですが、飛行機めんどいから電車にしようとしたら、予約開始日を1日過ぎたらあっというまに満席で、飛行機の方が楽に予約できました。というわけでANAで帰ります。エアドゥは僕が心配しなくても満席になってました。それでは。


 
(11月28日)アフター0おもしろいです

昨日の「ちょっと」で書いた、「アフター0」全8巻のうち、4巻まで読みました。あんまり面白いので、残りは明日にとっておきます。眠い頭で適当に読み流したらもったいないと思ったのです。いやー面白いわこれ。森谷さんが仰った通り、藤子・F・不二雄のSF(少し・不思議)短編集や手塚治虫の正統な後継者って感じです。派手ではないけど、すごく上質な事が判ります。漫画に限らず、本当にいいものを見つけたときってすごく幸せです。最近マニアックな漫画ばっかり買っていて、正直、特に漫画に興味ない人にお勧めできるような本がなかったのですが、これは自信を持ってお勧めできますね。人に勧めて「面白かった」といわれるような漫画を探すのって結構難しいです。買ってよかったー。

さて、とりあえず衝動のままに感想を書いて、あとは何書こうと考えていたら、yahooメールの捨てアドレスの広告メールが今ちょうど届きました。携帯電話に最近頻繁に届くやつと同じタイプの奴です。うざったいなー。ウィルスでも送ってやりたい。それでは。


(11月27日)新宿に行きました

今回はかなり衝撃を受けたことがあったので、その事について書きます。非常に他の人がコメントしにくい話ですが、自分が書きたくて書き散らしただけなんで、適当に流してください。

徹夜作業を一昨日から昨日までやって、今日は休みでした。で、給料が入りました。これでゼルダの予約と帰省の電車(あるいは飛行機)の予約が出来ます。今回は北斗星で帰ろうかと考えています(まだ予約してないから帰れるかは謎)。そして漫画をまた買い込みました。もはや給料日後の定例行事です。まだ読んでないけど、「お父さんは心配症」の文庫版(現在引退同然の作者の、あとがき付きらしい)を買いました。それから、岡崎二郎の「アフター0」という漫画を全8巻、一気買いしました。全く知らないんですが、なんだか面白いという話をネットしてたら見たので買ってみました。ちなみにここなんですが。なんかSFだし。ああ楽しみ。あとお金は、冬コート(北海道帰った時、無いと死にそうだから)ときっぷ代で終了かな・・・。ボーナスというものが頂けそうなので、それでパソコン買います。何にしようかな。

で本題なんですが、最近お台場で仕事が多いのですが、家から行くには、渋谷か新宿まで行って、そこから乗り換える必要があります。値段的には渋谷経由の方が数十円安いのですが、乗換えが非常に混雑して辛いので、最近は新宿経由で行っています(こちらも大して代わらない事が最近感じられます)。で、新宿に朝行くんですが、ホームレスのおっさんがたくさん、そこら辺で寝ているんですね。まあ仕方ないか、と思っていたんですが、なんか通路の真中付近でウンコしたままうつ伏せに突っ伏しているおっさんがいてなんだか異常な感じがするんですが、朝のラッシュ時間だから人はたくさん通るんだけどだれも立ち止まらず(僕もなんですが)、おっさんとウンコがずっとそこにいる、という光景をみてしまい、大変恐ろしくなりました。なんか、凄く普通でない感じです。歩いている人はみんな、スーツ着たサラリーマンや学生等、小樽にでも室蘭にでもどこにでもいそうな普通の人たちなのにおっさんは明らかに弱ってそこにウンコ垂れながら寝転がっている、というのは平和な街ではない(犯罪が多いと言う意味ではなく)んだなあと思ってしまいました。

それから周りを良く見ると、他にも、都心には野垂れ死に寸前のおっさんがたくさん寝転がっています。多分放って置いたら死ぬ人も何人かいると思います。非常にやり切れなくなってきますが積極的に救済しようという気にもなれません。ていうか怖いです。とにかくこの状況が怖くて声を掛けるとかできそうにありません。とりあえず無視、となり、それが普通の雰囲気の街と自分が嫌になりました。とにかく、普通に人が死ねる街なのだと感じました。これはなんか、障害をもった人が立って募金活動しているのを見ると、目を合わせないようにして無視して通り過ぎる時と同じやりきれなさです。これは深く真剣に考え尽くすか、全然気にしないようにするかのどちらかしかないです。とにかく衝撃を受け、怖くなって、それ以外は考えられませんでした。いやあ都会は予想以上に色々凄いわ、という感想を持ったという事で今日は寝ます。それでは。


(11月22日)毎度の事ながら金が無くなって参りました。

昨日、「ちょっと」書いたんですがアップするの忘れてました。書いたらもうそれでアップした気になっておりました。おじいちゃんみたい。

ところで土曜に深夜作業の予定が、後ろの日に延びたので中止に。せっかく古海さんに誘われていた目黒寄生虫館見学会も断ったというのに、前日になって中止は無いでしょうが。まあ今2千円しかないから目黒行ったら帰れなくなる恐れがあるので結局行けないのですが。そして合唱の練習があったことを思い出したので行ってきます。ちなみに来週本番です。団はもうぴりぴりしてますよー。

しかし金を貯める事ができないです。なんででしょう。目的が無いからだと自分では思っています。貯めて何か買う、という概念がありません。今あるだけで買える物を買うことしか考えていません。駄菓子屋で買い物するお子様感覚です。そしてあるだけ使うので貯まらないのです。パソコンもねー、欲しいんですが給料を少しづつ貯めて買うとか、ローン組んで、とかになると面倒さが先行して手が出ません。でした。今までは。今は勉強道具として絶対に必要だと感じます。プログラムやらTCP/IPやらの勉強するには、もうちょっとHDDの容量とCPUのパワーと充分なキャッシュメモリが必要です。やはりデスクトップ。そして無線LANとAIR'Hが欲しいです。ついでにUSB接続のRS-232Cケーブルとシリアル変換アダプタと、ストレートLANケーブルとモジュラージャックとジャックの圧着工具と精密ドライバーが欲しいです。さらにデスクトップPCを置くための机と、長時間座っても疲れない椅子と大きな棚ともう一つ本棚が欲しいです。

なおかつ毎月漫画を大量に欲するし、DVDのギャバンも買わなきゃいかんし、エーリッヒ・ケストナーの児童文学全集も欲しいし、ああそれから今度ゼルダ出るし、逆転裁判2もやりたいし、バイオハザードゼロもやってみたいし、ファミコンの「魂斗羅」がやりたいし、ああただ計画性がないだけです。ボーナスでパソコン。これはもう決めます。で土日でパパっと組んでOS入れて、クロスケーブル作ってFTPでもしてファイルをノートから送ります。

あと、年末は北斗星かカシオペアで帰る予定です。取れなかったら帰りません。もう、みんな同じ時期にバカみたいに飛行機やら電車に乗らないで欲しいです、混むから。帰省ラッシュにあわせて帰るのとても嫌です。それでは。


(11月21日)3GB×20くらい

最近、仕事の内容がやっとわかってきました。今日はシステムに使うストレージ(記憶装置の総称。乱暴に言うとハードディスクのこと)の配置図を見たのですが、一個約3GBのHDDを3つ使ってRAID0を組んで一セットとして、さらにそれを50セット用意してそれぞれ分散させて・・・。しびれます。物凄い大容量で、物凄く早いアクセス速度が出ることでしょう。家に欲しいなあー(3ドア冷蔵庫くらいの大きさになるが)。

嫌で嫌で仕方のなかった通勤電車ですが、小説を持ち込むことによって楽しい読書の時間となりました。本当、暇だから凄く集中できます。かなり良い読書環境です。で、城山三郎の「官僚たちの夏」を読了しました。主人公である風越がかっこよすぎです。官僚のイメージが変わります。通産省の出世街道の真中を豪快に進む風越と、慕ってついて来た若き官僚達が日本の経済のために突っ走るという、「とりあえず官僚が悪いから政治が良くならない」「官僚のせいで景気が良くならない」という世間一般の官僚への認識を一掃してくれる小説です。こういう官僚ならなりたいです。真の意味のエリートになら。多分現実は厳しいでしょうが。

でですね、読後感が「プロジェクトX」見終わった後みたいに燃えてきます。同様な感動があると思います。あと、秘書官に毎晩ひたすら酒を飲して天下国家を語る、池内通産相の秘書官になってみたいと思いました。とにかくかっこいいおっさんがたくさん出てきます。おすすめです。城山三郎さんの本面白いです。「男たちの好日」つながりで読んでみたんですが、「男子の本懐」も面白かったし。今度は「好日」の原作読もうかな。

で、もはや本なしでは車内が退屈でしょうがないため、常に未読本をカバンに入れています。今は、宮部みゆきの「火車」です。これもしびれます。捜査中に脚を銃で撃たれてリハビリのため休職中の中年刑事が、甥にたのまれて失踪した甥の婚約者を探す、という話ですが、すごく惹きつけられます。さり気に渋い主人公がいいです。宮部みゆきは今なんか有名だから読みたくなかったんですが、古本屋で買って読んでみたら、すげー面白いです。ファミコン、漫画、小説とインドア街道まっしぐらですな。仕事は外に行ってばかりだけど。ああなんかライブとかに行きたいです。


(11月18日)古本屋に行ってきました

夕方に目が覚めて、本屋に行ったのですが特にめぼしいものは無く、意外なところで少女漫画の棚に行ってみました。すると学校帰りの女子高生がたくさんいます。その中で僕が一人でりぼんコミックスを物色するさまはちょっと異常に感じられました。恥ずかしいというか何かの力に弾き飛ばされるように、30秒くらいしかいられませんでした。一度立ち去り、また行ってはまた去る、という風にまるでゴルゴ13の「2万5千年の荒野」の原子炉の中で作業をしている人のようでした。

で、何を探していたかというと、岡田あーみん「お父さんは心配性」です。昔実家にあって、読んで大爆笑した事とそのネタを思い出し、また読みたくなったためです。しかし前述のように頑張って探したにも関わらず、岡田あーみんの本は一冊も売ってませんでした。話は飛ぶんですが「風光る」という新撰組ものの漫画も今ちょっと気になっています。主人公の女の子が性別偽って新撰組に入り沖田総司とラブ、というお話らしいですが「Flowers」という雑誌を以前読んだ時載っていた話では、ちょうど山南敬介が切腹した後で隊士が「見事」とか言って泣いているシーンがあって、新撰組の描写が意外としっかり描かれていてなんか面白そうと思ったのです。でも見事に恋愛ドラマ模様が展開されていて正統な少女漫画なため、買うのが非常にためらわれます。少女漫画の棚の前で女子高生を押し分けて本を手に取る、という勇気のある行動がなかなかできずにおります。で、「お父さんは心配性」ならそんな心配は一切無く買うことができる作品で、男女関係なく楽しめる凄く優れたギャグ漫画です(一応ラブもありだが)。

その後、いままで行った事の無かった古本屋に行って、岡田あーみんの本を探しましたが「お父さんは〜」は無く、替わりに「ルナティック雑技団」という本を買いました。この本は岡田あーみんの3ッ目の連載作品で(「お父さん〜」は初連載作品)、これもなかなか面白かったのですがやはり「お父さん〜」が読みたいので引き続き探します。あとずっと探していた、つの丸の「サバイビー」がその古本屋であっさり見つかりました。全三巻が3セットも売っていました。わざわざまんだらけまで行って探したのに、近所で手に入ったとはまさに灯台下暗しでした。

「サバイビー」はジャンプで連載されていた時はただの打ち切り漫画(突然場面が数年後になって主人公が回想をしたり、主要キャラが死んで主人公が「戦いはこれからだ」とか言って空に浮かんだ敵キャラに向かって走り出す最終回がある日掲載されて終了する漫画)だったのですが、単行本化された際、別の作品と言っても良いほど加筆修正されたのでかなり面白い、という評判を聞いていたので期待して読みました。で、確かに面白かったです。物凄く、という程ではないですが終わり方もきちんとしているし、ミツバチのおっさん達(この漫画は登場人物が一部を除きみんな昆虫です)が滅茶苦茶かっこよいです。これが一番読みたかったポイントだったのです。

例えば、女王バチをミツバチのコロニーまで無事たどり着かせるために、囮になって追手のスズメバチの群れを誘導する事になったラムというキャラは、「俺がやるしかねえじゃねえかよ・・・」と言いつつも「おっかねぇよ・・・」とか言って震えて泣きながら、主人公のバズーたちを逃がすために囮になります。この「やるしかないけど怖くてたまらない」というおっさん(ミツバチだけど)が他のしぶいおっさん(それらもミツバチですが)よりもリアルで、なおかつ格好良くて好きです。このように、全体として昔の「友情・努力・勝利」の泥臭い匂いがプンプンするのが惹かれた理由かと思われます。みんな汗と鼻水たらしてるし。昆虫同士の戦いを熱く描く、というのはかなり面白くなりそうな予感がしていたのですが、結局は打ち切りになり残念です。こういうのは今のジャンプには無いので、また描いて欲しいです。久々に古本屋で本を買って楽しめました。それでは。


 
(11月18日)ネコバイト明けのようなすがすがしさです

昨日、日曜日は休日出勤でした。まあちゃっちゃか終わらせて午後から遊んじゃるぜー、新宿だし、と思っていたら、なんと既に稼動しているシステムが、僕が触ったとたんに止まり、動かなくなりました。これで徹夜決定、現在朝10時、やっと帰って来れました。今日は休みです。ビール飲んで寝ます。本当にネコバイト明けのようです。「いこい食堂」でホッケフライ定食でも食ったら完璧ネコバイトです。でも決して僕のせいじゃないんだー。触ったとたんにフリーズして、常駐しているSEさんが飛んできた日には、真っ青になりました(後に、操作したら必ず故障する要因があったことが判明)。

しかし、みんな通勤している逆方向にのんびりあるくのは楽しかったです。たまには不規則な時間帯に帰るのも楽しいと思いました。では酒かっくらって寝ます。それでは。


(11月15日)避難訓練がありました

お台場のお客さんのところで作業をする毎日が続いています。今日はお客さんのところでは避難訓練がありました。放送がかかると、社員の方々が避難していきます。残ったのは僕と先輩と、電話番の方の3名のみでした。ぼくらは火事があったら死んでしまうのでしょうか。

最近気になっていることです。お台場を往復するゆりかもめ(外を走る、無人運転の札幌交通局の地下鉄のようなもの)は、新橋が始発です。新橋といえば、オフィス街が建ち並ぶサラリーマンの街として昔から有名だそうですが(ぼくはこっち来てから知りました)、建物の老朽化が進んで新橋から撤退する企業も多く、今ではサラリーマン向けの居酒屋が過剰供給ぎみになっています。

それとは全く関係ないのですが、最近仕事終わってゆりかもめで新橋まで戻ると、駅前でジャズバンドが演奏しています。毎日居るのですが、メンバーが日替りです。ドラム、キーボード(ベースがないときはベースラインを弾いていた)、ウッドベース、エレキギター、アルトサックス、トランペットがフルメンバーのようですが編成は毎日違いました。ついでに演奏者も変わっている気がするのですが、これは気のせいかもしれません。とにかく、最近、JR新橋駅前にはストリートジャズバンドががいます。見かけ始めた時は立ち止まる人もまばらでしたが、最近は見物している人が結構いて、お金を入れる箱には千円札もちらほらありました。さすがサラリーマンの街、大人です。

あんまりキーボードのこと詳しくないんですが、ベースライン弾きながらのソロプレイはかなり凄い気がしました。左手でベースライン、右手でソロです。かっこよかったです。思わずチラシを貰って来てしまいました。田村陽介バンドというらしいです。仕事帰りにちょっと立ち止まって聴いてから帰ります。

あと、やっぱり本を通勤中に読んでいます。時間がかかるなら、その時間を有効活用です。「グッドラック 戦闘妖精・雪風」読了しました。最後近くになって出てきたキャラが、昔から居るキャラと同じくらい目立っているのはどうかと思いました。頭悪く書けば、もっと敵をどっかんどっかん倒して欲しかったです。で、今は城山三郎さんの「官僚たちの夏」を読んでいます。この人の本面白いです。通産省に入りたくなります。通産官僚かっこよすぎです。それでは。


(11月14日)のんだくれました

最近、焼酎を一本買って、ぐい飲みで一杯だけ飲んで寝る、というのをやっていたのですが、昨日は飲みすぎました。会社に危うく遅刻するところでした。最近、晩酌が楽しくてしょうがありません。こうやって人は晩酌をするお父さんのようになっていくのだと感じました。しかし昨日は危なかったです。一人でえらい盛り上がっていました。後になってかなり虚しかったです(しかし焼酎ストレートは度数が半端なので、ウォッカかジンが良いと思いました)。

これもA山先生とカレーことY田が夜中に酔っ払い電話を掛けてきたせいです。あの後リモートで飲み会に参加(電話しながらビールを飲む)し、宇宙刑事ギャバンを歌いました。部屋で一人。かなり恥ずかしかったですが二回目なのでなれてきた自分がいました。恐ろしい。あれが楽しくて、一人でも飲んでテンション上がるようになってきました。駄目人間だー。

この前の日曜日にも深夜2時くらいにカレーから着信がありました。合唱合宿帰りで疲れていたのですぐ寝てしまい気付かなかったのですが、せめて週末にお願いします。二日酔いで月曜会社でるのは大変です。酒臭いしと恥ずかしいし(そこまで飲むな)。

うーむ疲れていて細かい文を書く気になれません。でも書きます。参加しているプロジェクトの進捗(しんちょく)が芳しくなく、年末年始の休み返上になる可能性が濃厚になってきました。おまけにうちの事業部赤字なので、課長から「残業代あまり出せない」といわれました(事業部ごとの予算で給料をやりくりしてるので、景気悪い事業部は貧乏になります)。よってサービス残業が発生しそうな予感。残業は必要なら耐えるけど、賃金が出ないのは本当にやる気なくすので勘弁して欲しいです。絶対残業せざるを得ない状況だし。貧乏暇なし体験をサラリーマンで味わえるとは思いませんでした。正月帰れるといいなあ。それでは。


(11月13日)仕事以外の話題が減っていきます

今日は久しぶりに、行きの電車の中で同期の人と会い、会社に向かう間、話をしました。話した内容は、「今、仕事はどんなのやってるの」とか「この前失敗しちゃってさー」とか「ボーナスいくら出るのかなー」とかでした。どんどんとサラリーマン化していきます。それにしても仕事以外の話題が見つかりません。会社の同期にはそれでいいのかもしれませんが、ここに書く話題がどんどん無くなってきている感じがします。

「ちょっと」は、別に誰かがここの更新を楽しみに待ってくれているから書いている、とかそういう事は全くありません(楽しみにしてくれる人がもしいたら、それはそれで大変うれしいのですが)。会社以外の事をどれだけ考えているか、文章にできるかを常に考え、それを形にする場として、最近は日記を書いています。また、初めての本州での生活、社会人生活の記録でもあります。それが、会社の話ばかりだったら嫌なのです。でも面白かったら会社の話題も書きますが。とりあえずは、「漫画よんだら面白かった」とか「女子高生に声を掛けられてちょっとうれしかった」とか「飲み会の帰りに電車乗ったら乗り越して、仕方なくタクシーで帰ったら10000円かかった」といったどうでもいい話題を書いていきたいのです。話題はくだらないですが一生懸命書くのでよろしくお願いします。

今日は早く帰ったので時間があるので、ランパートでもやります。それでは。


(11月12日)通勤ラッシュにやられました

最近仕事終わるのが遅くて、帰った時にはぐったりしていて、こうやって書いている文章がうまくまとまらないことが良くあります。しかし修行と思って頑張って書きます。

今日は客先に直接行きました。場所はお台場です。愛用しているジョルダン乗換案内で時間を確かめて、

分倍河原→新宿(京王線)

新宿→赤坂見附(営団地下鉄丸の内線)

赤坂見附→新橋(営団地下鉄銀座線)

新橋→国際展示場正門(ゆりかもめ)

というルートで行きました。乗換えが多いのが面倒くさいのですが、一番早く着くということなので決定しました。このルートはしかし、全ての路線が通勤ラッシュです。特に新宿から乗った丸の内線のホームには信じられないほど人がいました。床が見えないです。やられました。いつも乗っている南武線の混雑は可愛いものでした。通勤時間帯の首都圏の地下鉄はやばいです。今度からは迂回しようと決意しました。あれ毎日乗ってたらきっと死にます。

お台場で仕事だと、大抵遅くなるのですが、今日も帰りのゆりかもめに乗ったのは10時過ぎでした。つかれましたが、夜のゆりかもめからの景色はなかなか感動的です。まるで岸大武郎の「21世紀の流れ星」に出てくるチューブカーからの景色のように近未来的です。これは乗る度に思っているのですが、「21世紀の流れ星」を知っている人を見たことが無い(というか岸大武郎の漫画読んだ事ある人自体ほとんど知らない。古海さんくらいか)のでだれにも言えないでいます。手に入れるのが非常に困難ですが(ブックオフに運がよければある)、非常に面白いです。一緒に収録されている「水平線にとどくまで」もいいです。ブックオフに行ってジャンプコミックスコーナーでもし見かけたら買うべきです。

今日、初めてサブウェイにいきました。サンドイッチに野菜がたくさん入っていて良かったです。また行こうと思います。それでは。


(11月8日)初の修羅場を見ました

客先で緊急事態が発生し、先輩が対応にあたりました。次の日また作業で客先に行ったら、先輩が昨日と同じ服を着て作業していました。徹夜だったそうです。そして今日もまた、トラブルが発生し、先輩は2徹行きそうな勢いでした。僕は何も手伝う事が出来ず、「居てもしょうがないから帰れ」と言われて先に帰りました(それでも9時だったけど)。うーん恐ろしい。しかしまだ出来ない事が多すぎです。勉強する時間も無いけど、今のプロジェクトで仕事をしていくうちに、トラブル対応もできるようになるのだろうかと考えました。要するに「一年後にまともに仕事できるようになっているのだろうか」という不安があるのです。寮生一年目の時のようです。

先に帰るものの、風邪や最近歯が痛くてやる気削がれる事もあって、毎日帰ったら寝る生活の一週間でした。なので「ちょっと」に書く話題がなかったのですが、今日は本の話題です。

まだ読みかけなのですが、最近、神林長平さんの「戦闘妖精・雪風」という本を読んでいます。これがまた面白いのです。シリーズが2冊あって、一冊目は20年前に書かれて、それが最近改訂された「戦闘妖精・雪風<改>」、2冊目が「グッドラック戦闘妖精・雪風」です。で、昨日<改>の方を読み終わり、今「グッドラック」の方を読んでいます。あらすじは、「南極大陸に出現した超空間通路からやってきた未知の異星体、ジャムに対抗すべく作られた、学習する戦闘機雪風とパイロット深井零中尉の孤独な戦い」と言う感じです。でも機械が人間を超える日、というSFでありがちな話がとても深く描かれていて、一概にストーリーが説明できません。ただいえるのは、正統なSFだという事です。雪風の考証は凄く精密です。また、女の子は出てきません(「グッドラック」には、今のところ若い軍医が出てきた。ラブ?)。かなりハードです。しかし面白いです。

これらの本は全て、通勤中に読んでいます。どうも電車の中でマガジンやモーニングをスーツ姿で読む、という行為が格好悪く感じられます。なので小説を無理して読もうと思ったのですが、小説は読むの時間かかって、暇つぶしに最適です。そして面白いし。次は「官僚たちの夏」です。カッコいい官僚の話です。楽しみです。まずは「グッドラック」読破です。それでは。

 
(11月4日)思わず振り返りました

今日は風邪を完治すべく、一日中部屋で寝転がって漫画読んだりネットをしていたのですが、腹が減ったので近所のマックに行く事にしました。で、ポテトのLサイズを喰いながら本読んでいたのですが、マックの店内にある液晶ディスプレイから突然、TMNetworkの「GetWild」が流れ出したので思わず顔をあげると、TMN再結成でシングル発売のお知らせが流れていました。おおまた再結成かー。ライブあるなら行きたいなあ、と思ったのですが、気が付くと店内にいた2〜30代の男の人が全員、液晶ディスプレイに見入っていました。みんな気になるんだな、と少し感動しました。

しかし、ネットしていても全くTMNの情報を知らなかったのは、巡回サイトが偏っているためでしょうか。漫画系や2chだけではいかんなあと思いました。昨日「つまらん」と書いたテレビも見ないと情報が偏りますね。今日ニュースみたら結構面白かったし。だめじゃん。

さて、で偏ったネット巡回しているのですが、漫画の話題です。かなり前に「ちょっと」で山田南平さんの「紅茶王子」という漫画があって、少女漫画だけど面白いんだ、という話題を書いた事があり、うちの姉ちゃんが買ってるのを読んで以来、山田南平さんの漫画好きなんですが、今まで行ったことのなかった、2chの「少女漫画板」という、少女漫画を語るコーナーをたまたま見てみたのですが、山田南平さんの評判が物凄く悪いのです。もう、不当なほどけなされているから、何事かと思い、参考リンクに入っていたオフィシャルHP行ってみたら閉鎖されています。これは何かあったと思い他の参考リンクにあったHPに行ってみると、凄い事になっていました。

詳しい事は書きませんが(興味ある人そんなにいないだろうし)、すごく面白い事になっていました。そうか、何気なく実家帰った時に読んでいた「紅茶王子」の十二巻は、色々大変だったんだなあ、と思うと同時に、「やっぱ2chは面白い」と思いました。女の人の2ちゃんねらーも、面白い事やってますねー。と、感想だけ書いてもなんのことやら判らないので、一応参考サイトのリンクを貼っておきます(文字コードがEUCなので文字化けしてるかもしれません。エンコードメニューで文字コード変更が必要かも)。事情を知らない男の人が見ると胸焼けすると思います。僕はしました。何にせよ、「紅茶王子」も「オトナになる方法」も好きなのには変わりませんけど。少女漫画板の方々には不評のようですが、僕は充分楽しめました。というわけで相変らずお勧めです。買うの恥ずかしいけど。

しかし、今面白い少女漫画はなんでしょうね。大学時代はジャンプサンデーマガジンと、それにヤングついた奴と、あとモーニングとバンチ読んでいたから、すっかり今の事情がわかりません。ていうか、ラブラブな話がどうも駄目になりました。バンチやモーニング読んでいるせいですな。あと、女性雑誌の、独特のノリが駄目になってきました。大人になってしまったのでしょうか。頑張って「りぼん」とかを本屋で「これ面白ーい!うひひひ」とか言いながら立ち読みしてみようかな。捕まりますね。それでは。

 
(11月3日)恐縮してしまいました

前回の日記で「風邪ひいた」と書きましたが、かなり長引いて辛い事になり、「ちょっと」を更新する気力が無かったのですが、冬物衣類と毛布とマフラーを購入し、寒冷地仕様の冬装備をしたところ元気になってまいりました。北海道ほどではないにしろ、やはり秋は気温が下がって寒い事は寒いのです。

合唱なんですが、来週合宿で河口湖まで行くんですが、僕は仕事の関係で行けるかわからなく保留にしておいたのですが、行けるという事になった時点で、参加者が締め切られていたので「じゃあ行かないです」と言ったら合唱団の方に「せっかくだから来なさい」と言われ、無理してもらって参加できる事になりました。なんかもう、恐縮してしまいました。無理しなくていいのに、と思ったのですが、練習をがっちりやるらしいのでなるべく参加して欲しいようです。がんばって電車で行くか。

なんか、全然北海道に帰れません。今やってる仕事は、納期が年末から一月の間ですから、トラブったら年末年始の休みがなくなります。帰れないかも。室蘭行きたいんだけどなあ。なんだか忙しいです。いい事なんですけど、体が万全でない時は辛いです。3日ほど寝ていたいのですが貧乏部署なので働かないと潰れてしまいます。仕事の内容が面白いのが救いです。

漫画買いまくってますが、買うラインナップがマニアック通り越してよくわからなくなってきました。はっきり言える事は、「他人に貸せる漫画があんまり無い」ということです。これはいけません。なので「ドラえもん」全巻と「ゴルゴ」を買おうと計画中です。「ゴルゴ」家にあると、かなり幸せです。

今更ですが、民放のテレビがくだらな過ぎて直視できなくなっている事に最近気が付きました。「低俗すぎる」という理由ではなく、エンターテイメントとして面白く無いです(NHKはまだいける)。2ch等のネット見過ぎの所為もあるかもしれませんが、漫画やファミコンの時間は奪われていません。でもテレビをつける時間は確実に減りました。いや構わないんですが。もっとテレビが凋落してマイナーになってくれると、逆に地味で変な番組が多くなって見たくなるかも、と期待しています。とりあえずもう、素人いじり系と、タレントのトーク番組はもういいです。それでは。

 
(10月31日)風邪をひきました

風邪をひいて鼻が詰まってやる気が起きません。あと外出続きなので帰ってくるとぐったりしています。電車に乗る時間が多いので、本がガンガン読めるというのが良い点ですが。

その読み終わった本、「羆嵐」凄く面白かったです。「銀牙〜流れ星銀〜」でジョンや銀が喋りだす前までの、人間が赤カブトと闘う話が好きな人にはおすすめです(わかる人が非常に限定される勧め方で申し訳ない)。リアルな北海道の自然描写と淡々と描かれる、ヒグマに喰われる人間と、一人冷静な老猟師が最高です。映画かゲーム化して欲しいです。

以下軽く愚痴です。会社の新人合宿研修で色々同期と話して感じたのですが、「俺はエリートなんだ」という雰囲気を出している人というのは、大変嫌だと思いました(うちの会社でエリートも何もあったものではないのですが)。あの、「俺はお前らより偉い」という態度で来られるととてもむかつきます。そういうのに限って使えない奴が多いのが救いなのですが、その事実を伝えると引っ込みがつかなくなる様をみるのも非常に疲れるので、とりあえず「あー凄い凄い」といっておき、近寄らないようにするのが一番だと思っています。尊敬できる人なら「俺は凄いんだ」とかやられても良いんですが、似たような奴にそういう態度をとられるとすごくむかつきます。同時に戸惑う自分にも気付き、「分不相応なプライド持った奴は近くに居ると疲れるなあ」と思います。でもそういう人が失敗とかしてると「ざまみろ」と思う自分もかなり貧しいと思います。

とにかく何が言いたいかと言うと、「俺は凄いぜ」という態度で、女の子といちゃいちゃしている奴がいてむかついたのがまだ続いてるんですよー。高校の時そういう奴いたから、そいつの事思い出してさらにむかついています。ああ個人的過ぎてだれにも共感してもらえそうにない。酒呑んで寝ます。それでは。

 
(10月28日)社会人パワーを感じました

給料を使って、本代で一万円ほど使いました。しかも一日で。うーん素晴らしい。色々買いましたが、読了したのは、漫画だと藤子・F・不二雄の「T・Pぼん」と菅原雅雪の「暁星記」、森薫の「エマ」、 活字だと乙一の「夏と花火と私の死体」です。

「T・Pぼん」は面白かったですが微妙に打ち切り気味な終りかたが気になりましたが、藤子・F・不二雄だともはや無条件でオッケーです。「暁星記」はかなりいいです。モーニングで連載してますが(今は休み中ですが)、「取締役 島耕作」打ち切りにして毎週二話載せてほしいぐらい気になってます。あと、「エマ」は主人公のエマ(19世紀ロンドンのメイドさん)が可愛かったので買いましたが、産業革命時のロンドンの描写が素晴らしいので買ってよかったと思いました。少女漫画みたいなラブです。ラブ。

ほかは通勤の時に読もうと思って買った小説ばっかりなのですが、今日会社帰りに一冊、「夏と花火と私の死体」を読み終わりました。小学生が友達の死体を隠す話なんですが、残酷な表現はあまりないのに怖いです。特にラスト。ちょっと唸りました。かなり読みやすいのでおすすめです。なんか、週刊少年ジャンプの小説「ジャンプノベル」で書いていた人らしく、今度なぜかジョジョの小説を書くそうです。

次は、北海道で起きた史上最悪の熊による獣害事件を書いた、吉村昭の「熊嵐」を読みます。熊に立ち向かう一人の老猟師、という登場人物がかなり渋いです。期待です。

これで社会人パワーとか言っていたのですが、会社同期の友人のお兄さんは、24歳でマンション買ったそうです。正に社会人パワーです。僕もマンション欲しいなあ。しかし頑張ってお金が貯まる気がしません。ローンも組んじゃったら、もう毎月アホみたいに漫画買えないでしょうし。まあ向こう10年は無理臭いですな。それより宇宙刑事ギャバンDVDボックスと、それを観るためのDVDプレーヤーが欲しいです。あと宇宙船サジタリウスのDVDボックスも欲しいです。それでは。

 
(10月27日)合唱歌ってきました

今日は府中市民合唱祭でした。なので今回はマニアック合唱話です。誰も付いてこないと思いますが無視して長文ですのでよろしくお願いします。で、「混声合唱団 麗鳴」に所属して、初のステージとなりました。歌った歌は、Burcknerの「Ave Maria」と、山田耕筰の曲を三善晃が編曲した曲集「五つの歌」から、「待ちぼうけ」と「ペチカ」を歌いました。感想ですが、「また戻ってきたなあ」という感じです。

ステージに上がる前の緊張感と、上がってから強張って声が上手く出ないあのもどかしさを、久しぶりに味わいました。ステージから大分離れていたからでしょう、高校や大学の時はなんなくやっていたことを忘れてしまっていました。しかし終わった後の爽快感も久しぶりに味わいました。なおかつ今所属している団はかなり実力者が多くいるので歌うのが楽です。また、上手い人があまりいない工大合唱団で歌っていた時の工夫が、上手い団に入った時役に立っている気がします。あれはあれで、決して無駄ではなかったのです。

ところで府中市の合唱は、府中西高等学校合唱部を中心に回っているようです。僕の所属している「麗鳴」も半分くらい西高のOBですし、西高OB合唱団というのも出場していましたし、現役の西高合唱団はトリを努めますし(今回はその後に中国人のバリトン歌手兼胡弓奏者のゲストが大トリだったが)。確かに上手かったですし、合唱をする人の平均年齢を現役とOBによって下げている事はとても素晴らしいと思います。また、高校の経験を元に音大に入って本当に歌手やプロの指揮者になって活躍している人がゴロゴロいるのはかなり凄い事だと思います。そしてそういう人たちがまた府中市で指導したり歌ったりして合唱を広めていくという、いいサイクルがあるようです。いい指導者が大勢いる事もあるでしょうが、かなり羨ましい環境です。

室蘭でも、札幌から永井征男先生を招いて指揮をしてもらっていたフロイデ合唱団や、工大卒業後室蘭に残ってそのまま合唱活動を続けた大橋先生はかなり凄いんだなあと今更ながら感じました。ポイントは高校生、大学生がそのまま地元で歌を続けるという事ですが、大卒の就職先が札幌以外では余り無い北海道では若者の流出は必至ですから、自然と就職先も地元となる「東京都の」府中市はかなりのアドバンテージを持っています。逆に言えば4,5年しか居なく、町への愛着もそこそこな室蘭工大生しかほとんど若い合唱人口が居ない(工大合唱団の現役は努力はしているが、如何せん良い指導者を捕まえる事が出来ていない。現状は厳しいといわざるを得ない)室蘭市の合唱界が苦戦しているのも必然といえば必然です。地方はつらいですね。

さて、その恵まれている府中市の合唱祭ですが、騒ぐ子供を演奏中に退出させようとして立ち上がった母親を指揮者が睨み付けて演奏が中断される、と言う第三者からは「勘弁してくれ」というような場面もありましたが、全体としてはなかなかのレベルです。さすが東京って感じです。合唱連盟のプログラム進行もこなれていていい感じでした。ここら辺に本当の都会の洗練さを、田舎者の僕は感じてしまいました。

さて、その後打ち上げがあったのですが、出ずに帰ってきました。出て、他の人と色々話でもしようかと思ったのですが、僕は良い合唱が出来る場があれば良いと思ったので帰る事にしました。嘘です。引き止められるかと思って「帰ります」と言ったら普通に「あっ、そう。お疲れさまー」と言われたので引っ込みつかなくなって帰ってきただけです。かなーり切なかったです。しかし、大学時代に途中から入ってきてやたら急に仲良くなろうと頑張っている人ってウザかったなあと思ったし、同じだと駄目だろうと思ったり、「ああいうのは大学までで雰囲気大体わかったので良いもん」とかなり強がって帰ってきました。馬鹿です。しかしその分、家で新企画でも進めるのも有意義な事です。古海さんから届いたスペランカーのデモを聴いていたら、甘ったれた事やっていては居られんと感じたのです。真剣に馬鹿をやらなければ。でも漫画読んだりネットしたりしてるんですよねー。でもやります。それでは。

 
(10月25日)慣れていない事をして疲れました

水曜日から今日まで三日間、会社の新人合宿というものがあり、家にいなかったため更新ができませんでした。今日帰ってきましたが、毎夜飲み会だったので非常にくたびれました。室工大出身の人が一人いたので、なかなかいいノリで飲み会ができ、その点では非常に楽しかったです。

しかしくたびれた原因は他にもあります。なんか、女の子を巡ってギラギラした男がいっぱいなんです。しかも班行動の時もなんかいちゃついたりしてるし。恋の鞘当てかよ、アホかと思いました。

ところで、この光景には見覚えがありました。なんか、工大の雰囲気です。あの、少ない女子学生に男が取巻きで沢山ついていく、というあれです。大学時代はそういう雰囲気がアホ臭くて、離れてみていたのでよかったですが(明徳寮にいるだけでそういうのと無縁でいられたというのもありますが)、大勢で団体行動すると、嫌でもその逆ハーレム状態を見ないといけないため、非常に苦痛でした。夜の飲み会で同じ気持ちの人が結構いたことがわかった事が、唯一の救いでした。

あと、同じ班に、なんかとても偉そうで態度の悪い人がいて辛かったです。で、なんか休憩中は女の子とだけ会話してるし。僕の心証最悪でした。「ふざけんな」とか「大嫌いだー」とか言いたかったですが一応社会人なので、「あーそうねー凄いねー」と心無くおだてておきました。

他にも「何だお前は」と思ってしまうような人が結構いて、話していて疲れました。本当にこういう我慢する人間関係って、一番苦手です。面白い人とも出会えましたが、総合的にかなーりむかついたので、憂さ晴らしに帰りに本を大量に買い込んでむさぼり読みました。しかし眠いので今日は寝ます。それでは。

 
(10月22日)歯は溶けてはいませんでした

昨日書いた、歯が溶けたという件は勘違いでした。小学生の時に治療した虫歯の跡に詰めた詰め物が取れてしまったため、歯が欠けた風になったようです。どっちにしろ、歯医者に行かなくては。行くのは実に10年ぶりになるので、少しおっかないです。泣かないようにがんばります。

今住んでる寮の同期と夕食後に話をしました。飲みサークルに入っていて、今度イベントがあるから行かないかと誘われましたが、やんわりとお断りしました。その人と話すと、結構話がかみ合わなかったりするので、一緒に行ったら多分辛い事になると考えました。遊びに行くのに気を遣うのは非常に嫌なものです。それになんか、「社会人飲みサークルのイベント」というのもまた、なんじゃそりゃという気が致します。出会いを求めて、とかいう雰囲気がプンプンしました。呑んでも明らかにつまらなそうなメンツが集まりそうです。駄目だー。全力で回避します。

今日はそんな感じで話し合わない人にがんばって相槌打ちながら誘いをやんわりと断って世間話、というとても疲れることをしたのでもう寝ます。こういうのが一番苦手です。出来ればしたくない類の人間関係だなあ。せざるを得ないんだろうけど。心底、嫌です。それでは。

 
(10月21日)歯がえらいことになっていました

最近、奥歯が鈍く痛み出し、「とうとう歯医者にいかないといけないのかー」と考えていたのですが、ある日痛くなくなったので、ほうっておく事にしました。歯医者怖いし、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、そのまま歯については終了かと思われました。

しかし、今日、何気なく上前歯の裏側をを舌で触っていたら、ある歯が半分、欠けている事に気がつきました。鏡で口の中を見たら、以前から茶色く変色していたある前歯が溶けたようになっています。断面は茶色っぽいです。全然痛くなかったのに、むしろ奥歯が痛かったのに、かなりびっくりしました。それにしても溶けたのなら時間かかっただろうに、なぜ気付かなかったのかが不思議でなりません。以前、こめかみの上に十円ハゲが突然出来た時もビックリしましたが(本当に突然そこだけ綺麗に地肌になった)、人体って不思議と関心しました。

と、感心してばかりもいられないので、今度歯医者に行ってきます。ポリカインSが無いと煎餅も食べられない老後は真っ平です。

さて、仕事が忙しくなって、なぜか暇が沢山あった学生時代より本を読むようになりました。以前は満員電車の中で立ちながら、本を読んでいる人を見て「ああまでして本を読みたくはない」と思っていましたが、最近はどんなに混んでいても立ちながら本を読まずには車内が暇でしょうがなくなりました。慣れって恐ろしいです。

それはともかく、本を読むのはいいことなのだと、今日も往きと帰りの電車の中で本を読んで、一冊読了しました。城山三郎の、「男子の本懐」です。城山三郎さんといえば、コミックバンチで連載されていた、あの「男たちの好日」の原作者として大変有名になりましたが、その前から経済に関した優れた小説を書く作家として大変有名でした。「好日」はまったし、なんといってもタイトルと背表紙に書いてあったあらすじに惹かれて買うことにしました。そして、買って読んでよかったと今思える作品でした。

作品の舞台は昭和初期の日本で、主人公は当時の政府の懸案だった「金解禁」を断行するために不退転の決意をした首相の浜口雄幸と浜口に請われて大蔵大臣になった井上準之助の二人です。二人とも内閣に入った時点で死を覚悟します。金解禁には財政を緊縮し、当時台頭していた陸海軍の予算を削り、国民には不況を強いる必要があり、恨まれこそすれ感謝されることはないと思われていたからです。実際、二人とも恨みを買って、最後には暗殺者によって命を奪われます。

二人の人生についても詳しく、淡々と描写されます。ここが素晴らしいです。特に浜口の生き方が格好良すぎます。凄く地味です。しかし実は熱い男というのが30年経って判るというのが素晴らしすぎます。

井上は対照的に非常に行動的で、日本銀行で華々しい業績を挙げます。この行動力も素晴らしいものが有ります。淡々と丁寧に表現されているだけに、二人の人柄に引き込まれ、その二人が出会って、日本の将来を懸けた政策を実行するために命を賭けて力を合わせる、という所になるともう夢中になっていました。実在の人物なのがさらに感動的です。

この二人の生き方はかなり熱いです。地道に日陰を歩いてきた浜口と、金融に関する深い知識を持って出世街道を突き進む井上と、性格と人生がまったく違う二人ですが、「日本を良くしよう」と思う熱い心は宇宙刑事シリーズの主人公に匹敵する熱さです。こういうおっさんになりたいと思いました。

しかし、この本面白いと思えるのは、今の環境(サラリーマン)のせいもあるかもしれません。実際、この本はサラリーマンからの熱い支持があるようです。とりあえず勉強しようと、この本読んで思いました。まだ間に合うと。「好日」好きな人は是非どうぞ。なんか、玉岡さんが主人公の話(で、玲睦が井上)と思うと意外としっくり来るかもしれません。「ばかってい」とは言いませんけど。

ところで、グーグルで「男子の本懐」と検索したら、トップがこんなサイトでした。女子の本懐もありました。そして何気に面白かったです。なんだこのゲーム会社は、と思いました。それでは。

 
(10月18日)同時多発的に辛い

10月に入って、通勤の電車が混んで混んでしょうがないくらい混んでいます。電車が駅に着く度に、誰も降りずにどんどんと乗って来ます。これが終点の川崎まで続きます。それでもまあ、元気な時は我慢できますしいいのですが、今日のように前日が飲み会で二日酔いのまま乗ると地獄のように辛かったです。なんでこんなに混んでるんだろう。

いきなり弱音を吐いていますが、なんか色々と辛いです。「辛くて辛くてもう駄目」というのではないです。色々な事が、少しづつ辛いのではないかと感じます。で、学生時代は逃げ回っていたのですが、今はもう逃げられません。立ち向かわないといけません。辛いのは嫌ですが、避けようがないので、一つ一つ、分析しながら立ち向かっていこうと思います。

で、まずは通勤電車がきついです。会社の先輩には、もっと遠いところから、もっと混んでいる電車で会社に来ている人もいますが、相対的には大した事なくても、この通勤一時間は僕には絶対的に大変と感じられます。

解決策としては、早い時間の電車に乗る、というのが有ります。早い時間だと座れる、という訳ではないですが、途中の稲城長沼というところで降りると、そこが始発の川崎行き電車が出ているのでそれに乗る事によって楽々と座って通勤が可能になります。現在はギリギリの時間で電車に乗っているので、そのような途中乗り換えする暇が無いのです。

ということは、もっと早起きしなきゃ、という結論になります。・・・がんばるか。毎日早めに寝て。というわけで来週から早起きをします。しかし普通にやると経験上挫折するのは目に見えているので、なにかいいアイデアがあったら誰か教えてください。早起きしたくなる動機付けをしたいのです。ないですかね、「早起きすると血液がサラサラになる」とか、「遅く起きると死ぬ」とかの情報。お待ちしてます。それでは。

 
(10月16日)親会社はピンチのようです

先日、部署のボスと新人との懇談会がありました。新人の視点から見た、不満点があれば話して欲しいとのことでしたが、言えませんって。というか、まだ実情を把握していないので不満点を挙げる事ができない、というのが実情でした。パソコン欲しいとか、休みくれとか言ってもしょうがないし。

しかし懇談会は最終的には「社会人としてこういう点がなってない」みたいな話になり、やんわりとお説教でした。やっぱり上の人から見たら、僕たちの振る舞いはちょっといかん、という風には見られているだろうなと思っていましたが、実際に注意を(しかもボスから)されてしまったので黄色信号といった感じです。気をつけよう。

あと面白かったのは、「親会社やばいぞー」みたいな話を、具体的な根拠を挙げてしていただいた事です。いいんですか?と思ったけど、いいお話でした。やっぱり大変みたいです。

関係ないけど、最近、物忘れが激しくなった気がします。中学時代のアホみたいな知識の記憶量(ドラゴンボール2大魔王復活のパスワード空で記憶とか)がなくなっていることに気がつきました。やはり老化は始まっているようです。急がねば(別になにもないけど)。眠くて駄目です。文が変だー。それでは

 
(10月14日)髪切って図書館行って風邪を引きました

髪を金曜日に切ったのですが、今までかなり髪を長めに伸ばしていたし、最近寒いせいか風邪を軽く引いてしまいました。だるいです。なのでもう寝ます。おやすみなさい。

うーんこれでは短すぎますな。もうちょっと書きましょう。サイトの新企画は進行中です。しかし時間がかかりすぎです。大したことではないのに。公開はもうちょっとかかります。年内公開が目標になってきました。全然近日じゃないや。

夕べNHKで、作曲家の伊福部昭さんの特集番組をやっていたので見ました。古海さんにCD借りて以来、ゴジラの曲以外にもかなりいい曲が沢山あることがわかり、聴きまくっていたため、とても楽しく見れました。ゴジラの曲を作曲したというのが有名なため、それがメインで扱われた番組でしたが、「日本狂詩曲」や「シンフォニア・タプカーラ」等、他の曲も紹介していてよかったです。伊福部さんの曲は、アイヌの民謡とか盆踊りのリズムが取り入れらていて、日本独特な感じがしているのがかなり好きです。しかし大江千里がなぜレポーターなのかが謎でした。不要だよなー。

最近、府中市の図書館に行きました。規模はあんまり大きくないのですが、大国魂神社に隣接していて、とても静かでいい雰囲気です。室蘭工大付属図書館とはえらい違いです(学生が最悪にうるさすぎ)。金曜日に髪を切ってから暇だったので行ってみました。

行ってまず、2階の児童書コーナーに行き、「エーミールと探偵たち」を見つけたので2時間ほどで読破しました。その後「ゲド戦記」を読もうと探したのですが、全冊そろってなかったので諦めました。やはり買うしかないのか。あの本が本棚にあるとかなり格好いいですが、高いのがネックです。

他にも色々、国語の教科書で読んだ小説を見つけて読んだり、好きな作家の知らない作品を読んだりとなかなか楽しめました。また平日のためか(会社は休日でした)、子供の姿はあまりなく、大人が僕以外にも結構いたのが印象的でした。

しかし小樽市の図書館は結構大きかったんだと感じました。室蘭市も府中市も、図書館はあまり大きくないです。小学校の時、毎週図書館に通って本を借りていた時期があったのですが、図書館は広いといつも感じていました。しかし、どこでもこんな感じなんだろうと思っていたものです。今行ったらそんなに広く感じないかもしれません。なにしろ子供のころですから。

「エーミールと探偵たち」を読んでいて、ふと顔を上げたら女の子と目が合って興奮したので、図書館に行くのも悪くないと思いました。風邪なのにバカ文章を結構書けました。では本当に寝ます。それでは。

 
(10月13日)美食倶楽部で脱走しました

北海道に帰る事になったSEOさんの送別会兼美食倶楽部が昨日行われ、僕も参加させていただきました。でも別に湿っぽい雰囲気とかは無かったです。ふつうに美味いもの食って飲む会でした。

で、今回は美味い日本酒と魚の店で、その名もずばり「美食倶楽部」という池袋の店にいったのですが、ここが凄かったです。本当に美味しかったです。そして日本酒も美味い。値段も凄かったです。一食の値段自己最高記録更新です。しかしhectorさんとSEOさんの日本酒へのこだわりはすごいです。僕のあずかり知らない領域に行ってます。

で、今回はやってしまいました。一次会が終わった後、例によって二次会に突入したのですが、僕の残金は数千円しかありませんでした。このままでは足りないと考えましたが、どうにもならず、近くにいたJさんに「帰ります」といってばっくれました。ろくにSEOさんに挨拶もぜず、すみません。足りなかったらどなたか貸してくださったかもしれませんが、それはあまりにも情けないと考えたのです。しかし皆さんに何も言わずに帰ったのは駄目でした。酔いが覚めた現在、かなり反省しています。

飲み会ではいつも何がしかの悪い事をしてしまうのが直らないです。ちょっと考えなければ。それはともかく、SEOさんの今後のご健闘をお祈りします。

でですね、会場が池袋だったので、会は夜からだから、昼から都心に久しぶりに買い物に出たわけなんですよ。仕事では結構来てるんですが、やはり遊びで来るとのびのび行動できます。まず部屋におく本棚を買うべく渋谷の東急ハンズに行きました。そこでハンズで買う必然性のあまり無い、普通の金属製本棚を購入しました。デザインの凝ったのもありましたが、高いし実用性に欠けると考え普通のにしました。かっこいい家具を一つ買ってしまうと、他の家具もその意匠に合う物にしないと、部屋の雰囲気がかっこよくならないと思うのです。それをやってしまうと、今後買う家具に、値段とデザイン面で制約がついてしまいます。なのでシンプルなやつです。しかしこれは近所のホームセンターでも売ってたな・・・。まあハンズなのできっとなんか違うんだろうと自分に思い込ませて納得しました。これであふれている本が収納できます。

その後まんだらけに行き、久しぶりに古本漁りをしました。まんだらけに来るのは2回目ですが、行ったら前と同じで、やっぱりコスプレ店員がアニソンを歌っていました(そして同様に下手だった)。あれが始まると、ちょっといたたまれなくて店員さんを直視できません。特に注目しているお客さんもいないし、あのイベントは何故あるのかはやはり謎だと思いました。

で、つの丸の「サバイビー」の一巻と村枝賢一の「仮面ライダーSPIRITS」の一、三巻を買いました。サバイビーの二巻は継続して探すとして、「仮面ライダー〜」めちゃくちゃ面白いです。お話は、「滝が子供を改造しようとする悪い怪人と戦うんだけど、力及ばずもう駄目かというその時、仮面ライダー本郷猛が登場して、二人で怪人を倒す」という、王道バリバリなんですが、読んでいて涙が出そうなほど仮面ライダーが格好よくて、感動しました。

ライダー2号の話もありましたが、これも凄く感動しました。家族を亡くして笑わなくなった子供達の目の前で変身し、悪と戦うライダー2号を子供が見て笑顔を取り戻すなんて、本当に正しい、子供に夢を与えるヒーローが描かれています。今となっては良くあるパターンなのですが、物凄く感動してしまいました。

その原因は、とても真っ当なヒーロー物ストーリーを、凄く真面目にきちんと描いていて、なおかつ作者の仮面ライダーに対する強い愛情が感じられるからだと思いました。素晴らしい。これはぜひ「宇宙刑事ギャバンSPIRITS」もやって欲しいです。今の漫画家さんにきちんと作ってもらったら、すごくいい物になるんでないかと思いました。

なんか宗教にはまった人の様に妄信的にお勧めしていますが、ヒーロー物に影響を受けた人は多分読んだらわかって頂けると思います。読んでみて下さい。それでは。

 
(10月11日)エロゲーをクリアして深く考察しました

最近の「ちょっと」はなんかヤバイ雰囲気が出てきていて、女の人には引かれるような、20代男の生活と妄想日記になっているような気がしますが、書いていて楽しいので引き続きヤバげです。今日はまた、エロゲーをプレイしての考察です。駄目人間でしょうかぼくは。でもギリギリ踏みとどまっていると信じたいです。

僕の好きな漫画家で、御厨さと美さんという方のホームページがあるのですが、かなり前にそこの日記で、「AIR」というエロゲーについて書いていました。曰く「優れた才能を持つクリエイターが、自己表現の場としてエロゲーを選ぶ時代が来た」だそうで、普段は国際情勢やご自身の勤めている学校についての堅めの話が多い日記の中で、その日の日記は異彩を放っていました。

ゲーム雑誌やネットの話題でも、「AIR」は大好評で、販売元のKEYという会社から以前に発売された「Kanon」というゲームに負けず劣らず(これも「泣ける」ということで大好評らしいです)感動的な作品だということです。なんか凄そうだと思ったので、会社の同期でエロゲー沢山持っている人から借りてみました。で、プレイしてみて、さっきエンディングを見ました。

感想ですが、確かに凄かったです。この手のゲームによくある、「こんなしゃべり方の男と女の子いないって」という欠点は解決されてませんが、ビジュアルノベル形式で、絵と音楽付きのなかなか良い小説を読んだという感じでした。絵はなんだかなあという感じでしたが、音楽はストーリーに合った印象に残る音楽でした。そしてシナリオが凄いと思いました。

シナリオが滅茶苦茶力入っているのです。凄く長いです。それが音楽と相まって、効果的に物語が表現されています。正直シナリオ全部理解は出来なかったんですが、とてもレベルの高い事だけは感じました。そこらのエロゲーとは違うんだろうなあ、他のあんまりやった事ないけど、と思いました。

ただ問題が二つほどあります。まず、エロくないです。一応エッチシーンはありますが、本当に申し訳程度で、シナリオには全く関係ありません。これは一応18禁のパソコンゲームですが、後にドリームキャストで発売されたそうなので、家庭用でも大丈夫なようにあらかじめ少なめにされていたのかもしれませんが、エロくないとエロゲーじゃないと思います。

ただ、御厨さんが書いたように、パソコンのエロゲーというのは、割りと安く作れて、とりあえずエッチな絵を入れておけば後は自由に内容が作れて、エロ目的な大勢の人に手にとってもらえるというメリットがあり、お金の無くて表現の場を求めている人には向いているようです。僕みたいな人も手に取りますし。でももっとエロくして欲しかったです。凄いシナリオで凄くエロイからこそ、エロゲーでしかできない表現が可能だと思ったので。

それからもう一つの問題は個人的な趣味の問題ですが、たしかにスケールでかいし凄いんですが、やり終わった後、何もいい気持ちになれません。「AIR」やった後はなんか、やりきれない気持ちになります(これが「泣ける」要素なのかもしれませんが)。これは好みの問題なのでどうでもいいといえばどうでもいいです。しかし僕としては納得のいきかねるエンディングだったのです(この時点で結構はまってしまっているのでしょう)。

村上龍の「五分後の世界」という小説の解説文に、「小説には、読む人に変革を求めず、いい気持ちにさせてくれるものと、読む人に衝撃を与えて自己変革を促させるものの二通りある」という記述がありました。これは、解説者が「『五分後の世界』は後者であって、すごいんだぜー」と言いたいが為に書いてあるのですが、表現にはなるほどと感心できました。

これをエロゲーに当てはめると「AIR」は前者だと思いました(エロゲーの話は大抵前者だと思いますが)。ぶっちゃけて言えば、エロゲー愛好家のためだけの作品という感じです。それ以上の部分もあると思います。でも、エロゲーの文法で描かれていては、結局はエロゲー愛好家だけの物で終わると思います(別にいいんだけど)。これやって感動しても、その人の人生における進歩というか、そういうものが全く無いままだと思ったわけです。

凄い作品とは、その人の人生に何らかの衝撃を与えるものだと思っているので、「AIR」にはそういう力があるのかと期待したのですが、僕の好きくないエロゲーや「萌えー」とか言ってるアニメや漫画特有の空気からは脱却していませんでした。その中では凄いだろうね、で止まっています。惜しい、って感じでした。

本当、余計なお世話だし、ネット上にはこういった「癒し系エロゲー」大好きな人が沢山いるので、こういう話はしばしば議論されて泥沼になっているようなので、こんな事書かないのが一番賢明なのですが(興味ない人には気持ち悪がられるし)、書きたかったので書きました。しかし不満は、けっこうよかったから出たというのもあります。わりと好きなのかも僕こういうの。でもだめです。「AIR」やっても自分が立派な人間になるための経験値が増えません。なるだけ自分に「なにか行動を起こさずにはいられない」と思わせるものを摂取していきたいものです。でも「AIR」でこんなに熱く語っちゃったから、実はそういう力があったのかも。微妙です。やはり凄かったには違いないようです。でもエロゲーやるならエロ目的でやりたいです。それでは。