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四間飛車の定跡で疑問に思ったときどの本を参考にしたらよいか迷うことは多いはず。
私が持っている本の中でどの本にどの定跡が載っているかまとめてみました。(自分のため(^_^;)
持っていない本については当然のように書いてありません。あしからず。
評価は完全に独断と偏見に基づくもので客観的な評価ではありません。

評価
S:必携
A:お薦め
B:良書
C:目を通す価値有り
D:参考になる
E:なくても何とかなる

評価の基準は原則的に自分が研究するときに参考になるかどうかなので
内容が古いもの、
内容が浅い初級者向けのもの
は評価が極端に低くなる傾向があります。
評価が低いとしても、トータルとして価値が低い、例えば入門書として悪い、読み物として面白くないなどという訳ではありません。

SABCDEのランクは自分がその戦法を研究するときにどの順序で読んでいくかを表しています。
ですから普遍的な局面があることと解説が広く、かつ詳しいこと、細かい違いをきちんと説明できているものが評価が高くなる傾向があります。
こういった本は直接同じ局面を検討することが多く、そのまま使えるからです。
加えて局面での考え方などプロ棋士の感覚を伝えようとしているものもポイント高いです。
鵜呑みにするわけにはいかないんですが、新しい手を考えるときに参考になります。
あとは主観でこの著者は信用できるとかこの文体がいいなども僅かですがないとは言えません。

Sランク書籍はAランクの中からかならず読むべきと思う書籍を採り上げました。
詳しさではなく、いかに局面を広く統一的に見ているかに重点を置いています。

初心者向けの通り一遍の解説しかないようなものはかなり評価が下がります。
定跡は時代が経つに従って改善されていくものなので古いものは必然的に評価が下がっていきます。
ちょっと変わった形を扱った本はなかなか上位には入りにくい代わりに、その特殊性によって評価が下がりにくくなっています。

以上のような選定理由なので初級者がSランクの本を買うのは原則としてお薦めできません。
初級者向けに参考棋書リストを挙げましたのでそちらを見てください。
また理解しやすい本を探している場合などのときは目的を果たせないでしょう。
その場合は他の方のレビュー(寄せの構造など)を参照下さい。
バリバリの四間飛車党で「棋書はたくさん持ってるんだけどいっぱいあり過ぎてどれを読んで良いか分からなくなるんだよね」と言う人に相応しい評価だと思います。
あるいは大体指しこなせる戦型の定跡を深くきちんとマスターしたいという場合に押さえるべき棋書のリストと見ることも出来ます。

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