闘病日記2へ♪いらっしゃ〜い!こっからの日記には移植が絡んだせいもあってぎょーさん薬の名前が出てきよります。 ある薬の内服、投与ががいつ始まっていつ終わったのかっちゅうのは文章では伝わりにくいもんですしなぁ。 ほんで薬の使用日程をまとめた表を用意してん。 薬品に興味のある人はちょこっと覗いてみてぇな。よろしゅうに。


1998 1 12 血液検査。

放射線治療(fTBI)開始、9時、16時に一日2回30分ずつ行う。ベットにただ寝ているだけなのだがなんとも気分が悪い。ジージジーという音でいかにも放射線を浴びとるぞ〜と感じる。吐き気止めグラニセトロンを前もって点滴しているにも関わらず2回目の後ゲロってしまう。その後も気分が悪くて夕食が食べられない。

    13 放射線治療。やることは昨日同様。さらに気分が悪くなり、1回目はゲロで2度中断。2回目は3度中断してしまう。先生曰くこれほど弱い人も珍しいとのこと。放射線や内服薬による肝障害が現れ肝臓の細胞を保護する薬、強力ミノファーゲンCCを点滴。
    14 血液検査。赤血球輸血。

放射線治療。今回吐き気止めをステロイドに変えるが1回目はゲロで1度中断。2回目も1度中断する。

    15 抗ガン剤チオテパ投与。これでグッと気持ち悪くなると思いきや意外に変わらずホッとする。食事が取れていないので高カロリー輸液点滴開始。

抗ガン剤投与前後に投与された吐き気止めは以下の通り。

  • ゾフラン
  • プリンペラン
  • ウィンタミン
    16 血液検査。赤血球、血小板輸血。

午前10時集中治療室にお引っ越し。抗ガン剤チオテパ投与。もうすでにヘロヘロ状態でメッチャしんどいにも関わらず先生も看護婦も部屋に入らない環境に置かれる。消毒液や服用する薬の交換、ネブライザの薬交換、消毒も自分でせねばならずつらい。トイレもゴム手袋着用そして蓄尿でうっとぉしい。つらいことばかりだ。

    17 抗ガン剤エンドキサン投与。これでグッと吐き気が強くなる。汚い話だが上からはゲロ、下からは下痢で大忙しだ。その後利尿剤ダイアモックスラシックス投与。これに伴いウロミテキサンメイロン投与。これらはエンドキサンの代謝が終わるまでしばらく続く。

朝夕、へ白血球増加製剤グラン投与。小さな注射を肩あたりに1本うつだけらしい。

    18 血液検査。

抗ガン剤エンドキサン投与。これでやっと抗ガン剤の投与が終わって何となく嬉しかった。でもこれから白血球が減少するにつれ更にしんどいのだろう。

朝夕、へ白血球増加製剤グラン投与。

    19 血液検査。赤血球、血小板輸血。

内服薬バクタには骨髄抑制(骨髄が成長するのを妨げる)の副作用があるため明日からの移植に備えて服用中止。GVHD予防のため免疫抑制剤サイクロスポリンの投与、これはしばらく続く。

朝夕、へ白血球増加製剤グラン投与。

    20

移植日

血液検査。

朝、へ白血球増加製剤グラン投与。その後は腕の血管から幹細胞を成分採血される。2時間ほどじっと寝てなくてはならないらしいが、その後即自由。

移植前に抗アレルギー剤クロールトリメトン、ソルコーテフを投与。午後1時過ぎ、採りたてホカホカのの幹細胞を点滴する。ガラズ越しだが家族(も含めて)が見守る中なんとなく元気になっていくような気がした。

    21

移植日

血液検査。

昨日同様、午後1時過ぎ、の幹細胞を点滴する。先生曰く、の幹細胞は正常でかつ非常に多く採れたそうで昨日と今日の2日間で通常点滴する3倍量の幹細胞を点滴できたらしい。1日も早く私の骨髄に根付いて造血活動を始めて欲しい。

ガンマグロブリンサイトメガロウィルス対策)投与。

    22 血液検査。

発熱。だるくて体が動かしにくくなる。今日から投与される薬は以下の通り。

メソトレキセート以外、投与はしばらく続く。

    23 血液検査。赤血球輸血。
    24 免疫抑制剤メソトレキセート投与。
    25 血液検査。

口内炎、喉の痛みで内服薬イトリゾールが飲めなくなる。代わりに抗真菌剤ジフルカンを点滴開始。

    26 血液検査。赤血球、血小板輸血。
    27 メソトレキセート(免疫抑制剤)、ガンマグロブリン(サイトメガロウィルス対策)投与。
    28 血液検査。赤血球、血小板輸血。

口内炎の痛みがひどくなり今までかたくなに拒否してきたが、 痛みを取るために塩酸モルヒネを投与してもらう。 その後何度かラリった発言をしたらしいが、全く記憶にない。

    30 血液検査。
  2 1 血液検査。
    2 血液検査の結果、白血球数が1000を越え午後から一般病棟個室にお引っ越し。移植後12日目で集中治療室を出れるというのは予定通りらしいが、体はヘロヘロのままでこんな状態で一般病棟に上がっていいのだろうかと思うほど。全身がだるくベット横にある簡易トイレに立つのがやっとだ。しかしこれで集中治療室のうっとぉしさから開放されたのが嬉しい。
    4 血液検査。ほぼ全身に発疹し、皮膚へのGVHDと確認。メチャメチャかゆい。 処置としてステロイドを投与し、ベナパスタという軟膏を塗るがかゆさは変わらない。
    6 血液検査。体は相変わらずだるいは、皮膚は突起を帯びてくるし不快指数90%。
    11 血液検査。相変わらず全身に発疹。掻きむしったせいでひどくなっている。 オマケに今朝起きると耳の裏に水ほうが出来ていた。 水ほうが出来ちゃうとGVHDのレベルも最高のレベル4となるが、 皮膚以外に症状はないのでGVLにはいい傾向らしい。
    12 ヒザから下の発疹を掻きむしったせいで水ほうになってしまった。 さらにその水ほうを破ったので耐え難い痛さになってしまった。 軟膏を塗って包帯でグルグル巻きにされ、下半身ミイラとなる。
    13 血液検査。

目やにがひどく出るので眼科の先生に診てもらう。 コリマイC、フラビタンという点眼液を1日3回点眼する。

    17 注目の骨髄液検査。結果は良好。 少なくとも白血病細胞は見られず、寛解状態。 細胞数も多くこれまでの血液成分の立ち上がりを見る限り兄の骨髄とほぼ間違いないらしい。 その確認は兄も私も男性でA型なのでDNA鑑定しなければならないらしい。
    18 血液検査。

1月7日以来のお風呂に入る。 ボロボロとむけてきた皮膚を一掃しようとナイロンタオルでこすったが、 まだ皮膚が再生していないのかいまいちキレイにならない。 でもあまりに気持ちいいので持ち時間1時間いっぱいいっぱい使った。

    20 血液検査。

相変わらず目やにがひどいので眼科の先生に診てもらうが大したことはないらしい。 引き続いて2種類の点眼をするよう処方される。

1ヶ月ちょっとぶりにパソコンを開き、メールチェック。たくさんのメールにビックリ。 今の個室には電話線がついていないので病院1階の公衆電話からのアクセスで、ちょっとしんどい。

    21 食事は昼に焼きプリン1個。
    22 食事は昼におでん(大根半分、里芋半分)、サラダ1パック、焼きそば3口。舌の横の皮膚が炎症を起こしているせいか、おでん、焼きそばは辛すぎだった。
    23 血液検査。

検尿。免疫抑制剤サンディミュンの点滴を朝夕の内服薬に変える。 これがでかいカプセルでしかも独特の異臭がする。朝3錠夕方2錠もあるので飲むのに苦労する。

食事は昼にだし巻きたまご1切れ、春キャベツのサラダ1カップ、ハヤシライスのレトルトルーを半分程度、 夜に牛乳1パック、プリン1個。これでもだいぶ食べれるようになった?

    25 血液検査。
    27 血液検査。問題なく、明日からの1泊2日の外泊が決定する。 皮膚のGVHDもやっとひいてきたところでだるさもあるが、自宅でゆっくりお風呂に入れるのが嬉しい。
    28〜3/1 一泊二日の外泊。ヒックマンカテーテルヘパリンロックして準備万端。 といっても体がだるく自宅付近をウロウロしただけ。ファミコンショップで「桃鉄7」を買い、2日間どっぷりはまる。 1日はダイナスティカップ日韓戦を見て興奮。

これまで点滴で投与されていたステロイドが内服薬プレドニンに変わる。

  3 2 血液検査、検尿、胸とお腹のレントゲン検査。 いつもと変わった結果は肝機能が正常値の上限だったことくらい。 昨日自宅で焼き肉をちょっと食べたのが原因か?

口内炎がひどくなりつつあるので口の中の細胞を綿棒で採って培養検査に出す。 口内炎の原因は免疫抑制剤を内服に変えつつあるのと、ヘルペスというウィルスが考えられるそうだ。

    4 血液検査、検尿。

朝起きると顔が腫れていた。腕にも発疹がみられ、GVHDと確認。 結構かゆいが以前の発疹ほどではない。 安静時心筋シンチグラフィという心臓の検査。 移植を終えて心臓の機能が変化しているかどうか確認するため。

    5 胸とお腹のレントゲン検査、お腹のエコー検査

DNA鑑定の結果が返ってきた。 移植後の骨髄液が兄のものと入れ代わっているかどうかの確認がとれた。 私もDNAパターンを見せてもらったが見事に兄のものだった。移植はとりあえず成功だったようだ。

    9 今日は検査の日?

血液検査の結果、肝臓の評価が正常値の上限らしい。 原因はこれまで使った薬の堆積の影響かもと説明される。 処置として、肝臓を守る強力ミノファーゲンCを朝夕投与する。

3月2日に採取した口内炎の細胞の結果が来た。やはりヘルペスというウィルス性のものらしい。 続けて治療薬ゾビラックスを1日3回点滴する。

    11
Day50
血液検査。検尿。

保険の適用関係上、口内炎の治療薬ゾビラックスは投与停止。 うがいと塗り薬をしっかりするように説明される。

3月1日以来のお風呂に入る。今回の発疹は主に顔だったので体はホントにキレイになりつつある。 顔はまだむけきれない皮が残って見苦しいままだ。

    12 胸とお腹のレントゲン検査。肺、肝臓など内臓には問題なし。
    13 血液検査。相変わらず強力ミノファーゲンCを注射するが、後は問題なく今日から2泊3日の外泊が決まる。 午後2時に病院を出て、自宅でゆっくり過ごした。
    14 午後2時通院。強力ミノファーゲンCを注射。

夕方から門司太刀の浦へ父親と彼女とでドライブがてら釣りに行く。しかし結果はボウズ。 もうメバルのシーズンは終わってしまったようだ。

    15 映画「タイタニック」を観る。 ロングヒットをかましている話題作だけあって3時間の長丁場も退屈することがなく楽しめた。 タイタニック号をひいて撮ったときの迫力、 音の迫力はさすが「エイリアン」のジェームス・キャメロン監督やのぅと感動。 女の子からキャーキャーのディカプリオは男の目から見ても格好良かったぞ。

夕食は天ぷら。 口内炎でムリかと思いきや天つゆにヒタヒタに漬けると刺激なく食べれておかわりしてしまった。

午後8時病院に戻る。強力ミノファーゲンCを注射。

    16 血液検査。検尿。胸とお腹のレントゲン検査。結果は特に変わったことナシ。 朝夕、強力ミノファーゲンCを注射。

口内炎が相変わらず治らないのでエレース・ハチアズレ含そう水(うがい薬)がもう1種類増える。 朝昼晩、寝る前と1日4回イソジンガーグルでうがいした後、このうがい薬でさらにうがいし、 アラセナA軟膏を塗る。

    17 今日から蓄尿は中止。理由は尿量も多いし、これまでの検査で腎臓も問題ないことから。

目やにの出はだいぶ減ったが、まだショボショボするので眼科の先生に診てもらう。 結果は特に問題ナシ。引き続いて2種類の点眼をするよう処方される。

午後3時から気分転換にボーリングに出かける。以前と同じ11ポンドの球は異常に重く感じたが、 結構まともに投げられた。1ゲーム目は120、2ゲーム目が177。筋肉のない足腰にしては上出来か? ちなみに私のハイスコアは257である。(ちょっと自慢)

    18 午前中、強力ミノファーゲンC、ガンマグロブリンを投与。

お風呂に入るが、昨日のボーリングが足にきている。筋肉痛がひどくかなり疲れた。

午後3時、ヒックマンカテーテルを取り外す。これで点滴ともオサラバだ。開放感を味わう。 これに伴って強力ミノファーゲンCの点滴が内服薬グリチロン錠に変わる。

    19 午後から外出する。愛車MR-2のタイヤにスリップサインがでかけていたので、 タイヤを替えた。BSのG-Grid2にしたかったが、 入院中の身で贅沢も程々にということでFalkenのタイヤにした。(4本で1万円以上お安い)

ジム・キャリー主演の「ライアーライアー」をレンタルし、大笑い。

夕食にモツ鍋を食べる。口内炎のためアツアツでは食べられなかったが、キャベツが甘くて旨かった。

    20 血液検査。

昨夜から今朝にかけて暴風警報が発令されていただけあって、今日は天気も悪いし寒い。 外出しようかと思っていたがやめておとなしく病室にこもる。

    21 午後から外出。遠賀川(折尾市)の河川敷が菜の花で満開だと聞いたのでドライブに出かけた。 しかし、昨日の警報もあってか菜の花畑に菜の花はなかった。残念!
    23 血液検査。

副腎皮質ホルモン製剤プレドニンの内服が朝3錠、昼1錠に減る。徐々に薬抜きが進んでいるようだ。

    24 午後3時に骨髄穿刺。非寛解時に移植を行った私の場合、再発は早期に生じている可能性が高いらしい。 その発見が早いとまだ手はあるそうで、その確認のために行った。 結果は◎。白血病細胞は見られなかった。ふ〜っと、一安心。
    25 週一度のガンマグロブリンの点滴。もうカテーテルがないので久しぶりに刺針で投与する。
    26 午前中に胸のレントゲン検査。問題なし。

午後から外出する。眼鏡の度が合っていなかったのでレンズだけ換えにいく。 特注レンズになるらしく来週の月曜までおあずけをくらう。

夕飯は旦過市場前のおでん屋台でおでん三昧。 タコ、牛スジ、大根、厚揚げ、銀杏、うずら、つぶ貝、ソーセージなどなど。

    27 血液検査。結果問題なし。外泊許可もOK!

今日から湯布院温泉へ行く。貸し切りの岩風呂に入り、はなれのコテージで泊まる。 夕食は地鶏焼き肉がメインのコースと贅沢しまくり。 1泊しか出来なかったが温泉にはに3回入ったし、皮膚が少しでもよくなればいいが・・・。

    28 久住高原をドライブ。 阿蘇ファームランドに遊びに行くつもりだったが下調べが悪かったのか分からなかった。 通りがかりの牧場で昼食。帰りは10号線で渋滞、温泉でとれた疲れが逆戻りか?
  4 1 血液検査。検尿。胸とお腹のレントゲン検査。結果、問題なし。 明日の退院が決定する!

週一度のガンマグロブリンの点滴。

    2 やっとこさ退院!

退院療養計画書なるものをもらう。

    8 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。結果問題なし。 副腎皮質ホルモン製剤プレドニンが一日1錠になる。次の外来は4/16。
    10〜14 体が異常にだるい。起きあがるだけでもうっとしいくらいだ。 どうやらプレドニンが1日1錠になったのが原因らしい。
    15 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。結果問題なし。 副腎皮質ホルモン製剤プレドニンを一日2錠にしてもらう。次の外来は4/22。
    22 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。結果問題なし。 次の外来は4/27。
    27 外来。血液検査。ガンマグロブリンの点滴。結果問題なし。 次の外来は5/6。
    28 退院したので、彼女は大阪に戻ることになった。荷物を車に積み込み、実家の大阪に向かう。 途中、広島のおじさんの家に寄り、そのまま一泊。
    29 引き続き大阪に向かう。途中、弁天町のおじさんの家に寄り挨拶。 そして無事彼女の実家に到着。
    30
Day100
彼女の両親とお昼。お昼から「かに」である。つのる話をのらりくらり。 午後から三重県桑名の会社の寮に荷物(夏物の服)を取りに行く。 その後、岐阜県多治見市の友人宅に行き、そのまま一泊。
  5 1 大阪上本町に戻り、学生の頃の友人達と焼き鳥を食らう。 そのまま上本町の友人宅に一泊。この時妙にオシッコが近いのが気にはなっていた。
    2 朝起きて一発目のオシッコに血や血のカスみたいなものが混じっていた。 ものすごい残尿感に襲われる。アソコが痛い。 すぐ北九州の先生に電話する。たぶんウィルス性の出血性膀胱炎だろうとのことだった。 血のカスみたいなのは膀胱の膜らしい。水分を十分とって洗い流すよういわれる。

今日は学生ん時のゼミのOB会が京都であるのだが、ドタキャン。彼女の家に厄介になる。

    3 相変わらず、血尿は続く。オシッコも近く、1時間に一回のペースだ。 大阪南港を午後8時発のカーフェリーで北九州に向かう。 ちなみに彼女とは南港でお別れ。(といっても「別れる」わけではない。) 快適な船の旅。 天気も良かったので夜空の星がキレイにみえた。ライトアップされた明石大橋もキレイだった。
    4 午前8時、無事に門司港に到着。 すぐ病院に向かう。血液検査、検尿をする。結果はやはり膀胱炎。4種類の薬の服用が増える。
    6 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。 サンディミュンの血中濃度が高いので一日250mgから200mgの服用に変わる。 相変わらず血尿は続いているが、混じる血の量が減ってきた。薬が効いてきたらしい。

移植後ほぼ100日ということで、午後3時に骨髄液検査。結果は次の外来5/13で。

    13 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 膀胱炎は完全に治ったらしい。念のためもう1週間薬の服用を続ける。 先週の骨髄液検査の結果は○。 先週は膀胱炎で体を壊していたのでちょっと不安ではあったが、これで一安心。 次の外来は5/20。
    20 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 膀胱炎は完全に治ったらしい。5/4記載の薬の服用もなくなる。 ついでに今まで長いこと服用してきたイトリゾールも免除。飲む薬が減ると楽だねぇ。 今服用している薬を整理すると以下の通り。
  • 朝食後・・・サンディミュン2錠、プレドニン2錠、バクタ2錠、ザンタック1錠、セルベックス1錠
  • 昼食後・・・セルベックス1錠
  • 夕食後・・・サンディミュン2錠、ザンタック1錠、セルベックス1錠

次の外来は5/27。

    27 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。次の外来は6/3。

ここで 「毎回やってる血液検査って具体的に何を調べてるの?」 というよくある質問のお答えをしよう! ここをクリックしてね。

  6 3 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 今日から夕方服用するサンディミュンが1錠減る。こうやってだんだんと薬を減らしていくらしい。 次の外来は6/10。
    10 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。次の外来は6/17。
    17 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。次の外来は6/24。
    19
Day150
移植後150日目。それだけ…。
    24 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。次の外来は7/1。
  7 1 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 今日から夕方服用するサンディミュンが1錠減る。 次の外来は7/8。骨髄液の検査予定。
    8 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。骨髄液検査(マルク)。

夕方にマルクの結果が分かる。良くない。 再発とまでは言えないが、白血病細胞が確認できるらしい。 免疫抑制剤サンディミュンの服用を絶ち、GVHDの発生を待つらしい。 これはGVL効果を見込んでの処置だ。 GVHDが発生しないようであれば、その誘発のため兄の血液からリンパ球成分を採取し、私に投与する。 3週間後に再びマルクの予定。 何事もなければ、次の外来は7/15。

    15 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 次の外来は7/22。
    18 今日はわたくしめの27回目の誕生日なのだ。ただそれだけじゃ。
    22 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 次の外来は7/29。骨髄液の検査予定。
    29 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。骨髄液検査(マルク)。

夕方にマルクの結果が分かる。結果良好! 7/8に確認された白血病細胞だが、今回のマルクではキレイに消え去っていた。完全な寛解状態らしい。 免疫抑制剤を絶った効果がでたのか、なんにしろ良かった。ホッとした。 これで再入院はまぬがれた。今後も週1度の血液検査で様子を見ていくとのこと。次の外来は8/5。

    30 虫歯となった右上の親知らずを抜く。 歯を抜くにもこの病気のために、前もって主治医と歯科医の間で書類のやりとりが必要だった。 たぶん麻酔を使って良いのかとか、血小板は止血するだけ十分にあるのかなどの確認だろう。 実際の抜歯は歯医者の先生の腕が良いのかあっと言う間に終わってしまう。 その後も鎮痛剤を飲む必要もなく、化膿防止のため抗生剤オラセフ錠を1日3回3日間服用する。
  8 5 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 今週から月・木週2回、朝食後服用するバクタが減る。 次の外来は8/12。
    8
Day200
移植後200日目。それだけじゃ…。
    10 北九州に転院して以来眼鏡で過ごしてきたが、 やっぱりコンタクトの方が便利なので新しく購入する。 購入したレンズは河村隆一のテレビCMでお馴染みのメニコンZ。 お試し価格ということで結構お安く手にいれることができた。 付け心地バツグン!視界良好! これでクーラーが効いてる部屋から外に出てもラーメンを食べても視界が曇ることはない!
    12 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 次の外来は8/19。
    19 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 ここ2〜3日間、喉が痛くてせきが止まらない。 主治医に診察してもらったところうがいを徹底するように言われる。 そのための薬が3種類増える。また、副腎皮質ホルモン製剤プレドニンが一日1錠に減る。 服用する薬をまとめると以下の通り。
  • 朝食後・・・プレドニン1錠、ザンタック1錠、セルベックス1錠、クラリス1錠、PL顆粒1袋、ノイチーム1錠
  • 昼食後・・・セルベックス1錠、PL顆粒1袋、ノイチーム1錠
  • 夕食後・・・ザンタック1錠、セルベックス1錠、クラリス1錠、PL顆粒1袋、ノイチーム1錠

次の外来は8/26。念のため肺をレントゲンで調べるらしい。

    22 体が異様に怠い。プレドニンが一日1錠では少ないのだろう。 今日から勝手にプレドニンを一日2錠服用する。
    26 外来。血液検査、検尿、肺のレントゲン検査。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 のどの調子はだいぶ良くなり、咳もそれほど出ないが念のため風邪薬は今週も続ける。 やはりプレドニンは一日2錠で様子を見ることになる。 次の外来は9/2。
  9 2 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 次の外来は9/9。
    9 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 次の外来は9/16。
    16 外来。血液検査、検尿。ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。

いい報告がひとつ。今日の血液検査で体内で作られるグロブリン成分が正常値に戻ってきているそうな。 毎回検査しているグロブリンには3種類ありまして、その内2つまでが正常範囲内。 3種類とも正常値に戻ったらこれまでの週一度の点滴も二週間に一度になるそうだ。 着実に回復に向かっているということ?ちょっと気分がいい。

次の外来は9/23が休日のため9/24。検尿は一回お休み、そのかわり肺のレントゲン検査予定。

    24 外来。肺のレントゲン検査、肺機能の検査、血液検査、ガンマグロブリンの点滴。

最近やたら咳や痰は出るし、 ちょっと歩いただけで息切れがすると思ったらやっぱり肺をやられていた。 肺気腫の恐れがあるそうな。 普通タバコを吸う人の病気だが、私は昔からタバコはやらない。 主治医曰く、抗ガン剤の副作用で生じる場合もあるとのこと。 とにかく自宅で安静を保ち、しばらく様子を見るそうだ。 特に薬などは出されていない。

次の外来は9/30。

    27
Day250
移植後250日目。
    30 外来。血液検査、検尿、ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。

先週疑いをかけられた肺気腫だが、それらしき症状があるというだけで、肺気腫とは言えないそうだ。 相変わらず歩くと息切れするが、レントゲンをみる限り何の問題もないらしい。 今後も様子を見るということで、来週はまた肺機能の検査を行う予定。

次の外来は10/7。

  10 7 外来。血液検査、検尿、ガンマグロブリンの点滴、肺機能の検査。

血液検査、検尿の結果は異常なし。 肺機能の検査では9月24日に行った結果と比べると多少良くなっているそうだ。(肺活量で20%増し) しかし、まだ歩いていると息切れはする。来週14日にCTスキャンで肺の様子を調べるそうだ。 副腎皮質ホルモン製剤プレドニンがこれまで2錠だったのが1.5錠に減る。

次の外来は10/14。CTスキャンの結果は10/15。

    14 外来。血液検査、検尿、ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。

午後3時から肺のCTスキャン。20分程度で終わる。 結果が出るのに1日かかるので明日また来るように言われる。

次の外来は10/15。

    15 外来。昨日行ったCTスキャンの結果だが、左の肺に若干拡張が見られるが特に異常はないそうだ。 しかし、運動すると呼吸障害があるのは変わっていないので今度は心臓に疑いがかかる。 そのまま心臓のエコー検査を受ける。結果は来週の外来でということ。

なんとも煮え切らない結果。今までさんざん肺が悪いと思っていたのに、今度は心臓。 リハビリしようにも思うように体は動かせないしイライラが募る。 ストレスを貯めてもいいことはないんで気分転換するようにしてるけどいまいちすっきりせぇへん。

次の外来は10/21。

    21 外来。血液検査、検尿、ガンマグロブリンの点滴。問題ナシ。 先週行った心臓のエコー検査の結果だが異常は見られないとのこと。 換気障害は相変わらずなので今回は血液ガス検査を行った。 結果は以下の通り。( )内は正常とされる値。
  • pH(ペーハー)…7.345(7.42±0.04)
  • PCO2(二酸化炭素圧)…40.0mmHg(39±7)
  • PO2(酸素圧)…59.5mmHg(91±17)
  • HCO2(重炭酸濃度)…21.9mmol/l(25±4)
  • Sat(酸素飽和度)…90%(94±2)

見てお分かりのように酸素圧が正常値をかなり下回っている。やはり酸素が十分取り込めていない。 主治医は呼吸器系の専門医と相談するそうな。 ひょっとすると来週あたり肺の精密な検査(肺組織を採取する)を行うため2〜3日入院するかも。

次の外来は10/28。

    28 外来。血液検査、検尿、ガンマグロブリンの点滴、肺のレントゲン検査。問題ナシ。 以前考えられていた肺の精密検査(肺組織の採取)だが、 採取すべき悪いところが見られないとのことで取りやめ。 体調は相変わらずだが症状が悪化しているわけではないので今後も様子を見るとのこと。

次の外来は10/28。

    29 昨日の結果に不満で今朝別の国立病院に行く。呼吸器専門医に診察してもらい、 安静時と運動時の酸素飽和度を測定してもらった結果、やはり正常でないことが分かる。 詳しく言うと安静時の酸素飽和度は94%で正常だが、 運動すると低下していき運動が続けられなくなると65%まで落ち込み頭痛や吐き気が生じる。 正常な人であれば酸素飽和度は運動をすると共に上昇し、110%〜120%になるんだそうな。 原因として考えられるのは以下の2つ。
  • 移植時に投与された抗ガン剤(エンドキサン、チオテパ、Ara-Cなど)の影響からの肺血栓。 (肺の末梢血流が滞る)
  • ウィルス性の肺炎。(カリニ肺炎など)

どちらにせよ気管の末梢部分で血液に酸素が取り込めていない(この症状をAVブロックという)とのこと。 レントゲンやCTスキャンの結果を見れば何か分かるかもしれないとのことだが、 もうすでに主治医のいる病院で検査済みなので改めて行わない。 幸い、主治医のいる病院にはこの国立病院の先生の後輩である呼吸器専門医がいらっしゃるとのことで、 紹介状と共に元の病院でその診断を受けることになる。

さっそく元の病院に戻り、そのまま呼吸器専門医に診察を受ける。 やはり原因はつかめないそうだが、11月9日に肺血流シンチグラフィという肺の血流を見る検査を予約する。 そして気管を拡げる薬(テオドール)と肺の抗菌剤(クラリス)の2種類の内服薬を処方される。 この薬の効き具合が確かめられるのに2週間ほどかかるそうで、 11月9日のシンチグラフィの結果と共に11月11日に再度診察を受ける予定。

なんにせよこれまで処置なしで様子を見るばかりだったのには歯止めがかかった。 今日処方された内服薬が効き目を示すことに期待!

ここ最近、岡山大学での生体肺移植が大きく報道されていて、 私もひょっとするとこのようになるのではないかと感化され神経質になっているのかも。 しかしこれで討てる手は討った。あとは例のごとく天命を待つだけ?

次の外来は11/4。

闘病日記も長ぅなってきたました。サイズがでかい文章になると漢字の編集がおかしくなるんですわ。 この症状は Windows95 で 64KB を超えた位置で漢字の編集をすると起きるらしくって、原因は Windows95 の標準コントロール「リッチエディット」に問題があるそうな。 ワードパッドやらでも同じ症状が出るらしいっす。何かえぇ方法があったら教えて〜! てなわけでここで闘病日記を分割します。続きは「闘病日記3」をご覧下さい。

 

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