記録の手帳'98
小坂の打撃&守備成績です。
おことわり/このページのデータについては、新聞・雑誌等に掲載されていたものをもとに、
西崎あゆかが再編集したものです。
全試合出場はならずとも、盗塁王を獲得。2年目の・・・は払拭したでしょうか。
<<おまけ知識>>どうもバファローズ岡本晃との相性がよろしい?ようで。年齢も一緒だし。
プロ初ゲッツー | ’97.6.26(大阪ドーム) |
プロ初ホームラン | ’97.8.22(大阪ドーム) |
欠場するほどのデッドボール | ’98.9.15(大阪ドーム)※後、2試合欠場 |
新人王争い | 小坂とさりげなく争う |
<<おまけ知識②>>今年はまだ併殺打が「1」。
★98シーズン最終成績
『三塁打数』、『犠打数』トップ! 失策はもうちょっと減らしてください。
試合数 | 124(風邪による欠場6) |
打率 | .2325(36人中35位/ブービー) |
打席数 | 527 |
打数 | 430 |
安打数 | 100 ちょうど100本 |
本塁打 | 3(マリンスタジアム初本塁打含む) |
打点 | 33 |
得点 | 51 |
出塁率 | .299 |
得点圏打率 | .196(36人中35位/ブービー) |
三振 | 48 |
四球・死球 | 40/3 |
犠打・犠飛 | 48(リーグ1位)/6 |
併殺打 | 3 |
失策 | 16(リーグ1位) |
盗塁 | 43(リーグ1位) |
★イースタン成績
試合数 | 2 |
打率 | .500 |
打数 | 4 |
安打数 | 2 |
本塁打 | 0 |
打点 | 0 |
四球・死球 | 0 |
失策 | 0 |
盗塁 | 1 |
★二年目のジンクス?
よく言われるジンクスではあるが、小坂もいまのところ評価すれば、「どっぷり漬かっている」といっても過言ではない。打撃に関しては、当初予定していた一番から、二番や九番を打つようになり、代打を送られることもしばしば、右投手に対するスタメン落ちの試合もあった。
しかし、小坂の最大の武器である盗塁は、松井に対して不足なしの感がある。タイトル獲得ということになれば、『小坂にジンクスなし』と言い切ってもよいだろう。
★5月は厄月?
ゴールデンウイーク直後から発熱が続き、とうとう5月7日には一軍登録を抹消されてしまう。幸い発熱は異常なしと診断されたが、検査入院、ファーム出場と、5月はたいへんな一ヶ月であった。
★仙台ではプレッシャー???
小坂の生まれ故郷・山元町、高校のある柴田町、そして社会人時代を過ごした名取や仙台の人々の熱い視線を浴び、里帰り遠征をした小坂だが、実は去年からノーヒットが続いていた。昨年の遠征では打撃不振で9番を打ったり、今年の5月は風邪の直後で体調不十分だったりと、いまいち相性が悪い。ようやく8月18日の試合で内野安打を放ち、すかさず二盗を決めるなど、ようやく『故郷に錦』を飾った感じだ。
★『商売道具』の悲哀
小坂の持ち味はその足と守備。しかしこの二つの『商売道具』が相反する結果を残している。盗塁に関しては、まず、ライバルと目される(小坂はライバル宣言してはいない)・ライオンズ松井の足がパタッと止まった8月下旬には、出塁すれば盗塁を試み、あと1つというところまで追いついた。だが、松井に追いついた日(9/3)に、松井は久々の34個目の盗塁を決めてしまい、今のところトップに躍り出ていない。また、反対に、12個で止まっていた失策は、同日(9/3)に2失策をおかし、リーグトップだったバファローズ・中村紀洋の13個を一気に追いぬいてしまった。
★かくれたタイトルホルダー
連盟や記者投票では選出されたり表彰されないのだが、小坂には隠れたタイトルホルダーである。まずは3塁打。これは今までに『8』と、両リーグ通じてのトップを走っている。これはおそらくこのままシーズンを終えるであろう。3塁打は、近年、球場が広くて深くなったことから、なかなか出ないので、いかに小坂が俊足であるかが理解できるだろう。また、犠打でもリーグトップを維持。最終的にバファローズ・水口との差が気になるところである。犠打については1番打者・平井の好出塁率が影響し、2番打者としての働きをこなしている点で評価できる。小坂が左打者であり、俊足でもある点で、3塁打の多さと犠打の成功数が高いことは、まさに見えない点でおおいに評価できる。
★タイトル奪取に苦戦
パ最終戦となった10月12日の試合は、まさにライバル松井との直接対決でタイトル争いをすることになった。3回に失敗してチャンスを減らした松井と4回に失敗した小坂。7回1死、ヒットで出塁した小坂に対し、芝崎の牽制球がワンバウンドしてファウルグラウンドを転々・・・しかし小坂はベースコーチに制止に従いそのまま一塁に止まった。すると次の球、芝崎はボーク。しぶしぶ二塁に向かう小坂。この後三盗を試みるが失敗。小坂は盗塁数を増やすことができなかった。その裏、松井はダブルスチールの間隙をぬって小坂に追いつく43個目の盗塁を決めた。一週間近く前に差をつけて単独盗塁王をほぼ手中に収めていた小坂だったが、直前、敵の眼前でタイトルを分け合う結果となった。
★プロ入り初記録 不名誉なものばかり・・・
初登録抹消
98.5.6(風邪による発熱)
初イースタン出場
98.5.13(ヤクルト戦・ロッテ浦和)
初スタメン欠場
98.6.27(近鉄戦・千葉マリン)
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