第85回全国高等学校野球大会開催記念中日選手の甲子園

中日の選手の中には多くの元高校球児がいますがその中でも憧れの甲子園
グランドに立てた人はごくわずか。
あのH元監督でさえ甲子園は憧れのままだったらしい。
そんな中、あの甲子園で脚光を浴びた中日の選手達を当時の写真と共に改め
クローズアップしてみようというのが企画の趣旨です。

川上憲伸投手
四国徳島商を93年の夏の甲子園に導いた先発完投型の投手。前年の秋の県大会・四国大会・春季大会・夏の県予選をすべて一人で投げぬいた。当時の監督に言わせると、「川上をあきらめるときは勝負をあきらめるとき」と言うように川上投手に絶大の信頼を寄せていた。事実、甲子園でも、初戦の久慈商戦では7点をうばわれても川上投手を換えることをせずその後の川上投手の踏ん張りと、打線の奮起によって見事逆転勝利し、続く智弁和歌山戦では1点に抑え勝利し、ベスト8に進んだ。準々決勝の春日部共栄戦で5回に指のマメを潰して降板を申し出た。「川上をあきらめるときは勝負をあきらめるとき」という言葉通りにこの試合、4対11で大敗して、川上投手の甲子園が終わった。


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