よく聞かれる素朴な疑問、質問に対する私の率直な解答集。

よく聞かれる疑問、質問

1.水の中って苦しくないの?

2.泳げなくてもできるの?

3.ライセンスとかが必要なんでしょ? 6/7改訂

4.ライセンス取るのにいくらかかんの?

5.タンクとか持ってんの?

6.お金かかんない?

7.耳抜きってヤツをするんでしょ?

8.器材を買わないとできないの?

9.器材っていくら位するの?

10.なんかスーツがいるんだって?

11.冬もできるの?

12.どこで潜るの?

13.アワビやサザエが大漁に?

14.サメに襲われない?

15.ひとりで潜るの?

16.海水ってしょっぱい? 

17.ライセンスはどこで取るの?

18.器材って重くない? new

 

 

目次に戻る

 


Q1;水の中って苦しくないの?

A;苦しかったらやってないって。。(^^; 口で呼吸ができる人なら地上とほぼ同じ感覚で呼吸できる。なら簡単だと思ったアナタ!鼻を摘んでしばらく口だけで呼吸してみるべし。しばしば口だけの呼吸ができない人がいる。いや、冗談ではない。単に慣れの問題なので、出来なかった人は練習しておこう。ちなみに、ダイビング中は鼻呼吸はできない。

Q2;泳げなくてもできるの?

A;できないことはないかな。実際、水泳ができなくてもダイビングを楽しんでいる人もいる。ダイビングでは基本的に手は使わず、足に着けたフィンの推進力で移動するので、フィンワークさえマスターすれば移動は意外と楽で簡単。が、しかし。何かの拍子でフィンが脱げてしまうこともあり得るし、かなづちの人は概して水を怖がるので私はお勧めしない

Q;ライセンスとかが必要なんでしょ?

A3;一般的にライセンスや資格と言われているのは民間団体発行の認定証であり、公的な資格は存在しない。が、ダイビングをする際、この認定証の提示が必要な場合が多い。これは4日間程度で取得できるものが殆どで、学科とプール講習がそれぞれ1日、海洋実習が2日程度。認定証を発行している団体はたくさんあるのでお好みで選べばいい。いきなりライセンスは。。って人は体験ダイビングというものがあるので、一度試してみてからどうぞ。

トップに戻る

Q4;ライセンス取るのにいくらかかんの?

A;う〜ん。。講習費が安くても器材を買わせるところもあるし、しっかり講習する分高いところもあるし、ネームバリューだけで高いところもあるしで一概には言えない。講習、実習、海洋実習、宿泊、教材、レンタル、保険、カード申請料等項目が多いので、何がどこまで含まれているのかしっかり確認してから申し込むことをお勧めする。ライセンス取得と3点セット等の小物を購入して、トータルで10万あれば足りるのではないだろうか。

Q5;タンクとか持ってんの?

A;んなもん持ってない。特殊な人を除いて自前のタンクを持っている人は少ない。タンクとウエイトはレンタルするのが普通。(重いからね。。)ちなみに、タンクに入っているのは圧縮空気で、酸素ではない。

Q6;お金かかんない?

A;かかるけど、ゴルフよりはかからないんじゃないかな。伊豆に車で日帰りで2万弱位が私の平均支出だ。(ダイビング、交通費、食事代全部込みで)車で大勢で行き、ガイドなしで潜れば1万を切ることも可能。日本のダイビングフィーは海外に比べて高く、4回伊豆の日帰りに行くより4日間サイパンに行く方が安かったりする。まあ、どっちにも行かなきゃ全然かからないけど。

トップに戻る

Q7;耳抜きってヤツをするんでしょ?

A;する。というよりしないではいられない。トンネルの中に入った時や山に登った時に耳がツンとなることがあると思うが、水中に潜って行くときも同じ様な状態が起こる。地上では飴をなめたりガムを噛んだり唾を飲み込んだりと色々な方法があるが、水中でできる対処法は唾を飲む、鼻を摘んではなをかむように空気を送る等がある。これも慣れなのでできない人は練習しておこう。

Q8;器材を買わないとできないの?

A;レンタルがある。値段もそれ程高くはない。いきなり一式購入するよりは、しばらくレンタル器材で様子をみてから自分に合った器材を購入するのが良いと私は思う。ただ、3点セットといわれるマスク、シュノーケル、フィンは早めに自分の物を持った方が自分が楽だ。それ以外は頻繁にダイビングに行くのでなければレンタルで事足りる

Q9;器材っていくら位するの?

A;ピンキリ。私が今までに聞いたピンは50万、キリは数万。キリでも数万かって?この値段が命を預けるのに高いかどうかはアナタ次第だと思う。ちなみに、私は94年にそこそこの重器材一式と最新のダイブコンピュータを合わせて20万位だった。他のスポーツ用具のような頻繁な買い換えは必要としないので、年に一回程度のメンテナンス費1万程度で使い放題だ。

トップに戻る

Q10;なんかスーツがいるんだって?

A;いります。外人なんかではTシャツに短パン姿で潜ってる人もいるけど、器材での擦れや思わぬ怪我の防止、防寒の面からも着た方がよいでしょう。スーツにはドライスーツとウェットスーツとがあります。ドライスーツは内部に水が入らない冬用。ウェットスーツは内部に少量の水が入り保温するものです。サーフィンやボディーボードでよく見るアレですね。どちらもレンタルがありますが、購入にはドライで15万、ウェットで3万以上の予算が必要です。

Q11;冬もできるの?

A;それはアナタの根性次第です。冬でもウェットスーツで潜る人もいれば、私のようにドライスーツを持っていても真冬には潜らない軟弱者もいます。冬でも水温は以外と高いのですが、潜る前後の寒さが身にしみるお年頃なもので。

Q12;どこで潜るの?

A;どこでも!アナタの時間とお金の許す限り、日本でも海外でも秘境でもお好きな所に行けばいいのです。ダイビング雑誌には行ききれない程のたくさんの海の情報が満載で、アナタの夢は無限に広がることでしょう。私はウェットで潜れて海が綺麗で魚がいっぱいの南国が好きです。

トップに戻る

Q13;アワビやサザエが大漁に?

A;とれるとかとれない以前にとってはいけません!そのような行為は、俗に(一般的にかな?)密漁と呼ばれています。立派な犯罪となるのでやめましょう。ダイビングは海中散歩を楽しむことを目的としているのですから、むやみやたらと海中のものに触れたり持って帰ったりしてはいけません。思わぬ事故やケガを避けるためにも、人間としての威厳を保つ(^^)ためにも、品行方正なダイバーを目指しましょう。

Q14;サメに襲われない?

A;それはアナタ次第です。というのは冗談で、普通サメは自分より大きなものは獲物とみなしません。(水陸どちらでも、たいがいの生物は自己の危機を感じない限り襲ってはきません。)指定されたダイビングポイントや注意事項を守っている限り、危険な目に遭うことはほとんどないでしょう。同じ海の中に凶暴なサメがいるから海は恐ろしいなんて思うのはナンセンス。陸にだって凶暴なライオンや虎に熊、毒蛇も毒蜘蛛も多種います。いえ、それより何より、地球上で一番危険な生物は人間なのではないでしょうか?

Q15;一人で潜るの?

A;基本的に一人で潜ることはありません。必ず二人(もしくはそれ以上)で潜ることが義務づけられているからです。基本的には二人一組の単位で潜ることになります。お互いを助け合うことで大抵の危険は回避できるからです。ちなみに、自分とペアを組む相手のことを『バディ』といい、信頼のおける恋人や友人と組むパターンが多いようです。

トップに戻る

Q16;海水ってしょっぱい?

A;はい。ハッキリ言って、かなりしょっぱいです。何度海に行っても、海水を口にする度に「海ってこんなにしょっぱかったっけ?」と思うほど塩が効いてます。(笑)従って、傷口には少々しみます。というのは大したことではないのですが、ダイビング後は着衣や器材を真水で洗わないと塩で傷んでしまいますので、早めに必ずお手入れするようにしましょう。

Q17;ライセンスはどこで取るの?

A;各自の都合に依ります。通いで、または週末の何回かに分けて取りたいか、合宿方式で一気に取るかをまずは決めましょう。前者の場合は比較的近い伊豆や千葉となるでしょうし、後者の場合は近場はもちろんのこと、伊豆七島や沖縄、そして海外のリゾートなどどこでも可能です。最近はダイビングのライセンス取得者向けの雑誌が出版されていますので、それを参考にするのが良いでしょう。

Q18;器材って重くない?

A;重いです!(笑)水に入ってしまえば浮力で重さは全く感じませんが。正直言って、器材を背負ってからエントリー(海に入ること)する場所までの距離が長いと、なんで好き好んでこんなに辛い思いをしなきゃならないのかとふと虚しくなることがあります。が、海の中に入って上がって来る頃には決まってまた潜りたいと思ってしまう何かがあるような気がします。

トップに戻る