Webゼフェ温23
「まさかアルフォンシア自らがね・・・。母親に似て思いやりのある子に育ったのね」
「そうですわね。しかしこれでは新宇宙の女王はどうするのです?宇宙の意志は消滅してしまいましたけど、宇宙自体は残っていますわ」
「大丈夫よ、きっと全てが上手くいくわv」
「あんた・・・じゃなかった。陛下、そんなことで大丈夫なのですか?」
「大丈夫よ♪今までだって色々あったけど乗り越えたもの」
「まったく。まあ、ひとまず私達も戻りましょう」
「お嬢ちゃん王子様が来てあげたぜ」
「そうね。帰りましょう」
「そうですわね。危険な人物も来たようですし戻りましょう(さらりときつい)」
ナレーション「そしてオスカーは置いていかれた」
「・・・ふっ。この俺の魅力が分からないとは・・・所詮子供だな・・・」
「まったくアンジェリークだけでなく陛下やロザリアにまで手を出そうとするとは・・・。しかたありませんね、クラヴィス様に女嫌いになる呪いでもかけていただきましょうか」
「・・・よかろう。ちょうど退屈していたところだ」
「退屈とは何事だ!!そなたは昨日分の育成も終わっていないではないか!!まったく職務怠慢にもほどがある!!そなた、聞いておるのか!」
「そんなことより、新宇宙の女王のサクリアと鋼のサクリアを宿した水晶球をどうしたものか・・・」
「何か不都合でもおありなのですか?」
「大ありだ・・・。サクリアを宿してからこやつは何も映さなくなった・・・。これではその下郎に呪いもかけられぬ・・・」
「それは一世一代の問題ですね。宿したサクリアを開放すれば元に戻るのではないですか?」
「何度も試してみたが無駄であった・・・。それどころかこの中でサクリアが膨れ上がっているようだ。・・・迷惑な話だ・・・」
効果音「(水晶球から)きゅぴ♪きゅぴぴぴぴ♪」
「・・・この通りだ」
「(‾□‾;)!?そ、それは一体なんの鳴声だ!?」
「さあな。このように鳴く動物は聖地では見かけぬがな・・・。もっとも、これは水晶球だが・・・」
「不思議ですね・・・。陛下にご相談してみましょう。このままではオスカーに呪いもかけられませんし」
「お前は本当に水の守護聖様か?」
効果音「(水晶球から)きゅぴきゅぴーぴゅ♪」
ナレーション「鳴きまねしながら陛下が出てきた!」
「うふっすごいでしょう?」
「陛下・・。ひどいよ」
「呪い(オスカーに飛んでいった)」
「!?」
「陛下、いたずらが過ぎますわよ。アンジェリークもレイチェルも聖獣が消滅してしまって気落ちしているというのに・・・。そんな鳴き真似するのはかわいそうですわ」
「う、アマだ!あっちいけ!しっしっ!」
「アマ!?しっしっですってぇ!?オスカー、陛下や私に恨みでもあるんですの!?(オスカーに詰め寄り)」
ナレーション「全てが元通りになった」
「はっ。俺は今何を口走ったんだ?」
「ってこんな無駄なことをしてる場合じゃないのよ。アルフォンシアは水晶球の中にいるわ。多分アンジェのサクリアに反応して自分から入ったのね」
「それをアンジェリークに教えてやろう。あいつ喜ぶだろう(ちっオスカーの呪いが切れたか)」
「そうですわね。クラヴィス?しばらくその水晶球を貸してはいただけないかしら?」
「それはかまわぬが・・・。そやつはたまに私の言うことすら聞かぬ時があるゆえ、一筋縄ではいかんぞ」
「そうなんですの・・・・?(汗)」
「ふっ。冗談だ。ただの水晶球だ。まぁ、今は聖獣が中にいるようだからアンジェリークかレイチェルの言う事しか聞かないということはありえるかもしれんがな」
「じゃあアンジェリークとレイチェルをここに呼ばなきゃね。ロザリア、二人を呼んできてくれる?」
「私ならここにいます。アルフォンシアの気配を感じてそれを追いかけてきたら・・・まさか水晶球の中に入ってたなんて」
「あらあなたゼフェルに付き添われて休んでいたのではなかったの?ゼフェルはどこにいるのかしら?」
「ゼフェル様はちょっと拗ねてるっていうか・・・アルフォンシアがいるってことはやっぱりアンジェが女王になっちまうんだなって。今度はゼフェル様が落ち込んじゃってるんです」
「誰が落ち込んでるって?勝手なこと言うなよな!水晶球ん中にアルフォンシアが入れるっつーことはこれを利用すればアンジェは新宇宙に行かないで済むんじゃねぇの?」
ナレーション「(水晶球の中から)きゅぴきゅぴきゅーぴ♪(ご機嫌らしい)」
「アルフォンシア何だかご機嫌ね?」
ナレーション「きゅ、きゅぴ、きゅぴぴきゅぴ!」
「何言ってんだ?」
効果音「ピシピシピシ・・・」
「ヒビがはいってるぞ!」
「アルフォンシア?」
ナレーション「水晶球が割れて聖獣が生まれた(?)」
アルフォンシア「きゅぴ!(嬉しそうにアンジェに飛びつく)」
「こいつ、オレにも見えるぜ!?聖獣じゃねーのかよ?」
「聖獣って水晶から生まれるんだあ(感心)」
「アルフォンシア、ゼフェル様が分かる??」
アルフォンシア「きゅぴ!(ゼフェルの顔をなめる)」
「うわっ!くすぐってぇよ!(とか言いながらも笑っている)」
「ふふ。アルフォンシア、ゼフェル様のこと気にいったみたいです(ニコニコ)」
「ふっ。三人(?)の世界を作ってしまっているようだな。水晶が壊れた事だから新しい水晶を取ってくるとするか・・・(去っていく)」
「そなたの水晶球は母から貰った思い出の品ではなかったのか?」
「そうだ・・・・(にやり)壊れ物だからと、母が山のようにくれた物の一つだがな」
「それをそなたはあたかも聖地に来てからずっと使っているように話し、歴代の女王候補を口説いていたというわけだな」
「そんなこともあったな。昔のことだ・・・気にするな」
「職務怠慢に職権乱用か・・・。辞職に追い込む理由が増えたな(ニヤリ)」
「・・・・・・(少し呆れ)」
「この二人はいちゃつかせておいて、アンジェリーク、とりあえず聖獣を連れて研究院に行ってくれる?私達には相変わらず見えないみたいだから色々検査もしておきたいし」
「え!?陛下にはこいつ(アルフォンシア)のこと見えねぇのか?」
「残念ながらね・・・(苦笑)ゼフェルに見えるってことはゼフェルのサクリアを封じ込めた水晶球から出てきたってのも理由があるのかしら?」
「おじょ〜ちゃ〜んカムバーック!!!!」
「え・・・でも俺にも見えますけど。それにしてもオスカー様誰に戻ってきてほしいんだろう?」
「ふっ。ここにいる全てのお嬢ちゃんにだ」
「オスカーの病気が出たようですから退治しますね(にっこり)」
効果音「キラッ☆彡(オスカーはリュミエールが手をかざすとともに消えた)」
「お前も技を磨いているようだな。私も精進しよう。そうだな・・・新たな呪いでも編み出すか。とりあえずジュリアスあたりで試すか・・・」
「「あ、いいなお二人とも!私も技を編み出そうかなぁ・・・(ちらっとゼフェルを見る)」
「てめえはそれ以上物騒になるんじゃねーよ!!そのうちランディ野郎に愛想つかされるぞ!」
「俺の気持ちはそんな軽いものじゃないよ!レイチェルがゼフェルに乱暴なのはアンジェを守るためだろう?優しいからなんだよ」
「だぁかぁらぁ!どこに守る必要があるんだよ!?このバカップルが!!」
「それもそうだな。レイチェル、これからは君の分も俺がゼフェルを見張るから、君は俺だけを見ていてくれ・・・(熱いまなざし)」
「ランディ様・・・ランディ様も見張ってくださるととっても心強いです。これ(金属バット)で一緒にアンジェをゼフェル様から守りましょう!ワタシはいつでもランディ様を見てますから」
「ゼフェル様は私が見守るからいいんです〜っ!私だけでいいんですっっ!(大パニック)」
ナレーション「みんなアンジェちゃんのラブラブ発言に固まってしまってます(汗)」
「アンジェ・・・(頭をなでる)」
「アンジェ・・・目を覚まして!ランディ様には負けるけど他に優しい人いるじゃない。ランディ様に負けるけどカッコイイ人もいるでしょ!」
「レイチェルったらさりげなく惚気ちゃって(くすくす)でも私にとってはゼフェル様はすごくかっこよくてすごく優しいの(ポッ)」
「アンジェ・・・お前ほんとーに可愛いな(頬をポリポリしながら抱きしめるv)」
「はぁ・・・恋は盲目とはよく言ったモンだよね〜」
「人のこと言えねぇっつーの」
「全く、4人とも色恋で言い争うのは後にしてくださいな。今は新宇宙の問題が先ですわよ」
「そうですよね・・・すみません(しゅん)」
「あら〜ずいぶんと楽しそうね(笑顔)」
「面白そうじゃないですわ。さぁ、アルフォンシアをつれて王立研究院に参りますわよ」
「はい。ね、レイチェルはこの子見える?」
「うん。見えるよ。何でだろう?」
「おめーにはアルフォンシアとして見えるのか?ルーティスじゃなくて」
「でもルーティスじゃないの(TOT)」
「ルーティスはどうなっちゃったのかな・・・」
「・・・きっとルーティスは大丈夫よ。なんたって、このワタシの聖獣なんだから!」
「そうだよ、キミが大事に育ててたのを俺は知っている。キミの聖獣なんだから絶対どこかにいるはずさ!」
「うはぁこのたまごはぁ?」
「たまご??」
「新しい水晶球を取りに行ったらこの水晶球からサクリアを感じたので持ってきた」
「そなたの水晶球はサクリア置き場か?」
「細かい事を気にするな・・・禿げるぞ(くすっ)」
「ハゲぬわ!!(激怒)」
「本当に、ジュリアスとクラヴィスって仲良しねvさぁ二人は放っておいて王立研究院に行きましょう。あ、その卵(?)も持ってきてね」
「おおい、水晶球割れてるぞ・・・・」
効果音「ぴき・・・・。ぴきぴきぴき」
ナレーション「聖獣ルーティスが生まれた!」
効果音「きょぴ♪(レイチェルに飛びつくルーティス)」
「ルーティス!(ぎゅっ)」
「だーっ!どうなってんだ!?聖獣が2匹とも実体化したぞ!?」
「ルーティスって賢そうだな。それに色も青色で綺麗だね!」
「こいつ(アルフォンシア)だってピンクで綺麗だしアンジェに似て素直そうで可愛いじゃねぇか!」
「ルーティスだって可愛いぞ」
「どっちも可愛いですよね(アルフォンシアをぎゅっと抱きしめてニコッ)」
「そうだよね、ルーティスにはルーティスの。アルフォンシアにはアルフォンシアの可愛さがあるよね!」
「まったく、今は子ども自慢してる親バカな会話してる場合じゃないですわよ」
「やれやれ、私はまた水晶を取りにいかねばならぬようだな・・・」
「あ、ご、ごめんなさい」
「ふっ。気にするな。水晶球はまだまだ山ほどある」
「さすがクラヴィス様のお母様ですね。こうなることが分かっていたのかしら・・・」
ナレーション「すると〜〜?」
「きゃ!」
「どうした!?ロザリア!」
「い・・・今そこに、何かが・・・」
「何か・・・って・・・(びくびく)」
「アンジェ、アルフォンシア抱いてオレの後ろに隠れてろ」
「アンジェとランディ様はワタシが守るからね!ゼフェル様、囮になってください!」
「何でオレがオトリにならなくちゃいけねーんだよ」
「ゼフェル様男じゃないですか!囮くらいやってくださいよ!」
「盛り上がっているところ(?)申し訳ありませんけど・・・私が悲鳴を上げたのは静電気に驚いたせいですわ(///)」
「ふ・・・ロザリア・・・可愛い奴・・・」
「アリオス!からかわないでください(///)」
「・・・静電気くらいで叫ぶんじゃねぇ!!(怒)」
「ゼフェル様、そんなに怒鳴らなくてもいいじゃないですか。あ、そうか、ゼフェル様実は内心怖がってたんだ〜」
「うっうせぇ!!(カッ///)」
「レイチェル、ゼフェル様は怖がってないわ。だって私とアルフォンシアを後ろにかばってくれたもん(にこっ)」
「ったく、おめーってホント可愛いやつだな(むぎゅぅ)」
「もうゼフェルさまったらぁvv」
「おい、そこのバカップル。新宇宙問題は解決したわけじゃねぇだろ(呆)」
「はっ・・!(正気に戻る)ゼフェル様、何か良い方法はないかしら・・・」
「あっゼフェル様!ちょっとこっちに来て!」
「何だよ?ワナでもはってあるんじゃないだろうな?(ちょっと警戒)」
「ひっどーい!ワタシがアンジェを死守するのは理由があってのことなんです!人を信じない人は自分も信じてもらえないんですからね!!!」
「オレはアンジェを信じてるからいーんだよ!おめーからは何度もバットで殴られたり突き飛ばされたりしてるから警戒してるだけだ!」
効果音「かっきーん☆」
「ひどい・・・ゼフェル様。ワタシそんなつもりなかったのにそんなこと言うから思わずゼフェル様を金属バットでふっとばしちゃったじゃないですか!(ゼフェルは空の彼方)」
「きゃーゼフェル様〜(ゼフェルの飛んでいった方へ走っていく)」
「レ〜イ〜チェ〜ルゥゥゥゥ!!!!おめーなぁ!オレはボールじゃねぇんだ!金属バットはやめろ!(走って戻ってきた)アンジェも走るなよ(めちゃ優しい声)」
「ゼフェル様戻ってきてくれて良かったです(うるうる)お空に飛んで行ってしまった時はどうしようかと思いました(ぎゅう)」
「あぁ、大丈夫だから泣くな。どんなに男女にバットで吹き飛ばされようが、オレはぜってぇにおめーんとこに戻ってくるぜ(笑顔だが、目はレイチェルを睨んでいる)」
「男女って誰のことですか!!!(ぶんぶん←バットを振り回してる音)」
「バットを振り回すな!アンジェに当たったらどうするんだ!(怒)」
「大丈夫です!ちゃんとゼフェル様だけに当たる様に振ってますから」
「あらあら、また始まったわね。これじゃ話が進まないわね。えいっ・・・女王のサクリアで二人の動きを封じ込めちゃったv誰か二人を担いで王立研究院まで来てちょうだい」
「レ、レイチェル!落ちついて・・・・!」
「陛下のお力でレイチェルの動きが止まってるうちにバット隠さなくちゃ。ランディ様、レイチェルをお願いします。私はゼフェル様を王立研究院までおんぶして・・・おんぶできるかなあ?」
「お嬢ちゃん一人の身体じゃないんだぜ、チビだけどお嬢ちゃんより重いんだ。重い物を持つのはダメだ。俺にまかせろ」
「だぁれが・・・ちびだとぉぉ??ざぁけんな!オスカー!てめぇに担がれる位なら自力で歩く!!(女王のサクリアを断ち切る)」
「まぁ、女王のサクリアを外すなんて。ゼフェルに力を出してもらう時はアンジェリークとチビという言葉がいいのねv」
ナレーション「レイチェルは動きが止まったままなのでケンカもなく無事に王立研究院に到着しました」
「へ、陛下、そろそろレイチェルを・・・・」
「あ、そうね。忘れてたわ。うふvまたレイチェルが暴れないようにしっかり押さえててね、ランディ」
効果音「ピカーン!」
ナレーション「その時、レイチェルが光りだした」
「きゃっ。レ、レイチェル??」
「ほえ?(小さくなった!)」
「レイチェル・・・可愛い〜〜〜(ぎぅ)」
「へへ、オレよりちいせぇな。チビっこくなったなぁ〜(チビレイをつんつんとつつく)」
「むかーっ。つっつかないでよ!(ピコピコハンマーを振り回す)」
効果音「ピコピコピコピコピコ(ちびレイがピコハンでゼフェルを殴ってる音)」
「レイチェル、ダメよ。パパに乱暴しちゃ。将来こんな風に可愛い子どもだと良いですね(ちびレイをぎゅっ)」
「パ、パパぁ!?い、いきなりテレるじゃねぇか(真っ赤)きっとこんな乱暴者じゃなくてもっと可愛いと思うぜ(テレまくり)」
「レイチェルは可愛いですよv」
「そうだよ!レイチェルは可愛くて美人で頭も良くて優しくて背も高くてスタイルも良くて、すっごく素敵な女の子なんだ!(力説)」
「何言ってやがる!アンジェの方が可愛いし優しいだろ!背もオレよりちっちゃくて可愛いし、髪だってサラッサラで綺麗だし性格だってすっげぇ優しいし(こちらも力説)」
ナレーション「アンジェ&レイチェル (///)」
「あーいいなぁ、アンジェリークとレイチェル。ねーマルセル、私のことも何か言って?vv」
「そうだね。僕、確かにレイチェルとアンジェリークも可愛いと思うけど、でもね、アンジェの方がずっと可愛くて、ずっと優しい素敵な女の子だと思うよ(金アンの額にCHU♪)」
「アリオスは何か言うことなくって?(期待の眼差し)」
「あぁ?俺にこいつらみたいな陳腐なセリフを言えってのか?お前の魅力はいちいち説明しなくても分かるだろう」
ナレーション「これ以上ないくらいの殺し文句に一同赤面」
「こ、こほん。ま、まぁそうですわね。私の魅力は今さら語るまでもありませんわね(真っ赤)さぁ、皆さん新宇宙とレイチェルのことをエルンストに相談しますわよ」
ナレーション「そして、一同は王立研究院へ」
「何か手がかりでも・・・?!(な・・・何なんですか?このバカップルな雰囲気は?!くっ、三十路なのに彼女がいない私への嫌がらせですか?!)って!レイチェル、どうしたのですか??こんなに小さくなって・・・(汗)」
「えるんすとー、ワタシのからだ、ちいさくなっちゃったよ。これじゃ、ゼフェルさまをたいじできないからなんとかして!」
「エルンストさん、レイチェルを元に戻してあげてください!(ペコリ)」
「オレは別にこのままでいいけどよ(ボソリ)」
「うわーん、ゼフェルさまがいじめる〜。あんじぇ〜〜〜(ゼフェルに見せ付けるように泣きまねしながらアンジェに抱きつく)」
「な、いじめてねぇよ!エルンスト、すぐレイチェルを戻せ!今すぐ!(アンジェに変なこと吹き込む前に)」
「ゼフェル!いつもレイチェルに邪魔されてるからって、こういう時にいじめ返すのはないだろう!?」
「止めてください!こんな時に言い争いは・・・お願いですから。ランディ様も、ゼフェル様も仲良くしてください!お願いですから・・・」
「オレはいじめてねぇよ!レイチェルを戻してくれって頼んだんじゃねぇか。さては・・・ランディ、おめーチビレイチェルの方が好きなのか!?」
「何言ってるんだよ!ちっちゃくても普通でも大きくてもレイチェルはレイチェルだろ?俺はレイチェルが好きなんだから、どっちかだけが好きなんて事は絶対無いよ。俺は「レイチェル」を好きになったんだから・・・」
「ランディ様(感動)」
効果音「ドカーーーン!!!」
「きゃぁ、な、何ですか?この音」
「いたたたた〜」
ナレーション「なんと空からチャーリーが降ってきた!」
「何だよ、お前か。後数秒気づくの遅かったらゼロブレイクやるところだったぜ(アリオスの剣がチャーリーの真上寸止め)」
「なっ!ひどい!むごい!!(真っ青で目から涙)」
「さすがアリオスですわね。うちの守護聖もこれだけ機敏に動けたら良いのですけど・・・ねぇ、陛下?」
「・・・・・ロザリア密かに惚気てない?(ボソ)」
「まぁ、ほほほ。そんなことありませんわ。本当のことですもの。やはり一番強いのはアリオスでしょうね(やっぱり惚気ている)」
「・・・バカップルはほっといて、何でてめぇが空から落ちてくんだよ!アンジェに当たったりしたらどうするつもりだったんだ?!てめぇ!!(チャーリーの胸倉つかみ)」
「自分らも十っっ分バカップルやん・・・・(顔を横に向けながら)」
「ゼフェル様のゆーとーりだよ!アンジェにあたったらあぶないでしょ!ピコッ(ピコハンで殴った)(ちびちびなのでちゃんと話せない)」
「なんや、えらい可愛くなったなあ。レイチェル(レイチェルの頭をなでなで)」
「むき〜〜!子どもあつかいしないでよ〜〜〜!(上目遣いで睨みつけながら)」
「あ〜〜vvvむっちゃ可愛え〜〜vvv(なでなで)」
「だから子どもあつかいしないでっていってるでしょーー!(ピコピコピコピコ←ピコハンで殴っている)」
「ピコハンで殴られても痛くないで。ほれ、アメやるで、そんな怒らんといて、な?(なでなで)」
「もーからだがちっちゃいからピコハンしかぶきがもてないよ〜(文句いいつつアメをなめる)」
「あー、飴なめてるとこも可愛えなぁ〜〜(まだなでなで)」
「・・・・・(ちょっとジェラシー)」
「ランディさまもアメ、なめますか?はい、もうひとつのあげますね(とてとてとてと、ランディの元に駆け寄ってくる)」
「あ、ありがとうレイチェル!(か、可愛い!可愛すぎる!)」
「だから商人さんなんかにジェラシー感じないで下さいね!ワタシが世界で一番好きなのはランディ様だけなんですからね!!(ほっぺにちゅ)」
「あ、ああそうだな!(真っ赤)嬉しいよレイチェル!(むぎゅう)」
「レイチェルがまともだ・・・アンジェじゃなくてちゃんとランディとラブラブしてるじゃねぇか(変なとこで感心)」
「けどアレやな。コレだけ見てるとランディ様ロリコ・・・(ばきっ)(殴られる)」
「ピコハンよりすでのほうがこうげきりょくあるみたいだ。それより!ランディさまにむかってヘンなこといわないでよね!(ぷんぷん)」
「守護聖様に向かってロリコンなんて言うてへんで?(言ってる)」
「思いっきり言ってますよ・・・」
「あ、あのう・・・。ろりこんってなんですか?(おずおず)」
ナレーション「困り果てる一同」
「あの、あの、私もしかしていけないこと聞いちゃいましたか・・・?(心配そうにゼフェルを見る)」
「う・・・そ、そんなこと意味分からなくていいんだよ(汗)(どー説明すりゃいいんだ!?)」
「でも将来子どもから「ママ、ろりこんって、なぁに?」って聞かれたら応えられなくて困ります(しゅん)」
「子ども・・か・・・?」
「まさか、ゼフェルさまアンジェのおなかにあかちゃんがいることわすれてるなんてことありませんよね!?(手をグーにして殴る準備をする)」
「忘れるわけねぇだろ!ただ、子どもが「ろりこんってなぁに?」なんて聞く場面が想像できなかっただけだよ」
「いいアンジェ?ロリコンってのはオスカー様みたいに10歳子ども相手にでも口説いてものにしたがる男のことなの」
「お嬢ちゃん俺より10歳年下だと小学生になるぜ?いくら俺でもそんな真似はしないぜ。ロリコンとはヴィクトールとアリオスのことを言うんだ。分かったか?俺のお嬢ちゃん(さりげなくアンジェの肩に手を置く)」
「まったく懲りない人ですね(オスカーの襟首を掴んで空の彼方に放り投げる)さぁ虫は退治しましたからもう大丈夫ですよ(にっこり)」
「は、はぃ・・・(ちょっと状況が飲み込めていない)」
「・・・(ひそひそ声)ちなみにジュリアス様もいわゆるロリコンと言われる部類に入ると思われますよ」
「一体何時までこのロリコントークは続くんだ・・・」
「そうですわ!今問題にすべきことはレイチェルの体が縮んでしまったことと新宇宙のことですわよ!」
「つーか商人!もとはといえばおめーがわりーんだぞ!?」
「何でや!?俺何もしてへんで!?ただ空から落ちてきてランディ様にロリコンって言っただけやんか〜」
「何で空から落ちてくる必要があるんだよ!あぁ??」
「ちょっと聖地の流行を調べよ、思って木に登って聖地観察してたんや」
「そんなこと、こそこそやる必要ねーじゃんかよ!」
「密かに流行をリサーチして商品そろえて皆を驚かしてこそ商売魂なんや!!「まぁ、さすが商人さんね。流行に敏感なんて尊敬しちゃう」「ウォン財閥のお店に行けば何でもそろうわね」って口コミで流行るようになるんやで!(力説)」
「・・・とりあえず、埋めときませんか?商人さん。邪魔なだけですし(怖い笑顔)」
「レ、レイチェル。そこまですることはないんじゃないか?ほら、アメをくれたんだしさ」
「そうですよ、レイチェル。埋めるには穴を掘らなくてはいけません。それより・・・(商人の襟首を掴み空に放り投げる)この方が早いでしょう?(にっこり)」
「腕をあげたなリュミエール。オスカーだけでなくチャーリーも飛ばせるようになったか」
「話を戻しましょう。それで、エルンスト。レイチェルの幼児化と聖獣の具現化問題についてどう思う?」
「ただいま調査中です」
「そう。なるべくはやくね?期待してるわよv」
「はっ。お任せください!(キラーン☆)」
「具現化は不思議ですけど、アルフォンシアとルーティスが消滅したんじゃなくて良かったv(アルフォンシアをぎゅっ)」
「それはそうだけど・・・でもなんでワタシが小さくならなきゃいけないの??このまま戻れなかったらワタシ・・・」
「ランディとは年の差カップルになるな」
「むきー!!ちがうもん!!小さくなっただけで年齢は変わってませんよ!!」
「そんなこと言ってもあんま、説得力ねぇぞ。こんなにちっちぇーんだもんな(つんつん)」
「ゼフェル様あんまりレイチェルをいじめないでくださいね(困った顔)」
「大丈夫だよレイチェル。どんな姿になってもレイチェルはレイチェルだ、俺の気持ちは変わらないよ」
「そうですよね、愛があれば年の差なんてっていいますし。(アンジェちゃんずれてます)」
「しかし、いくら愛があっても健全な18歳では色々と都合悪いだろう。なぁランディ?」
「なっ・・・!!オ、オスカー様っ!!!!(///)」
〜続く〜