不可解な気持ち2


「えっ・・・・」
「(///)今気づいたんだ・・・オレ・・・おめぇが・・・その・・・すっす・・・・・・・」
「アンジェリークー、ゼフェルーかくれんぼしよーーー!!」
 緑の丘の上にマルセルとランディの野郎とレイチェルと、メルがいる。
「あっマルセルさま!」
「行きましょ、ゼフェルさま。」(にこっ)
「・・・・・・・・・・・」
「ゼフェルさま?」
「あっ、もしかしてまた、気分悪くなったんですか?」
「・・・・・・・・・・・」
「話せないほどに・・・大変です、ココで休んでて、下さい。」
 そう言ってあいつは、マルセルたちの方へ、走っていった。
 オレは、あいつに、何を言おうとしてたんだ?・・・・・・・さっきあいつを好きだって気付いたばっかりじゃないか。
 でも、好きなんだ。・・・・・この気持ちを、あいつに気づいてほしぃ。


「ゼフェル様だいじょうぶですか?」
 いつのまにかあいつが戻ってきていた。
「かくれんぼ、断ってきましたからね。気分が良くなるまで私もここでいますから。」
「あぁ・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 こいつが、隣にいるだけなのに、どきどきするぜ・・・。
「・・・・・・・・・」
 ざぁぁーーーーーーー。(風)
 チュぴ。(鳥)チュぴ。ちゅぴぴぴぴぴぴ。ざぁーーーーーー。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・あっ今日学習する日だった、忘れてた〜。きっと、セイラン様怒っていらっしゃるわ、どうしよ〜(涙)」
「・・・・・・・」
「ごめんなさい、ゼフェル様!」
「待てよ!オレが、良くなるまでここに・・。オレのそばにいるって言っただろ!学習なんて、さぼっちまえ!オレのそばにいろ、他の、男の所になんて、行くんじゃねぇ!!」
「・・・・・・・・・・・」
「はぁはぁ・・・はぁ」
「・・・そうですね、さぼっちゃいましょう。」
「・・・・はぁはぁ・・・」
「ずっと側にいます」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
 ざぁぁーーーーーーー。
 チュぴ・・・チュぴ。
 なんか、体があつくなってきた・・。くらくらする。
 ねむい。
「・・・・・」
「・・・あのさぁ、オレお前のこと・・・・す・・・っ・・・き・・・だぜ・・・・」
 ばたんっ
「ゼッゼフェル様だいじょうぶですか?すっごい熱、だれかー。だれかーーーー。」
 あいつの、気持ちいい冷たい手と声が、心地いい・・・でも、その声も遠くなっていく・・・。


「ゼフェル・・・ゼフェル」
 誰かがオレの頬をたたいている・・んっ・・・・まぶし!
 ランディの野郎か・・。
「ゼフェル様!良かった〜」
「アンジェリーク?」
「はい〜(涙)」
「大丈夫?ゼフェル。でも良かったねぇアンジェ」
「マルセル?」
「私たちもいますよ。ネー。メルちゃん」
「レッ・・・・レイチェル、メルも!?」
「なんでおまえらいるんだよー!オレはアンジェと一緒にいたいんだー!!」
(//////)
「・・・はいはい、どっか消えればいいんでしょ・・キャハハハ言うねぇゼフェル様、じゃぁねぇアンジェ。いこ皆」
「うん、バイバイ、アンジェ」
「(////)・・・・・・・・・・・」
「(////)・・・・・・・・・・・」
「あの・・嬉しかったです」
「へ?」
「その・・・・・好きだっ・・・・・」
「ちょーとっ、この先待てーーー」
「えっ」
「ちゃんと、言ってなかっただろ。言うから・・・・・・・」
「(////)・・・オレは、おめぇが・・・・・・・・、オレは、アンジェリーク・コレットが、好きだ・・・・・・」
 ぼっ(////)
「私・・・・・私はあなたが、大好きです。」


 太陽が、ぽかぽか暖かい木曜日二人の思いは、晴れて恋人同士に、なったのだった。


          太陽が、暖かく二人を見守っていた・・・・・・・・・。


〜fin〜