1999年8月18日産まれ〜2010年1月29日死去
その日、ソフィーちゃんは10歳5ヶ月の生涯を閉じました。
まるで全てをやり終えて、堂々と旅立ったという風格さえ漂う最期でした。
その最期を見守ったのは、彼女の3度の出産によりこの世に生を受けた娘たちでした。
繁殖母体としてたくさんのブルドッグたちをこの世に授けてくれ、
また、ショードッグとしても活躍し、その姿は、出産を経てからの変わりなくキープされ続け、改めて、彼女の体質のよさに惚れ惚れしたものです。
虹の橋の向こうに行っても、きっと彼女は娘たちを温かく見守り続けてくれるでしょう。
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ソフィーちゃん
CH.SUGA BULL JP BBS BABY
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1997年12月8日産まれ〜2007年8月14日死去
長い闘病生活を送っていた すみれちゃん。
2日前に虹の橋に逝った ひなのちゃんが一人で淋しくないように寄り添って逝ってくれたんだね。
最期まで本当に家族思いのいい娘だったよ。
虹の橋の向こうで、先に逝っている子達に逢ったら、「パパとママは、相変わらずだけど元気でやっているよ。」って伝えてね。
抱えきれないほどの想い出をありがとう。
すみれちゃんが私たちの娘でよかったよ。
ゆっくり おやすみ・・・・・。
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すみれちゃん
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1999年8月18日産まれ〜2007年8月12日死去
それはまるで眠っているようだった。
いつもと同じ姿、いつもと同じ寝顔、温かい体温で・・・・。
「ひなちゃん、お散歩よ〜。」って、何度も繰り返し言ったのに・・・・。
8歳の誕生日を目前に、私は、急にひなちゃんが旅立つような胸騒ぎを覚えた。
時期を同じくして、主人が突然、「ひなちゃんも8歳になるから覚悟しておかないと・・・。」ってつぶやいた。
2歳年上のすみれちゃんは、ずっと闘病生活を送っているので私たちなりに心の準備はしているつもりだ。しかし、ひなちゃんは、膀胱炎ぐらいしか病気になったことのない子なのに。
胸騒ぎを感じた日、私はひなちゃんをシャンプーしてヒゲを切り、ぴかぴかに仕上げた。
いつものことなのになぜか、涙がこぼれてきた。
ひなちゃんは、じっと私を見つめ、いつまでも「ありがとう・・・・。」と言っていた。
そして数日後の12日早朝、ひなちゃんは、虹の橋を渡った。
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ひなのちゃん
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2002年8月12日生〜2004年6月29日死去
2004年6月29日、お別れを言うこともなく、突然、りかが息を引き取りました。
りかがお空の上へと旅立っても、数日間は信じられない気持ちのほうが強く、「ウソだよ。」と、言い聞かせている自分がいました。少しずつ、現実を受け止められるようになってきてからは、周りにあまりにも、りかの想い出が多すぎて、涙がとめどなく溢れてきます。
りかは妊娠していました。
予定日は、7月5日でした。お空に旅立った日は、妊娠56日目だったのです。
りかは、ソフィーの初めての子供として、2002年8月12日にぶりんちゃんと二人姉妹として誕生し、生後9ヶ月の時、父犬宅に養女として行きました。父犬宅では、末っ子として大切に可愛がられて、わがままだけど美しい娘に成長しました。
2004年5月4日、トムと交配をしました。
ペディグリー・サイズ・バランスにおいて相応しい交配だったと思っています。
交配より40日を過ぎて、日に日にお腹が大きくなり、かなりの頭数の赤ちゃんがお腹にいたと思われます。後1週間で、待望のりかの赤ちゃんと逢えるはずでした。細心の注意を図りながら見守っていて、この日も、食欲が落ちてきたりかのために、獣医さんが栄養剤を点滴してくれようと往診に来てくれたのですが、その時にはすでに、息を引き取った後でした。
りかのいた父犬宅は、ブルドッグの繁殖の経験もあり、信頼できる獣医さんにも恵まれていました。
なのに、こんな哀しいことが起こってしまうのです。
りかの思いを胸に、もっと勉強していかなければと誓いました。
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りかちゃん
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メアリーちゃん
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ソフィーちゃん
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キャッシュくん
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Call Name ソフィーちゃんは、キャッシュくんがイギリスにいるときに残してきた娘の子供、つまり孫です。
母国イギリスにて、小さい頃からドッグ・ショーで活躍していて、1992年のBest Puppyに輝き5CC's
10RCC'sと言う成績を掲げて、日本にやってきました。
竹谷パパは、ソフィーちゃんを手にいれたくって仕方なかったので、実際に家に到着したときは、其れは其れは嬉しくって仕方なかったのです。
早くソフィーちゃんの子供を見たかったので、発情のたびに交配を試みていたのですが、なかなか期待にこたえてくれなくって、環境を変えたほうがいいのでは・・・と、養女に出したのです。
そこで、リキくん(Int.CH AIRKING OF ADVANCE NOBU)との間に子供ができ、その仔達が今うちにいる、ソフィー&ひなのちゃんなのです。
イギリス生まれのイギリス育ちのせいか、なかなか頑固な性格で結構自分中心なところもありました。
こんなところは、娘のソフィーちゃんと孫のぶりんちゃんが受け継いでいるんだけど・・・。
ソフィーちゃんは、この出産の後、9歳で天国のキャッシュくんとメアリーちゃんのもとに旅立ちました。
1988年10月27日生〜1996年12月24日死去
メアリーちゃんを一言で言えば“きれいなブルドッグ”というイメージでした。
メアリーちゃんは、生涯キャッシュ君の子供だけを3胎出産し、
キャッシュ君はメアリーちゃんが先に逝ってしまった夜は、一晩中犬舎をカリカリ掻いて、
翌朝まつげが真っ白になっていたのです。
それだけ彼と彼女は、愛し合っていたのでしょう。
今、うちにいる子達は、みんなキャッシュ君の血をひいています。
1986年11月21日、イギリス生まれの彼は母国イギリスにて2CCを取得後、
我が家にやってきました。
広島ブルドッグクラブ単独展でB.O.B(現BISS)を筆頭に各展覧会にてB.O.B取得、
1991年アジアインターナショナルドッグショーでチャンピオンを完成しました。
直子、孫もチャンピオンを完成している子たちがいます。
イギリスにいた頃に交配したなかにのちにイギリスチャンピオンにまでなった
ソフィー(BRONORN SURREALIST)がいます。
1999年11月、13歳で大往生するまで実に堂々と風格ある姿でした。