2004年12月8日、すみれちゃんの7歳のお誕生日です。
元気な8人兄妹の一人として産まれて来たのに、何かにつけ病院通いが続いた幼少期でした。
やっと身体も成熟した頃、子宮蓄膿症におかされました。
治療法の主なものは、手術で子宮を取るのですが、私たちはまだ若いすみれちゃんの赤ちゃんを望んだ為、子宮を残し薬による治療法を選んだのです。投薬は3ヶ月もの間続きました。
すみれちゃんは、私たちの願いに答えてくれ、数ヵ月後、無事、正常な発情を迎えることができました。
しかし、この頃よりアレルギー体質が酷くなりかけてきました。
結局、望んでいた赤ちゃんを諦めた私たちに待っていたのは、子宮蓄膿症の再発でした。
すみれちゃんは、私たちの勝手な欲望の為、2度も生死をさまようほどの辛さを味わってしまったのです。

すみれちゃんは、とても利口な娘です。
ドッグショーなどに連れて行っても、騒いだり泣いたりしたことがありません。
それどころか、ノーリードでも「ここで待ってってね。」と言うと、私たちの姿を目で追いながらじっと待っているのです。彼女には、私たちの気持ちを読みとる能力があるかのようです。
其れゆえに、普通よりずっと頑張ってきたような気がします。

私はなぜか、ブルドッグの7歳の誕生日というものに感慨深いのです。
小型犬なんかは、7歳と言ってもちょうど犬生の折り返しに過ぎないんだろうけど、短命なブルドッグにとっては、重要な年齢のような気がするんです。

すみれちゃんのこれからの犬生を、より豊かに楽しく過ごせるように望んでいる私たちです。
     ・・・・・・HAPPY BIRTHDAY すみれちゃん・・・・・

3ヶ月半の頃
おじいちゃんのキャッシュくんと内緒のお話?
すみれちゃんの写真館
1997年12月8日、母トマトちゃん(橋本様の愛犬)とコテツくん(キャッシュくんとメアリーちゃんの子供です。)の間に産まれる。
普通ブルっていうのは、胴が長くなる時期があったり、脚だけ成長して見たり、そして最後にお顔が‘どん’と大きくなるって言う具合に、バラバラに成長していく子が多いんだけど、すみれちゃんは、生後2ヶ月ぐらいから、ほぼ理想の体型で、その後ずっとそれを維持してきました。
「若い頃、完成されている子は、崩れるのが早い。」と、よく聞くけど、パパは、‘すみれは、絶対に崩れない。’と自信があったんです。
というのも、体質の硬さ・骨格構成の正確さは今までにないブルドッグでした。
「天が二物を与えない」とは、よくいったもんです。
すみれちゃんの弱点は、ずばり‘気の弱さ’です。幼い頃は、知らない人に触られただけでおしっこをもらしてしまったり、初めての場所では、歩かなかったりとショードッグとして育てるのには、其れは苦労の連続でした。
今でも、お外でおしっこ・うんちができません。どんな長い時間でも我慢しているんです。
でも、おうちの中では、すっかりお局様になっていて、気楽に過ごしています。