とにかく一度見てみたい!見せろ!CS再放送・超希望!

紅い稲妻

1970年10月3日〜12月26日・フジテレビ 毎週土曜日ヨル7:00〜7:30
新国劇映画社・制作(全13話)

原作・上原正三

漫画連載・丘けい子/週刊マーガレット(集英社)1970年10/11(41)号〜71年1/3(1)号

出演

松村奈美/沖わか子

奈美の祖父・賢才/嵐寛寿郎
奈美の父/菅原謙次
奈美の兄・政彦/井上紀明
円徹/松本克平

石橋正次 石渡英典 (江戸屋?)猫八 安部れい子 安岡力也

始まりは当時アメリカの占領下にあった沖縄
失踪した父を探すため密かに東京へやってきた少女がいた。
その名は松村奈美。

祖父じこみの沖縄空手の使い手だ。
その行く手にふさがる謎の組織

繰り出せ奈美!必殺技「くれない三段蹴り」を!

放映No.

放映年月日

サブタイトル

1

10/3

稲妻の少女

2

10/10

悪魔の風

3

10/17

鬼の挑戦

4

10/24

必殺くれない三段蹴り

5

10/31

涙の海へジャンプ

6

11/7

傷だらけのブルース

7

11/14

不死鳥の手

8

11/21

復活くれない三段蹴り

9

11/28

残酷な対決

10

12/5

逆襲!稲妻パワー

11

12/12

追われて、追え!

12

12/19

くれない三段蹴り対砂嵐

13

12/26

二十五年目の復讐

主演の沖わか子氏は、『仮面ライダー』14話の2号・一文字隼人編から、山本リンダらとともに<ライダーガールズ>としてレギュラー出演していた。泣き顔系ショートカットが印象的。空手が得意な役どころ。ご本人武道経験者なんでしょうか?そのまま本郷復帰後も出演、結果的に最長参加。

また、既に人気俳優だった石橋<静弦太郎>正次。原作から察するに、敵方にいながら、奈美との闘いを純粋に求める、ちょっとダーティーな敵役だったのだろう。大御所アラカンや、GS解散後、着々と俳優としてのキャリアを積もうとしていた安岡力也アニィの出演も興味津々。

ちなみに、土曜日の日本テレビは『巨人の星』。「オーケーイ、ボス」のオズマ編をやっていた。
土曜日は他にナニがあったかってーと、TBS『キイハンター』(ヨル9:00〜)、『お荷物小荷物』(ヨル10:00〜)あたりが強し!。この時期、『女三四郎』を江波杏子・主演でやってたり、ご存知『柔道一直線』も人気番組、ちょっとしたスポコン・武道モノブームだったんだな。

ま、そこへあえて故郷の沖縄空手で踏み込むあたり、さすが原作・上原正三である!特に最終回(13話)のサブタイトルなんて、上原・筆『ウルトラセブン』NG脚本「三百年間の復讐」や『怪奇大作戦』15話「24年目の復讐」を知ってるとなお、ピンと来るモノがある。「二十五年目」てのはもちろん<戦後25年>

また、マンガ版の本編では触れているのを確認しているが、7話放送の翌日・11月15日には返還後初の沖縄から国会議員候補者を出す選挙が行われたりして、俺がどうこう言ってはいけないような「意志」を感じる。

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