9月29日、地元甲子園球場で2年ぶり9回目、2リーグ制では5回目となる優勝を決めた。4万8576人の観衆見守る中、岡田監督が5度宙に舞った。 優勝へのマジックナンバーを「1」としていた阪神は、巨人最終戦の9回二死から、阿部の左飛を金本がつかみ、歓喜の瞬間を迎えた。1回に金本の適時打で先制し、着々と加点。この夜も藤川−ウィリアムス−久保田とつないでリードを守った。低迷巨人を相手に、今季の戦いぶりを象徴するような勝利だった。
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2003年にリーグ優勝を果たした星野仙一監督の後を受けた岡田彰布監督は今季、内野陣の大幅なコンバートなどでチーム力アップを図り、就任2年目で栄冠をつかんだ。プロ野球初のパ・リーグとの交流戦で上昇のきっかけをつかみ、6月9日からは首位の座を譲らず、9月14日にマジックナンバー「13」が点灯。着実にその数を減らし、今季141試合目での胴上げとなった。
▽岡田彰布監督 最高の舞台で胴上げが出来た。最高の選手に恵まれ、最高の1年になった。2年前、一つ忘れ物をしているので、甲子園でまた胴上げされるように全員で頑張りたい。
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リーグ優勝を果たし、胴上げされる岡田監督 |