理学部新歓サイエンスカフェ2010 |
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます! |
2010年の企画は無事終了しました。 来場してくださった多くの皆様、ありがとうございました! ここは、2010年度に名古屋大学理学部に入学された新1年生のための新入生歓迎企画の公式サイトです。 私たち「理学部新歓科学喫茶実行委員会」は、みなさんに大学での生活・勉強について早い段階で慣れてもらうことを目的とし、同級生・上級生との輪を広げる 機会を提供すべく活動しています。 ぜひこの貴重な機会を積極的に活用して、楽しく有意義な大学生活をはじめてみませんか? 告知ビラ(PDF ファイル注意) |
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□ 企画概要 □ |
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本年度の新歓企画は「展示」です。 理学部及び理学研究科(大学院)所属の学生が、各々の興味ある事柄について、ポスターなどで展示を行います。 展示について先輩たちと話し合うもよし、大学やバイトや就職など気になるを聞くもよし、友達を増やすもよし。 途中入退場自由、お茶やお菓子も出ます。 ぜひ気軽にご参加下さい。 |
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□ 展示概要 □ |
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■遊び・運動・学習による脳の活性化のしくみ (理学部生命理学科) 「遊び道具や仲間の多い豊かな環境で育ったラットでは脳がよく発達する」というデータが1945年にRosenzweigらによって報告されました。それ以来サルまでの哺乳類において、適度な感覚刺激や運動が脳重量、神経細胞数、シナプス結合数を後天的に増やし、さらにストレスや疾患への耐性をも与えることが確立しました。この生命現象は比較的短期間で大きな脳と高い知性を獲得したヒトの進化の謎への手がかりを与えるだけでなく、その分子メカニズムを解明し、強化することで教育や医療への応用も期待されることから、広く注目を集めています。私たちは、興奮した神経細胞がGFP(クラゲの蛍光蛋白質)で光るようにデザインした遺伝子改変マウスや、感覚や運動の代わりに電気でピンポイント刺激した脳などを用いて、脳の活性化のしくみを探索しています。あなたもマウスと遊んだり彼らの光る脳を蛍光顕微鏡で観察したりしながら、自分の脳を活性化してみませんか。 ■なぜブーメランは戻ってくるのか (理学部物理学科) 「なぜブーメランが戻ってくるのか」この疑問を持ったことのある人は少なくないでしょう。この疑問の答え、難しいと思いきや、ブーメランに揚力が働くことさえ飲み込んでしまえば、その概要は大学1年の力学で学ぶ「角運動量」を用いて説明できてしまいます。今回はブーメランの描く軌跡の理由を、パネルを用いて基礎となる事柄からやさしく説明、また実際に紙でブーメランを作って飛ばしてみます。興味のある方はぜひブーメランを作りに来てください。 ■この地球を、手のひらに (環境学研究科地球環境科学専攻地球惑星物理学講座) 地球惑星科学科地球惑星物理学講座の研究紹介をします。当講座は、地球・環境・惑星の3つの柱に分けられるほどの広範囲な研究を物理的な視点・手法を用いて行う講座です。広範囲な研究をカバーする教員・学生が一つの講座としてまとまっているので、自分の専門的な研究のみでなく、広い知見を得ることができます。サイエンスカフェでは、3つの柱の研究として具体的にどのような研究が行われているか、また、どのような環境・雰囲気で学生が研究しているかを紹介したいと思います。 ■タンパク質の社会 (理学研究科物質理学専攻(化学系)生物化学研究室) みなさんの体を作っているタンパク質ですが、まだまだ知られていないことがたくさんあります。今問題となっているニセ科学のように、間違って認識されていることもあります。そもそもタンパク質って何? タンパク質の形は? どうやって調べるの? 何に役立っているの?など、基本的なところから最先端の研究までお話できればと思います。 ■数理学科フレッシュマンセミナー (多元数理科学研究科) フレッシュマンセミナーとは、多元数理の院生有志が例年企画している学部1・2年生向けの自主ゼミ企画です。自主ゼミとは、伝統的な数学の学習方法の1つで、輪講を学生同士で自主的に行うことをいいます。企画参加者の方には実際に自分たちで輪講に取り組んでいただきます。院生は、チューターとして、数学の内容やセミナーの方法についてアドバイスをします。皆様が数学を始める上でのよい機会となると思いますので、ぜひ積極的にご活用ください。昨年度のセミナー内容については、http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~freshman/ をご覧ください。 ■2010年度中津川合宿 (理学部) 中津川合宿は,毎年夏休み(今年は9月9-12日)に名古屋大学理学部の有志の学生を中心に行われている自主ゼミ合宿です.3泊4日間,中津川にある大学の研修所に宿泊し,上級生のチューターのもと,学部生を中心とした少人数のグループで勉強会を行います.そのテーマは,参加者の相談で決め,各自の興味ある分野をじっくり学びます.勉強会で興味ある分野を学ぶだけではなく,院生や OBが中心となり発表をするセミナーや懇親会を通し,他の分野に見識を広めたり、先輩や同級生との交流を深めたりもできます。 ■覗いてみよう、数理学科の世界 (理学部数理学科) 数理学科の三年生になるとポスター発表の授業があります。 ここでは今年のポスターを見ることで数理学科では何をするのか、大学からの"数学"というものはどのように発展していくのかを感じ取って、大学に入り真っ先にぶつかる壁、"微分積分学"と"線形代数学"を打破できるようモチベーションを高めてもらいたいな、と思います。 内容は一般の新入生が読んで分かるレベルではないので、気になるものがあれば近くでのんびりとしている先輩達に声をかけてみて下さい。 大丈夫、決して怖くはありません。 ■地球環境システム学講座 (環境学研究科地球環境科学専攻地球環境システム学講座) ■魚に訊く脳の働き (生命理学科脳機能構築学グループ) 脳のはたらきの根本は、外界からの刺激を受容・処理し、適切な運動を生み出すことにあります。特に、動物が危険な敵や刺激からすばやく逃げる運動は、生存にどうしても必要で、最大の効率で実現されることが求められます。私たちは魚の逃避運動を駆動する回路を対象にして、脳に形成された神経回路の成り立ちと動作原理を理解することを目指しています。本展示では,逃避運動の回路構成と動作原理、回路を構成するニューロンの特性、ニューロンの発生から回路形成までの過程の解析を通じてこれまでに私たちが明らかにしてきた脳のはたらきについて紹介します。 ■140年間探索されてきた花粉管誘引物質を発見!(生命理学専攻 機能調節学講座生殖分子情報学グループ)[HP] 植物の受精は、穀物生産など、人類にも密接にかかわる重要な現象です。古くからの多くの研究にも関わらず、植物の受精は神秘のヴェールに覆われるかのように、謎に包まれてきました。謎の現象の一つが、花粉管ガイダンスと呼ばれる仕組みです。めしべの先端で花粉から伸びだした花粉管は、迷うことなく、正確にめしべ内部にある卵細胞に到達します。私達の研究室では、卵細胞に隣接する助細胞から分泌される花粉管誘引物質を発見しました。本展示では、この謎の解明に至った研究をご紹介したいと思います。 ■化学の目で見る宇宙・地球・環境 (地球惑星科学科・地球化学講座) 「ようこそ地球化学講座へ」 地球惑星科学科では4年生になると各研究室に配属が決まり,卒業研究を行います.自分がどんな研究をしたいのか,によって配属される研究室を選択することができます.そのためには各研究室ではどんな研究が行われているのか,を知っておく必要があります.ここでは地球惑星科学の地球化学講座で行われている研究の紹介を行います.また,大学生や大学院生の研究室生活がどんなものか,研究室に入る前に学部生のうちにやっておいた方が良いことって何だろう?とか,様々な質問にお答えします. 色々な選択肢があって進路に迷っている,という方,是非相談に来て下さい.参加する大学院生は地球惑星科学科全体を把握しているので,何でも相談に乗ります. ■宇宙線をとらえよう! (太陽地球環境研究所 (CR,AM 研)) 太陽地球環境研究所は太陽・地球およびその間の宇宙空間の構造やダイナミクスを研究する共同利用研究所です。 みなさんは、自分の体をこの瞬間も宇宙からやってくる粒子が絶えず突き抜けていることをご存知でしょうか?この宇宙からやってくる粒子のことを宇宙線と呼びます。 今回はその目に見えない宇宙線を簡単な装置を用いて観測してみましょう。 以下、タイトルのみのご紹介です。 ■小林・益川理論と現在の素粒子論 (理学研究科素粒子宇宙物理学専攻素粒子論研究室(E研)) ■物理現象をパソコンで探るー単原子物質から生体分子までー (理学研究科物質理学専攻(物理系)TB研) ■地球という惑星のダイナミクス (環境学研究科地球環境科学専攻地球惑星ダイナミクス講座) ■化学の目で見る宇宙・地球・環境 (環境学研究科地球環境科学専攻地球化学講座) ■理学部1年生の講義内容 (理学部物理学科新2年) ■大学一年生のための構造生物学講座 〜生体高分子の「かたち」を見てみよう〜 (理学研究科生命理学専攻 超分子機能学講座 超分子構造学グループ) |
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主催:理学部新歓企画実行委員会 後援:物理学科学生教育委員会 連絡先:rigakushinkan■yahoo.co.jp(■を@に書きえて下さい。) 当サイトはIE8.0(フォント中)、firefox3.6で動作確認しています. このサイトへのリンクはご自由に. その際はトップページ(http://www.geocities.jp/rishinkan10/)にお願いします. このサイト内のコンテンツについての著作権は理学部新歓企画実行委員会に帰属します. Copyrightc 2007-2009,2010 All right reserved. |
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