【チョコレート症候群】

私noidolは様々な病気を持っているが(性病はもってない←誰も聞いてないって!)、その中でも私を困らせている最大の難病が「チョコレート食べないと死んじゃう病」だ。

その病気はどんなものかといえば、チョコレートをいつも食べていなければ死んでしまうという病気で(・・っていうか病名そのままじゃん・・!)、チョコレートを数日間食べないと「うぉ〜」と吠えて発狂してしまうのである。

私はほぼ毎日チョコレートを食べている。
朝起きて〜チョコレート。
学校に着いて〜チョコレート。
先生の話を聞きながら〜チョコレート(←おいっ!)
家に帰ってとりあえずチョコレート。
寝る前のチョコレート。
お尻かきかきチョコレート。(←汚っ)
どんなときでもちょこっとチョコレート(あぁぁぁぁ・・・サムイ・・寒すぎる・・・)

小学生の頃はバレンタインにチョコレートを渡すのが流行っていて(←・・っていうか行事だからあたりまえ)、好きな男の子が居ない女の子なんかは同性同士でチョコレートを渡し合った。
そんな中で私もチョコレートがめちゃくちゃもらえたときが一度あって、5人ほどの女の子からチョコレートをたっぷりもらったことがあった。
全員チョコレートで嬉しかったけれど、親にもあげずに一人で欲張って食べた私は、お約束なことに鼻血を垂らしてしまった。
鼻血を垂らしながら「みんなの愛が熱い・・・」とつぶやいたりした若かりし頃・・。

バレンタインってなんなんだろうね?
男の子はチョコレートばっかりもらってどうするんだろうね?
私だったらもっと健康にいい——例えば梅干しとか・・・——をプレゼントしてもらったほうがうれしい。

「これ、私が漬けた梅干しなの・・・」

う〜ん。ムードが足りないか!?

かくいう私もバレンタインに手作りチョコをプレゼントしてみようなんてハイカラな事を考えたことがある。
小学生の頃、友人と共に板チョコを山ほど買って来てうちで毒薬制作チョコレート作りをした。
湯煎で市販のチョコを溶かし、ただ固め直すだけである。
簡単かんたんっと制作してみるのだけれど、うまく溶けなかったり、チョコレートの脂肪やなんかが分離してうまくいかない。

結局作成したものはおぞましい形(しいていえばプチ脳みそ、みたいな・・)をしていた。
私は親に「これあげるの?ねぇ、本気でこれをあげる気なの?本気で?」
とさんざん言われて、あげるのを断念した。

義理チョコ10人前、すべてパァだ。使い物にならない。
私はそれをすべて自分の胃に収めた。
最後の方は胸焼けがしてはきだしそうになった。
それでも現在チョコレートが好きな私は、チョコレートに呪いを掛けられているといっても過言ではない。

ちなみに友人はそのおぞましいチョコレートを配り歩き、あとで「○○(友人の名前)の配るチョコレートはヒドイ」と男の子に言われていた・・・。

おわり

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