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North Korea

北朝鮮

The Democratic People's Republic of Korea

朝鮮民主主義人民共和国




┌──────────────────────────── In Retrospect
2001年5月の問題
│ ゴールデンウィークでのんびりムードだった日本に、いきなりやってきた
  北朝鮮の金正男氏と見られる人物。
     船出したばかりの小泉純一郎内閣にとっては、最初の大きな外交問題となりました。
  あっという間の国外退去処分に対しては賛否両論ですが、
  皆様はいかがお考えになりましたか。

Iconbooxboxの掲示板から拝借。 Icon『某国の王子様が 』
[1095] (2001/05/04 01:40:44) こじまめ
某国の王子様が 
ここ数日ニュースなんて見ていなかったのだけど、さっきぼんやりテレビを見ていたら、
某国の王子様が偽造パスポート使って日本に観光しにこようとして税関に捕まったとかいうニュースをやっていた。
昔だったら、自分が政権に就く前にお忍びで諸国漫遊して、
ちゃっかり現地のかわいい女の子とアバンチュール楽しんだり、
ちょっとハメはずしたりってのもアリだったのかもしれないけど、今の世の中そう簡単にはいかないって見本のような事件ですね。
映画の「星の王子様なんたらへ行く」みたいなことは、
現実には難しいってことだ。
なんといってもパスポートを偽造しちゃうってのが、すごすぎる。そこまでして来
たかったのか。なんかもっと他に方法がなかったのか(ないだろうな)。
今はタレントと化してしまった元ファーストレディーのデビ夫人は、堂々と来日した大統領のお眼鏡にか
なって、まるで物語のような人生だったのだろうけれど(過去形)、今回の事件の渦中にある某国の王子様
が、あわよく日本に来てアバンチュールが本気になったとき、果たしてその現実を知った女性は彼について
いくだろうか。私だったら行かないな(^^;)。
その昔、今の天皇が大学在学中にSPの目をごまかしてパチンコに行って大騒ぎって事件もあったけど、こ
んなのまだかわいいもんじゃんって思わせる、最近にしてはちょっと夢のある、そして危ない事件だなあと
思いました。それにこの事件の発覚した日が、「憲法記念日」っていうのもはまりすぎ(^^;)。
  台湾と並んで、アジアの火種と言われる北朝鮮問題。今回はベールに包ま   れた同国について過去のジャーナルから読み解いてみたいと思います。   ●北朝鮮を中国式に考え直す    2001年2月12日  田中 宇     http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010212tanakanews&vf=1    最近、上海を訪れた金正日は、中国式の経済発展を賞賛する自身の姿をテ    レビの全国放送で北朝鮮の国民に披露した。この国はどうやら本気で「中    国モデル」に沿った経済開放を進めていくつもりらしい。だが、中国の場    合は国民の中に農業という経済的・精神的な基盤があったからこその成功    であり、脆弱な農業基盤の北朝鮮が同じシナリオを使えるかどうかは疑問    視せざるをえない。   ●北朝鮮の人々を救いそうもない南北和解    2000年11月27日  田中 宇     http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=001127tanakanews&vf=1    金大中がノーベル平和賞をもらうことになった南北首脳会談は、北朝鮮の    一般の人々にとっては平和をもたらすどころか、逆に飢えと不幸を固定化    した面がある。アメリカの宥和政策も、中国との間の緩衝装置として存在    が不可欠な北朝鮮を崩壊させないことが主な目的であり、同国の一般市民    の窮状に変化の兆しが訪れるとは思えない。   ●北朝鮮:金正日のしたたかな外交    2000年7月3日  田中 宇     http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=000703tanakanews&vf=1    北朝鮮は1998年にミサイルを日本海に試射した後、アメリカだけを相    手にした外交を、国際社会全体と付き合う戦略に変えざるをえなくなった。    その裏には、金正日が軍や党さえも食わせられなくなった経済的困窮のほ    か、アメリカのミサイル防衛構想を潰す意図もあった。作戦は成功し、金    正日のイメージは大幅に良くなった。   ●屈折する韓国のナショナリズム    1999年6月15日  佐野良一     http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=990615sano&vf=1    今日、韓国も北朝鮮も、強いナショナリズムを持つが、その起源は意外と    浅い。かつて朝鮮は、民族や文化の出自をすべて中国に求めていた。だが    19世紀末、西洋風に武装した日本がいきなり入ってきて、頼みの綱の中国    は日清戦争で日本に負けてしまう。朝鮮では、急いで民族意識を高揚させ    ようとしたが、日本に併合されてしまい、ナショナリズムはイコール反日    となった。 (佐野良一:1999年6月15日)   ●儒教の国を見直す    津村 喬  (メールマガジン「Navigator」から転載):1999年)     http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=990601tsumura&vf=1    中国、朝鮮半島、日本、みな儒教文化圏に属する。首領(金日成)絶対の    北朝鮮、民主化と自由経済で儒教の影響がうすまりつつある韓国。南北朝    鮮は、北の「儒教共産主義」と南の「儒教資本主義」の対立ともとれる。    そして、もっと儒教から遠ざかってしまった日本。「儒教の国」の今をあ    らためて見直してみる。  ───────────────────────────────────