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Randei Taguti
田口ランディ(たぐち・ランディ、1959年10月3日生まれ)
★読書は、脳味噌の共犯行為。
★メルマガ共犯幻想の加害者。

■北海道の図書館「掲示板」より
安易な複合体のイカシタ可能性
投稿者:久保AB-ST元宏
投稿日:2000年11月23日 9時15分

11月18日に芦別市で、
温泉&映画『闇を掘る』&ライブ「上々台風」というイベントに行ってきました。
詳しくは下記HP↓
http://city.hokkai.or.jp/~dylan/

ここで考えたのは「あざとさ」というポップの戦略です。
シャンシャンタイフーンが10年ほど前にデビューした時には、
「ずいぶんあざといバンドがデビューしたもんだ」と、思ったものです。
しかし、イナカの温泉の宴会場で、「歌謡ショー」を観に来た焼酎片手の風呂あがりの老夫婦を
満足させるなんて、これは「芸」です。

「あざとさ」とは、ある意味、「複合体」の要素があります。
沖縄語では、「チャンプルー」ですか。
その言葉の反対語が「純粋」であるとすれば・・・。

プライマル・スクリームをBGMに、パスティスを飲みながら、田口ランディを読む。
又は、
ヨージ・ヤマモトの服を着て、新宿末広亭に行く。

先日、内田光子『ドビッシー 12のエチュード』を久しぶりに聴いて、又、ぶっとびました。
マーラーだって、あの時代は、シャンシャンタイフーンと同じ方法論であったのでしょうし。

だから、コーヒーをこぼさないように本を読みましょうね。

〜田口ランディさん〜
投稿者:けー
投稿日:2001年1月20日 22時7分

今日テレビ朝日の番組で田口ランディさんの「コンセント」を紹介していましたが、
私は以前何の気なしその「コンセント」を読んで、読みやすいなあというか、
おおお、ぐいぐいぐいっと読みきった本だったなあ、と思い出しました。
それで著者の田口さんがテレビに映った時に、
あれ、イメージしていた方とはちょっと違うかな、なんて思いました。
作風からいくと、もっと違うイメージの方だったんで・・・。読者とは勝手なものですね。


Re:1 藤井@美唄

>私、大ファンです。
最近読んだのは「からだのひみつ」
『エッチでおかしくてタメになるからだとからだの対話集』という
帯のコピーのとおり楽しく読めました。

そして対談相手の寺門琢巳の「かわいいからだ」も買ってしまった。

からだのことは西洋医学ばかりでは解明できないのですねぇ〜。
次作を楽しみにしています。
Re:2 けー>



>藤井様(って直接話しした方が早かったりして・・・)

「からだのひみつ」は美唄の図書館にあるのでしょうか?

あれば次回借りたいなあと思いました。 

先週エッセイやらなんやらの他にマンガの文庫本を一気に12冊借りて一日で読み、

ところどころ涙をうかべつつ、本もいいけど、やっぱりマンガもいいなあ、と思うのでした。
美唄市の図書館はマンガの文庫本も沢山置いてあるので、うれしい限りです。
私は、本もマンガも両方とも好きです。
Re:3 久保AB−ST元宏>

私も『コンセント』は読みました。
芥川賞、残念でしたね。村上龍の『文芸春秋』での選評が楽しみです。

■小説としては、勢いのある文体ですよね。
ただ、多くの方が論じている様にラストが収拾がつかなくなった感じです。
京大生作家の『日蝕』もそうでしたが、膨らませて、こまったちゃん・・・。
永井豪・的ですよね。
最近の純文学の一つの傾向ですよね。

しかし、上手に収拾してしまうと、流行のホラー文学になっちゃうのかなぁ?
『パラサイト・イブ』みたく。・・・う〜ん、やはり純文学は難しい・ってことか?!