動詞


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動詞というと、動作や状態を説明する言葉っていうことは、簡単に説明できますよね。また、現在や過去を現す時には規則的に形が変わったり、全く変わらなかったりもしますよね。また、進行形やto不定の形で、色々説明に使われたりもしますよね。今回は、もう少し動詞の働きについてみていこうと思います。

ここでは、少し文型の話を重なるところなのですが、文型は5つありますよね。それを分けているのは文の構成してるもので分けますよね。例えば、補語があったり、目的語があったりと。その補語があるであるとか、目的語があるという事も大切ですが、動詞の働きがその補語を連れてきていたり、目的語を二つ必要としたりしているのです。

まず始めに、動詞が自動詞と他動詞に分かれるのは聞いたことありますよね。辞書を引けば、他であったり自と書いてますよね。それによって、少し意味が変わったりしてますよね。なぜに意味が変わってくると思います? 同じ動詞 なのに、他と自で意味が変わってしまうのでしょうか。

例えば、stayという動詞、まずピンとくるのが、泊まるであるとかとどまるという意味ですよね。でも、調べると…を止める、…を延期するという意味も出てくるのです。この時点で、この二つの違いが分かれば、かなり素晴らしいです。後者の意味だと、…をとなっているのが分かりますよね。と、いうことはその…がないと意味が成立しないというのが分かりますよね。
I will stay.
という文を、私は止めるだろうとか延期するだろうというふうに訳せないのです。きちんと辞書どうりに意味を書くとすれば、私は…を延期するだろう。となるわけですよね。その…をがないと文章として成り立たないのです。

ここで、その“…を”が意味するものは何でしょうか。目的語なのです。そして、この目的語を必要とする動詞を他動詞と呼びます。文型で習ったであろう、SVO・SVOO・SVOCという文の構造を必要とするのがこの他動詞なのです。

残るは、自動詞です。まずは、例文を。
I will stay here.
意味としては、私はここにいるでしょうと訳せると思います。だれも、hereを目的語にして、“私はここにを止めるだろう”なんて考えないですよね。其の前に、hereは副詞として使われており動詞を修飾できても目的語にはなれないのですが。そうです、このhereは副詞であって動詞を修飾しているのです。よって、この文では目的語も補語もない構造になっています。自動詞の一つは、補語を取らないものです。

では、もう一つ例文を。
This store stays open until late.
意味としては、“このお店は遅くまで開いている。”と取れると思います。ここでの焦点は、openという単語にあります。openには、名詞・形容詞・動詞の意味がありますが、ここではどうでしょう。形容詞であるならば、動詞の補語、又はuntilを修飾していると考えることができますし、名詞ならば補語、目的語どちらでもなれます。
openを辞書で調べてみると、名詞としてのopenには戸外・野外・公表などすべてtheが伴って初めて名詞になるとあります。では、形容詞だと営業中という意味があります。主語の意味やopenの後に続く語群から考えても、こちらの方が妥当ですよね。それに、お店=営業中であるという事も出来ますよね。ということで、補語の要素をすべて満たしていることになります。

少し原点に戻ってこれが英語を使っていく上で、どう役に立つのかといいますと。動詞と動詞の後に続く語群の関係を見分ける事によって、正確に意味が取れるようになるのです。たくさんの人が辞書を見たときに、自動詞や他動詞関係になし、意味だけを目で追ってますよね。その結果、どれが正確な意味なのか取れなくなってしまってませんか。動詞の後が、修飾語や補語であるのなら意味を調べる時に、自動詞を意味のところだけを見ればいいですし、目的語が来ているのであれば、他動詞の意味をみなければならない。今までは適当に合いそうな意味を辞書で探していたのから、もう少し効率的に正確な意味が見つけ出せるようになるのではないでしょうか。



参考文献:
英語勉強法 新井洋
解読英文法 ベレ出版 池田真
English Grammar in Use, Cambridge University Press, Raymond Murphy
ジーニアス英和辞典・和英辞典 大修館(Casio 電子辞書版)
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