5日目その① 盛園豆漿に行くはずが……なぜか世界豆漿大王へ!(10月21日)




         




    
朝4時37分。

    眠い目をこすりながら、私たちは出かける準備をしていた。

    10月の台北は、まだ夜が明けていない




         
←ホテルの窓から見た

                                           西門町の様子





    なぜわざわざこんなに朝早く起きたかというと。

    台北のツアーを利用して後から合流したテリーとこみちゃんが

    そのツアーの関係で、
7時に出発せねばならず。




    その前に、
どうしても台湾式の朝食が食べたい!!




    というので、この時間でも開いている豆漿屋さんを探し、

    最後にみんなで行くことにしたのだ




         
←西門駅の前




    
朝5時半西門町は、さすがに静か。

    車の通りはあるものの、いつもの昼間の喧騒がウソみたい。




    別のホテルからやってくるテリーとこみちゃんと

    西門駅の前で待ち合わせ。




    私たちの目的のお店は、
盛園豆漿

    いつもの阜杭豆漿でもよかったのだけれど

    せっかくなので、前から行ってみたかった違うお店に行くことにしたのだった

    (阜杭豆漿については、コチラをどうぞ)








    西門駅の前からうまくタクシーがひろえて。

    さっそく
盛園豆漿へとレッツゴー!





         
←タクシーに乗りました




    が。




    目的の場所に着いて、タクシーのおじちゃんの様子がおかしい。




    
見当たら………ない??




    盛園豆漿が移転したことは、すでに調べて知っていたので、

    改めて移設したはずの場所の地図を見せてみるけれど、

    おじちゃんは、
お店がないと言って譲らない。




    そんなバカな!!

    
絶対この周辺にあるはずだよーー。




    と、日本語で訴えてみるも、

    通じない。




    むむむむむむぅぅぅぅ。

    でも、
どうしても豆漿が飲みたい!!




    日本語も英語も通じないおじちゃんに、

    
とにかく豆漿が飲みたい!!飲みたいんだよーーー!!

    と、日本語と筆談で訴える。




    すると、わかったのかわからなかったのか

    おじちゃんがタクシーを移動させはじめた。




    
お、おっちゃん……!!




    おじちゃんが理解してくれたのか、

    それとも面倒になって、適当なところへ連れて行かれるのか。




    盛園豆漿のあるはずだった

    中正記念堂近くから移動すること
約10分




    不安を抱える私たちが着いたのは…




         





    おおおおお!!

    
おじちゃん、どうもありがとーーーー!!




    おいしいかどうかはわからないけれど、

    そして、ココがどこかもよくわからないけれど、

    ともあれ、豆漿屋さんに着いた。




    おじちゃんが

    
「豆漿、ナンバーワン!」と太鼓判を押す。




    おじちゃん、謝謝~~~!!




         
←おじちゃん、どうもありがとう!









        
←店先はこんな感じ




    
世界豆漿大王(スージエドウジャンダーワン)




    以前、中山の近くにある同じ名前の世界豆漿大王というお店に行ったことがあったけれど、

    ロゴも全然違うし、

    どうやらまったく違うお店のようだった。

    (以前行った世界豆漿大王については、コチラをどうぞ)




         
←店先にメニューのディスプレイがあります

                                                  台湾の朝食に慣れない方は

                                                  これを見て注文するとわかりやすいです





    お会計のところにある注文票をもらいにいって気が付いたことがあった。




           
←ボールペンとお店のカード




    なにしろ、タクシーのおじさんに連れてきてもらったものの、

    ここがどこだかわからなかったので(笑)

    お店のおねえさんに、ココがどこなのか、このカードを見ながら聞いたところ。




    
「永和総店」に丸をつけてくれたてくれたのだ。




    
永和(ヨンハー)……





    そう。

    台湾好きな方なら、もうおわかりでしょう。




    
永和というのは、豆漿の発祥の地と言われる町




    そう。

    これは、日本に帰ってから調べてわかったのだけれど、

    1955年創業のこの世界豆漿大王は、

    今やあちこちにある
永和豆漿、世界豆漿大王の創始店と言われるお店なのです!!




    タクシーのおじさん、やるぅぅぅぅ~~~!!!




        
←小さくて見づらいですが

                                        日本語で説明もあります

        
←注文票









    と、いうわけで、早速注文。

    最初にやってきたのは…




         




    三種類の豆漿。




    左手前から時計周りに

    
冰豆漿 25元(約90円)

    
熱豆漿 25元

    
鹹豆漿 25元




    冰豆漿は冷たい豆漿(豆乳)、熱豆漿はあったかい豆漿、

    そして鹹豆漿は、豆乳に酢やラー油、醤油などの調味料、

    さらに、ザーサイ、ネギなどを入れて、ふんわり固めたもの。

    多くは、私が苦手な桜えびが入っているので、

    私はあまり頼まないのだけれど、

    仲間のリクエストで注文。




         




    前述の通り、私は桜えびが苦手なので、

    レンゲに入ってこないように、

    上澄みをすくって味見。




    
うん。おいしい

    豆腐はふんわりふわふわ。

    出汁もやわらかい味つけで、朝にもってこい。




    ホント、桜えびさえ入ってなければなー

    一杯くらい食べられちゃうんだけど。




         




    
港式蘿蔔糕(大根餅) 35元(約120円)




    うん。

    非常に無難においしい大根餅。




        




    
蔥花蛋(ねぎの卵焼き) 15元(約50円)




    日本では考えられないくらいおおざっぱな形の卵焼き(笑)

    ごくごくシンプルなネギが入った卵焼き。




         

         




    
油條(揚げパン) 15元(約50円)

    
煎蛋(目玉焼き) 15元

    
馬來糕(マーラーカオ) 25元(約90円)




    どれも、これまたおなじみの味で、おいしい。




    そして、もういっちょ




         

 


     
鮮肉包(肉まん) 20元(約70円)




    本当は小龍包が食べたかったけれど、

    みんなお腹いっぱいで食べられないというので、

    肉まんを頼んでみました。




          




    お肉もぎっしりで、なかなかの大きさ。

    肉汁ジューシーというよりは、
しっかり肉!って感じ。

    これを1コ食べたら、もう十分お腹いっぱい。

    盛園豆漿に行けなかったのは残念だったけど、

    こんなハプニングも悪くないな




         
←店内はこんな感じ

         
←お店の前で

         
←おにいさんが

                                        一生懸命パンを焼いていました





    ちなみに、コチラのお店は、
24時間営業。

    
MRT頂渓谷駅1番出口を出て5分くらいのところにあるそうです。









    
6時半。

    タクシーで
西門駅まで戻ってきた。




    こみちゃんとテリーが出発するまで
30分ほどあったので、

    駅近くのマックでお茶をして、おしゃべり。




    ちなみに、
私が台湾でマックに入るのは、初めてだ(笑)

    これから帰国する2人は、少々お疲れ気味だったけれど、

    3日間でまったく時間をムダすることなく台北を堪能して、

    かなり満足したようだった。




    
7時になり、2人とお別れ。

    私にとっては、まだ朝早すぎるし、

    開いているお店も少ないので、

    たかことともに、一度ホテルに帰ってもう一寝入りすることに。




    ちょっとだけ、おやすみなさーい