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kagariの音楽日記

  • 第9シンフォニーの夕べ
    12月29日、フェスティバルホールへ大阪フィルの第9を聴きに行ってきました。最初は来るつもりじゃあない演奏会だったんだけど、フェスティバルホールはこの第9が最終公演になるので、聴きに行くことにしたんです。で、行くって決めてチケット買ったのが11月の定期の時だったから、もう30日の最終公演はほとんど席が無くて、仕方なく29日にしたんです。29日なら、まだkagariの気に入ってる2階前方の席があったんで。ちなみにその後、この第9の公演は両日共全席完売したようです。
    今回のソリストは 、スザンネ・ベルンハート氏(Sop)、スザンネ・シェファー氏(Alt)、トマス・クーリー氏(Ten)、サイモン・カークブライド氏(Bar)。合唱は大阪フィルハーモニー合唱団、指揮は大植英次氏でした。このフェスは他のホールより響きが無い分、すべての奏者の音がはっきりと聞こえてごまかしのきかない、kagariだったら吹くのが怖くなってしまうようなホール。でも最近よくある、響きすぎて風呂場で聴いてるような感覚のホール(サントリーとかね)より断然聴く分にはkagariはこっちの方が好き。でもお陰でズレてるのも音程が怪しいのも分かってしまって、今日の演奏はかなりビミョー。しかも大植氏の解釈は今までのベートーヴェンもそうですが、どうも好きになれません。1楽章冒頭や4楽章冒頭はもっと張り詰めた緊張感みたいなものが欲しいし、3楽章の最初に出てくる旋律はテンポの取り方が変。4楽章は最初のバリトンの独唱が出てくる辺りは優雅過ぎる感じ。さらに言うとこのソリストはどうも内気。ここはもっと声を張って皆に呼び掛けるようなところだと思うんですが・・・これではオケも合唱も応えられませんよね。全体的にも緊張感に欠けてて、あまり良いところが無かった演奏でした。大フィルはよく1日目は公開リハーサルだなんて言われてますが、確かにその通りかもしれません。翌30日のチケットが取れなかったのが残念でなりません(30日が良い演奏になるかどうかはわかりませんが)。
    これでフェスティバルホールともしばらくお別れ。kagariも大阪フィルの定期や演奏会、他に大好きな少年隊のPLAYZONE大阪公演とずっと通って、たくさんの思い出のあるホールです。下のグランドホテルには演奏会の後、先生に会いによく行ってましたし。それだけにホテルが閉鎖されて真っ暗になってるのを見ると、輪をかけて寂しくなってしまいます。今度ホールが新しくなってオープンするのは5年後。kagariはその時、まだ大阪フィルを聴きにきているんでしょうか・・・? なにはともあれ新しい素敵なホールになって、再び会えるのを楽しみにしていたいと思います。
2008年12月30日 22時46分35秒

  • オケの練習
    12月21日、オケの練習でした。最近ヴァイオリンの見学が好調で、以前からの2人に加えこの日もまた新しい人が見学にいらっしゃっいました。70歳を超えた男性の方。でもこれまでにあちこちのオケで弾いていらっしゃったらしいから、もし入団されたら貴重な戦力です。ただ楽器を持って来ていらっしゃらなかったから、合奏に入っていただけなかったのは残念。それから前回から見学にいらしてた方が、練習終了後に入団したいとおっしゃってくださいました。嬉しいですね。この調子で弦が増えるといいなぁ。
    練習に先立って、まずは総会から。先日の定期演奏会の会計報告など。それから春の演奏会の件。演奏会はやることは決まったけど、何しろ動くのが遅かったから1月中に譜面をすべて用意することっていう条件付き。これが今年最後の練習だから、なかなか厳しい条件です。この日の内に選曲委員会を開くとしてもこの日はkagariと弦の男の子の2人しかいないし。まぁ仕方がないか。
    さて練習はドボ7の1楽章から。この日の指揮者は練習がすごくしつこくて、1st吹いてた方はちょっと困っていらっしゃいました。kagariも2ndで良かったとホッとしてました。だってまだパートが決まってないんですもの。1楽章の後は4楽章。こっちは1st。少しはさらってたんだけど、頭痛と調子の悪さで吹けるはずのところもちゃんと吹けず仕舞い。駄目ですねぇ。その後は初めての3楽章。こっちは2nd。さらっとやっただけだけど、これはなかなか厄介です。春の演奏会ものこともあるから、早くパートを決めてちゃんと練習出来る環境を整えなくちゃです。
    それから練習後に選曲会議をしました。定期の序曲も、2曲ある内の前回の時点で人気のあった方に決めてしまえば良かったんですが、外野からの意見もあって保留にしてたら、今度はその2曲以外の曲がいいなんて意見も出てきてしまい・・・。それに総会ではドボ7が決まった経緯を教えてほしいなんて意見もあったし。説明はできるけど、これから曲が決まった経緯も公開しないといけないんでしょうかね? これではいつまで経っても曲なんて決まりゃあしない。もういい加減にしてほしい。そうは思いながらも優柔不断なkagariなので、定期の序曲の候補にまた新たに3曲を追加し、前回で人気の無かった方を削って次回に再度決を採ることにしました。もう本当にこれで最後にします。春の演奏会の曲はすぐに譜面が用意できて、ウチのお客様でも分かるような有名な曲ってしばりがあるから、あまり面白い選曲が出来なかった。それにもう一人の演奏委員の弦の男の子はオケの曲をあまり知らないし。だからほとんどkagariの独断と偏見で選んだようになってしまいました。こちらも1月の最初の練習で決める予定。他には弦の男の子の提案でアンサンブルも入れることになりました。ただ、考えてた5月と6月の日曜日はもうホールが埋まってしまってました。あまり遅くなると11月の定期の練習ができなくなってしまうから、7月最初の日曜が取れなかったら春の演奏会は取り止めることに。7月のホールの予約は1月6日。取れたらいいんですが・・・。
    それはそうと先日、kagariが職場で仕事をしてると、出先の人が部長を訪ねていらっしゃいました(kagariの課には部長が2人おられるんです)。その方は部長に会った後、kagariに会いに来られました。kagariは今の職場に来てまだ新しいからそんなに知ってる人もいないので「誰だろ?」と思いながら名札を見ると、なんと先日退団したトロンボーンの方でした。めちゃくちゃビックリです。なんて世間は狭いんでしょう。でも困ったことにその方は今年1月から辞める9月まで2回しか顔を出さなかった人だから、こっちも処遇をどうしようかと思ってたような人だから、あまり歓迎できる相手じゃあない。仕事がたいそう忙しかったというのは、この時に話をして分かったのですが、でもこちらが頼んでも無いのに知人に弦のトレーナーをお願いしてたなんていう話が(ウチにはそんなお金も無いし、弦の団員も多くありませんから。しかもコンミスはプライドが高いので、そんなことしたら大変です)。この話を聞いてあまりのKYぶりにkagariも閉口してしまいました。トレーナーを連れて来る前に退団してくださって良かったとも思います。ただ仕事が落ち着いたらまた戻りたいようで、未納になってた団費もお支払いくださいました。これはマジに大変です。早く空いてるトロンボーンの席(1名)が埋まってくれないものでしょうか・・・。
2008年12月28日 23時40分24秒

  • オケの練習
    12月14日、オケの練習でした。この日はヴァイオリンで1人が退団し、代わりに同じくヴァイオリンに見学の方が。1名は前回から来られてる方で、もう1名は今回初参加の思ってたよりもずっと年配の男性の方でした。合奏は2時からの予定だったんですが、定刻の2時を過ぎても指揮者が来ていない。30分後、ようやく来たと思ったら団員の男の子が「遅れて来たくせにかなり機嫌悪いし」と、ちょっとムッとして様子を教えてくれた。団長の説明では仕事で遅れてきた訳ではないようなので、彼がムッとしてるのも分かるしkagariもちょっとムカついた。でも後で指揮者から話を聞くと、団長の連絡不備で遅れることになったことが判明。で、当の団長は合奏が15分後の2時45分から始めるとか訳のわからないことを言ってるし、さらには選曲のためにせっかく調達してもらってきた楽譜も配ろうとしない。なのでkagariも「すでに時間は過ぎてるのに、さらに遅れるとは何事か」と叱り、それに楽譜も配って初見演奏をしてもらうよう言うと、団長から返ってきた返事は「指揮者がスコアが無いから振れない」とのこと。これにはkagariも相当頭にきて、「振れないでは困る。振ってもらわなければ、曲が決められない」ことを強く言ったけど、団長はあまり応えてない様子。もちろん指揮者は振れないなんてことはなくて、これは団長が自分の保身のためについた言い訳。本当に困った団長だ。
    さて練習はドヴォルザークの7番の1楽章と4楽章。前回の初見ではkagariはどちらも1stを吹かせてもらったので、今回は全部2nd。やっぱりフルートの他のお二人は能力が高くて、今回もほぼ初見(前回は譜面を持って帰ってないので)なのにちゃんと楽譜が読めてらっしゃる。しかも4楽章吹いた方はまったく落とすことがない。まぁ1人はピアノの先生だし、もう1人は小学校の音楽の先生だから当然かもしれませんが。譜読みの苦手なkagariは尊敬してしまいます。ドボ7の後はまた初見で3曲。内1曲はピッコロ。久し振りにロット(ヘインズのつもりだったんですが、間違って持ってきちゃったんです)を吹きました。これは本当難しい楽器なんで、慣れるまで音程とか指とかちょっと苦労しましたが、でも鳴るとやっぱり音はヘインズより綺麗でした。もう少し上手になったら、また使ってみようかなぁ。で、次の定期の曲ですが、序曲はこの日演奏した2曲の内、どちらとも決まらずでまた持ち越し。中プロ候補で持ってきた曲もやれば何とか出来そうだけど、後のメインのドボ7まで体力が持つかどうか・・・他その他色々って訳で、手元に譜面は無いけど他に候補に挙がってた曲で、今大流行してる曲に決定しました。これはアマオケではよく演奏されてるけど(でも一般的にはマニアックで全曲録音されたCDも国内版は1種類しか販売されていないみたい)楽譜は販売はされておらず、某社のレンタル譜のみでレンタル代が半年7万円もかかるんだそう。高いですねぇ・・・。でもkagariも中学生の頃にFMで聴いてから割りと好きな曲。この曲に乗るかどうかはまだ分かりませんが、楽譜が来るのが楽しみです。
2008年12月20日 21時31分01秒

  • 大阪フィル アルティメット・シリーズIII
    12月12日、大阪フィルのアルティメット・シリーズへ行ってきました。このシリーズもこれが3回目で最終回。プログラムはヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」、ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲、ドヴォルザーク/チェコ組曲。ヴァイオリン独奏は長原幸太氏、指揮は山下一史氏でした。
    前回に比べるととんでもなく地味なプログラム。指揮者も失礼ながら、kagariはあまり興味の無い指揮者です。ただ幸太さんのソロが聴けるというだけ(でもkagariは幸太さんのファンというわけではないです)で、通し券を買っていなかったら来てはいなかったコンサートだと思います。やっぱりこのシリーズは完全に企画ミスですよね・・・。まぁ、今回は幸太さん目当てのお客様が多かったのか、8割くらいは席が埋まってて、シリーズでは多分一番の客入りでした。演奏については、この日のkagariがちょうど風邪をひいて諸症状がピークに達していたので(耳はおかしくはなかったですが)、あまりアテにはならないかもしれないことを先にお断りしておきます。
    まずヴィヴァルディですが、四季についてはほぼ全曲知っているkagariでもやっぱり全部演奏されると長いと感じてしまいます。きっと有名な「春」の1楽章しか知らない人だったら相当長く感じたことでしょう。ちょっと疲れてしまいますね。それに幸太さんのソロですが、どうにも音が固いし響かない。オケのコンマスとしてソロを弾かれる時や室内楽の時なんかはとても朗々と演奏されているのに。アンサンブルは良かったけれどあまり面白くはない演奏でした。それからアンコールに幸太さんが弾いたのは「聖しこの夜」弦楽四重奏付き。悪いとは言わないけど最初の無伴奏での演奏はちょっと貧弱。それに個人的にkagariはこういう伴奏付きみたいな、あまりに打ち合わせしました的アンコールは好きになれないです。オケや室内楽なんかでのアンコールはこれは打ち合わせとかなきゃ出来ないし、サービスって面もあるんだけど、でもオケの演奏会におけるソリストのアンコールについては別。だって必ずしもアンコールをしてもらえるとは限らないでしょ? なのにっていうのは、どうも・・・って気がします。確かに用意はしとかなくちゃいけないだろうけど、でもそれをいかにもって出すよりはさりげなく出してほしいってこと。あくまでも大きな拍手へのお礼なんですから。だからソリストとして登場した幸太さんには、ソリストらしく無伴奏で演奏してもらいたかったです。後半のブラームスは特にこれといったものもなく終了。最後のチェコ組曲はオーボエがかなり活躍する曲なのに、そのオーボエがまったく存在感が無いからなんだかパッとしない。良かったのは4曲目のずっと吹いてるフルートのソロだけで、あとは聞き流してしまうような感じでした。最後のカーテンコールの時でもフルートから立たせて、オーボエを立たせるのを忘れてた(わざとではないと思いたいですが)のも分かるくらい、本当に存在感が無かったんです。オーボエは目立つソロが多いから、首席がこれではちょっとさびしいですね。
2008年12月20日 21時23分53秒

  • オケの練習
    11月23日、オケの練習でした。この日はヴァイオリンに見学の方がいらっしゃいました。まだ習い初めて3カ月なんだけど市民オケで弾くことが夢なんだそうな。まだまだおぼつかないみたいだけど、是非頑張ってもらいたいものです。
    演奏会が終わって最初の練習だったっんだけど、特に反省会は無し。ただ来年の秋のホールの予定がほとんど埋まっちゃってるらしく、もう一刻の猶予が無いためまずは来年の定期の日程決めから。とは言っても日を選びようもなく、今の時点でかろうじてホールが空いてた11月29日に決定。また春に小ホールを使って規模の小さなコンサートもすることになりました。こちらはウチのお客様たちから要望の高い名曲コンサートになる予定。また忙しくなるけど、とっても楽しみです。
    練習は来年の定期のプログラムに決定してる、ドヴォルザークの交響曲第7番の初見。まだ乗り番・降り番はおろかパートも決まってないので、もう一人のフルートの人(後一人はお休みでした)と交代しながら演奏。kagariは1楽章と4楽章の1st吹いたんですが、音は高いし、嫌な指の音は出てくるしで正直kagariには技術的に難しくて手に余る曲。多分練習すれば出来ないことはないんだろうけど。もう一人の方も同じく(やはり1stを吹く気は無さそうだ)。残る一人はなんと仰るか・・・(彼女は先日の演奏会でも2ndの曲、1曲でいいと仰った人だし)。中プロの候補にあがってる曲見ると、その曲を吹きたいと仰ってる方がいるので、どうもkagariはドボ7を吹くことになりそうな気がします。kagariもその曲は何年も前にレッスン受けてるし吹いてみたいけど、彼女の方がkagariより本番に強いし上手だもんね。それにその曲の有名なソロはちょっと前に某プロオケの方がアマチュアチックで、しかもめちゃくちゃ余裕のない演奏をされてた。kagariは有名でしかも重大なソロで、そんなよくあるタイプの下手な演奏はしたくない。でも上手に演奏できる自信もない。有名でみんなが知ってる曲ほど難しいものはないですから。なので中プロがその曲に決まったら潔く彼女に1stをお願いして、また皆さんの嫌がる曲(多分ドボ7)を引き受けるつもりです。さてドボ7の初見はかなり危なっかしかったんですが、それでも練習後に演奏会の選曲をしてた時に、金管の女の子がチラッと言ったのは「木管の人は譜読みが早くてビックリした」ってこと。ドボ7は団員全員にアンケート取って一番人気だったから決まったんだけど、なんだか前途多難ですね・・・。団員の皆さんも選曲には色々思うことがあるようで、なかなか一筋縄では行きません。はっきり言って疲れました。次回の練習で来年の定期の曲を全部決めてしまいたいので、次回はめぼしい曲の初見大会です。
2008年11月25日 23時43分40秒

  • 大阪フィル定期
    11月19日、大阪フィルの定期へ行ってきました。この日のプログラムはベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲、ブラームス/交響曲第1番。ヴァイオリン独奏は神尾真由子氏、指揮は大植英次氏でした。今回の定期はやはり大植氏人気の上、06年にチャイコフスキー・コンクールで優勝した今話題のヴァイオリニスト、神尾真由子さんが出演ということでチケットも早くに完売するくらいの人気。しかも定期1日目の昼間には有料で公開リハーサルも開催。kagariも公開リハには行きたかったんだけど、さすがに仕事が休めず断念しました。
    前半はベートーヴェンのみだから編成が小さく、ステージにはスペースが多くてなんだか不思議な感じ。神尾さんは今から6年前に大阪フィルの定期に出演されてた時に一度聴かせてもらってます。当時まだ15、6歳だけど大阪(豊中だったっけ?)出身の天才少女としてすでに有名で、まだまだあどけないのに豪快で堂々とした演奏をされてたのが印象的でした。今回は見違えるくらいに女性らしくなって登場。演奏も力強さと繊細さを兼ね備えており、しかもすべてにおいて丁寧で、ガリガリといった音がまったくしない綺麗な音で奏でているところが素晴らしい。本当に良いヴァイオリン奏者になられましたね。今後もまた大フィルに出演していただきたいものです。
    後半はブラームス。大植氏の指揮は遅めで、重さを演出してはいるけれど重厚感がないのが残念。バランスの悪いところもあるけれど、でもよく統制の取れた演奏だったと思います。この曲はつい10日前にkagariも演奏した曲。なのであまり冷静な聴き方はできず、なので大フィルの演奏がどうこうではなくてkagariたちの反省会的聴き方になってしまいました。kagariはやはりフルートばかりを聴いてしまうのですが、今回は特にまばたきをするのを忘れるくらいに真剣に聴いてしまいました。フルートはとても美しくて、kagariたちももっとああすれば良かったとか、こうすれば良かったなんてところがすべてで、演奏会前に聴きたかったと思う反面、聴いてなくて良かったとも。kagariたちはブラームスやこの曲に対して全然理解してなかったことをこの演奏会を通して思い知らされました。色んな意味で聴きにきて良かった演奏会でした。
    そうそう、休憩時間中に姉キが気が付いたんだけど、1階客席に指揮者の下野竜也氏がいらしてたみたいです。見てみると、確かに。終演後もカーテンコールが終わるまで、最後まで席を立たずにいらっしゃいました。kagariは席が2階だから声をかけられなかったのが残念です。
2008年11月25日 23時13分11秒

  • レッスン
    11月17日、レッスンでした。オケの演奏会が終ったところでややモチベーションが下がり気味。そんな中でのレッスン。まずエチュードは6番。最初と最後がkagariが苦手な装飾音符ばかりで後半が流麗なアルペジオの曲。最初の方は強い音で吹かなくちゃいけないらしいんだけど、低音がやっぱり弱い。それに装飾音符の方にアクセントがないといけないんだけど、低音がちゃんと鳴らないから装飾音符を短く吹くのもアクセント付けるのもできない。真ん中の方はと言うと中音のDで左手の人差し指を上げないで吹いてるのがバレちゃって、やり直し。kagariは普段は気を付けてやってるんだけど、難しい曲ではたまにそうやってごまかしてたから、ちゃんとした指で吹こうとすると急には出来ず・・・。それから前半と中間部でのキャラクターの違いを吹き分けなきゃいけないんだけど、これも・・・。低音がしっかり鳴る吹き方と表現力はまだまだ当面の課題ですね。曲はマルティヌーの2楽章。これも低い音になると音が緩んできちゃうのが難点。ブレスは今回しっかりと考えてやったから、1ヵ所言われただけですみました。それから以前苦手だったヴィブラートはきれいにかかるようになったと言ってもらえたのがちょっと進歩かな。
    この日はレッスンの最初に先生が曲を渡してくださいました。イタリアの作曲家でCesare Ciardiって人の「L'AMANTE TIMIDO」っていう無伴奏の組曲。日本語に訳すと「内気な恋人」らしい。譜面としては簡単だから、kagariの苦手な表現力の勉強に丁度いいとか。でもこれが家に帰って吹いてみると、さすがイタリア人、かなり甘々な曲で歯が浮いてきそう。しかも2曲目なんかは「BACI」なんてタイトル付いてるし。kagariとしては勘弁してよって言いたくなるくらいに気恥ずかしい。どこが「内気」なんでしょうね? これをマルティヌーが終わったらやるらしいけど・・・。まあ、確かに表現するのにはいい勉強ですよね・・・。
2008年11月25日 23時02分06秒

  • オケの演奏会
    11月9日、オケの定期演奏会でした。kagariはまたアンブシュアを崩してて、しばらくまともな練習が出来ずにいてかなり不安な日々を過ごしてたんですが、週の後半にはなんとか復活。前日夜の練習には間に合いました。それでも前日練習ではソリストの方との合わせが終わったら気が抜けたのか、後の曲ではかなり落としてしまった所が多かったです。これは反省。前日練習では大阪市の某施設の音楽練習に使える多目的室を使ったのですが、打楽器の搬入をしてると太鼓の使用は駄目だと言われてしまいました。そんなことどこにも何も書いてないらしいんですが・・・。突然言われても困ってしまいますよね。もちろんその日はちゃんと使わせてもらいましたけど。前日は本番に疲れを残したくないから早くに寝たかったんだけど、プログラムの製本(コストダウンのため自分たちで印刷して製本してるんです)が降り番の人たちだけではやっぱりまだ出来上がってなかったから、クラリネットの人とkagariとで半分に分けて持って帰って製本作業。そんなに時間はかからなかったんですが、他にも準備してたら寝るのが遅くなってしまいました。でも当日は本番前のナチュラル・ハイな状態だからか、もしくは以前より少々太って体力が付いたからか、車を運転してる間は眠かったけど(居眠り運転はしてませんよ)ホールに着いてからは元気。受付のセッティングやチラシの挟み込みで忙しく働いてました。今回は受付やステージ・スタッフに姉キの会社の受付嬢の方やkagariの母校の吹奏楽部OBにお手伝いに来ていただいて、団員はもちろんエキストラさんも含めて皆さん良く動いてくださったからとても助かりました。チラシの挟み込みも人数が多かったから割りと早くて、ゲネプロ前に終了できたし。
    ゲネプロはプログラムの逆順でブラームスから。kagariは舞台に上がると少し緊張してしまって(ブラームスには不安がいっぱいだったので)、前日に引き続き落ちちゃったところがあったり、音が鳴ってなかったり。でもその後のkagariが1st吹く曲ではしっかり息入れて吹くようにしたので、練習どおりには出来たかな。確認のために客席で録音しててお昼休みに少しだけ聴いたんだけど、ホールの響きとここ1カ月の追い込みが良かったのか、思ったよりまとまった演奏。ホッとしました。本番まであまり時間も無いから急いで着替えてたら、団員の女の子がkagariを呼びにきた。聞くとホール側のスタッフさんが、アナウンスの録音レベルをチェックしたいから担当者を探してるんだとか。今回のアナウンスは姉キが入れることになってたんだけど、お茶を買いに行ってて不在。開場(あと5分)してしまうとチェックが出来ないとおっしゃるので、仕方なくkagariがアナウンスを引き受けることにしました。これ、かなり緊張するから前半で1st吹く時はやりたくないんです。昔、開演前アナウンス入れてすぐ本番でソロを吹いたら吹けなかった、なんてこともあったし・・・。録音チェックは無事に終了。再び楽屋に戻り、着替えの続き(ドレスの中にはまだスカートをはいたままだった)をして、音出し開始。そんなに調子は悪くないみたい。あっという間に本番5分前になったから、譜面と楽器とアナウンス原稿を持って楽屋袖へ。アナウンスを入れたらやっぱり緊張して、急に心臓がドキドキしてきた。なのでもう一度楽屋に戻って少し音を出して調子を確認。そして再び袖へ。しばらく待って(5分は意外と長いんですね)本番開始。「コリオラン」では予定してたところでブレスを取り忘れたのが原因で、目立つところのミスをしてしまったのが自分でもショックでした。こんなところで絶対ミスをするなんて思ってませんでしたから。でもそれ以外にも演奏会全体で、今回はちょっとしたミスが多かったです。今までのkagariの場合、ミス一つやってそれ以外は完璧にこなしてたんですが・・・。次はもっと頑張らないといけませんね。それにオケ全体としてもイマイチな出来。客席で録ってた録音聴くと「こうもり」あたりなんかはもうやっつけ仕事のよう。金管なんかはミスも多いし。結局金管がほとんど無くてソリストの入る「こうもり」のアリア2曲が一番良かったように思います。ただ舞台ではソリストの声が客席の方に飛んでしまってて、こちらでは聞こえにくくてかなり吹きづらく、ただでさえ集中力の必要な曲だったのにさらに集中しないと吹けなくて大変でしたが。でもソリストの入野さんは歌も姿も美しくて、後ろで吹いててなんだか幸せでした。それから最後は打ち合わせになかったアンコール。今までやってきて定期でアンコールをやったのは初めてです。全乗りのkagariとしてはもう体力的にギリギリで、なのにオケとして一番危ないブラームスの2楽章と言われた時には正直「3楽章にしてくれ」なんて思いましたが。とは言ってもアンコールで演奏できたのは嬉しかったです。
    今回の定期はお客様も去年より多く入ってくださり、アンケートもたくさん答えてくださったり、またアンコールもあったりと収穫は多かったと思います。またお客様のマナーについてもご意見たくさんいただいているので、オケの演奏の質共々今後の課題がたくさん見付かった演奏会でもありました。kagariとしても「あがる」ことから解放されて、初めて人前で演奏するのが楽しいと思えた演奏会でした。kagariも課題はたくさんありますが、また次に向けて少しずつですが確実に前進して行きたいと思います。
2008年11月16日 23時50分58秒

  • オケの練習
    11月2日、オケの練習でした。今回は場所が文化教室の練習室。時間もkagariたちの前に使ってるところがあったから1時間後ろにスライドさせての練習。ここの練習室は良く響くから吹いててスゴく気持ちいい。kagariも前回の練習が終わってからアンブシュアを崩しちゃってて、しばらく何も吹けるような状態じゃあなかったんだけど、スケールとか基礎的なことをやって週の後半にはなんとか復活。この日は調子良く吹けました。本番もこの調子で行きたいものです。でもここの練習室、周りの音も良く聞こえるから斜め後ろのホルンがさらに気になって仕方がない。あまりにも音外しすぎ。帰りの車でホルン吹きの先輩に愚痴ってると、某お方一人のことらしいんだけど。ブラームスなんかはまともに音が取れてないところもあるし。今さら言ってももう仕方がないけど、目立つところだけでもなんとかならないものでしょうか。この日の練習は「コリオラン」、「こうもり」序曲とポルカ、ブラームスの1楽章、2楽章、4楽章。前半の曲を手早く片付けたからブラームスはまだいつもの練習より時間があったはずなのに、1楽章で時間取り過ぎ。kagariたち木管は前から言ってるように2楽章を合奏してほしかったんだけど、2楽章はさらっと1回通しただけ。今までほとんどやってなかったツケか、木管はみんなこわごわやってるからミスも多い。kagariも間違って吹いてはないんだけど、なぜかなんだか音が合わなくて、怖くてまともに吹けませんでした。めちゃくちゃ不安です。演奏会の前日練習の時にやると指揮者は言ってたけど、やってもらわないと困っちゃいます。でも前回に3楽章中間部のホルンを今回やるからと言ってたのに、3楽章自体やらなかったからこれもどうなるか・・・。でももう時間が無いから、kagariはお家でCDと合奏して練習することにします。泣いても笑っても演奏会まであと1週間ですから。
2008年11月4日 1時10分05秒

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