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kagariの日記

  • カウガールショコラ
    10月30日、ショコラの撮影会でした。今回はカウガール。カーリーヘアのウィッグも着けれると聞いて楽しみにしてたんです。でもこの日は道路がかなりの混雑。いつも込んでる道だけど、いつもにも増して込んでてまったく車が動かない。随分余裕を持って家を出たのに、あと角を1つ曲がればってところで青信号なのにまたまた止まってしまって、予約した時間に間に合いそうになかったから、ショコラを連れて姉と母には車を降りて歩いて先に行ってもらうことにしました。この時、ふと右側を見ると若いお兄さんの乗った黒いセダンがなぜか右折レーンにいるのに左ウィンカーを出してる。どうやら青信号なのに前が詰まっててkagariの車は左折出来ないのに、その車の彼は青信号なのにkagariは人を降ろして曲がらないだけのように見えたようで追い越しにかかったらしい。あまりガラのよろしくない車に見えたので(真っ赤なセダンの外車に乗ってるkagariもお互い様かもしれませんが)、kagariはお兄さんをキッと睨みつけて前の車ギリギリまで車間を詰めてあげました。黒いセダンのお兄さんはその後大人しくkagariの後ろに戻ったようです。そしてやっとショッピングモールの駐車場に入れたのですが、こちらも2000台とめれる立駐なのにやはり満車。駐車場の2階で空くのを待ってたらちょうどkagariの車の後ろで出て行く車が。ラッキーと思ってそこに入れようとバックしてたら、他にもそこへ入れようとした車があったようで、思いっ切りクラクションを鳴らして去って行かれました。かなり気分が悪いですね。まぁこれだけ道路も渋滞してる上に駐車場も満車ときたら気が立つのもわかりますが・・・。結局普段は30分で来れるところが1時間以上もかかってしまいました。家は1時間前に出てきたのですが。お陰でkagariがショコラの元に着いた時には撮影が半分くらい終ってて、カウガールショコラのカワイイ姿がほとんど見れませんでした。残念。仕方ないので写真で楽しみたいと思います。次回は振袖での撮影会です。
2012年1月29日 1時46分53秒

  • KOOZA 4回目
    10月29日、「KOOZA」を観に行ってきました。これで4回目の「KOOZA」。今回はサプライズチケット(半額券)のB席。発売日のちょうど発売開始時刻に映画(ロイヤル・アルバート・ホールで行われた「オペラ座の怪人」の25周年記念公演の映像)を観に行ってて、本編が上映される前の予告の間にA席のチケットを確保出来てたんだけど、IDとパスワードの入力画面で通信エラーが発生して結局取れてなかったので、上映後に取り直したら残念ながらもうB席しか残ってなかったんです。まぁ半額で3500円だからいいか、ってところですね。
    ジェイソンさんを観たくて行った前回、前々回はジェイソンさんが出てなかったので、今回は3度目の正直で久し振りのジェイソンさんのトリックスターでした。まったくアクロバットはしないけれど、やっぱりカッコイイ。動きがシャープでダンスにもキレがあるからショーが締まって見えるし、ターンも軸がぶれないからすごくキレイ。ハイワイヤーの前のシェネなんかめちゃくちゃカッコイイです。パントマイムのような動きは優雅で美しいし、緩急自在な動きが本当に表現力豊か。最初にトリックスターが登場したシーンのあの空気の作り方は凄いなと思います。この日は子供さんが泣いちゃってましたしね。あと他のアクトの時でも動きをパフォーマーの動きにちゃんとシンクロさせてるから、全体の統一感もあるし。
    ただ今回座ったAブロックの席はホイール・オブ・デスが真横からになるので、かなり見にくかったのが残念。でもAブロックは舞台裏にも近いので、ステージの出入りの様子などが見えたりもするので、これはこれで面白いです。それにセットのバタクランの2階はアクトの時に幕が閉まっていてもこのブロックからだとよーく見ると中が見えたりするので、少々マニアックな見方をしたい人にはオススメかもですね。
2012年1月8日 0時39分46秒

  • 白雪姫ショコラ
    10月26日、いつもショコラがコスプレ撮影会でお世話になってるカメラマンさんのスタジオへ行ってきました。Pet博の時に応募したモデルのオーディションにショコラが合格して、モデルブックに乗せる写真が急遽必要になったので。先日の説明会での話ではモデルブックに載せなくても良いとの話でしたが、載せれるのはこの1回限りとのこと。ブックに載せるにはお金がかかり、それも枠の大きさによって金額も変わり、しかもそう安いものではないのですが(説明会ではよくある詐欺みたいに思ってらっしゃるような方もおられたようですが、kagariが登録してる事務所の別部門なので確かなところです。テレビにもよく名前が出てます)、そのブックは関係先に配布されてその写真を見て出演の指名があったり、その写真を使ってグッズなどの製作が行われたりするそうなので、載せないよりは載せる方が使ってもらえる可能性は高いんだそう。でもプロダクションでカメラマンの依頼をするとかなり高額だったので、いつもショコラの撮影会でお世話になってるカメラマンさんにお願いすることにしたんです。
    いつもはショッピングモールのペットショップでの撮影会に参加してるので、スタジオに伺うのは初めて。kagari宅からはそう遠くない(でも近い訳でもないです)、山の手の住宅街の中にスタジオはあるんだけど、ちょっとややこしいところにあってわかりにくいそう。kagariも以前にオケのエキストラさんを送ってその辺りまで行ったことがあるけれど、路地のように入り組んだ道は狭いし坂は急だしで、kagariの大きな車で行くにはかなり腕がいるので今回は電車で向かいました。駅からはカメラマンさんが車で迎えに来てくださいました。そして到着したところはなかなか眺めの良い場所。ご自宅の地下(と言っても斜面に建っているので、お庭から直接入れます)がスタジオになっているんだそうです。
    さて撮影はまずブック用の写真から。背景は過去のブックを見てるとピンクや水色の背景の子が結構いたので、ちょっと違う色をとオレンジ色にしてみました。その前にカメラマンさんオススメの白背景でも撮影。ブック用の写真は耳の先から尻尾の先まで切れずに全身がちゃんと写ってて、しかも顔や毛並みや柄がはっきり写ってないといけないので、落ち着きのないショコラを撮影するのはいつもより大変でした。それでもさすがはカメラマンさん、なかなか可愛らしい写真を撮ってくださいました。それからこちらのスタジオではコスプレ写真が基本料金になっているので、今回はさらに白雪姫ショコラでも撮影してもらいました。こちらの写真はまたスタジオのブログに掲載してくださっていたようです。あと、ペットショップでペットの似顔絵を描いてもらえるイベントをされてるイラストレーターさんとコラボもされてるそうで、写真からイラストを描いてもらえるんだとか。白雪姫ショコラがあまりにも可愛かったのでイラストもお願いしちゃいました。写真もたくさん注文しましたが、それでもプロダクションに依頼して撮影してもらうよりも安かったし、顔なじみのカメラマンさんなので安心して任せられたので良かったです。ブックが出来てくるのが楽しみですね。
    さてスタジオからの帰り道、電車に乗ってるとなんとkagariがお世話になった母校の先生に遭遇。先生はヨガの文化教室からの帰りなんだそう。一時ご病気をされてたとは聞いてたけれど、すっかりお元気な様子。嬉しくてありがたいハプニングでした。
2012年1月8日 0時25分28秒

  • セミナー
    10月24日、モデルトレーニングでした。講師は8月のモデルトレーニングと同じで、モデルさんたちの通う専門学校で教えてらっしゃる先生。まずは前回の復習でウォーキングとポージングの練習。それから今回のテーマの表情を作るお勉強。表情筋を鍛えることで表情が豊かになるということで、みんなで鏡に向かって先生に言われるがままにいわゆる変顔の練習。プロのモデルさんなら笑顔だけでも30通りは作れるのだそう。kagariたちはまず4通りを覚えることから。それからこうした表情の作り方から顔の歪みの治し方だったり今流行りのリンパマッサージの方法なんかが書かれたプリントをいただきました。モデルさんたちは撮影の日には絶対に吹き出物は作らないし、またこうしたマッサージなどの日々の努力は当たり前なんだそうで。普段美容にはあまり興味がなくて、ほとんどほったらかしのkagariにはなかなかのハードルの高さですね。でも表情を作るのが苦手なkagariには今回の表情の作り方のお勉強はとても参考になりました。
2012年1月8日 0時02分11秒

  • 「オペラ座の怪人」25周年記念公演 in ロンドン at the ロイヤル・アルバート・ホール
    10月22日、「『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン」を観に行ってきました。こちらはミュージカルの「オペラ座の怪人」の25周年を記念して、イギリスのロイヤル・アルバート・ホールで行われた記念公演の録画を映画館で公開するといったもの。1週間程度しか上映がされないので、なんとか時間を作って観に行くことにしたんです。映画で、しかも3時間の長丁場。映像だと眠くなってしまうかも、と心配してたんですが、映画館はスピーカーがいいので臨場感があって、まるでホールにいるかのよう。それに出演されてる方が皆さんとにかく歌が上手い。当たり前だけど日本みたいに音程が怪しいとか声がかすれたりひっくり返ったりなんて人はいない(でも歌を重視してるからか、メグはバレリーナにはとても見えませんでしたが)。お芝居の方も素晴らしくて、最後の怪人とクリスティーヌが別れるシーンは切なくて感動的。クリスティーヌも美しい人だし、最高でした。やはり本場のものはレベルが違いますね(ただオーケストラのフルートのソロに1ヶ所ミスがあったのが残念です)。
    あと舞台が通常の劇場と違って天井の高いコンサートホールだったので、シャンデリアを吊り上げたり落としたりなんてことが出来なかったよう(もちろん怪人の隠れ家へ向かうオペラ座地下の湖のシーンでもステージ床から燭台は登場しません)。「オペラ座」と言えばそれがひとつの見せ場なので、それがなかったのが少し寂しかったです。でも逆に舞台が広いのでアンサンブルはどのシーンも通常の倍くらい人数を使っているので華やか。特にマスカレードに至ってはもう豪華絢爛でした。それにオーケストラもシンフォニック・オーケストラが舞台後方の上に配置されてる。「オペラ座」はその名のとおり劇中にオペラが3つも出て来るし、それ以外の曲もクラシカルなものが多いのでオーケストラでの演奏はとても美しいです。それから字幕は浅利慶太氏によるもの。こちらは劇団四季のシナリオがそのまま使われていました(カルロッタの一部イタリア語の歌詞はイタリア語そのままカタカナで出て来てよっと面白かったです。英語で「Oh my God!」とかにすればいいのに、なんて思いました)。で、その字幕なんですが、たまに引いた映像になると映像に字幕が被ってしまって邪魔なところも(ちなみにkagariは英語も日本語も何人かで歌っててややこしいところ意外はほぼ覚えてるで、あまり字幕は見てません)。
    そしてそのミュージカルの上演後、ロイド=ウェバー氏や制作スタッフ、ロンドンの歴代の出演者が登場という豪華さ。そしてロイド=ウェバー氏が「私のエンジェル・オブ・ミュージック」と初演時のクリスティーヌで元妻のサラ・ブライトマンを紹介。その後サラと歴代ファントム4人と現ファントムで「オペラ座の怪人」〜「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」までを舞台の進行通りに歌ってくださって感激しました。予想以上に素敵なフィルムでした(でもぶっ通しの3時間はキツイので1幕と2幕の間に休憩を入れてほしいのと最後のスタッフロールで何か音楽があればもっと良かったです)。ちなみにDVDは1月25日の発売のよう。早く欲しいですね。
2012年1月7日 23時56分02秒

  • またまたKOOZA
    10月18日、「KOOZA」を観に行ってきました。これで3回目。前回はジェイソンさんがアメリカに帰ってらっしゃって出演してなかったんだけど、日本に戻って来てショーに復帰される日がわかった時点で取ったのがこの日のチケット。戻って来たのはいいけどプロモーションだかの関係で出演しない日がいくつか発表されてて、この翌日(19日)がジェイソンさんは出ない日ってなっててホッとしてはいたんだけど・・・。前日に職場からお芝居のレッスンに向かう途中にジェイソンさんのFacebookを見たらなんと予定が変更されてて、kagariがチケットを取ってたこの18日の公演が出演されないことに・・・。めちゃくちゃショックでした。
    前回のジェイソンさんが出てない公演がちょっと残念な感じだったので、あまり気は進まなかったのですが、スタジオで同期になだめられ、チケットももったいないのでとりあえずは出掛けることに。今回の席は12列目。斜めからだけど、前が良く見える席だったから本当に残念。で、あまり期待せずにアクトを楽しむかと思って観ることにしました。するとこの日に登場したトリックスターは前回のセルゲイさんとは違う方で、ちゃんと踊れるし少しはスティックも回してくださる。ジェイソンさんほどダンスは上手くはないけれど、そこそこかっこ良く演じてくださるので来て良かったと思いました。この背も高くてスーツのような細身の衣装を着ていても上半身が結構ゴツイ感じのこの日のトリックスターはアーチョムさんとおっしゃる方だそう。衣装が青いのだけしかないみたいで、途中見慣れなくてなんだか変な感じでした。でもアーチョムさんのお陰で今回は楽しめました。ただちょっとフープのイリーナさんが不調だったよう。これだけの身体能力があって、しかも小さい頃から訓練されてるような方でも不調な時ってあるんですね。次に来る時はまた素晴らしいアクトを見せていただきたいです。本当に素敵なアクトなので。
    それから1つ気になることが。2部が始まる直前、なぜかkagariがある席を見ていると、そこへ若い外国人の男の子が1人やって来ました。そこはいわゆる関係者席。kagariの席からだと少し離れているので断定はできないけれど、見たことがあるような顔(毎日のように写真は見てるので)の彼はまさか・・・。終演後にもう一度確認しようと思ってたら、終演前に席を立たれていたようで、終演時には既にいらっしゃいませんでした。熱烈なファンの方のTwitterでは終演後に出演者の方に聞いても「来てない」って言われたそうなので、kagariの見間違いかもしれませんが。でもやはり気になります。
2012年1月7日 23時21分19秒

  • セミナー
    10月17日、お芝居のレッスンでした。この日の講師の先生は前回と同じ先生。今回も前回と同じSF短編のシナリオを使ってのお稽古。前回に比べると今回は出席者が多いので、少し役も変更。kagariも役が3つから2つへ減っちゃいました。それから前回は本読みだけだったけれど今回は立ち稽古。でも脚本があって立ってお芝居するのは初めて。kagariはもう少し派手にお芝居をしたかったのですが、他の方たちはやはり慣れないからか、ただ立ったままでシナリオを読んでいる状態だったのでkagariも控え目でのお芝居。結局このシナリオは前半だけで、レッスンの後半はまた違うシナリオを使うことになりました。こちらの登場人物は2名だけ。妻(夫)を殺してしまった人とその知人との死体を前にしたやりとり。席に座った順でペアを組んでの演技。特に先生から言われた訳じゃないのに、皆さんそれぞれの役が他の人が演じるのと違った解釈になるよう演じられてて、見ていて面白いし勉強になります。kagariはやはりいつもの同期の男の子とのペアだったので、前半とは違ってスタジオを目一杯使って伸び伸びと演じられました。相手が良いと自分もお芝居がしやすいですね。彼のお陰でかなり大受けなお芝居が出来てkagariも楽しかったです。
    それから9月にエキストラとしてドラマの撮影に参加させていただいたのですが、やはりだれでも参加できるボランティアエキストラとは違ってヘアメイクに衣装付き。kagari以外の方は大手の有名プロダクションから派遣されてきた方ばかり。なのでちゃんとしたレッスンを受けていらっしゃるからそれだけでも気後れしそう。それに撮影では本番に入る前に何度か同じお芝居をするんだけど、エキストラには助監督さんが必ず付いて演技指導があり、出来なければもちろん注意される。言われたように演技してるつもりでも、そうは見えてなかったりなんてこともあるし。それを思うとやはりこうしたお芝居のレッスンは本当に重要だなと思います(レッスンの案内の声も掛からなかった方もいらっしゃるそうなので、kagairはこうした機会を与えてもらえて良かったです)。これからも頑張っていきたいと思います。
2012年1月7日 23時05分38秒

  • 琵琶湖
    10月8・9日で琵琶湖へ行ってきました。3連休の間、琵琶湖のホテルのkagariのお部屋が占有日だったので、姉とオケの演奏会のお疲れさま会を兼ねて。本当は2泊できたんだけど、あまり長く琵琶湖にいても特に観光したいところもないので1泊だけにしました。
    例によって梅田でお昼を食べてからの出発。この日のお昼は粋花へ。こちらはKYKの系列店なんですが、とんかつ屋さんによくある山盛りのキャベツが付け合わせになっているのではなく、大根サラダやひじきの煮物など(切り干し大根だった時も)が小鉢に入って出てくるような、とんかつを少し上品に食べられるお店。kagariは山盛りのキャベツやご飯を見るだけでお腹がいっぱいになってしまうので、こうしたお店はとてもありがたいです。さて大阪駅から米原へ向かおうとホームで新快速を待っていると、神戸線で5分ほどの遅れが発生。それがどんどん遅れがひどくなり、しかも待ってる間にその新快速で急病人が出たとかでさらに遅れ、kagariたちは駅で30分ちょっと待つはめに。結局はkagariが乗ろうとしてたのより1本後の新快速に乗ったのとほぼ同じ時間。それでもまだ5分遅れの時間での到着。米原の駅には30分に1本の新快速に合わせてホテルのシャトルバスも30分ごとに出てるのですが、普段でも新快速の着後すぐの発車時間。今回は米原への到着も遅れたので、定刻出発のシャトルバスには間に合わず。駅で次のシャトルバスまで30分も待ちたくないし(駅には時間を潰せるような所がないので)、ホテルまでは車なら10分ほどの道のり。そう高くはなりそうにないからタクシーに乗って行くことにしました。kagariたちが乗ったタクシーの運転手さんは何やら話し好きな方の様子。ホテルの敷地がその運転手さんが通われた学校の跡地だったそうで、水泳の授業を琵琶湖でやった(まだその当時の杭がそのまま琵琶湖に残っています)とか興味深い話が聞けました。たまにはタクシーにも乗ってみるものですね。到着したホテルはちょうどチェックインの時間のようで車寄せも大混雑。玄関までつけるとかなり時間がかかりそうだったのでスロープの下でタクシーを降り、忙しそうなベルを横目に歩いてホテルの玄関を入ってオーナーズレセプションへ向かうと、意外にもオーナーズレセプションは閑散としてる。人が多いのはゲストさんたちが多いからみたい。名前とオーナーであることを告げると「荷物も持たずで申し訳ない」とかなり恐縮されてしまいました。
     夕食は17時から。あまり時間もないのでラウンジにも行かず、お部屋でのんびり。暇つぶしに最近はあまり見ていないホテルの案内を見てるとエステのフェイシャルのオプションに超音波なるものを発見。これは以前にテレビで顔の半分だけ超音波を施術してどれだけ変わるかを見て、あまりの違いにびっくりしていつかやってみたいと興味があったんです。これには姉とも意見が一致。夕食後に予約が取れないか電話で問い合わせることに。でもやはりこの3連休なので2人一緒に受けれる時間がなく・・・。残念だけどまた次の機会にということになりました。さて、夕食は欧風料理のレストラン。今回は少しお料理のランクを上げて、伊勢エビと近江牛が食べられるコースにしました。なんて贅沢。こちらのコースはホタテ貝柱とズッキーニが透明のお皿に並べられたオードブルが美しくて印象的でした。ただメインの近江牛はやはり良いお肉を使っていたようで、霜降りなど脂の多いのが苦手な姉には少々きつかったようです。あとkagariはアルコールがダメなのでノンアルコールのカクテルやソフトドリンクを注文するのですが、この日はあまりめぼしいものが見付からなかったので、テーブルを担当してくださる女性スタッフさんにオススメを聞いてみました。するとブドウのジュースがオススメとのこと。なんとこちらのブドウジュースはワインを作るのと同じブドウを使っているのだとか。それを聞いて興味をひかれたのでこちらを注文。するとワインのようなボトルでやって来て、ワイングラスにサービスしてもらうとまるでワイン。でも味はとても甘くてまさしくブドウジュースで面白い。普通のブドウジュースよりも甘みが強いけれど上品な味で美味しい。多分他のテーブルから見るとかなり飲みっぷりのいい女性に見えたかもしれませんね。なかなか気に入ったのでメインの前に2杯目を注文すると、こちらには白もあるとのこと。なのでもちろん白を注文。まだボトルを開けてなかったもののようで、テーブルの後ろでコルクを抜いていらっしゃるのが見えました。で、こちらはやはり白ワイン。最初に飲んだ赤に比べるとさっぱりしているから霜降りの近江牛に良く合う。さすがですね。デザートはワゴンサービス。ケーキやクレームブリュレなど7種類あって、いつもどれにしょうかと悩むのですが、すると先ほどのテーブル担当のスタッフさんが「少し小さめにカットして全種類いかがですか?」と提案してくださいました。本当に良く出来たスタッフさんですね。感心しました。kagariは今回は抹茶ケーキやバニラアイスなど4種類だけにしましたが、次回は全種類にしてみようと思います。ついでに桃のコンポートが美味しかったので、こちらは×2で。
    食後はショップを覗いてお土産物などを買ってからお部屋へ。まだ随分早い時間なのでチェックインの時にお願いしてDVDのデッキを借りていたので、家から持って来ていた最近ハマってる「KOOZA」のDVDを見て、22時半頃にスパへ。すると今までにないくらいの相当な混み具合でびっくり。しかもカランは人がいないところもあるのに物を置いてキープされてるので使えるところがなかなかない。これは迷惑ですね。最近やはり大河ドラマの影響で琵琶湖はお客さまが多いですが、ゲストさんが多いとマナーの悪い方も多いようで少々残念です。
    翌日の朝食は久し振りにバイキング。食後にはゆっくりとお茶をしたいからいつものようにラウンジへ。席が空くまでしばらく待たなくちゃいけないんだろうな、なんて思ってたんですが、なぜかガラガラ。ゲストさんたちは観光に忙しいからラウンジで優雅にお茶してる場合じゃないか、もっと早くにホテルを出ちゃってるんでしょうね。特に予定のないkagariたちはゆっくりと美味しいカフェオレなどをいただいて部屋に戻り、またしばらくDVD。今度は「KOOZA」の日本公演記念版。こちらは日本公演の前に撮ったやつなので、ジェイソンさんはもちろん出てはいないのですが、舞台裏が大好きなkagariはこのDVDも結構気に入ってるんです。
    ホテルをお昼前に出発して彦根へ。クラブハリエでバウムクーヘンを買って、ランチに何を食べようかとキャッスルロードを物色。やはり3連休、かなりの賑わいで食べ歩きの出来そうなものが売っているお店は行列が出来てました。今回kagariたちが目を付けたお店はバウムクーヘン豚を出してるお店とあゆ雑炊を出してるお店の2つ。でもよく見るとバウムクーヘン豚の方はもうランチタイムが終っちゃってる。なのであゆ雑炊の方にしました。こちら「あゆの店きむら」はお店の前で鮎を焼いてて、たくさんの方がその周辺で鮎を食べてらっしゃる。そう言えばkagariは今年は鮎を食べてないのを思い出し、食事はあゆ雑炊に塩焼きも付いたセットにしました。席がテーブル4つしかないお店なので随分と待ちましたが、あっさりとしたあゆ雑炊はとても美味しかったです。鮎は魚の嫌なクセがないのでkagariは大好きです。また食べに来たいですね。
    さて、今回の琵琶湖の旅行もこれで終了。でも実は家にkagariが行くとkagariの分が無料になるホテルの宿泊券が残ってたことが判明。期限が12月末までなので、また近い内に来る予定。次はディナーショーかエステか・・・。次の旅行が楽しみです。ただkagariは他にも旅行を年内にあと2つ予定してるので、いつ行けるのかわかりませんが・・・。
2012年1月7日 22時18分44秒

  • セミナー
    10月3日、お芝居のレッスンでした。今回の講師の先生は役者でやはり演出もされる方。だけど普通に話をしてる時はどことなくシャイな感じの男性の先生。kagariの受けてる月曜のクラスには80歳を超えた女性がいらっしゃり、先生に「聞こえないからもう少し大きな声で話してほしい」と注文されたりして面白い。しかも今回の先生は何か経験者のクラスと勘違いをされてたようで、教材にはあるSF短編の戯曲を丸ごと(短編とは言え全部で十数ページあります)持っていらっしゃいました。でもkagariたちはこういったシナリオはシェイクスピアの一部を配られただけで、まだ読むといったこともしていない。とは言っても教材はこれしかないので、kagariたちにとっては思いがけず長編の本読みとなりました。各シーンごとに先生がそれぞれ役を当てていかれるのですが、kagariはなかなかにセリフの多い役ばかり3つを当ててくださったので、出番が多くて大変。逆にkagariの同期でいつも派手な演技で目立ってる男の子はあまり出番がない様子。SFなのでロボットが出てきたり、世界的な大怪盗が出てきたりしてぶっ飛んでいる分、それぞれのキャラクターを演じ分けるのも難しい。次回はこの戯曲で立ち稽古に入るそうです。
2011年12月15日 0時03分47秒

  • KOOZA 2回目
    9月27日、「KOOZA」を観に行ってきました。kagariは2回目の「KOOZA」。ジェイソンさんのトリックスターがもう一度観たくてチケットを取ったんだけど、残念ながらジェイソンさんは11日から4週間の休暇でアメリカに帰っちゃってるらしい。ジェイソンさんのHPやFacebookにはちゃんとそのスケジュールが書いてあったから、先に見てからチケットを取れば良かったんだけど・・・。取ってから気が付いたんで仕方がないですね。まぁ他の人が演じたらどうなるかっていうのも興味があったので、とりあえずは楽しみにして行ってみました。
    まずはエントランステントで「KOOZA」のCDを購入。kagariは興味のある音楽なら一度聴くと覚えてしまうので、3日に「KOOZA」を観てからその音楽がずっと頭から離れなくて大変だったんです。「KOOZA」の音楽はエキゾチックで少しノスタルジック。とても印象的でカッコイイんです。ただし歌詞が書いてないし、どうも英語じゃないみたいだから(CDではタイトルが英語のものやフランス語のもの、それからサンスクリット語?のようなものなどがありました)どういう意味を持ってるのか良くわからないのが残念です。ちなみにkagariはCDの3曲目に入ってる「L'innocent」と最後の「Hum Jaisa Na Dekha」、5曲目の「Junoon」(こちらはショーでは違う歌詞で歌われています)がお気に入りです。
    さて、この日のトリックスターはハンド・トゥ・ハンドのアクトをされてるセルゲイさん。ジェイソンさんとはとても仲が良いみたいでTwitterにもよく名前が出てくる方。トリックスターとしてステージに登場されて、見た目は格好良かったんですが・・・。あまり派手には踊られないし、アクロバットもほとんどなし。なんとなく他のアクトやショー全体としても締まりがないように見えてしまって、やっぱりジェイソンさんがいいかも・・・なんて思ってしまいました。ただこの日は前回観れなかったホイール・オブ・デスを観ることができました。こちらは天井から吊るされた軸を中心に回転する2つの輪の中や外で男性2人がそれぞれパフォーマンスをされるんですが、これがすごい迫力。圧倒されてしまいました。これは一見の価値があると思います。観れて良かったです。それからこの日のA席やB席には小学生の団体さんが来てて(うらやましいですね)、反応が素直なので結構盛り上がってたのがこちらも見てて楽しかったです。他にも平日の昼公演には色々なツアーだったり団体のお客さまが来ているみたい。平日でもほぼ満席で大盛況のようです。
2011年12月14日 23時42分51秒

  • Pet博2011
    9月23日、Pet博へ行ってきました。今年はショコラをバギーに乗せて一緒にお出掛けです。南港のインテックスまでは少し遠出でしたが、ショコラは電車の中でもお利口にしてくれました。到着してまず向かったのはステージ。こちらではBSジャパンで放送中の「だいすけ君が行く ポチたま新ペットの旅」に出演されてる松本君のトークショーがあるので。去年も遊びを交えた面白いトークショーだったので、今年はどんなお話が聞けるのかと楽しみにしてたんです。今回は同じく「ポチたま」に旅犬として出演してる、だいすけ君の生まれた時のお話でした。だいすけ君のパパのまさお君はとても女の子好きで、お嫁さんを募ったところすぐに子供が出来たんだそう。それでそのママのお腹にはエコーの検査で7匹いることがわかってて、出産も明け方までに7匹を産んだんだけど、なぜかそのみんなが生まれた後にかなり遅れて生まれてきたのがだいすけ君という生まれながらにマイペースな子だったんだとか。そしてだいすけ君のパパで初代旅犬のまさお君の後継を選ぶ時に毛の色が黒い子だとカメらを通すと表情が映らないから、とイエローの子でしかもオスはだいすけ君だけだったので、まさお君の後継はだいすけ君になったんだそうな。kagariもそのマイペース振りにはいつもテレビで見て癒されてます(去年のPet博にはだいすけ君も来てましたが、意外にもなかなかのお利口さんでした)。可愛いですよね。
    トークショーの後は少し会場をウロウロ。たくさんのペット用のグッズやお洋服のお店が出てて、その中にショコラに似合いそうな可愛らしい冬物の3段フリルのジャンパースカートを発見。すると一緒に来てた母が買ってくれました。他には写真でモザイクアートを作るとかいう企画があったので、ショコラも参加。背景は紅葉した木々のと雪景色のがあって、青い空に白い雪が印象的な雪景色の方を選択。そして撮影となったんだけど、やはりなかなかじっとしてくれない。ショコラは本当に集中力がすぐに切れてしまうので困ったものです。そしてもう1つ、今回ここにショコラを連れて来た目的がこれ。ペットモデルの応募です。kagariが登録してる事務所にはペットモデルの部門もあって、応募用紙もマネージャーさんからもらってたんだけど、なかなか自分ではその応募用に使えそうな写真を撮るのが難しい。で、去年のPet博の会場でペットモデルの募集と応募用の写真撮影をしてたのを思い出したので。撮影は先程のところでもなかなか上手く撮らせてくれなかったから、ちゃんとじっとおすわりしてくれるかがめちゃくちゃ不安。案の定、kagariが撮影用のステージにショコラを置くと、ショコラは1匹で置いてかれるのを嫌がってkagariに抱っこをせがんだり、果てには逃走しちゃったり。kagariでは甘えてなかなか言うことを聞いてくれないので姉にチェンジ。するとちゃんとおすわりして撮影されてる。これだけ見たらかなりのお利口さんに見えるかも。結果は1ヶ月後。楽しみですね。
    会場は犬も人も多くて少し疲れてきたので、インテックスを後にショコラの散歩も兼ねてATCへ。海辺のテラス席で船を見ながらクレープとカフェオレで休憩。天気もいいし、眺めもいいので最高ですね。そしてされに散歩しながらコスモスクエアの駅まで。疲れ知らずのショコラは元気に走ってました。若いしさすがはパピヨン、本当に体力のある子です。駅に到着した頃はちょうど夕陽の美しい時間だったので、せっかくなので海辺のシーサイドプロムナードへ寄り道。kagariも南港へは仕事で5年ほど通ってましたが、ここへ来るのは初めて。でもウッドデッキの足下がもう海で、視界がグッと開けていてとても気持ちのいい場所でした。もしもkagariがこの辺りに住んでたら、ATCとここは間違いなくショコラのお散歩コースになってますね。楽しいイベントと素敵なお散歩が出来て幸せな休日になりました。

    11月29日朝、話題にさせていただいていた旅犬のだいすけ君が胃捻転のため、旅先で急逝されたそうです。あの愛らしくてユニークな姿がもう見られないと思うと寂しくてなりません。ご冥福をお祈りいたします。
2011年12月14日 23時19分13秒

  • セミナー
    9月12日、お芝居のレッスンでした。講師の先生は前回と同じ女性の先生。今回も色々なテーマを与えられて次々に演技をしていくんだけど、前回は1人ずつでのお芝居だったのに対し、今回は2人ずつ。相手があることだからなかなか難しい。しかも相手の表現が薄い時に自分がリアクションをする側だと特に。それにkagariの職場の同期の男の子はかなりオーバーに表現をする子なんだけど、kagariはその彼と大抵隣同士で座っているせいか、彼とのペアで見本のように最初に演じさせられることも多いし。お芝居って本当に難しいです。
    そして先生が最後にシナリオを1枚配ってくださったんですが、これがなんとシェイクスピアのある戯曲の一部。セリフのお勉強はまだほとんどやってないのに、いきなりシェイクスピア?とびっくりしてしまいました。シェイクスピアのセリフは独特の言い回しとかもあって難しいのに・・・なんて思ってたら次回の先生のレッスンまでの宿題。次にこの先生のレッスンがあるのは出産後なので、年が明けてからの予定だそう。シェイクスピアは難しいけれど、その分楽しみです。
2011年12月14日 22時43分34秒

  • セミナー
    9月5日、お芝居のレッスンでした。この日の講師は役者でもあるけれど、演出もされるという女性の先生。まずはお腹が大きくてビックリしました。
    今回の講師の先生は色々なテーマを与えては演じさせるなど人をたくさん動かし、その中で表現するということを教えてくださる。◯歳の××さんという役なら、ただ◯歳の人を演じるんではなくて、××さんの人生の中の◯歳の時を演じるんだといった心構えのようなことや、ただ後ろを振り向くという演技でも振り向くスピードやその角度などによってもまったく印象が変わるんだという技術的なことまで。役者さんの演技というのはどう見えるかをすべて計算された動きなんだそう。表現するということは頭がいるんですね。難しいです。そして一番お勉強になったのが、「ある時、私が道を歩いていると、どこからか音or音楽が聞こえてきました。私はその音or音楽を聞くと( )となり、思わず( )してしまいました。」という文章で、スタジオの真ん中くらいまで歩いてきて、そこで音だか音楽を聞いて( )の部分を表現するといったもの。kagariを含め皆さん指示されたようにスタジオの上手から歩いてきて、真ん中で( )の部分だけを表現していたのですが、実はこの文章で一番大事なのが最初の文章。「ある時」とはどんな時なのか、寒い冬の朝なのか暑い夏の昼間なのか。それによって歩き方を変えなくてはいけません。そして次にどんな道で何の目的で歩いているのか。まずそれを表現しなくてはいけない、と。言われてみれば確かにそうなんですよね。穴埋めばかりに気を取られていたので目からウロコでした。ついでに言えば、これは音楽を演奏する上でも役に立ちそうですね。今回は学ぶことが多くて、とても内容の濃い充実したレッスンでした。
2011年12月14日 22時35分55秒

  • KOOZA
    9月3日、シルク・ドゥ・ソレイユの「KOOZA」大阪公演を観に行ってきました。この日は台風12号の影響で大阪市内は暴風波浪警報が発令。公演の開催が心配だったんですが、HPでは通常通り開催するとのことでホッとしました。公演会場の中之島ビッグトップへは普段ならJRの福島駅から歩くけど、この日は地下鉄の肥後橋駅から。と言うのも開演が12時からなので、土佐堀のコメダで腹ごなしでもと思って。モーニングを食べて、11時過ぎにコメダを出て会場へ向かいました。途中バックヤードの横を通るのでチラッと見ると、既にメイクした顔に私服のアーティストの方が。ちょっと不思議な光景でした。エントランス・テントでは入ってすぐ右手で何やらイベントをやってるようで人だかりが。見るとお笑い芸人のピースがいらしてて、この日は9月3日で「クーザの日」ということで、9月3日や9と3に縁のあるクーザな人を探すというイベントをやってたんだそう。9月3日が結婚記念日という人やバストが93cmなんて女性が登場されたようです。kagariはまずパンフレットと今回の「KOOZA」と前回の「Corteo」のDVD、それから姉のリクエストでクレープクッキーを購入しました。
    この日のkagariが行った公演は貸切公演で、取ろうと思えば10列目以内の席も取れたのですが、舞台全景を見渡したいkagariはあえて通常のS席を選択。今回は少し後ろになってしまって15列目の席。でも狙い通り舞台上に映し出される照明やすべてのアーティストが見渡せました。「KOOZA」は「Corteo」のような凝った演出ではなくて、アクトも演出も本当にオーソドックス。でもだからこそそれぞれのアクトの高度な技も映えるし、出てくるキャラクターやクラウン、アーティストたちすべてが魅力的に見える。最近シンプル志向のkagariにはとてもツボにハマったショーでした。どのアクトも素晴らしくて驚きの連続だったんですが、特に気に入ったのは3人の女性が身体の柔軟性をいかして、美しいポーズをリズミカルに意外にも速いテンポで繰り出してくるコントーションというアクト。それから銀色のフープがキラキラと光って幻想的なフープ・マニピュレーションですね。あとこの日はユニサイクル・デュオがなくてハンド・トゥ・ハンドだったので、またユニサイクル・デュオも見れたらなと思います。それから台風の影響で楽しみにしてたホイール・オブ・デスがなかったのが残念でした。でもそんな「KOOZA」の中でもとにかくオープニングからkagariが目を奪われたのがトリックスター。トリックスターとは主人公の少年イノセントを自らがイノセントのために創ったクーザ王国へ導き、イノセントを見守っている存在なんだそう。立場的にはキャラクターでクラウンの一種なんだろうけど、クラウンのように人を笑わせたりはしない。ほぼすべての演目のどこかに顔を出し、セリフの無い狂言回し的立場の役。ちなみに「トリックスター(Trickster←スペルが間違ってるなんて思わないでくださいね)」とは神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好きとして描かれる人物のことなんだそう。「KOOZA」の世界を操り、イノセントを優しく見守りながらも弄んで楽しんでいるような性格が「トリックスター」のよう。若いけれど高貴で何でも知ってる大人の男性といった感じで、イノセントを次々と新しい世界に案内し、その時々でイノセントに色々なこと(女性の扱い(?)のようなことも)をやって教えてみせる。でも時にサディスティックで何を考えているかわからない、矛盾が同居したこのたくさんの個性を持ったキャラクターは本当に魅力的。それだけでなく、ストライプの派手な柄のスーツ姿の彼はとんでもなく踊りが上手い。手にしたスティックを器用に回し、足の先までビシッと伸びたその姿はとても美しい。ダイナミックでめちゃくちゃキレがあり、緩やかな動きでは繊細で、豊かな表現力を持ったダンスは一度見たら忘れられない。姿勢や歩き方、立ち居振る舞いを見てると、ちゃんとしたバレエのキャリアのある方とお見受けしました。また、舞台から消えるまでは頭の先から足の先まで一瞬たりとも気を抜かないところを見ても、ちゃんとお芝居の心得があるようで素晴らしい。本当に格好良くて、もう一目惚れ状態でした。最後にトリックスターがイノセントに丁寧に別れを告げて消えてしまうところはとても切なかったです。
    調べてみると、このトリックスターはジェイソン・ベレントさんとおっしゃる方で、DVDにも出演されてるオリジナルの方。既にシルクを辞められてるそうですが、なんでも東京でトリックスターを演じてた方(チャンスさん)が怪我をされたとかで期間限定で復帰なさっているんだとか。チャンスさんには申し訳ないけれど、これはこれでラッキーだったかもしれません。ただ、少し気になったところもあったので、翌日DVDを見てみました。TVの特番でやってた冒頭の大きなびっくり箱からトリックスターが飛び出してくる、あれです。kagariが観た時は、気が付けば箱の横にトリックスターが佇んでいる状態だったので。DVDではもちろんトリックスターは箱から飛び出してるしアクロバットも鮮やか。どうも最近のジェイソンさんは足の調子がよろしくないようで、あまりアクロバットもされないし、びっくり箱からの大ジャンプもされてないようなのでちょっと残念。それから今回のような離れた客席からだと表情まではよく見えなくて、サディスティックで時に狡猾とも思える様はメフィストフェレスのようだったけれど、DVDでは優雅な身のこなしと時折イノセントに見せる優しい表情が印象的。kagariはこういったショーはライヴで観る臨場感が好きですが、DVDもなかなか楽しめますね。観に行けない方にもオススメしたいところですが、残念ながらこちら「KOOZA」の日本語版のDVDは会場限定での販売なんだそうです(英語版ならシルクのHPから購入できます)。
    それからジェイソンさんはカーテンコールでは被り物を取って出て来られたんですが、トリックスターを演じてない時は普通にさわやかな笑顔のイケメンでした。このギャップも素敵ですね。また、これだけ自分とは違った人格(人間でないものなら特に)を演じ切るというのは大変難しいということを最近実感しているkagariですが、彼の演技はかなりの刺激になりました。kagariも頑張ってお勉強したいと思います。
    「KOOZA」を観た後はせっかくなのでリーガ・ロイヤルへお茶をしに行きました。「Corteo」の時に行ったナチュラル・ガーデンが改装でなくなってたのでメインラウンジへ。以前のメインラウンジはコーヒーだけでも1000円以上のなかなかのお値段で、kagariには立ち入れないようなところだったんですが、価格が改訂されたようで普通のホテル並みのお値段になってました。これは嬉しいですね。「KOOZA」をイメージしたケーキ(堂島ロールで有名な「モンシュシュ」にもトリックスターをイメージしたロールケーキが出ていたようです)があったんでそちらを注文したのですが、やはり人気があるようで既に売り切れちゃってました。残念。代わりにお重セットでアイス抹茶ラテを注文。3段のお重にそれぞれクリームあんみつやわらびもちなどが入っていてお得な気分。kagariのように色々食べたい欲張りさんにはちょうど良いメニューですね。また利用したいと思います。
2011年12月7日 1時07分11秒

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