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アンダルシア 女神の報復
6月29日、「アンダルシア」を舞台挨拶付きで観に行ってきました。この日は「アンダルシア」をいつも行く映画館に観に行くつもりで、早くから仕事の休みを予約してたもの。ところが23日の夜にたまたまホームページを開けてみたら、その日に名古屋で織田裕二さんと西谷弘監督による舞台挨拶があるとのこと。まぁでももう席は無いだろう、なんて思ってたら、前方の真ん中ブロックはもう完売しちゃってたものの、それ以外ならまだまだ席が残ってる。上映時間も13時20分からだから、日帰りでも充分。って訳で、すぐにチケットを予約して名古屋まで行ってしまった訳です。
当日は普段仕事に行くのと同じくらいの時間に出掛けて特急に乗り、10時30分頃には名古屋へ到着。カクキューの味噌ソースや名古屋フランス(期間限定のマンゴーや名古屋人限定の小倉&マーガリンなんてものが出てたので、もちろん購入)をお土産に買ってコインロッカーに入れ、いつものパステルでランチ。12時過ぎにお店を出て駅に向かおうと名駅前の大きな横断歩道を渡ろうとしてたらテレビの中継をやってる様子。暑い中をスーツにネクタイ姿のリポーターが「現在37℃です」なんて言ってる。確かにめちゃくちゃ暑い日だったけど、37℃とは・・・。聞かなきゃ良かったって感じです。
名古屋からあおなみ線に乗って荒子川公園にある映画館に着いたのはまだ13時前。何かグッズでもと思ったけど、「アンダルシア」のものはパンフレット以外何も置いてない。パンフレットだけ購入して、じゃあポイントを交換してカフェオレでも飲もうかと思ったら1階の待合室はこの日は閉鎖。この日は1階の奥にも入れないようになってました。それなら、と2階に上がると今度はカフェが営業してない。しかもソファはもう空いてるところが無い。仕方がないので開場の時間までしばらくボーっとしてました。でも普段よりは早くシアターに入れてもらえたので、あまり長く待たずに済みましたけどね。kagariの席は真ん中の通路のすぐ後ろ。少し上手寄りだけどもほぼ真ん中。舞台挨拶を見るには少しだけ遠いけど、でも映画を観るにはいいし悪くない席ですね。
さて、「アンダルシア」と言えばkagariのようなジャニーズ好きだとマッチさんの曲が出てきてしまうので困ってしまいます。まぁそれは置いといて、今回の「アンダルシア」は場所がパリ〜アンドラ〜バルセロナ〜アンダルシアと移動して行く。パリではエッフェル塔や凱旋門、オペラ・ガルニエ、スペインではサグラダ・ファミリアなどの世界遺産を贅沢にも単なる背景に使ってしまうのは前作の「アマルフィ」と同じだけれど、前作のように次から次へと観光地巡りをしてるような作り方ではないので、前回批判の多かった観光映画って感じが少し薄れているようです。でもそれによって前作程には魅力的な映像が無いように思いました。今回の目玉のロンダは確かに空撮で撮ったものは迫力ものでしたが、もっとじっくりロンダの美しい景色を見せてほしかったですね(「アンダルシア」なのでミハスのような美しい白い町並みとか期待してたのですが・・・)。それから前作は時期もイルミネーションが美しいクリスマスから年越しだったり(エンドロールの映像がkagariは大好きです)、サラ・ブライトマンがカゼルタの王宮で歌ってたり(今回もイル・ディーヴォじゃなくてサラ・ブライトマンが良かったです)、クライマックスも大使館のパーティー会場だったりと相当に華やかだったので、今回はやはり地味だなぁ、と思ってしまいました。ただその分物語はしっかりと構成されていて、登場人物についても奥行きが出ていたように思います。3人それぞれの駆け引きなんかも面白いし、黒田は何をやってもやっぱりかっこいいしね。今年の年明けにはドラマもやってましたが、映像や物語の流れなどを見ると、ドラマよりも断然映画の方が良かったとも思いました。さうがは西谷監督ですね。スケジュールの都合で「アマルフィ」のように6回も観に行くことはできませんが、もう1回くらいは観に行きたいと思います。
さて、映画の終演後はお待ちかねの舞台挨拶です。公表されてた出演者は最初にも書いたように織田裕二さんと西谷弘監督のお2人だけだったんですが、サプライズゲストとして伊藤英明さんも出演。司会の方が発表された途端、すごい歓声があがってました。客席のスロープがかなりきついのでkagariの席からだと下に見下ろす感じでやっぱり少し遠かったです。織田さんはとにかく歯が白いって印象。伊藤さんは話すことすべてが面白い。舞台挨拶の映像は多分DVDに収録されるでしょうから、またkagariもそちらで楽しみたいと思います。ただ、黒田が結花に眠らされちゃうシーンで、織田裕二さんが「ただ単に結花にはめられて眠らされたと思った人は居残ってください」なんて気になることをおっしゃってたので、kagariもそのシーンを確認するべく絶対にまた観に行かないといけませんね。それから織田さんは黒田というキャラクターが本当に気に入ってらっしゃるのか、「皆さんの力で黒田と神足を次の任地(ドバイ)へ連れて行ってください」といったこともおっしゃられてました。今回の映画には「黒田耕作最後の任務」なんてコピーが付けられてたんで黒田が好きなkagariとしてはちょっとショックだったんですが、織田さんからそんな発言があったのですごく嬉しかったです。また続編が観れるといいですね。
舞台挨拶が終了して、客席のお客様たちは映画館の駐車場出口へ殺到。あまりにもよく見える場所にあるのでkagariもちょっとは気になったんですが、kagariはそういったことはしない主義。それに何よりも暑すぎるし・・・。とりあえず早く名古屋に戻って特急に乗りたかったしね。何せkagariが使える特急は1時間に1本だから(他にも特急はあるんだけど、乗り換えが多かったり、結局は1時間に1本のと帰る時間が同じだったりするので)。名古屋に戻って特急の時間までには少し時間が余ったのでカフェでお茶して、さらに高島屋の地下でさんわの手羽先をお土産に購入してから特急(デラックスカーにしてみました)で帰宅しました。今回は日帰りということで、あまり時間がなかったのが残念です。また名古屋にはゆっくり来たいと思います。
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