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kagariの日記

  • アンダルシア 女神の報復
    6月29日、「アンダルシア」を舞台挨拶付きで観に行ってきました。この日は「アンダルシア」をいつも行く映画館に観に行くつもりで、早くから仕事の休みを予約してたもの。ところが23日の夜にたまたまホームページを開けてみたら、その日に名古屋で織田裕二さんと西谷弘監督による舞台挨拶があるとのこと。まぁでももう席は無いだろう、なんて思ってたら、前方の真ん中ブロックはもう完売しちゃってたものの、それ以外ならまだまだ席が残ってる。上映時間も13時20分からだから、日帰りでも充分。って訳で、すぐにチケットを予約して名古屋まで行ってしまった訳です。
    当日は普段仕事に行くのと同じくらいの時間に出掛けて特急に乗り、10時30分頃には名古屋へ到着。カクキューの味噌ソースや名古屋フランス(期間限定のマンゴーや名古屋人限定の小倉&マーガリンなんてものが出てたので、もちろん購入)をお土産に買ってコインロッカーに入れ、いつものパステルでランチ。12時過ぎにお店を出て駅に向かおうと名駅前の大きな横断歩道を渡ろうとしてたらテレビの中継をやってる様子。暑い中をスーツにネクタイ姿のリポーターが「現在37℃です」なんて言ってる。確かにめちゃくちゃ暑い日だったけど、37℃とは・・・。聞かなきゃ良かったって感じです。
    名古屋からあおなみ線に乗って荒子川公園にある映画館に着いたのはまだ13時前。何かグッズでもと思ったけど、「アンダルシア」のものはパンフレット以外何も置いてない。パンフレットだけ購入して、じゃあポイントを交換してカフェオレでも飲もうかと思ったら1階の待合室はこの日は閉鎖。この日は1階の奥にも入れないようになってました。それなら、と2階に上がると今度はカフェが営業してない。しかもソファはもう空いてるところが無い。仕方がないので開場の時間までしばらくボーっとしてました。でも普段よりは早くシアターに入れてもらえたので、あまり長く待たずに済みましたけどね。kagariの席は真ん中の通路のすぐ後ろ。少し上手寄りだけどもほぼ真ん中。舞台挨拶を見るには少しだけ遠いけど、でも映画を観るにはいいし悪くない席ですね。
    さて、「アンダルシア」と言えばkagariのようなジャニーズ好きだとマッチさんの曲が出てきてしまうので困ってしまいます。まぁそれは置いといて、今回の「アンダルシア」は場所がパリ〜アンドラ〜バルセロナ〜アンダルシアと移動して行く。パリではエッフェル塔や凱旋門、オペラ・ガルニエ、スペインではサグラダ・ファミリアなどの世界遺産を贅沢にも単なる背景に使ってしまうのは前作の「アマルフィ」と同じだけれど、前作のように次から次へと観光地巡りをしてるような作り方ではないので、前回批判の多かった観光映画って感じが少し薄れているようです。でもそれによって前作程には魅力的な映像が無いように思いました。今回の目玉のロンダは確かに空撮で撮ったものは迫力ものでしたが、もっとじっくりロンダの美しい景色を見せてほしかったですね(「アンダルシア」なのでミハスのような美しい白い町並みとか期待してたのですが・・・)。それから前作は時期もイルミネーションが美しいクリスマスから年越しだったり(エンドロールの映像がkagariは大好きです)、サラ・ブライトマンがカゼルタの王宮で歌ってたり(今回もイル・ディーヴォじゃなくてサラ・ブライトマンが良かったです)、クライマックスも大使館のパーティー会場だったりと相当に華やかだったので、今回はやはり地味だなぁ、と思ってしまいました。ただその分物語はしっかりと構成されていて、登場人物についても奥行きが出ていたように思います。3人それぞれの駆け引きなんかも面白いし、黒田は何をやってもやっぱりかっこいいしね。今年の年明けにはドラマもやってましたが、映像や物語の流れなどを見ると、ドラマよりも断然映画の方が良かったとも思いました。さうがは西谷監督ですね。スケジュールの都合で「アマルフィ」のように6回も観に行くことはできませんが、もう1回くらいは観に行きたいと思います。
    さて、映画の終演後はお待ちかねの舞台挨拶です。公表されてた出演者は最初にも書いたように織田裕二さんと西谷弘監督のお2人だけだったんですが、サプライズゲストとして伊藤英明さんも出演。司会の方が発表された途端、すごい歓声があがってました。客席のスロープがかなりきついのでkagariの席からだと下に見下ろす感じでやっぱり少し遠かったです。織田さんはとにかく歯が白いって印象。伊藤さんは話すことすべてが面白い。舞台挨拶の映像は多分DVDに収録されるでしょうから、またkagariもそちらで楽しみたいと思います。ただ、黒田が結花に眠らされちゃうシーンで、織田裕二さんが「ただ単に結花にはめられて眠らされたと思った人は居残ってください」なんて気になることをおっしゃってたので、kagariもそのシーンを確認するべく絶対にまた観に行かないといけませんね。それから織田さんは黒田というキャラクターが本当に気に入ってらっしゃるのか、「皆さんの力で黒田と神足を次の任地(ドバイ)へ連れて行ってください」といったこともおっしゃられてました。今回の映画には「黒田耕作最後の任務」なんてコピーが付けられてたんで黒田が好きなkagariとしてはちょっとショックだったんですが、織田さんからそんな発言があったのですごく嬉しかったです。また続編が観れるといいですね。
    舞台挨拶が終了して、客席のお客様たちは映画館の駐車場出口へ殺到。あまりにもよく見える場所にあるのでkagariもちょっとは気になったんですが、kagariはそういったことはしない主義。それに何よりも暑すぎるし・・・。とりあえず早く名古屋に戻って特急に乗りたかったしね。何せkagariが使える特急は1時間に1本だから(他にも特急はあるんだけど、乗り換えが多かったり、結局は1時間に1本のと帰る時間が同じだったりするので)。名古屋に戻って特急の時間までには少し時間が余ったのでカフェでお茶して、さらに高島屋の地下でさんわの手羽先をお土産に購入してから特急(デラックスカーにしてみました)で帰宅しました。今回は日帰りということで、あまり時間がなかったのが残念です。また名古屋にはゆっくり来たいと思います。
2011年8月1日 23時30分47秒

  • お姫様ショコラ
    6月26日、ショコラの撮影会へ行ってきました。今回もまたショコラがお世話になってたペットショップのコスプレ撮影会。今回は楽しみにしてたピンクのドレスです。お昼時で少し道路が混んでいたので、予約の時間に少々遅れての到着。撮影のスタッフさんはショコラのことを良く覚えてくださってて、タキシードやら男の子用の王冠だったりもあるのに、当然のようにピンクのドレスが出て来て頭にはリボン。でもこれがめちゃくちゃ可愛いんです。この日はなぜかギャラリーも多くて、ショコラがドレスを着てセットに登場した途端、あちこちから「カワイイ!」と声があがり、携帯でショコラを撮影する人多数。ショコラは車でやって来たばかりで少し興奮気味なのとギャラリーの多さにビックリしたのかなかなか落ち着かず、後ろを向いたり逃げようとしたり。しまいには寝転んでしまったりとやる気0。前回のお利口さん振りとは大違いでした。それでもカメラマンさんはさすがにプロ。寝転んでしまった写真ですら、セットのバラの花束と一緒に写ってて完全に姫に見える。今回も素敵な写真をたくさん撮っていただきました。kagariはまたキーホルダーを注文。kagariの車のキーに付けてる前回のCAショコラのキーホルダーを父も気に入ったみたいで譲ってほしいなんて言ってたので、父にも今回お姫様ショコラのキーホルダーをプレゼントすることにしました(CAショコラのはkagariも気に入ってるから譲れませんからね)。
    次回は8月でアロハシャツの撮影なんだそう。新作グッズにうちわも加わったそうなので、次回はアロハショコラで特製うちわを作ってみたいと思います。次回も楽しみです。
2011年8月1日 0時16分35秒

  • プリンセス・トヨトミ
    6月18日、プリンセス・トヨトミを観に行ってきました。こちらは大阪での撮影で、しかもこの映画の最大の目玉になってる5000人という大量のエキストラ(主に50代以上の男性)を使うとのことで、kagariの職場のポータルサイトにもエキストラ募集の告知が載っていたので、公開を楽しみにしてたんです。そのシーンは去年のちょうどお盆休みの夕方から明け方にかけて撮影されたもので、kagariは旅行中でしたが、職場の中には参加した人もいたようです。映画の設定では男性ばかりなんですが、女性も実は目立たないところに混じってたりするんだそうですよ。
    さて、映画は主演の堤真一さんのたくさんのプロモーション活動や大量のエキストラさんのお陰もあってか、大きなシアターは老若男女を問わず満席状態。物語の最初は会計検査院が大阪にやって来てって話と中学生の男の子と女の子(こちらも公募されてました)の話でイマイチ何なのかよくわからない感じだったんだけど、後半からの展開がかなり支離滅裂だけれどもめちゃくちゃ面白いし、すごくいい。このむちゃくちゃな話が結局はすべて父と子の物語ってことでまとまるんだけど、堤さんや中井貴一さんのお芝居がとても良くて、最後は感動してしまいました。佐橋俊彦さんの音楽もかっこいいですしね。それに 大坂夏の陣の話としては淀や秀頼の最後や遺体を確認した人がいなくて、逃げ延びたんじゃないかって話もあるくらいだから、話の発端となる国松が生きてたって話があっても何ら不思議はない。大阪国にしたって、あっても不思議じゃないような独特の感覚が大阪にはある。この変なリアリティは舞台が大阪だったから成立したんでしょうね。なかなか良い映画でした。
2011年8月1日 0時08分07秒

  • 琵琶湖
    6月4・5日で琵琶湖へ行ってきました。久し振りの旅行。今回は家族旅行です。朝10時にショコラをいつもお世話になってるペットホテルに預けてからの出発。途中、どこに立ち寄ろうかと悩んだ挙げ句、竜王にあるアウトレットに行ってみることにしました。こちらは去年出来たばかりで、去年の夏は周辺道路も含めて大混雑してたそう。今ならもうそこまで混雑はしていないだろうと思っていたのですが・・・。竜王ICを出たところからガードマンが頻繁に立っており、ICを出た車のほとんどが同じ道に向かって行く。広大な駐車場があるけれど、kagariたちが案内されたのはなんとP6。まだお昼前なのに。あまりの人気でびっくり。なので暑い中、かなり長い道のりを歩いてアウトレットへ向かいました。施設は噂には聞いていましたが本当に広い。しかもこれだけ広いのに人が多く感じられる。やはりそれだけの人が入っているんですねぇ。ついでにワンちゃんたちもたくさん来てました。ショコラも連れて来たいですが、ウチのホテルはペット不可だから仕方がないですね。まずはお昼を食べようと2階にあるフードコートへ行ってみたんですが、こちらは満席。しかも人が多過ぎて席を確保するのはかなり難しそう。なのでフードコートは諦めて、待てば確実に食べられる他のお店に行くことにしました。向かったのは回転寿司の「もりもり寿し」。こちらは少し待てばお店に入れました。ただよくある100円寿司ではなくて、普通のお寿司屋さん(よりはリーズナブルですが)のお寿司が回ってるようなお店なので、ものによっては少々お値段のはるお皿も。でも金沢で人気のお寿司屋さんってだけに、kagariには普段馴染みのない北陸のネタはどれも珍しい。とりあえずkagariは握りの盛り合わせになったものを選んでみました。これでも蛍イカの沖漬けがあったりがすえびがあったりして関西から来てるkagariには十分珍しいネタばかり。姉が食べてた加賀丼はネタがたくさん乗ってて見た目にも豪勢。値段も意外にリーズナブルなのでオススメです。kagariも機会があれば食べてみたいと思ってます。その後どうしても食べたかった白えびの軍艦を姉と分けて食べました。こちらはとろけるような食感で美味。金沢に行ったつもりでいいものが食べられました。
    食後、少しアウトレットを覗いてからまた車に乗ってホテルへ。米原のホテルは今年3月にステーキコーナーがオープンしたので、今回はこちらを予約。メインディッシュはもちろん近江牛です。この日のオードブルにはマンゴーが使われていたのですが、これがクセもなく、めちゃくちゃ甘くて美味しい。聞くところによると宮崎産のマンゴーでなかなか手に入らない貴重なものなんだそう。デザートの前にそのマンゴーを勧められたんだけど、1個がなんと1万円!ビックリです!ただこちらはハーフでも大丈夫とのことで、コース料理を食べてお腹もいっぱいだったのでハーフで切り分けてもらうことに。それでも結構な量があったので堪能しました。
    翌朝の朝食は和食のレストラン。ちょうどホタルが見れる時期ということや大河ドラマの影響でお客さまが多かったようで、チェックインした時にはバイキングの席がもう満席になっていたんです。でもたまたま今回は朝食を和食にしてみようか、なんて話をしていたのでちょうど良かったです。和食のレストランも行ってみるとかなりのお客さま。メニューも冬にkagariが利用した時のと違って、最初に何種類かのサラダなんかが取り分けられるように大皿で出て来た。それからいつものようにごま豆腐だとか、鰹のたたきなどがたくさん盛り付けられたお膳が登場。ただ鍋物が無かったので、最初のサラダはその代わりのようですね。食後はラウンジで美味しいコーヒーをいただいてゆっくりして、出発はやはりお昼前。
    彦根へ向かおうとホテルを出て湖岸道路を走っていると、しばらくして道路の琵琶湖側にクラブハリエの文字が。今までこの道をあまり車で通ることがなかったので気が付かなかったみたい。せっかくなので寄ってみることにしました。こちらはベーカリーとカフェのみのお店で、有名なバウムクーヘンは残念ながら置いていないんだそう。でもベーカリーで買って帰ったパンやフルーツの乗ったデニッシュはどれも美味しかったです。それにカフェは2階にあるので眺めはかなり良さそう。他のクラブハリエと同様、素敵なお店なのでドライブの休憩なんかにはちょうど良いと思います。さて、kagariたちは再び彦根に向かって車を走らせ、彦根のクラブハリエへ。こちらでお目当てのバウムクーヘンを購入してから京橋の駐車場へ車を入れ直し、夢京橋キャッスルロードへ。以前にもお邪魔した近江牛の名店、千成亭の「伽羅」でランチ。牛鍋定食をいただきました。やはりこちらの近江牛は程良い脂のお肉で、上品で美味しい。ただ例の食中毒事件のおかげで生のお肉は自粛中とのことで、刺身がすべてローストビーフになってしまったのが生肉好きのkagariには少し残念でした。お食事をいただいて、駐車場に戻ろうとキャッスルロードを歩いてたら、とある和菓子屋さんの前で行列に遭遇。何かと思ったらつきたてのお餅を振る舞ってるんだそう。せっかくなのでkagariも並んでいただいちゃいました。甘味を抑えたきな粉をまぶしたお餅はあっさりしているし、さすがにつきたてだからすごく柔らかくて、お腹がいっぱいのkagariでも軽くいただけちゃいました。
    この後は大津のサービスエリアで休憩して、ショコラを途中で引き取ってから帰宅。今回は予想以上にかなりグルメを満喫した旅で、大満足でした。しばらく旅にも出ていなかったので、久し振りで楽しかったですしね。また早くどこか旅に行きたいです。
2011年7月31日 23時22分21秒

  • パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
    5月20日、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を観に行ってきました。仕事は入力作業が締切を迎えて一段落はしていたものの、前の週にも休みをいただいていたのでこの日は休みを取るつもりはなかったのですが、係長が6月からまた忙しくなるから、と休みをくださったので、せっかくだからと観に行くことにしたんです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」はこの日が初日。たまってたポイントで観ようと思って、いつものような予約は入れずに行ったのですが、平日ということで真ん中付近の割と良い席で観ることができました。
    このシリーズは前作で終った感があったのですが、テンポの良さや個性的なキャラクターたち、それにあの音楽。やっぱり面白かったです。ただ海賊の話なのに、今回はなぜか海の上よりも陸地にいる方が多い様子。ジャック・スパロウも今回は船が無いので使われる身だし。kagari的にはジャックはやっぱりブラック・パールの船長であってほしかったですね。まぁ、まだこのシリーズは続きそうなので、次回を楽しみにしようと思います。
    それにしてもどうして皆さんエンドロールが始まったら我先に席を立つんでしょうね? 「オレ通なんだぜ」って知ったかぶり? それともただ単に時間がもったいないとかエンドロールまで観るに値しないとかでしょうか。前日の新聞広告などには小さいけれど、エンドロールの後にも映像があることがちゃんと書かれてあったのですが・・・。なんだかもったいないですよねぇ。
2011年7月18日 20時13分17秒

  • ネスカフェ ドルチェ・グスト
    5月19日、かねてより欲しかったネスカフェのドルチェ・グストが届きました。ネスカフェの家庭用エスプレッソ・マシンと言えばスーパーなんかで売ってるバリスタが有名かと思いますが、バリスタはインスタント・コーヒーをセットするのに対してドルチェ・グストは1杯ずつカプセルをセットして抽出するタイプ。どちらかと言えばどこかの営業所やショールームとかラウンジにありそうなもの。バリスタはカフェラテとか作ろうと思ったら別に牛乳をセットしないといけないけれど、こちらはカフェ・マキアートやカプチーノのカプセルを買えばミルクのカプセルもセットになってるから牛乳いらず。普段牛乳を使わないkagariにとっては買い置きしとく必要が無いのでとってもありがたいです。それにココアなんかもこれで出来ちゃうし。形はペンギンさんみたいでかわいらしいし、kagariの購入した赤い色はスタイリッシュでオシャレ。電源入れてすぐにマシンが温まるので、飲みたい時にすぐ作れるのがいいです。1杯分ずつがカプセルに入っているから香りがとても良いし、高圧抽出だから泡が立ってて見た目にもかなり本格的なコーヒーが出来上がります。もちろん味も最高。片付けるのも簡単だしね。これでお家カフェを楽しみたいと思います。
2011年7月18日 19時02分39秒

  • ブラック・スワン
    5月14日、「ブラック・スワン」を観に行ってきました。主演がkagariの好きなナタリー・ポートマンだし、それにバレエが題材になってるしで、SP観に行った時に予告を観てからずっと気になってたんです。ナタリー・ポートマンがアカデミー賞を取っての話題作だったので、シアターは満席。kagariも予約するのが遅かったので、かなり端の席になってしまいました。
    この映画はナタリー演じる内気で清純なバレリーナが「白鳥の湖」の新演出で主役の白鳥に抜擢されるも、2幕では苦手な妖艶で邪悪な黒鳥も演じなければならず、そのプレッシャーやライバルの出現、それに芸術監督のセクハラや過干渉な母親の存在などで徐々に精神のバランスを崩していく過程を描くサイコ・スリラー。内気だけれど実力はあって、主役を演じたいけれどもプレッシャーには弱いというのはkagariにもかなり共感できるものがあり(kagariには実力はありませんが)、精神を病んでいく主人公がかなり痛々しく感じられました。また、現実と幻覚が入り乱れ、その境目が無くなっていく様はめちゃくちゃ怖い。この映画でバレリーナを演じるためにナタリーは10ヶ月もの訓練を受けたそうで、他の映画やドラマのなんちゃって的バレリーナとは違ってかなり本格的。踊りはもちろん身体つきや立ち居振る舞いまでどこからどう見てもバレリーナにしか見えず、とてもしなやかで美しい。それに後半の鬼気迫る様子やR15指定にもなるようなどぎつい描写もこなす体当たりの演技も素晴らしい。アカデミー賞受賞もわかりますね。チャイコフスキーの音楽もドラマチックで、芸術性の高い映画でした。ただR15で内容が内容なだけになかなか人には勧めづらいのが難点。それからkagariが観に行った時は上映後にカップル何組か(1組は彼氏が外国人でした)がチュッチュ、チュッチュやってたのが無ければなお良かったんですが・・・。
2011年7月18日 18時55分12秒

  • 渡部陽一氏の講演会
    5月7日、戦場カメラマンの渡部陽一氏の講演会へ行ってきました。kagariがいつもオケの練習で使わせていただいている公民館のホールでの開催で、チケット発売日の翌日がちょうど練習日だったので公民館でチケットを購入しました。さすがに主催元での販売だったので、かなり良い席を販売していたのですが(後方の席はプレイガイド扱いになってました)、真ん中の通路より前の中央のブロックは既に完売。さすがは渡部陽一さん、凄い人気です。kagariは真ん中の通路のすぐ後ろという、ちょっと舞台からは遠くなってしまうけれど、でも前に席がないから前の席の人の頭が気にならない見やすい場所を確保しました。
    講演会はほぼ満席の大盛況。渡部さんは普通の講演会の講師の人たちと違ってずっと1ヶ所に留まって話をするといったことがなく、常に右へ左へと動き、さらには中腰になってなるだけ客席に近付こうとされる。そして誰にでもわかるような易しい言葉や大きな身振り手振りを使い、テレビで見るようにゆっくり話しをされる。それだけでも渡部さんが本当に優しい人で、またご自身の話をたくさんの人にちゃんと伝えたいんだということが良くわかります。講演は渡部さんがなぜ戦場カメラマンになったのか、そしてなぜ戦争が起こるのか、そして最後に渡部さんへの質問という3つのテーマ、それから4月にアフガニスタンへ行かれていたそうで、そのお話や東北地方太平洋沖地震で現地へ行かれた話もされていました。渡部さんが戦場カメラマンになられたのは大学で先生からピグミー族の話を聞き、そのピグミー族を見てみたいとアフリカのコンゴへ単身渡り、ジャングルの中を1週間ほどさまよったけれどピグミー族には遇うことが出来ず、たまたま通りかかった行商のトラックに乗り込んでとある村にさしかかったところ、その村は少年兵による略奪の真っ最中だったそうで、渡部さんの乗ったトラックも少年兵に取り囲まれ、銃を向けられたものの持っていたものをすべて差し出すことで助かり、なんとか無事に日本へ戻って来られたんだそう。当時のコンゴはルワンダ紛争の真っ直中だったのだそうです。折しも日本はバブルの時代、そんな話をみんなに話しても信じてもらえず、事実を伝えるためにカメラマンになって戦場を渡り歩き、写真をあらゆるメディアに売り込んだものの10年間まったく売れず、相手にもされなかったそうです。ある日たまたま週刊誌の紙面が空いたからすぐに写真を持って来れるかと、以前に渡した名刺を見て渡部さんに連絡が入り、初めて写真を使ってもらうことが出来たんだそう。これが渡部さんの始まりなんだそうです。もの凄い行動力と信念の強さに感服してしまいますね。戦争の犠牲になるのは必ず子供たちだとおっしゃり、学校などに出向いてたくさんの子供たちの写真を撮影されたものなどを見せてくださり、そして彼らの日常についての話もしてくださいました。話のテーマの変わり目で用意してあった水を飲まれたのですが、それも戦場では子供たちが学校を終えると遠くまで水を汲みに行く話をされ、日本では蛇口をひねると安全で安心な水が飲めるから日本の水道は好きだとおっしゃっておられ、日本での当たり前の日常は本当に幸せなんだなと思いました。
    世界中から戦争が無くなるのが一番良いのですが、渡部さんの講演活動で戦場の子供たちのために何かをしてあげたいと思う方が増えればいいですね。kagariも何か出来ることを考えてみたいと思います。ただ日本ではユニセフなどへの寄付金については所得税では控除を受けられますが、それ以外の住民税では控除の対象にならない自治体も多いみたいです(日本赤十字社は可など寄付先にもよりますが)。日本も第二次大戦後はユニセフなどの支援を受けていたそうです。そのお返しというわけではないですが、日本も豊かになった今、自治体ももっともっと寄付がしやすい社会にしていってほしいですね。
2011年7月10日 0時00分38秒

  • 阪急電車ー片道15分の奇跡ー
    5月4日、「阪急電車」を観に行ってきました。阪急今津線を舞台にしたこの映画、kagariは阪急今津線って宝塚を観に行く時くらいしか使わないんだけど、それでもまったく縁の無い訳でもないから、結構気になってたんです。それにkagariが登録してるモデル事務所がエキストラの担当で入ってるし、前の職場で一緒だった同期(エキストラばかりに傾倒し過ぎて仕事がこなせず、他の事業所から異動して来てわずか1年なのに先月本社から異動させられてしまったらしい。でも本人はそんなこと気にならないようで、今もたくさんのエキストラをされてるようです)も一般のボランティア・エキストラで参加してるらしいしね。
    物語は阪急今津線に乗る、立場も年齢も様々な人たちの群像劇。結婚前に職場の後輩に婚約者を寝取られた女性や彼氏からのDVにあっている女子大生、価値観の合わない人たちとの付き合いに悩んでいる主婦などなど。それぞれが始めは悩みを抱えているけれど、ただたまたま電車に乗り合わせた人との出会いをきっかけに、最後にはそれも解決してまた新しい人生に踏み出して行く。とても暖かい物語でした。電車に乗っている一人一人にもそれぞれの人生や物語があるのだと再認識させられました。中谷美紀さんの「討ち入り」のウェディングドレス姿は美しいし、芦田愛菜ちゃんを始めとした出演者の皆さんもそれぞれいい感じ。舞台となってる今津線沿線や神戸はロケーションの良いスポットも多いですしね。中谷美紀さんが映画の冒頭で修羅場を繰り広げてたカフェ「フロインドリーブ」は教会を改装した雰囲気のあるカフェで、kagariも以前から行ってみたいと思ってたところ(まだ行ったことはないですが)。本当に神戸は有名なパティスリーやサロンもたくさんあって、羨ましいですね。それにやはり阪急電車。阪急は神戸のお洒落で、しかも高級住宅地を走ってるからとてもイメージがいい。車体もエンジ色でどことなくレトロで落ち着いた感じがkagariも大好き。物語も映像もとても素敵な映画で、観に行って良かったと思います。
2011年7月9日 0時55分30秒

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