日常的戯言


日々の戯言・・・・それが日記。。



6/9(日)深紅の想い出


2013年6月9日 GARNETCROW解散


2013年6月9日、大好きなGARNETCROWが大阪でのラストライブを終えて、13年間の活動にピリオドを打ちました。


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思い起こせば、GARNETCROWとの出会いは約12年前。
皆川亮二さん原作のアニメ「ARMS」のエンディングテーマ、「call my name」で聴いたのが初めてでした。

最初からハマった訳ではなく、ふと気になっている内にアルバムを買って、好きになって・・・という感じ。
そう。ガネの曲はどれも「最初から大好き!」という事は無くて、ふと気付けば何度も聴いて好きになっているという曲ばかりでした。


それからアルバムを買い始め、新らしくリリースされるシングルも買い始め・・・
ある時から、ファンクラブにも入るわ、ライブにも行くわで、完全にドップリとハマっていったのです。

これ程までに1つのアーティストを追ったのは人生初。
FCに入会したのも初めてですし・・・日本人アーティストのライブに行ったのは、未だにGARNETCROWだけなのです。


GARNETCROWの魅力は、それこそ語り始めたら枚挙に暇がないのですが・・・
強いて一つを挙げるとしたら「現実的な視点での一歩」だと感じています。

持論として、「現実」というものはとても無愛想で遠慮の無いもの、人の想いを考慮に入れないものだと捉えています。
多くの表現媒体がそれらに飾り付けをして世に送り出している中、GARNETCROWは躊躇う事なくそれらをそのまま表現していました。
(それが為に、一部では「お葬式バンド」などと心無い表現を受ける一因となっていた訳ですが・・・。)

もちろん、無愛想な現実をそのまま表現しているだけでは、自分もここまでハマらなかったでしょう。
私が感じるGARNETCROWの魅力の1つは、「無愛想で遠慮の無い現実がある。けれど、そこから目をそらさずに、今在る時間を大切にしようよ。それを前提に今どうするかを決めようよ。」というメッセージでした。

現実を飾り立てる事自体が悪いと言ってる訳ではありませんし、それは表現媒体の大事な部分だと思っているのですが、その一方で、現実の無愛想な部分も無視してはいけないとも常々思っていました。

そんな自分の思考に綺麗に入ってきたのがGARNETCROW。
新鮮で、じわりじわりと心に入り込む世界でした。


改めて言いますが、GARNETCROWの魅力を語ると幾ら時間があっても足りません。
そんな大好きなGARNETCROWが、「やり切った」と言って解散という選択肢を選んだ。
常々「いつか絶対別れが来る。それを前提に今を大切にしようよ。」と歌ってきたGARNETCROWが選んだ、解散という選択肢。

ファンとしては、絶対にNoなんて言えませんね。
ただ、ちょっとだけ悲しくなって・・・ちょっとだけ気持ちの整理に時間が必要なだけです。


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ラストライブ、自分は東京のみ参戦しました。
解散ライブにしては、あまりにも、あまりにも明るく、前を向いたライブ。
アンコール1回目のラストに「Fall in Life 〜Hallelujah〜」を選択し、「笑ってまた会える」と歌った由利さん。
明るい雰囲気でカーテンコールを終え、あっさりと終わったラストライブ。
ライブ終了直後は色々と邪推する部分がありましたが・・・でもそれが、多分率直にメンバーの選んだメッセージですね。


多分ですが、今後の人生でGARNETCROWを超えた「好き」を感じるアーティストは現れないと思います。
だからこそ、逢えて良かった。好きになって良かったと改めて想えます。


また、最後になってしまいましたが、ツイッターを中心としてGARNETCROWをきっかけに知り合った皆様、出会えるチャンスは少なくなってしまいますが、これからも宜しくお願いします。

GARNETCROWを中心とした素敵な出逢いに感謝しつつ・・・13年間お疲れ様でした。
今までアリガトウ。そして、これからも宜しくお願いします。




4/21(日)そして気仙沼 <導入編>


そんなこんなで4月から気仙沼に出張しています。

気仙沼沿岸

予定では一年。
でも・・こういうのは、どうなるか分かったもんじゃありませんな。


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何から話そう。
何を話そう。

もちろん話せる範囲は限られるし、真実全てでは無いという前提で読んで欲しいのだけれども。



出張の辞令が出たのは2月末の話し。
折しも、環境計量士試験の追い込み真っ最中の事。

4月から気仙沼の現場に行って欲しいと・・いや、辞令なので「行きなさい」と上司から言われました。
予定では一年間。

長期出張の話しは社会全体で見れば良くある話しだし、東京神奈川に勤めたいからこの会社を選んだと言っても、それは10年以上前の話し。
会社の状況も時代の状況も変わる中、会社として生き残るために下された判断。
そしてこの比較的重要な現場に、自分の力量が認められ、選ばれた事は、非常に喜ばしい事だと第一印象に思ったものです。

いや・・・違いますね。

辞令を受けた第一印象は、色々な考えや感情が複雑に絡んでいたような気がします。


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働いている方々は、「働く意味」、「その会社に勤める意味」について、しっかりと定まっているでしょうか。
定まっているという人も居れば、そうでない人も居るでしょう。

また、これはずっと変わらないものでもありません。
会社や業界の状況、時代の潮流、自分の人生を取り巻く状況、新たな出会いや発見・・等々、就職時から全く変わらない人は殆ど居ないと言っても過言ではないでしょう。


自分の場合、少なくとも2回大きな変化がありました。
そして、その2回目はここ1,2年の出来事でもあります。

少々短絡的に言ってしまうと、人生の中で仕事に対する割合が下がり、自分が本当にやりたい事への割合が上がったという感じですが・・・
そもそも、今までの人生の中で仕事に対する割合が高かったので、「それを真剣に見直そう」という意味も多分に含まれていました。

ただ、割合の減らし方は難しかったかもしれません。
30も半ばとなった年齢は、確かな技術や知識、キャリアや人脈を基に、しかし新たな事にチャレンジしていかなければいけない年齢でもあります。

ここで頑張っておかないと・・・多分、40代以降がツラい。

今回の件は、自分の人生について「仕事」がどういう位置付けにあるのか、どういう位置付けにしたいのかを強く問われる一件となりました。
自分は一生に近い形で働いていたいと思っているのですが、どういった形で働きたいのか?働くためには今どうしたら良いのか?それを改めて問われたのです。


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辞令が出てからは、当然環境計量士の試験どころではなく、色々と考え尽くしました。
皆が自分の尺度だけで話しをするのも分かった上で、色々な人の話しも聞きました。

それらを踏まえ、しかし迅速に決断しなくてはいけなかったので・・・一度、経営陣に直談判をしに行きました。
断る方向で。

もちろん、辞令を断るという事がサラリーマンにとってどういう事か、それを理解した上で話しをしに行きました。
降格、減給・・そして、その先にある退職という部分も視野に入れて話しに行きました。

3時間という長い時間を掛けて話し、一旦は結論を保留して帰宅。
その当時、断るという決断は変わっていませんでしたが、非常に大きな人生の転機だと感じたので、可能な限りギリギリまで考え抜きたいと思ったのです。
(尤も、そのギリギリのラインが難しい所でしたが。)

翌日、断るという方向で決断し、午前中に直属の上司に告げ、午後には辞令を出した上司に伝えようと思っていたのですが・・・
最後の最後、決断の1,2時間前に心変わりしました。

その心変わりの原因は何か・・・理屈では説明出来ません。
勝負事をやる自分は、日常でも、「決断する直前までは理屈で考え抜き、決断する瞬間は直感で決断する」というのがモットーなのですが、今回は正にその通りのケースとなりました。


後々、漏れ聞こえる裏話を聞くと、直属の上司に「断る」と話した時点で、経営陣にも話しは回っていたそうです。
(自分が断るとなれば、時間が無い中で新たな人選が必要になるので、当然の話しではありますが・・)

それが、ほんの数時間の間に「行く」となったもんですから、これまた上司もバタバタしてしまったでしょうね・・。

もちろん、決断した後はそれぞれの上司や社長に詫びを入れて頭下げてきました。
理由や結果はどうあれ、自分の我儘で会社や上司に余計な時間や心配を掛けてしまったので、この経営判断や方向性が云々というのとは違う次元で、私がやった事は被雇用者として全面的に悪いでしょう。


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そんな決断までの一連。
会社内の繋がりでも、個人的な繋がりでも、今回の件を通して「本来の関係性」が透かし見えてきた事は、予想外の良い人生勉強になりました。

一年以上の長期出張。
世間的にはそこそこある事とは言え、予期せぬ人生の中では非常に大きい一件です。

この事を周囲の人へ伝えた時、どういう反応をしたか。
そこから、普段自分に対してどう接してくれているか、どう想ってくれているかが、残酷なまでに透かし見えました。

もちろん、だからと言ってガラッと接し方を変えるつもりもなく、自分の性格もあって「あーそうなんだー」くらいにしか思ってないのですが(苦笑)

こう書くとネガティブな印象に見えてしまうかもしれませんが、逆に嬉しい事が多かった事だけは補足として残しておきます。
普段殆ど連絡を寄越さない人が、「東北行くの!?」みたいに連絡してくれてビックリしたなんて事も(笑)


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「行く」と決断し、上司に伝えた直後は、正直に言って後悔しました。
でも、「行かない」と伝えても恐らく後悔したでしょう。


と、言う事で・・・
さ、ここからは切り替えの早い自分の本領発揮!

この決断が良かったかどうかは、決断した瞬間に決まる訳ではなく、これからの自分に掛かっている筈です。
モヤモヤとした気持ちを抱えても一年、気持ち切り替えて全てをプラスにするつもりで過ごしても一年です。
ならばポジティブに、今のこの状況で楽しめる事や学べる事、得られる事を精一杯やっていくだけ、ですからね!


気仙沼駅とピカチュウ

すでに3週間をこちらで過ごしていますが・・・
改めて、これから一年間、楽しく有意義に頑張っていきますよッ!



1/12(土)一歩


「やりたいかどうかではなく、なさねばならないことがあるならば、
それをやるために必要なものを・・・」
何て言うのだろうか。
勇気だろうか。でもそうだとしたら、臆病な自分がここにいるのは何故だろうか。


 ・・・・・

僕は臆病者だ。だけど、
「勇気を貰えて、それを捨てない人間だと、
・・・そう信じてもいいよな?」


by.フェリペ・セグンド 「境界線上のホライゾン」 川上稔


時が経つほどに、やるべき事は増えていく。恐ろしい物が増えていく。

だけど同時に、時が経つほどに為し遂げる実力が付いてくる。
恐ろしい物に相対する胆力と、踏み出す勇気が付いてくる。

見た目は怯えた姿でいい。
しかし、確かな一歩が踏み出せる勇気を胸に。


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少々時間が経ちましたが、2012年が幕を下ろし、2013年が始まりました。
昨年はどんな年でしたか?
今年はどんな時を刻みたいですか・・?

毎年恒例ではありますが、昨年の振り返りと、今年の目標を。


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昨年の日常的戯言を見返してみると・・・

「2012年の目標」
・金沢来訪
・SMASHアフターパーティー参加
・資格(計量士,技術士補)
・健康保険加入
・家の充実(書斎化等)

こんな感じでして。

「金沢来訪」
これは10月に実現。
昨年結婚した大学時代の友人を訪ねて、3白4日(内2泊はバス移動)で行ってきました。
友人も気を遣ってくれて、丸一日掛けて能登半島の先の方まで案内してくれて・・・
いや、ホントに楽しい旅になりました。

恐らく、今後も含めてベスト3に入るような旅になったのではないかと。
大学時代の友人は地方に散ってしまっているのですが、数年に1度でも会うと楽しいもんですな。
未だに会える関係ってのは嬉しいものです。

「SMASHアフターパーティー参加」
3月で一旦幕を閉じたSMASHですが・・・滑り込みで2月にアフターパーティーに参加出来ました。
ツイッターで知り合った方が遠方はるばる観に来るという事だったので、それを契機に参加。

WNCに変わってから、一旦終わったものの再び続いているアフターパーティー。
どうしても一人で参加するのは気が引けるのですが・・・また機会があれば参加してみたいと思います。

やはり選手と一緒のテーブルで酒飲めるってのは凄いですね。
他のジャンルじゃあり得ない距離感ですw

「資格(計量士,技術士補)」
これは駄目でしたね〜..
2012年3月の計量士試験は、勉強も不足していたのですが、試験当日に人生初のインフルでダウンしてました。

尤も、初めての千葉会場。
試験に参加するには始発近くで出なくてはいけないため・・・正直、乗り気ではありませんでしたw

今年、2013年3月はしっかりと受ける予定です。
勉強も・・・いや、これからスパートを掛ける感じでw

技術士補も、申し込もうと思った時には申込期間を過ぎてまして・・・
いや、ダメダメですな。
今年はしっかり受けようと思います。部門をどうするかが悩みどころですが。。

「健康保険加入」
これは見送り。
経済状況の復活に予想以上に手間取り、年の後半でようやく軌道に乗ったので2013年に持ち越しました。
身体の頑健さに感謝しつつも、今年こそは是非。

「家の充実(書斎化等)」
これは一部達成。
家の一室に作業机を作って、書斎化には成功したのですが・・・
無線LANの構築がうまくいっておらず、また上手く時間を確保出来ておらず、全く使っていないという勿体無い状況。

今年、ここら辺の追加整備と・・・重要なのは時間の創り方。
時間の使い方については全ての課題に共通する所ですが、自分の目標や夢に対して、もっとしっかりと時間を振り分けないといけません。
それに対して最も高いハードルとなるのが・・・長時間労働、ですね。

これは、部署自体を根本から変えなければ達成出来ない部分であるし、それを先導してやる立場に居るのが自分、という訳です。
後輩や部下だけではなく、上司も動かさないと出来ないハードル。
難しいですが、やらなければならず、また、やろうとする価値がある事ですな。


昨年の振り返りとして忘れられないのが、ようやく習慣付いた映画鑑賞・・・ってのもありますが、それはまたの機会に。。


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そんなこんなで過ごした2012年が過ぎ、始まる2013年。
今年の目標は・・・

「仕事関連」
・資格試験合格(環境計量士,技術士補)
・長時間労働の改善(常時22時前の帰宅を目標)
・習慣的な勉強時間の確保

「趣味関連」
・HPの定期更新(トップページ以外を月一以上の頻度で更新)
・映画鑑賞(12本以上)
・読書(12冊程度)
・野球観戦(2試合以上)
・GARNETCROWライブ参加
・ビリヤード練習(1,2週に1回:継続)
・プロレス観戦(4興行以上)
・国内旅行(福岡?)

「その他」
・健康保険加入
・家の充実(遊びの感覚を導入)
・食生活の改善(脱昼食カップラーメン・・?w)

まぁ、サラッと思い付くのはこんな所ですかね。
まだまだやりたい事は多く、細かく言ってたらキリがないし、ここに書けない部分の目標もあるのですが・・・
やりたい事が多いからこそ、時間の使い方や・・「健康」が大事になってきますね。


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そんな感じで、今年が終わる頃に「いや〜今年は色々やったなぁ〜!」なんて言える年にしたいと心に願いつつ。

皆様も、今年一年息災に、楽しく、幸せな一年を過ごせますように!
そしてまた「道化師の想い」を宜しくお願いしますm(_ _)m





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