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知多半島へGO!

土曜日。晴れ後曇り(天気予報)。
前々から行きたいと思っていた知多半島行きを断行した。
今では名古屋の南部を湾岸高速道路が開通していて、関西方面からでも知多半島はなんとか日帰りツーリング圏内になっている。

出発時の気温は一ケタ台前半で、4月に入ろうというのに無駄に寒い。
春用の手袋をつけてきたことに軽く後悔しつつ、知多半島で待ち構えているであろう春のような暖かさに期待が膨らむ。
もっとも、そろそろ春のように暖かくなってくれないと困るのであるが・・・

さて、名阪から四日市東JCTより湾岸高速道路に入る。
埋立地の名古屋港群をつなぐ「名港トリトン」が有名。



湾岸から知多半島道路に行くのであるが、それが一筋縄にはいかない。

一旦大府で降りて、知多半島道路の大府西でもう一度乗らなければならないのである。
湾岸から知多半島道路をもっとすんなりとは行かんのかね〜(+_+)
しかし当初は名古屋南JCT→大高IC付近→知多半島道路でいけると思っていた。

が、なにぶん名古屋初心者の為、大府も名古屋南JCTも素通りしてしまい、結局次の「豊明IC」でとりあえず下車し、地図で確認する。
豊明IC付近は国道1号と国道23号が通っていて、23号の方は名古屋市街方面へは湾岸の下をたどっていることが判明。
よって国道23号で高速を戻る形で行き、どこかで高速に乗ろうかと考えた。

23号を進んでいると、「知多半島道路こっち」みたいな標識が出ていたので、国道155号、別称「西知多産業道路」を左折し、南下。
この道は4車線、制限速度70キロの非常にまっすぐな道で、無料高速みたいな感じになっている。
途中何箇所か高速への入り口があったが、時間も早く、そこそこ気持ちよく走れたのでこのまま下道で行くことにした。

この道は「産業道路」というだけあって、流れはあるが、大型車を中心に交通量が多い。
ずっとこの道を走っていても面白みがないので、これに並行して走っている、工場のすぐ隣を走るこれまた非常にまっすぐな道に出た。
この道は埋め立ての人工島に繋がっている。
人工島に入って左折、「新舞子ファインブリッジ」を渡り、小休止する。



天気が良かったので、幸運にもここから海を挟んではるか先に頂に雪を抱える鈴鹿山系の山々を遠望することができた。

ここから再び国道155号に戻り、知多半島を南下する。
南下していくに従って、国道は工場のにおいのする産業道路から海のにおいのする田舎道路へと姿を変えてゆく。
途中国道沿いに「野間灯台」が現れる。



この「野間灯台」あたりから国道は海のすぐ端を走り始める。
海岸がすぐそこだったので一度寄ってみた。



ここまで来ると、知多半島で有名な「まるは食堂」はもう目と鼻の先である。
ちょうどいい時間になったので「まるは食堂 本館」にて昼食タイム。



こちらでは「からあげかれい」と「きすフライ」を頂いた。
ともに非常に新鮮で大変美味!!さすが海に囲まれているだけある。

お腹が満たされたところでまた出発である。
とりあえず知多半島の先端、「羽豆岬」に立ち寄るが、フェリー乗り場以外は特に何もなく、まもなく退散。

「羽豆岬」を出て直進、県道7号を気持ちよく北上する。
この道は知多半島道路の延長上を走っており、やがて高速の入り口に辿り着く。
まだ時間もあるので、まだ高速は使わずに県道280号を右折。
しばらく走ると右手に非常に気持ちのよさそうな、緩やかな起伏を繰り返す直線路が見えたので、行ってみる。
この道からは海方向に、そのまま進めば海に入って行けそうな感じの道が無数に生えている。



ふと目を廻らせると、畑一面に春を思わせるような草が白い花をつけているのが見える。
こう見るとまるで北海道の美瑛のよう!?



知多半島の東海岸沿いを走る国道247号を北上し、ちょっとした市街地に出てきたところでお祭り渋滞(*_*)
逃げるように横道に入り、「美浜IC」より高速に乗る。
高速道路から見える、快走できそうな2車線路に後ろ髪を引かれながら知多半島を後にした。
帰りは「大府西」→「大府」への乗り継ぎもスムーズに済み、順調に帰宅できた。

総走行距離:365km

★知多半島総評☆
・土地が結構余っている(1坪2000円とか書いた看板もあった!!)せいもあって、大方の土地は区画整理がされており、快走できる道が多い。
・海辺の国道は海岸の景色が楽しめ、内陸の農道は気持ちの良い快走路が続く。西海岸沿いはサンセットなんかは特に良いと思われる。(近場の人か泊まりでないと無理・・・)
・飯は、半島だけあって、海産物が絶品!お魚市場なんかも良いと思われる。

以上、高速の乗り継ぎの不便を差し引いてもオススメできるツーリングスポットである。
ただし半島自体がそれほど大きくないので、飛ばす派の方々にとっては少し物足りないかもしれない。
近場なら日帰りツーリングとして十分に楽しめる。

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