本田博太郎さん的あらすじ19−24
職人尽くし絵 No.19−24で取り上げた作品です。職人尽くし絵 もくじへ
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各タイトルの後に本田博太郎さんの役名を記してあります。

No.19
雲霧仁左衛門・・・州走りの熊五郎
 (1995.11〜1996.03 フジテレビ 監督:石原 興 安田政彦 秋田秀雄 脚本:宮川一郎)
*******************準備中*******************

No.20
鬼平犯科帳第1シリーズ第18話浅草・御厩河岸・・・松吉
(1989.12.13 フジテレビ 監督:大洲 齊 脚本:安部徹郎)
錠前破りの松吉は、鬼平(中村吉右衛門)に捕らえられるが、父親卯三郎(田武謙三)を責めるといわれすべてを白状し、放免され密偵となる。浅草の裏長屋で、錺り職人として女房お梶(浅利香津代)、父親とともに平穏な日々を送って三年、松吉の前に唐物の箱の錠前をはずして欲しいという男、昆布問屋松前屋番頭の彦造(石山雄大)が現れる。職人気質の松吉は、難物の錠前にやる気満々。彦造は実は盗賊の一味で、みごと一晩で箱を開けた松吉は、海老坂の与兵衛(岩井半四郎)という盗賊の頭に引き合わされる。与兵衛は、火盗改も一目置く大泥棒、松吉たちと同郷。松吉は、密偵の職務と与兵衛の板ばさみ、おまけに挙動不審をお梶に問い詰められる。与兵衛から、味噌・醤油問屋柳屋の金蔵の錠前はずしに力を貸すように頼まれ、断りきれない。父親は、与兵衛の仕事に息子が加わるのがうれしいが、女房のお梶は盗っ人なんてとんでもない。結局、盗っ人は身内から訴え出れば罪が減ぜられると、お梶は平蔵のもとへ・・・ 

No.21
地獄堂霊界通信・・・地獄堂=極楽堂のおやじ(妖怪爺)
(1996.04.13 東映 監督:那須博之 脚本:菅 良幸、那須真知子)
上院という町の近くに広がる“入らずの森”、その由来と現状が、妖怪爺の温かみのある声で低く語られる。町には、入らずの森の開発を進めようとする浜田不動産と、それを阻もうとする拝み屋の末裔拝家の対立の構図があるらしい。
さて、雰囲気はあっという間に、悪ガキ三人組(てつし:田中鈴之助、しいな:大竹隆太、リョーチン:中山貴将) vs 浜田洋二(中山玄慈舟)と仲間たちの、ビーバップ・エレメンタリ・スクール・・・那須博之監督だからネ。
なんやかやあって、ひょんなことから三人組、なかでもリョーチンは小夜子(池田奈津美)の生首に追い回される。生首から逃げるうち、てつしは霊柩車にはねられそうになった老人を目にし、間一髪で助けるが、それが地獄堂の妖怪爺。リョーチンは生首=生霊に取殺されそうになるが、妖怪爺のくれた白数珠のおかげで危うくセーフ。しかし、妖怪爺は怒る小夜子を水晶玉に示す「安心するのは早い!」
「おまえたちがどうなろうと、わしの知ったことではない!」という妖怪爺だが、結局、三人それぞれの覚悟を確かめた上、てつしには木札、しいなには経典、リョーチンには白数珠を与える。三人は、再び現れた生首に襲われるが、小夜子を妄執から解き放ち正気に戻してやる。ところが、呪札、経典、白数珠の霊力を目の当たりにした浜田は、仲間とともに地獄堂を襲い黒数珠を奪い取る。
黒数珠で森を焼こうとする浜田は、死神(池田 淳)に目をつけられる。一方、三人組と仲良しの女の子カンナ(吉野沙香 )は狗神(川本淳一)にさらわれる。カンナを助けに行こうとするてつしたちを、妖怪爺は「人として戦えよ」と忠告して送り出す。
狗神 vs 三人組 三人組+狗神 vs 死神 ・・・は割愛
無事に帰った三人に、妖怪爺は
「その死神だけど、どんなヤツだった?」
「男?・・・それは違う。それは死神じゃない。本当の死神は」と水晶玉を示す。
「ホレ!そこに来ておる」メデタシメデタシ!

No.22
女犯十手裏仕置II・・・詰の番
(1996.01.06 キングレコード 監督:酒井信行 脚本:中本博道)
芸州広島生まれの七(渡辺いっけい)は、貧しさから盗み・博打・押し込みで三度の入墨→なぜか額に犬の字ができあがる・・・点はおまけか。その後、七は江戸に出、新米同心の押しかけ手先となった。(以上、前置)
(ずうっと略)
殺人の濡れ衣をきせられて、七は牢に入れられる。
七は、二人の囚人に腕を掴まれて牢の中央、牢名主の前に引き据えられる。
牢名主、二番役に何事かささやく。
二番役:こいつぁ、犬、または、狂い犬の七といって、しゃばで岡引勤めた下郎だ。
(下座に控える詰の番に)
たらふく、ご馳走をとらせろ。
詰の番:(低く)へ〜い。
(詰の番、手桶からひしゃくを取り上げ、鼻を覆い厠ににじりよる。厠から汚物を掬い取り、においをかいで顔をしかめる。製品検査?なるべく汚物を遠ざけるようにひしゃくの柄の先のほうを持って、七の口元に近づける。七、ひしゃくを蹴り飛ばして暴れ始める。七、囚人たち乱闘。詰の番は、つまらなそうにひしゃくを放り出し、落ち着き払って手桶の水で手をすすぐ。)
外から声:芸州広島の宿、七、出ませい!
(後略)

No.23
半落ち・・・辻内裁判長
(2004.01.10 東映 監督:佐々部清 脚本:田部俊行 佐々部清)
梶聡一郎(寺尾聡)の嘱託殺人の裁判は、辻内を裁判長として三人の裁判官の合議制で行われた。検察の起訴状に対して、被告人も弁護人も同意する、どうということのない事件。しかし、このケースの主任の左陪席藤林(吉岡秀隆)は、警察と検察の共謀による自白調書でっち上げを疑う。でっち上げは事実なので、県警の志木(柴田恭兵)は、空白の二日間を埋めるべくじたばたし、メデタク、梶は歌舞伎町へ歌舞伎町らしいことをしに行ったのではないことがわかる・・・というハナシ。 辻内さん?
第一回公判前に、藤林を「予断はイケマセン」とたしなめ、
「開廷します・・・被告人、前へ」で人定質問。
終わると
「今後の訴訟進行についてご相談したいのですが?ま、特に争点らしい争点もないようですし」・・・藤林クンががたがた言うんで、また、たしなめて
公判中に「静粛に」なんていうのは、さすがに迫力ある声

No.24
仕切り屋五郎
(1995.07.21 SHSプロジェクト 監督:香月秀之 脚本:伊藤秀裕 原田和年)

(困った、博太郎さんの役名。ホームレスじゃ何人も出てくる。とりあえず、*aiさん)
乾五郎(庄司哲郎)は、元女房や前女房から慰謝料取立てや屋・瞳(原久美子)を差し向けられ、沢木組からも借金の取立てで追い回される。どうも、沢木組長(南方英二)は、ごろーちゃんを愛しているらしい・・・。それで、やってきたのはホームレスたちのところ。おイモを囲んでホームレス*aiさんたちと五郎が談笑していると、近くの道端に投げ捨てられる男。この男は、五郎の同級生の山口タダシ(坂本一生)で、秘密カジノの借金のカタに親の会社の白地手形を渡したという。五郎は、手形の奪還を、経費30万、成功報酬として請求金額の10%で請け負う。
次の日、経費30万を受け取った五郎は、沢木組に利息分を払うべく走る。それを「おい、五郎、貸した金!」と自転車で追いかけるホームレス*aiさん。取立て屋・瞳は、*aiさんたちの前にも現れる。
数日後、山口の父親の元に額面1億円の手形ファックスが。ここに、黒井(三上真一郎)と名乗る経営コンサルタントが紹介される。*aiさんは、コンビニで黒井の財布を掏り取ったり、五郎に携帯電話を貸したり。
結局、銀行から1億円の預金手形を受け取った黒井を、五郎が追い、それを沢木組の花形(佐藤蛾次郎)たちが追い、また瞳も追う。ウィリアム・テル序曲やらトリッチ・トラッチ・ポルカやらに乗って、走る走る、みんな走る。追いついた五郎に黒井は観念して、預金手形を渡すが、そこに瞳が現れる。「何でおまえがここにいるんだ」という五郎に、瞳は「理由のないドラマなのよ!」
瞳は、預金手形を沢木組に持ち込み現金化しようとするが、そこに登場するのが、警視庁捜査二課木下と名乗る男。彼は、「詐欺および小切手窃盗で逮捕する」と、瞳を引っ立て、証拠として現金と預金手形を押収するが・・・
漫画風の楽しい作品(もともと漫画サンデーの読みきり漫画だった)


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