『スピリチュアルワールド見聞記』で未収録の話を
 収めた続編です。更新停止中。



   
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    折々の日乗です。大した事は書いてません。


   
    植木不等式の履歴です。





   
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    [業務日誌]

    160228 日記など更新


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『ぼくらの哀しき超兵器』

   <版元さんによる内容紹介>
 「超能力に殺人光線,魔法の水にゲイ爆弾…….「王道」の兵器が闊歩する世界史の裏には,残念な〈超〉兵器たちが織りなす闇の歴史があった.死屍累々のアイデアを朽ち果てる前に掘り起こし,よせばいいのに白日の下にさらす怪著.」(岩波現代全書新刊案内より)


[目次]
序 ロッパとシュペーアと高周波爆弾

第一章 ドイツ帝国対魔法の水/翔べ! ハクウソン −大院君の飛行戦闘艦/象山のテクノリテラシー −破壊兵器と東洋思想/清末の超能力戦争/東條首相の「力学」/おうい毒雲よ、どこまで行くんか −自由と正義と生物兵器

第二章 007ハゲるのは奴らだ! −CIAの脱毛大作戦/月をぶっとばせ −米空軍のA119計画/馬鹿が空母でやって来る −英国の「ハバクク」計画/動物兵士総進撃/晴れのち曇り時々破滅 −気象兵器の夢/メークラブ、ちょっとウォー −「愛」の軍事利用

第三章 起てデジタルものよ −チリのサイバーシン計画/黙って座ればピタリとスパイ? −超能力と諜報力/魅惑のデス・レイ/地震は兵器だ!/マルクス、モン・アムール −旧ソ連の猿人創造計画/ゲンザイバクダン、私たちの現在 −戦争末期の幻の和製原爆

ほかにおまけコラム「湯川秀樹の光線兵器」「宇宙とソ連と超心理学」

雑誌『科学』で2011年から「私たちの超兵器」のタイトルで不定期連載してきた原稿を、加筆修正の上、1冊にまとめました。科学技術に裏打ちされた突拍子もない「超」な発想のコレクション。「異次元」で潤っていることになっているナウな日本にピッタリ?(汗)。版元編集部の方もノリノリで上記のアオリ文句を考えてくださいました♪

四六判・並製・296ページ。定価=本体2500円+税
版元は、日本の知の世界をリードして1世紀、岩波書店さん。


☆自然科学系から人文系まで、該博な知識と書評力で読み手をうならせるウェブ界の読書指針の最高峰「科学に佇む一行読書」さん(ツイッター @endBooks 新刊旧刊とりまぜて思考の糧になる本に出会いたい方は是非フォローを)が、本書の紹介ページを作って下さいました! 感謝感激です、うるうる。

☆共同通信さんが、本書の紹介記事(筆者は片岡義博さん)を配信して下さいました! どうも有り難うございます、三拝九拝ぺこりぺこぺこ。

☆HONZさんが、本書の紹介記事(筆者は東えりかさん)を掲載して下さいました! どうも有り難うございます、三拝九拝ぺこりぺこぺこ。

☆東京新聞さんが、本書の紹介記事(筆者は田中聡さん)を掲載して下さいました! どうも有り難うございます、三拝九拝ぺこりぺこぺこ。

                ***

『世紀末おとき話』電子版

 植木不等式の不要不急の名著、『世紀末おとぎ話』の電子版が iTunes ストアに続き Kindle と kobo に登場しました。

 Amazon Kindle 版
 楽天 kobo 版


   <版元さんによる内容紹介>
 鬼が島へと民族浄化に出かける「桃太郎」、マッチを擦らずにいると禁断症状が出る「マッチ売りの少女」、北の国から南の町へ亡命する「冷麺の音楽隊」、巡航ミサイルが若者に恩返し「敦賀女房」、窓際セクションでセクハラ三昧「北風と太陽」、アヒル離れした風格を持つ超エリート「すごいアヒルの子」、平気で臼をつく人たち「さるかに合戦」、みんなで不正に精を出す「大きなかぶ」、酸化することに意義がある「すっぱいぶどう」…。
 世界で一番笑える、伝説のトンデモ童話集がついに復刊!
 単行本から内容を大幅に加筆・修正し、さらに新作3本を加えての登場です。

版元は、ユニークな電子書籍を展開しているアドレナライズ(旧グリフォン書店)さん。

                ***

『イスラームと科学』

パルヴェーズ・フッドボーイ著
植木不等式訳 (勁草書房)

“イスラーム化政策が進められた1980年代パキスタン。自然科学も「イスラーム的科学」として宗教的原理に基づいた解釈が社会的に力をもった。イスラーム圏に生きると同時に理論物理学を専門とする著者はその状況に危機感を抱き、本書を執筆。人物や言葉にていねいな訳注を施し、イスラーム圏にとどまらないグローバルなテーマを考える1冊。”
(勁草書房ウェブサイトより)

・イスラームの教えと科学の営みとは両立しうるのか。
・イスラーム黄金時代を合理的知識人たちはどう生きたのか。
・西欧のパワーにイスラーム圏の思想家はどう反応したのか。
・「科学革命」はイスラーム圏で起こりえただろうか。
・科学の本道から脱線した“イスラーム的科学”の諸相とは。

などなどのテーマを、パキスタンを代表する理論物理学者(同国の理系最高峰といわれるカイデ・アザム大学教授、専門は原子核物理学)であり、政治・経済・社会問題についての舌鋒鋭い言論活動でも世界的に知られる著者(ノーム・チョムスキーとも仲良しだそうです)が縦横に語り尽くします。ワインバーグ−サラム理論で知られるノーベル物理学賞受賞者アブドゥッサラームの前言つき。

現代世界でますますプレゼンスを増すイスラーム圏、その内部に生きる「科学者のことあげ」というなかなか接することのできない著作の魅力に惹かれて訳出してみました。
イスラーム教の歴史や教義、中世哲学、自然科学などの知識がてんこもりで登場するので、頑張って訳注をばかすかつけて理系の人にも文系の人にも読みやすいように狙いました。「アッラーは天界を守るために進歩した成形炸薬弾を使う」とか「ムハンマドの奇蹟を相対性理論で説明する」といった“イスラーム的科学の脱線”の事例もいろいろ。部数が少ないので高い本になって申し訳ありません(ぺこり)

A5判ハードカバー、302ページ+前言16ページ。定価=本体3800円+税。
版元は、幅広く知の世界をカバーする勁草書房さん。

 [下記の媒体・評者の方々に取り上げていただきました]

 朝日新聞(2月26日、評者:山形浩生氏)
 科学技術振興機構Science Portal(3月15日、評者:立花浩司氏)
 北海道新聞(4月1日、評者:猪野修治氏)

 [感謝感激感涙&感謝でございます♪(再度ぺこり)]

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『スピリチュアルワールド見聞記』

“ある朝、サラリーマン植木不等式が目を覚ますと、目の前に突然天使が現れる。天使の説明によれば、なんと今、植木は目覚めたのではなく、死にかけているというのだ!!
サイエンスライターでありながらスピリチュアルにすがりたい植木と、スピリチュアル世界の住人にもかかわらず科学主義者な天使。奇妙な2人組の珍道中がはじまる。”
(紀伊國屋書店BOOKWEBより)

“スピリチュアルの真相を探る旅へようこそ!
脳研究をはじめとする科学の話、現代のスピリチュアルなものの基礎となっている19世紀の近代心霊主義とその周辺の社会の話を物語仕立てで解説する。 ”(bk1より)


・ブルマー萌えと近代心霊主義の意外な関係
・幽体離脱を引き起こすことに成功した現代脳科学
・アメリカ初の女性大統領候補はスピリチュアリストだった!
・“霊能力”で机を動かして大騒ぎになったメンデレーエフ
・超常現象の本に序文を寄せたアインシュタイン
・ナチス強制収容所で開かれた「降霊会」
・キリスト教、仏教、神道は死後霊魂をどうとらえるのか

みたいなスピリチュアル世界の語り尽くせない話題を、素敵な萌え天使さんに導かれて死にぞこないのメタボな私が尋ね歩きます。

A5判ソフトカバー、324ページ。定価=本体1800円+税。
版元は、トンデモの意外世界を探求する楽工社さん。



 

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